「勉強をしなさい」と言わずに、我が子が公立校から東大に合格した方法とは。子育てのコツと、今すぐ実践できる食生活のポイント
我が子を東大に合格させたい方へ
今年も受験シーズンがやってきました。
学歴神話は崩壊したから、大学なんて関係ないと考えるか。
我が子が東大に通ってくれたらいいな、と考えるか。
意見は人それぞれでしょう。
東大をはじめとした、難関国立大に入るメリットは、
・安い学費でレベルの高い学問が受けられること
・人脈が広がること
・将来の職業の選択肢が広がること
・収入が高くなる傾向にあること
などが挙げられます。
実は、昨年我が子が地元の公立高校から現役で東大に合格し、現在理科一類に通学しています。
今回は、お子さんを東大に入れたいと考えている人に向けて、我が家の実体験を交えながら、
「公立校から東大に合格する子を育てる子育て術」について書いていきます。
子供の教育費が家計を圧迫する
文部科学省によると、大学卒業までに各家庭が負担する平均的な教育費は,
公立の幼稚園から高校まで在学し国立大学に進学した場合が約1,000万円,
それらが全て私立の場合で約2,300万円にも上ります。
教育費の負担は、出産をためらう理由となったり、
子育ての辛さにつながったりしていることも、
現在の日本の大きな問題と言えるでしょう。
教育費の負担を考えると、子供が公立校から国公立大学に進学するのが
家計的にも一番ありがたいことが一目瞭然です。
実際、理系学部の場合、東大と都内の某私立大では、
初年度だけで学費が100万円以上差がありました。
理系学部では、大学院まで進学する学生が8割以上と言われていますので、
大学在籍中だけで600万以上の差が出ることになります。
(もちろん、一人暮らしをすると別途生活費が必要になるので、
自宅通学を前提とした試算となります。}
親の子どもへの接し方や、親の普段の行動と子どもの学力との関係
では、我が子を東大や難関国立大学に進学させるにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは、当然ながら子供の学力を向上させることが必要となります。
子供の学力を向上させるために、親ができることは何でしょうか。
文部科学省が発表している、興味深いデータがあります。
保護者の子どもへの接し方や教育意識,また保護者の普段の行動と,学力との関係を分析したものです。
下の図表は,正答率が高い層と低い層の保護者の子どもへの接し方や教育意識,
普段の行動に関する肯定的な回答の割合の差を示したものです。
縦軸の値が大きいほど,横軸のそれぞれの項目について,
正答率の高い層の保護者の方が,よりそのような接し方をし,
教育意識を持ち,行動をとっていることを示します。
調査対象:公立学校第6学年の児童の保護者調査対象校:5政令都市の100校(児童数21名以上の公立小学校を無作為に20校(1市あたり)抽出)
この結果からは,「親が言わなくても子どもは自分から勉強する」といった子どもの姿勢が学力に関係しているほか,
「家には本がたくさんある」や「子どもが英語や外国の文化に触れるよう意識をしている」
といった保護者の接し方などが,子どもの学力と関係していることが示されています。
我が家の場合、小学生までは「宿題をやりなさい」と言うことがありましたが、
中学生以降は「勉強しろ」とはほとんど言ったことがありませんでした。
家に、本はたくさんありました。
幼児期はお気に入りの絵本を何度も読み聞かせした記憶があります。
漫画もありましたし、「漫画で読む〇〇」といった学習漫画をたくさん揃えていました。
勉強をしなさいと言わない代わりに親も日頃から読書をしたり勉強したりしていた
「勉強しなさい」とは言わない代わりに、
親も読書をしたり英語の勉強をしたりして「勉強するのは当たり前のこと」
という雰囲気が家庭内にありました。
子供には「勉強しなさい」と言いながら、
親はスマホゲームに夢中だったら、
子供が勉強好きになるかどうかは怪しいですよね。
子供に食べさせるものは、できる限り無添加・オーガニックに気をつけていた
食生活について
特に「この食材を食べさせていた」というものはありません。
好き嫌いもありましたが、無理に克服させようともしませんでした。
外食も普通にしていました。
週末に家族で外食することは、今でも家族で過ごす貴重な時間です。
ただ、家での食事に関しては、
・できるだけ化学調味料の少ない食材を選ぶ
・できるだけ無農薬、減農薬の野菜を食べる
・白砂糖を料理には使わない
・調味料は、こだわった製法のものを使う
ことを心がけてきました。
これらの食生活は、息子が小学校高学年頃から続けています。
白砂糖を食べさせないことを徹底した。
一番大きな特徴としては、我が家に白砂糖を置くことを辞めました。
白砂糖が脳に与える悪影響は
・集中力が散漫になる
・落ち着かない、キレやすい性格
・低血糖を起こしやすくなることによる体調不良
などが挙げられています。
市販のスイーツを食べることはありますが、日々の料理には砂糖を使いません。
最初の頃は、甜菜糖を使ったりしていましたが、今ではそれさえも使いません。
どうしても甘さが欲しいときは、甘酒やハチミツを使います。
通常のレシピでは「砂糖、酒、醤油」で味付けする煮物も、
良質の酒と醤油を使えば砂糖が無くても十分美味しく作ることができます。
市販のスイーツを食べている以上、完全に白砂糖断ちができているわけではありませんが、
少しでも口に入る量が減ればと考えています。
親は東大に入れるために必死だったか?
