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Organic Life to all the people.

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草むらの中にタネを植えてみたらどうなったか?|ド素人が「自然農法」で野菜づくりに挑戦した結果わかったこと。

森本いずみ
鳥取県出身。二児の母。社会福祉学位、教育学修士取得。裏手の森では春の山菜、近隣の家からは無農薬の野菜を大量にもらう生活を送る。ライター歴は5年。

皆さんはいつも野菜を買う時、どんなものを購入されていますか?

IN YOU読者の皆さんなら無農薬など気をつかっている方もいらっしゃると思います。

中でも、自然農法と呼ばれる農法があります。

無農薬や減農薬を基本とする有機農法よりさらに進んだ農業、それが自然農法です。

除草なし、農薬なし。

自然と同じ土壌で野菜を育てることで、病害虫に強く栄養が詰まっておいしい作物に育つと言われています。

私の自宅で自然農法にチャレンジしたいと思った


私の自宅は敷地内に草むらのような場所があります。

引っ越してきて何気なく庭を散策していた私は、土があまりにもふかふかして暖かいのに驚きました。

そこは昔夫のひいおばあさんが畑を作っていた土地で、夏場には草が茂り、冬雪が積もって枯れ、

春になるころには分解されて土になるということを何十年も繰り返していて、天然のたい肥が蓄積している状態だったのです。

なんて自然の栄養豊かな土!私も親戚に農家があるので、昔から果樹園の仕事や稲刈りを手伝って育ちました。

土の良しあしは少しくらいならわかります。

そこで面白半分に、小さな鍬やスコップを買ってきて畑を作ってみることにしました。

その時ふと頭に浮かんだのが、自然農法です。

以前テレビで紹介されていた、ほとんど荒地といっていい状態の中で野菜を育てる耕作方法。

もともとめんどくさがりで、こまめに草を抜いたりすることがとても苦手なタイプ。

鉢植えなどもよく枯らしていましたから、最初は簡単なことしかできません。

もちろん、自然農法は素人が簡単にできることではないとわかっていましたが、私が始めたのはほとんど余暇の遊びだったので、

いっそのこと耕すのをやめて草むらに苗を植えてみようと思ったのです。

そこで、荒地を利用してプチ自然農法を行った体験談を今日は皆様にシェアします。

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化学的な農薬や、化学的な肥料に依存する必要なし。自然の土が持っている生命力


化学肥料が必要なのは野菜を大きく、大量に育てたいから。

農薬が必要なのは農業の効率化を図りたいから。


慣行栽培は、基本的にすべて人間の都合で自然の摂理を捻じ曲げている状態です。

これは人間で例えると、食べ過ぎて脂肪を蓄えすぎて肥満に陥っているのと同じこと。

過栄養に陥っているのですね。

スーパーで見かけるつやつやのキュウリやはち切れんばかりの茄子は、見た目のおいしさに執着した結果生まれた、不自然な、ふとっちょ野菜です。

そうまでしないと野菜が収穫できないのは、大規模耕作地では野菜を収穫した後には土地がすっかり痩せてしまっているから。

栄養がなく、土地がすかすか状態になったらどうすればいいのか?


化学肥料を使ってむりやり土地を太らせるようなことをしなくてはいけません。

それに対して、私の裏庭のように何十年も草が自然に分解されてできた土は健康食を食べ続けた栄養バランスのいい土壌です。

芽生え、育ち、枯れ、分解され、また生えるというサイクルが確立しているのです。

そのような土地は生命力にあふれ、草木を病気や害虫に負けない強さのあるものに育ててくれるのです。

草むらをかき分けて「べんり菜」を植えてみた


プチ自然農法を素人で実践してみようと思った私は、まず種を買いに行きました。

その名も「べんり菜」。

小松菜を品種改良して作られた野菜だそうです。
そのタネは安かったのですが、安い種というのはきっと収穫までが楽かもしれない、という安易な思考がその時はありました。

まずは土地を一部耕し、種を植える


草むらの中にいきなり種を放り込むのはいくら何でも適当すぎると思いました。

そこで、裏庭を1m四方ほど掘り起こし(これだけの作業に1日かかりました!)種を植えて目が出てくるのを待つことにしました。

1~2週間ほどすると、撒いた種から芽が。

苗と呼べる状態にまで育ちました。

本来ならば、大きく茂っている苗を残して小さいものや雑草を取り除く時期です。

ですが私はあえて大きく育っている苗を抜き取りました。

そして、草むらの中に合計8本、最低限場所が分かるように草を抜いて植えたのです。

草取りは、あくまで最低限。

なぜなら、周りに草があったほうが朝露が下りて自然と水やりができるから。

あとは雨に任せて水やりもなし。

どんな結果になるのかを楽しみに収穫できるまで待つことにしました。

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大部分は枯れてしまい、生き残ったのは一株


結果から言うと、私のプチ自然農法は失敗に終わった・・・と思いきや?


