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アトピーの本当の正体とは。顔面湿疹の酷い症状を自力で完治したからこそ今言えること。

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アトピーって治らないと思っていませんか。

アトピー性皮膚炎は、戦後になってからよく聞かれるようになった症状だそうですが、これは正式な病名ではないのだそうです。
私はそれについて、近年になって自分がそれに悩まされるようになるまで、よく知りませんでした。

“アトピー”とは、奇妙な、という意味だそうで、つまりは、原因不明の皮膚病の総称のようです。

ですが原因不明とは、原因がないのではありません。
私自身、何が原因かがわかるまで、とても長い時間がかかりました。


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顔面が深刻なアトピーになってしまった経験。

コスメをすべて無添加・天然のものにしても、症状が改善しなかった。

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私の場合のアトピー性様疾患は、主に顔面上に現われていました。
以前は、それは皮膚の上の疾患だから、肌に直接触れたり、塗布するものが原因であると信じて疑いませんでした。

そのため、毎日のスキンケア用ローションなどを、ケミカル物質の入ったものをやめて、漢方やハーブを抽出したエキスとその他の天然成分を自分で調合したものにもしてみました。

しかし、結局それらを抽出するためにアルコールや、BGという、非常に低刺激性ではあるものの、やはり化学薬品の一種であるものを使っているため、完全な脱化学物質にはならないことに気が付き、それらも使用しなくなりました。

さらには、もっとも一般的とされる保湿液のグリセリンを合成ものから植物性のものにまで替えていましたが、それすら断念する結果になりました。

なぜなら、どうしても湿疹は治らなかったからです。


何が原因なのか、さっぱりわかりませんでした。

クリームや乳液はとうにやめていましたが、一般的に、弱った肌にもいいとされる天然のオイルですら、私の肌には痒みを起こし、私は完全に途方にくれていました。

唯一救われたのは、保湿効果がある蜂蜜を、精製水に溶かしたものだけは大丈夫でしたので、それだけを水洗顔のあとに使っていました。


アトピーが「食品」と関連していることを知る。

アトピーがひどくなったのは肉食中心の生活をしていたころだった。

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あるときアトピー皮膚炎について調べていて、それが食物とも関連があると知りました。
思えば、私が原因不明の湿疹に悩まされ始めたのは、以前アメリカでの滞在中に、多量の肉食生活をした後でした。
郷に入っては郷に従えで、多くのアメリカ人がそうであるように、肉類の割合の多い食事をしていました。

その当時は、それが皮膚炎と関係があるとはまったく考えていませんでした。

肉をやめた。
しかしそれでも治らないアトピー。

が、ある読み物で、幼少の頃に治まったアトピー性皮膚炎が、肉類中心の食生活をすることで、成人で再発することがあると知り、急いで肉類を食べるのを一切やめました。

ところが、それでもやはり、湿疹は治りませんでした。


ついでに、いきなり肉類を断ち切ってたんぱく質源を豆腐のみで摂るようになったため、必須アミノ酸が充分取れていなかったのでしょう、3ヵ月後には髪がたくさん抜け、残った肌も艶がなくなりました。

化粧も、日焼け止めも塗ることが困難になり、
途方に暮れる日々…

もう、本当に、何がなんだかわからなくなっていました。
いったい何が原因でこうなったのか。

湿疹の痒みは相変わらずひどく、最も悪化したときには、顔中を発疹が覆いました。

お化粧どころか紫外線防止剤すら塗れず、外出もままならなくなりました。
そして、アトピー性皮膚炎は一度再発すると、めったに治ることはないとも聞き、ほとんど絶望しかけていました。


精製砂糖や、小麦粉の害、農薬、添加物、環境ホルモンの実態について知った。

食品類はオーガニックのものを選ぶようにした。

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そうしながら、あれこれ調べていくうち、やがて、精製されたお砂糖や小麦の害などや、農薬、添加物、環境ホルモンのことまで知るようになりました。

アトピーだからというより、それらの実害の恐ろしさから、口に入れるものをそういった観点から変えていくようになりました。

白砂糖は蜂蜜やオーガニックの糖類に変わり、お野菜や果物をできるだけ有機で作られたものに変え、
またドライフーズやハーブなども可能な限りオーガニックを選びました。


調味料は、付属や市販の味付け料などは一切使わず、もともと味付けの濃いものや刺激のあるものが苦手でしたので、天然の塩以外ほとんど何も使わなくなりました。


食生活を変えたときに感じたこと

自然の味を心から味わえる味覚に変化していった。
このような食生活にシフトしたことで、驚くほど前とは違った感覚で、食べ物が味わえるようになっていました。

お刺身を食べると、以前はほとんどお醤油の味だけで味わっていたものが、魚の切り身の甘さが感じられるようになりました。


同じようにお豆腐も甘く感じます。
大好きな納豆は付属のタレやお醤油の代わりに亜麻仁油を入れてよくかき混ぜると、まるで違った食感と味で、クリーミーなテリーヌのように味わえます。