東大に子供を通わせていると言うと、
「小さいころから英才教育をしてきたの?」
「東大に入れるために、特別な育て方をしてきたの?」
と聞かれますが、そんなことはありません。
子供は小学生の頃は毎日暗くなるまでゲームをしたり外遊びをしていましたし、
中学高校では運動部に所属していたりで、
勉強ばかりしていたという印象は特にありません。
本人が決めるまで、親が受験を進めることはなかった
また、我が家の場合、本人が「東大を受ける」と決めるまで、
親が勧めることはありませんでした。
高校で、周囲に東大志望の同級生が多かったことから、自然に志望するようになったようです。
メディアで紹介されている東大生のママのように、
子供の東大合格に向けて、大きく関与している親も確かにいるようですが、
それが、子供のためになるのかは疑問です。
「東大に入ることが、勉強することの目的」
になってしまうと、入学して以降の人生の目的を失ってしまいかねません。
東大に入学することはゴールではなく、スタートに過ぎないことを
本人も親も、心に留めておくことが大切です。
公立中・高に通わせるメリットデメリット
我が子は、中学受験はせず、地元の公立中から地元の公立進学校に進みました。
経済的な理由、本人の意思などからそう決めたのですが、
メリットデメリット、両方ありました。
まず、一番のメリットは、なんといっても「家から近い」ということ。
親も、小学校時代からの知り合いがいるので、学校の情報が入ってきて安心でした。
デメリットは、中学生時代は様々な価値観の生徒が集まっていたことから、
いじめまではいきませんでしたが、あまり周囲に馴染めなかったようです。
公立高校は、通学時間が短かったため、部活と勉強の両立がしやすかったのが
一番のメリットでした。
デメリットは、学校の授業の進みが遅かったことです。
これは学校によりけりですので、公立校が全てそうだというわけではありません。
我が子は、授業の進みが遅い科目のみ、予備校の授業を受けました。
公立校は学費が安く、通学の負担が少ないため、予備校への通学も
親子ともそれほど負担にはならずに済みました。
公立高校から東大に合格するには
出身高校別東大合格者を見ると、上位は難関私立・国立高校が占めています。
我が子の同級生の出身校を聞いてみると、やはりその傾向は顕著。
一方、地方からの進学者は、公立校出身者が多いようです。
我が子の出身校からは、10名程度が現役、20名程度が浪人で合格しました。
ですので、絶対数は私立・国立校出身者が有利だとしても、
公立校から東大に進学している子は大勢いるということです。
公立校と私立校の差は、授業の進み具合の違い、
周囲の生徒の意識の違いなどが大きいです。
であれば、
・本人が意思を強く持つこと
・学校の授業で不足する勉強は、塾や予備校を利用すること
で難関私立校との差は埋められます。
我が子は、高3から予備校に週2回通っていました。
受験のテクニックを学ぶ役に立ったと言っています。
高校の定期試験では、常に上位に入れるように努力していたようです。
試験前には、家族で外食に出かけるときも数学や物理の本を持っていき、
料理が出てくるまで読んでいるのが日常的な光景でした。
東大に合格する勉強法
我が子と合格後に話したときに、とても印象的だった言葉があります。
「もう、これ以上やれることは無いと思った」
過去問は何年分もすべて解き、高校生の範囲の学習はすべて網羅したので、
もしも浪人したら、それ以上やれることがないと感じたそうです。
東大合格には、近道、楽な道はありません。
最後は公立校も私立校も関係なく、自分の力を出し惜しみせずに勉強し、
本番で力を出し切れた受験生が合格につながったのでしょう。
受験期は、思うように成績が伸びずに気持ちが落ち込むこともありました。
そんなときに、最後まで諦めずに努力できる精神力と、
ストレスに負けない丈夫な体を作ること。
それが、親にできる最大のサポートと言えるでしょう。
これから受験する皆さんが、目指す学校に合格し、明るい春を迎えることを願っています。
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