こんなにあった！体に毒素を蓄める身近な食べ合わせの悪いNGメニュー。朝食にフルーツとヨーグルトにシリアル…その習慣、実は消化に負担をかけて逆効果です！

ヘルシーに見えても、実は効果減の食べ合わせ

こんにちは。
ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。



酵素たっぷりのフルーツに、発酵食品のヨーグルトも合わせて食べれば身体にも良さそう。
コーンフレークなどにミルクをかけて食べれば、簡単に栄養が取れるヘルシーな朝ごはんになる。

こんなふうに考えて、上に挙げたような食生活をしていませんか？
フルーツにヨーグルト、ミルク…

おしゃれな朝食として女性の間で流行っているし、一見身体にも良さそうな組み合わせですよね。

しかし実は、単体では良くても
組み合わせて食べることで消化に負担をかけることになってしまう食べものがあるんです。

日本でも昔から「鰻と梅干しは一緒に食べないこと」と言われているように、
食べ合わせがよくない食材があります。

今日はこのよくない食べ合わせを、アーユルヴェーダの観点からお伝えします。

なぜ食べ合わせが大事なの？

食べ合わせを大切にする理由。
それは食べ合わせが「消化」に大きく影響するからです。
 
単体ではよいとされるものも、食べ合わせによって大きく質が変わることがあります。
本来なら軽いものが重くなってしまったり、温める性質のものが冷やす性質に変わってしまうことも。
 
悪い食べ合わせによって食べものの本来持っていた質が変わると、
消化不良が起こることがあります。
消化不良が起こるということは、消化されないものが身体のなかに溜まってしまうということ。

この未消化物が毒素となり、これが身体の不調や肥満を引き起こす原因になることがあります。

未消化物＝毒素とは、身体にとって栄養にならなかった、
本来なら体外に出されるべきゴミのようなものです。

このゴミのようなものが身体のなかにあれば、当然いろんな不調を感じるようになります。
毒素を溜めこまないためにも、食べ合わせはとても重要なのです。

「美容に」「健康に」と思っていたものが実は消化不良のもとだった？

美容や健康に良いヘルシーフードと言われているもののなかには、実は食べ合わせの悪いものがあります。
 

大人気の、アサイーボウルも実はあまり健康には良くなかった！

女性に大人気の「アサイーボウル」もその一つ。
芸能人やモデルも食べていたり見た目もおしゃれだったりと、若い女性は大好きですよね。
ハワイで定番のメニューですが、人気に乗じて日本でも食べられるお店が増えています。　

アサイーボウルの材料は、アサイーとグラノーラ、それにバナナやブルーベリー、苺などのフルーツ。
実はこのグラノーラとフルーツの組み合わせがあまり良くないのです。

本来消化によいフルーツですが、消化の時間のかかる炭水化物と組み合わさることで、本来の栄養が消化・吸収されにくくなります。

フルーツヨーグルト

朝食にはフルーツとヨーグルトを毎日、という方も多くいるかと思いますが
消化の面で見ると実はおすすめできない食べ合わせです。



乳製品であるヨーグルトは元々、消化に重いものとされています。
フルーツ自体は30分前後であっという間に消化されるものですが、
ヨーグルトを一緒に食べることで消化時間が1,2時間余計にかかることになります。

消化に時間がかかるということは、その食べものを分解して栄養にするという作業の効率が落ちるということ。
すぐに消化されて身体の栄養となるはずのフルーツが、本来の力を発揮できないのです。

フルーツヨーグルトはもちろん美味しいですし、
同じ甘いものでもケーキなどに比べればよっぽど身体にいいものです。

しかし「身体にいい！」と思って食べているのであれば、少し見直してみてほしいのです。

健康にいいからという理由でフルーツヨーグルトを食べるのであれば、
フルーツ本来の良さを活かすためにもフルーツを単品で食べることをおすすめします。

こんなにあった！身近にあるものたくさん！食べ合わせNGメニュー

フルーツとヨーグルト以外にも、実はさまざまな食べ合わせNG食品が身近にあります。
以下は巷では大人気のメニュー。
 

ピザ

小麦と乳製品はどちらも消化しにくいもの同士。
組み合わせればさらに身体への負担は重く、未消化物が残りやすくなります。

小麦でできた生地にチーズがふんだんにのったマルゲリータなどのピザはその代表例です。

ボロネーゼ

動物性たんぱく質であるひき肉と、炭水化物であるパスタの組み合わせ。
これはそれぞれの消化酵素がぶつかり、胃の不快感やガスによる膨満感を引き起こすこともあります。
 

シチュー

これからの季節、食卓にもよく登場するシチュー。
しかし実は牛乳と肉の食べ合わせは、アーユルヴェーダの中でも代表的な避けるべき組み合わせとされています。
シチューの材料の牛乳と小麦とお肉は3つとも重く、かなり消化がしにくい食べ合わせなのです。
美味しいですし冬に食べると身体が温まりますので食べないことは難しいですよね。

適量にして食べ過ぎないようにしましょう。

シリアル

シリアルにミルクをかけて食べる。
これもフルーツヨーグルトと同様にポピュラーな朝食メニューですね。
しかし炭水化物と乳製品のこの組み合わせも、
実は身体を綺麗にするというよりは未消化物を腸に残しやすい朝食です。

嗜好品として食べるのはいいと思いますし、時間のないときにはシリアルは重宝しますよね。
しかし食べ合わせには要注意の食べ物だったのです。いただくなら単体で食べましょう。
ヘルシーだからいくら食べても大丈夫！と食べるのは考えものだということだけお伝えしたいです。

食後のフルーツ

果物の消化にかかる時間は、だいたい30分ほど。
食べたら短時間であっという間に消化されます。

なぜ消化の負担が少ないのかというと、
フルーツは熟していく段階であらかじめ消化が進んでいるから。
熟しているということは、つまり消化が進んでいるということなのです。

レストランなどで食後にフルーツを提供してくれることもありますよね。
ですがこれは消化に負担のかかる原因になります。

なぜなら、食後にフルーツを食べると、胃の中にご飯やお肉がまだ消化されずに
残っているところへ、さらに果物が入ってくることになります。

本来ならばすぐに消化されるはずのフルーツが、胃の中でなかなか消化されないという状態に。
すでに消化が進んでいるフルーツが胃の中に長い時間とどまっていると、
消化不良になるだけでなく、胃の中で発酵して悪玉菌を増やす原因にもなってしまいます。

ですから、フルーツは空腹時に食べるのがおすすめです。

大事なことはシンプル。結局食事は質と量

いくら消化の観点から見るとよくない食べ合わせでも、
上にあげたものを日々の食生活から完全に抜くのは無理ですよね。

こういう時はとにかく食べ過ぎないように、量を気をつけましょう。
例えばピザでお腹をいっぱいにするのではなく、
ピザは半分にしてサラダを食べる、というような工夫をするということです。

身体にいいか悪いかで食べるものを厳密に決めていては食事がつまらなくなってしまいますし、
第一現代の生活では難しいでしょう。

自宅ではなるべく消化に負担をかけないものを作って食べる。
美味しいけれど身体に良くなさそうなものを楽しむときには食べ過ぎない。

結局何を食べるにも質と量が大事です。
この心がけを習慣にすれば、毒素をためにくくなっていきます。

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