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子どもの皮膚に過度な洗浄は禁物!洗浄剤をやめたとたん皮膚疾患が治癒し始めたわが子の場合

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秋も深まり始め、そろそろ本格的な乾燥の季節が始まりつつあります。

普段から肌の乾燥が気になるお子さんがいらっしゃるご家庭にとっては憂鬱な時期かもしれません。

私も、いつも子どもの肌疾患に悩んできた者の1人です。

肌が弱いのか、内臓に問題があるのか、
あせも、とびひ、湿疹、水いぼなどありとあらゆる肌の不快な症状を子どもは経験してきました。

子どもの肌は大人と比べてあらゆる面でデリケートで、そこから年中様々なトラブルが起こりやすいことは事実です。

なぜ子どもの肌はデリケートなのか

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人間の皮膚はとても薄く、その中で多層の構造になっています。

その内側部分には表皮、真皮と言われるものがあり、一番外側には角質層があります。

角質層は外部の刺激から内側の皮膚を守る役割をし、また肌内部の水分の蒸発を防ぐ働きも担っています。


角層は角化細胞の角化により形成され、皮膚の最外層として外界と直に接し、水分の蒸発や異物の混入、紫外線などの外的環境から人体を防御する重要な機能を有する。

「あたらしい皮膚科学 第2版」 清水宏著 より引用


つまり角質層は人間の生の営みにとってそれほど重要な役割を担っているのです。

ところで子どもの皮膚の厚さは大人の1/2程度と言われています。
当然角質層もその分薄いので、皮膚のバリア機能も未熟です。
そのため子どもは皮膚を通して異物が混入しやすかったり、水分が蒸発しやすかったりするのです。
その結果皮膚のトラブルに結びつきやすくなってしまう、と言われています。

原因は乾燥

わが子が5ヶ月のとき、10月の終わりごろからだったでしょうか。

日に日に顔がひどいかさかさ状態になっていきました。
赤みはもちろんのこと、薄く皮がむけ始め、あかぎれのような状態に。

飲んでいる母乳の質がよくないのだろうかと思って食事制限をしてみたり、空気中のホコリやカビが原因ではないかと思い、空気清浄機を買ってみたり・・・。いろいろ試しましたが原因はわからないままでした。

そしてそのうち皮膚から黄色い分泌液が流れ出るまでになったのです。

なるべく医者には頼りたくなかった私もさすがに皮膚科へ。
アトピーの疑いもありましたがはっきりとした診断は出ずじまいでした。

ところが、これで様子を見ましょうと出された保湿剤を塗っていくうちに、少しずつよくなっていったのです。

対策は保湿

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水分たっぷりでモチモチに見える子どもの皮膚。

しかし先ほども述べたように、子どもの皮膚は薄く、刺激に弱く、バリア機能も未熟です。

そのため保湿をして皮膚の水分と脂分を補ってあげる必要があるのです。

わが子の場合、ただの保湿不足だったということがわかったときには愕然としました。
保湿さえしてあげていたらあのようなひどい状態にはならなかったのに・・・と。

保湿以前にできる根本的な対策

それにしても他に何か原因はないのだろうかと思っていた日々。

子どもが3歳になったとき、再びカサカサが出来始めました。
今度はひざの裏やひじの内側、背中などです。

あのときのことが頭をよぎったので、再び皮膚科を受診。

すると、やはり保湿剤を処方された上でこんなことを言われたのです。
「お子さんの体を洗うとき、石鹸を使わずに洗ってあげてください」

さらに、過去に同じような子どもの皮膚疾患で悩んだ経験のある知人から「お風呂のときの石鹸をやめてみたら?」と同じことをいわれたのです。

半信半疑でしたがその通りに実践したところ、カサカサはだんだんと消えていき、今では全く出なくなりました。

原因は皮膚の洗いすぎ??

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乾燥などによって生じる皮膚トラブルに対し、洗浄剤を使わないことを推奨する医師が増えているそうです。
体の部位にもよりますが、汗や皮脂、垢などは水溶性のものがほとんど。
つまり、ほとんどの汚れはお湯で落とすことができるのです。

しかし体を洗うときはシャンプー、ボディソープ、石鹸などを使わないと何となく気持ち悪い・・・
と必ずそれらの洗浄剤を使う習慣の人がほとんどではないでしょうか?