野菜は、さまざまな風味と味わいの繊細な味がします。

果物は、こんなにもオーガニックとそうでないものは違うのかとはっきりわかるぐらい甘くてジューシーで、天然のスイーツです。

こうして、食するということ自体が全く変わっていきました。

食欲を満たすだけでなく、食材自体をしっかりと味わえ、そして、その深みを感ぜずにはいられなくなりました。

食べ物が食べられること、食べ物が自分の口に運ばれるまでのことに思いを馳せることが、自然に多くなるようになりました。

アトピーの症状が変化していった。

長い間姿を消していた荒れた肌は、少しずつ「元の肌」に戻っていった。

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そうこうしているうちに、ふと、真っ赤な顔面の端のほうが、白くなっていることに気がつきました。最初は白斑かと思い、湿疹のひどさからついにメラニン色素までなくなったのではと思いました。

ですが、それはただ、元の肌の色でした。他の部分が真っ赤だったので、その対比で、そのときは白く感じられただけでした。

それがわかったのは、その部分が少しずつ増えていったからです。

それは、長い間見られなかった、顔の元の皮膚でした。


しかも長い間日光にも当たれず、またお化粧もしなかったため、メラニン色素も最低限で肌表面も新品でやわらかな、まるで生まれたての肌でした。

それは本当にじわじわと、顔のはじのほうから現われ始めました。

が、明らかに赤い部分は減っていきます。

治らないかもしれないと思われていたアトピー性皮膚炎が、消えていき始めているのです。


薬を塗ったわけでもなければ、特殊なローションをつかったわけでもありません。

蜂蜜の保湿効果と抗ヒスタミン効果はありましたが、それは治癒の補助的役割でした。

実際には、身体の中が変わったことで、それが皮膚にも現われたことが、後になってよくわかりました。


食べたものはすべて肌に現れるのだということを体感した。

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よくよく考えてみれば、皮膚とは結局のところ、排泄器官です。

汗や皮脂で体内のものを排出しています。

それらには、当然食物として取り入れたものが含まれるはずです。

身体にいい食物を食べれば肌がきれいになるのはそういうことですし、添加物や農薬が入ったものを食べていたら、当然それらも肌の表面から現われているでしょう。

それがなくなったことで、肌表面は浄化されていったようです。


肉類を多く食べたことがきっかけになったことは確かですが、それは高動物性脂肪やたんぱく質の食生活だったからというよりむしろ、

オーガニックでない肉類に含まれていた抗生物質や環境ホルモンのせいではなかったかと、今になってみれば思います。



現在は肉類は食べていないのでわかりませんが、仮に新鮮な無農薬野菜と、オーガニックのお肉だけを厳選して食するなら、おそらく皮膚疾患の心配はあまり要らないようも、思います。

新しく生まれた皮膚は、アトピー性皮膚炎を患う前の肌より、ずっと良質に感じます。

実際、以前にあった内面性の薄茶色のシミや深い眉間のシワすらなくなっていました。
キメも整っており、毛穴も小さくなっています。そして、しっとりとやわらかです。

自分の肌歴史上、食生活のいい加減だった若い時分よりも、ずっときれいなようです。

アトピーの本当の正体。
治らない疾患、というのは嘘であることがわかった。

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今となっては、アトピー性皮膚炎を患ったのは、あのままの食生活を続けていけば、肌のみならず身体全体に悪影響がでることへの、サインだったのだと思います。

きっとあのままだったら、ケミカル入りの化粧品類も使い続けて、今頃たくさんのシミやシワにも悩まされていたでしょうし、そして肌の質もこんなに変わることもなかったと思います。

変えようと思っても、肌表面につけるものばかり目を向けて、身体の内面に目を向ける必要性すら知らないままだったでしょう。

人間の身体のしくみでは、健康状態がその人の一番弱い部分にまず現われるようになっているそうです。


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私の場合は子供の頃から何かと肌が弱かったので、体内の不健康な状態が最初に肌に現われたのでしょう。

それがアトピー性皮膚炎の正体だったのだと思っています。

アトピー性皮膚炎を患う人が戦後になって現れたことと、戦後に添加物や農薬に汚染された食物が出回り始めたことを関連付けて考えれば、ずっと多くのアトピー性皮膚炎患者の方たちが、薬に頼らず治せるのではないかと思うのですが。

アトピーのように肌に現れてしまって悩んでいる方も、またそうでない方もこの記事を読んでいただけなのなら、幸いです。
オーガニック食品に目を向ける人がもっと増え、オーガニック食品がもっと簡単に入手できるよう普及されるようになればと、心よりそう思います。

もう一人で悩まないで。

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yuko matsuoka
神戸生まれ、関西弁の翻訳業兼ライター。 アメリカ滞在中に現地の肉類過多・工場生産加工食品中心の食生活から、十代に治ったはずのアトピーが再発症。 その後、食生活について深く考えるようになりオーガニック食材に切り替えるも、日本に戻ってそれが困難であることを痛感。努力の甲斐あってアトピーが完治した経験を踏まえ今後は本来あるべき食生活について追求・情報発信していきたい。
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