なぜなら、ほかの草の勢いの方が強かったから。

そして、実はこの土地はご近所の方が好意で毎年草刈りをしてくださっていて、刈り取った草に埋もれてしまったのです。

さらに言うと生来ずぼらな癖も災いして、野菜の成長具合を身に草むらに入るのもいつしか忘れてしまって、自然どころかほったらかしにしてしまったからです。

苗のことを忘れ、夏になって近所の方に草刈りをしてもらって、そこで植えた場所が完全に分からなくなり、

やっぱり素人が急に自然農法なんてできないよね、と私は野菜をあきらめて、その年の冬が過ぎました。

一発逆転・・!?なんと、春になって忘れた頃に自然農法で植えた野菜の収穫ができた


春が来て再び裏庭の草むらを散策していると、カラスノエンドウやヨモギに交じって明らかに緑が濃く、つやつやとしたものが一株。

それは、昨年の春に植えて全滅したと思っていたべんり菜だったのです。

思わず摘み取ってみると、切り口からつーっと糸を引くほど瑞々しく、お味噌汁にしたらびっくりするくらい苦みがありましたが、

決してえぐくはなく、歯ごたえは心地いいいものでした。

土の力を本当に生かすために必要な「根耕」


通常の作付けでは、植物の根がよく伸びて、さらに水はけもよくするために人の手で畑を耕します。

自然農法ではこの耕すという作業を行いません。
代わりに、植物の根を使うのです。

野菜の苗が根を伸ばす力をうまく活用することによって、自然と土が柔らかくなり、土壌がよくなります。
これを「根耕」と言います。

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根が伸びやすくするためには土の状態の確認から


根耕の効率をよくするためには、まず野菜を植える場所の土の状態を知らなくてはいけません。

まず、作付けを行う場所の土を60㎝メートルほど掘り起こし、どのような層が形成されているか、各層の硬さはどうなっているかを確かめましょう。

硬さのチェックをは実際に指で押して行います。

指が入っていかないくらい硬い土だった野菜を植えても根が入っていきません。こうした土地は自然農法には向いていません。

今回使用した土地は、自然のたい肥状態が何年も続いていたので、土質が柔らかく、べんり菜がしっかり根を張ることができたと考えられます。

自然農法成功には雑草を最大限に活用


植えた野菜の全滅をかろうじて防げたのは、雑草の扱いが偶然うまくいったからと言えます。

野菜の周りの雑草は抜かず、抜いてもそのまま地面に撒いておく。

すると土の乾燥を防ぎ水やりの回数を減らしても枯れる心配がありません。

また雑草は害虫の餌でもあります。

周囲に食べられるものがたくさんある状態なら、虫も野菜だけを食べようとしないので、農薬を使う必要もなくなるのです。

そして、耕作地に虫がいることによって、虫を餌とする鳥や動物も集まりやすくなります。

結果害虫の大量発生が防げて耕作に理想的な環境が整っていくのです。

ある程度無理もすること。それが自然


よくよく考えると、自然環境は過酷そのものです。
大雨も降れば、干ばつも起こります。

人間には絶対にコントロールできない領域の問題です。
自然農法とは、作物に対して完全なディストレス状態にするのではなく、ある程度過酷な状況にさらすことこそが本来の形ではないかと思いました。

他の草と競い合うことで、自分が負けまいと水をしっかり吸い上げる。
虫が寄ってきたら食べられないように苦みの元を蓄える。

そのためにワイルドな味の野菜ができるのです。
無事収穫できたら、野菜本来の濃い味のする、完全オーガニックな食事が出来上がります。

ですが、自然農法も農業の手法である以上、全く人の手がいらないわけではありませんでした。
土の状態を確かめたり、環境に適した作物を選ぶなど、小さな工夫も必要です。

野菜が育ちやすい土地を選んでやれば、あとは定期的に状態を観察して水分が足りているか、虫の害が少ないか確かめる。
そんな風にある程度、過酷な状態にさらしながらも、外からの配慮はあると成功率は高まります。

人生、やってみて初めてわかることがたくさんありますが、プチ自然農法体験もその一つでした。

小売店で無農薬、自然農法の野菜を選んで買うことは簡単かもしれませんが、自分で作ることで、知らなかった新たな発見がたくさんあります。
そして決して素人では大量生産は実現できない「自然農法」には、まだまだ奥深い要素が隠れていることを思い知らされました。

これをビジネスとしてやっている人たちは非常に立派であると思います。

私のようにたとえ、趣味であっても自分で1から土を作るところからスタートする経験を誰もがすれば、オーガニックの本質が見えて来るのかもしれません。
そして、オーガニック生産者への感謝の気持ちももっと生まれるのではないでしょうか。

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鳥取県出身。二児の母。社会福祉学位、教育学修士取得。裏手の森では春の山菜、近隣の家からは無農薬の野菜を大量にもらう生活を送る。ライター歴は5年。
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