その習慣、子どもの皮膚のバリア機能を損なう可能性があります。

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人間の皮膚には「皮脂」があります。
「べたべたする」「脂っぽい」などあまり良いイメージを持たれない「皮脂」。

しかし、人間の皮膚には常在菌というものがいて、これが皮膚の健康状態のバランスをとってくれているのです

皮膚にも常在細菌がいて私たちのストレスフルな外的刺激などから守ってくれています。


東京医療保険大学 ヘルスケアコラム 「皮膚の常在細菌について」より抜粋
http://www.thcu.ac.jp/research/column/detail.html?id=110


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そして、皮膚を過剰に洗ってしまうと保湿に必要な皮脂や常在菌まで洗い流されてしまい、洗浄によって肌が傷ついて細菌感染の原因になる場合があるというのです。

これら常在細菌は、それぞれ存在する菌のバランスが壊れたときに皮膚のトラブルに発展します。そのため、バランスを壊さないように常在細菌と上手に生活することと表皮ブドウ球菌を減らさないようにすることが大切です。

東京医療保険大学 ヘルスケアコラム 「皮膚の常在細菌について」より抜粋
http://www.thcu.ac.jp/research/column/detail.html?id=110


私の場合、子どもを洗うときの石鹸は完全無添加、自然素材のものを使っていたので、石鹸に含まれる添加物が肌に合わなかったというわけではなさそう。そうなるとやはり洗浄剤による乾燥が原因だったことがうかがえます。特に石鹸は洗浄力が強すぎるため、必要な皮脂も取り去ってしまうことがあるのだそうです。

「清潔に」という意識が逆に落とし穴の場合も

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子どもには健康に幸せに育ってほしいと、どの親も思うものです。
毎日体を清潔に洗うという行為も子どもへの愛情の現われです。
しかし、清潔にしすぎることが免疫力を低下させる可能性もあります。

人間の体には皮膚以外にも常在菌と呼ばれる微生物がたくさん住み着いており、
これらがバランスよく繁殖していることで肌のバリア機能を維持しているのです。

また、清潔すぎる環境で育った子どもはアレルギーを起こしやすく、風邪などを引きやすい大人になる可能性がある、といわれています。
清潔すぎる環境のせいで免疫の基礎となる機能を鍛える機会を失ってしまうのです。

洗浄剤を使わない入浴のすすめ

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よく、赤ちゃんや子どもの体を洗うときは低刺激のシャンプーや石鹸で洗いましょうと言われます。
でも、皮膚のトラブルがあるお子さんにはそれも強すぎる可能性があります。

では、洗浄剤を使わない洗い方をご紹介します。


その1 お湯だけで洗う


・まずお湯で体全体をざっと流します。
・38℃くらいの湯船に浸かります。
・汚れが気になる部分(首やおしりなど汚れがたまりやすいところ)を手でこすりながら洗います。
・頭皮もこのようにお湯だけで洗います。


タオルやスポンジなどでこすると肌を傷つけてしまうため、使いません。
とても簡単ですね。

湯船に浸かって体を洗うと、それだけで湯の表面に汚れが浮いてきます。
これは体の垢や皮脂などの汚れが取れている証拠。

お湯だけでもしっかりときれいに洗うことができるのです。

その2 クマザサで洗う

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ゴシゴシとこすらずに洗うために、もう一つ方法があります。
それはクマザサを浴槽に入れて洗うこと。

クマザサは4つの効果で知られています。

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口内炎や口臭予防、疲労回復などの医薬品として長年愛用されてきました。
クマザサは、長野県蓼科の国有林を整備しがてら、手作業で収穫しています。

このバスエッセンスは、ササヘルスを製造したクマザサの搾りかすで作られているので、一度に大量には作ることができません。

クマザサバスエッセンスにはクマザサの残りカスだけでなく、宇和島市の家庭や料理店から出た廃油も含まれています。
捨ててしまう原料を廃棄せずに生かした、エシカルな入浴剤。

まとめ

シャンプーや石鹸で洗わなければ何となくすっきりしない、という人はきれい好きな日本人には多いと思います。
しかし、子どもの皮膚は予想以上にデリケート。

皮脂や常在菌を必要以上に落としてしまうと、乾燥が進み、病原菌から体を守る機能が弱くなってしまいます。
お湯だけで十分に汚れは落ちます。乾燥の気になる今からの季節、一度おためしくださいね。

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クマザサは、長野県蓼科の国有林を整備しがてら、手作業で収穫しています。
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yuko ueno
3歳と6歳の子育て中。食生活アドバイザー3級保持。過去に薬膳カフェで勤務していた経験あり。子どもの能力、個性、素質を引き出す親の接し方、話し方などについて、研究しつつ女性向けに情報発信をしております。
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