唯一ガンになりにくい臓器「心臓」の秘密｜なぜ高い体温が大事なのかお伝えします。

「冷えは万病の元」という考え方が定着しつつありますね。
身体を温めるために生活習慣を、気を付けている方も多く見受けられるようになりました。

とても良い事だと思います。

そこからもう一歩踏み込んで、「なぜ？」を知ってもらう事は、
より快適に美しく健康に年を重ね人生を楽しんで生活していくことに繋がるはずと思いますので、今回はもう少し踏み込んでお話ししていきたいと思います。


こんにちは。
細胞の振動数を整えることで体質改善を指導しています。身体の調律師 神戸貴子です。

私たちの身体は、常にこの命を守るためにしか設計されていません。
しかし、この仕組みは、ある条件が整っていてこそです。

その力が正常に発揮できるようになっています。
病気になる人となならない人の差は、生まれ持ったこの機能を正常に働かせられる環境が整っているのかいないのか？の差だと理解することは、
二人に一人がガンになる時代と言われる現代をガンにならない側の一人になれると信じ、お話しさせて頂きます。

毒物や有害物質を排泄するために、必要なこと

①体温
②体液濃度
③呼吸
④細胞膜の柔軟化

①の体温について深めていきたいと思います。

私は個人的に一番なってはいけない病気は「糖尿病」だと思っているのですが、
世間では、一番恐れられている病気と言えばやはり「ガン」のようですね。

本当は自分にありがとうの症状がガンなのですけれどね。

唯一ガンにならない臓器

ガンになりにくい臓器というものがあります。

それはどこか、ご存知ですか。

正解は、心臓です。

ガンは熱に弱い

内臓で唯一３７度の体温が下がらない場所が心臓だそうです。
温度が下がるとその機能が維持できなくなることは、「死」を意味するからです。

この命守るためにしか設計されていないこの体は、他の部位を犠牲にしてでも、
心臓に血液を集め、温度が下がらないよう、心臓の温度を維持することに全力を尽くします。

わかりやすい例は、「凍傷」です。

寒い雪山で遭難した人が、足を切断なんて話、聞いたことあると思います。

心臓から一番遠い足の冷たい血液を回収してしまうということは、血液の温度を極端に下げてしまう事に繋がります。

最初は心臓の拍動数を上げ、なんとか温度を維持しようと働きますが、もうこれ以上無理！と判断すると、
命を守る為に冷えている血液の原因となっている足を犠牲にするという選択をされた結果が、凍傷です。

理想体温　３６．７度　平熱が３６．５度以下なら低体温だと考えています。

・３６．５～３７度・・・最も健康的で免疫力が高い状態
・３６度・・・時々震えが出る（熱を産生しようと、筋肉を動かすため）
・３５．５度・・・日常的に続くと、排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状がでやすくなる
・３５度・・・がん細胞が最も増殖
・３４度・・・溺れた人が救助された後、回復できるかどうかのボーダーライン
・３３度・・・冬山で遭難した時などに幻覚症状が出てくる
・３０度・・・低すぎるあまりに意識を失う
・２７度・・・死体の体温

体温はどんな役割をし、冷えは体にどのような影響を与えるのでしょうか？

人間の身体は、本来３６．５度以上で正常に働くように出来ています。
体温が１度下がるとエネルギー代謝は１２％下がります。

（エネルギー代謝とは：食物から摂取した栄養素を酵素などの働きで運動や体温維持のための力に変えること）

この力が低下するということは、本来は身体の外に追い出すべき老廃物の排出がスムーズに行えなくなり、
痩せにくくなることの原因でもあり、様々な病気の引き金にも繋がっていくと言う事です。


体温が１度下がると、免疫を司る白血球の働きが３０％以上下がります。
同じく免疫に関わる腸の働きも低下します。

（手が冷えている時、ぐーぱーと動かしにくくなるのと同じで、腸のグーパー運動（蠕動運動）が低下するということなので、
便が押し出しにくくなり便秘にもなりやすくなっています）

がん細胞は３５度で最も増加するという性質があります。
そういったことを考えると、低体温は生活習慣病、アレルギー、鬱、ガンなど様々な病気を引き起こすリスクのあることだと言う事がご理解頂けると思います。


口はただの入り口にすぎません。

どんなにすばらしい食材を食べていたとしても、どんなに素晴らしいサプリメントや漢方などを飲んでいたとしても、それらを利用するためには、腸が正しく機能するための温度が必ず必要です。


体温を１度上げることが出来れば、免疫力は一時的にでも５～６倍アップすると言われます。
心臓や脾臓など生産熱の多い臓器にはガンは起きにくい。

体を温め、平熱を上げることは、生涯自立の健康維持に繋がる理由です。

理想な体温の上げかたとは？自家発電能力を上げること

ここで勘違いして欲しくないのは、必要以上に過保護にしないこと。

靴下を何枚も履いてみたり、サウナのように皮膚表面を温めすぎて乾燥させるのではなく、
自身の細胞を動かすことで自家発電能力を刺激し、内臓温度を上昇させて、ウイルスやガンから体を守って欲しいのです。

冷たい飲食物を減らして冷えない対策をすることは大事だけど、内臓温度を上げるためには、
砂糖などの血液を冷やす食材を減らし、内側から熱を生むために役立つ食材を食べる。

皮膚表面ではなく、免疫の７０％を司る腸の蠕動運動（腸の筋肉のグーパー運動）を刺激してください。
生涯自立。

健康に年を重ねていくためには、腸の温度を保つために、お腹の細胞を動かすことが最も大切だと私は思ってご指導させて頂いています。

自宅で簡単腸を動かす簡単セルフケア

深く大きくゆっくりした呼吸を意識しながらの「キャット＆ドック」

是非、ためしてみてください。
内側からポカポカしてくること感じてもら得ると思います。

毎日笑顔でお過ごしください。

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