自分らしい生き方って何だろう？ 「であるべき」モードになっていませんか。 思い込みから解放され、自分らしく生きる方法とは。

時間に遅れてはいけない
1日3食食べなくてはいけない
人に親切にしなければいけない
人と仲良くしなければいけない
勉強しなければいけない
努力しなければいけない
頑張らなければいけない・・・

こんな風に「〇〇でなければいけない」
と思い込んでいる事はありませんか？

でも考えてみてください。

本当に〇〇でなければいけないことなんてほとんど無いのです。

「〇〇すべき」から解放し、自分の心に正直になる

以前、大勢の待ち合わせなのに、大幅に遅れてくる人が居ました。
私は待っている人たちの事を考えると、
他人事ながらハラハラしていました。

でも一方でその方は、ものすごく大らかで
細かなことを気にしないと言う素晴らしい一面もあり、
長所と短所は繋がっているんだなと感じました。

私は絶対遅れてはいけないと感じているから
すごくプレッシャーがかかり、余裕がなく、
何かを犠牲にしてでも遅れないようにするので
遅れてくる人にストレスを感じます。

でもこの経験から、考えました。
私も何か突発的な出来事があり、
遅れてしまいそうなら連絡を入れて
時間を遅らせてもらえばいい。
と自分に許可を与えたら
遅れてくる人にイライラする事がほぼなくなりました。

毎回遅れてくる別の人の場合は、他の理由もあり疎遠になりました。


このように、自分が禁止していることを人がしたらイライラすることがあります。
それは、〇〇するべきだと自分が感じるからです。

〇〇すべきと考える理由は

そもそも、なぜ「〇〇でなければいけない」と考えているかと言うと
そのままの自分ではいけないと感じているからではないでしょうか。

良い人になりたい。見られたい。
「良い人」言う曖昧でボンヤリした目標、目指すようなものがあって
そうしなければなれないと。

そうではなく、自分がどんな人でいたいか、何を選択したいかと
自分の持つ感覚をフルに使い考え、それを目標にしてふるまい行動します。
それには決まった正解はなく、正解は自分の中にだけあります。

誰かにわかってもらうものでも、説得したり、
承認を得たりするものでもありません。

他人とまったく交わらないと言う事では無く、
他人の意見などは自分が受け取りたいものを
自分で選んで受け入れます。

他人と関わると言うことは、制限する事ではなく
喜びを分かち合うためにあるのです。



待ち合わせに遅れてくるのは、
相手が楽しみにしていない訳でもなく
あなたを大切にしていない訳でもない。

自分が遅れる時に、あまり乗り気じゃない時であったりするから
人もそうだと思い込んでいます。

その日、特別な事情があったのなら別ですが、
いつも遅れてくるなら、その人は誰に対しても遅れる人なのです。
あなたを大切にしている／いない
という事は関係ありません。

誰に対してもそうだとわかっても、
「だから許しなさい」「受け入れましょう」
と言う事ではなく、
待ち合わせのたびに自分が楽しくない気持ちになるのなら、
その人との距離感は自分で決めれば良いのです。

自分を大切に自分の気持ちに従って決めればいい。



人の繋がりとは、縁やタイミングという物があるので
どの様な流れになるかは様々ですが、
目の前の人に出来る限り誠実に対応する
自分の感情を大切にする
という事でちょうど良い所に
関係は落ち着くのではないでしょうか。

人はそれぞれ違うので、合う合わないがあります。
どうしても、関わらなくてはならない場合以外は
自分の心地良いと感じると人とだけでも良いのではないでしょうか。

時間には限りがあります。
もっと自分の希望を優先させて自分を喜ばせる時間に使いましょう。

自分の希望を通すときに人と違う事が怖いと感じる

自分の希望を優先させるときに、
人と違う場合、少し怖いと感じ、否定したくなるかもしれません。

まず自分が様々な選択があっていいと認めたり、
受け入れたりする事が出来ていないと、自分が見ているように
他の人も私をそう見ていると感じます。

怖れていては人とつながる事が出来ません。
受け入れる事が困難でも、人それぞれ違っていて良いのだと、
認めるだけで怖れは無くなるでしょう。

自由に生きるために時間を忘れるぐらい没頭できることを探す

何かに秀でている人は努力をしています。

それは人から見れば努力に見えるという事で、
本人にとっては頑張りや努力ではなく、好きだから、
またはやりたいからしているだけだったりします。

やめなさいと言われても止められない自発的。
誰もが経験があると思いますが、好きな事に
集中している時は楽しくて時間を忘れること。

人は好きでもない事を頑張り続けるのは難しいのです。


ノーベル賞を受賞される様な人、
一流のスポーツ選手などは、
皆それが大好きで大好きで仕方がなかった人達です。

時間を忘れるくらいに、やり続ける事が出来るほどの、
大好きなものを見つけた人は幸せなのではないでしょうか。

好みが少数派ということも個性

少数派は周囲と違うと言う事で、生きづらい場面があるかもしれません。

例えばLGBT。

LGBTとは、Lesbian/Gay/Bisexual/Transgenderの
頭文字を組み合わせた表現です。

LGBTという用語は「性の多様性」と「性のアイデンティティ」からなる文化を強調するものであり、
「性的少数者」という用語と同一視されることも多々ありますが、
LGBTの方がより限定的かつ肯定的な概念です。

お子様にLGBTについて説明する際に、
オススメの本があります。
「タンタンタンゴはパパふたり」という絵本です。



この本はニューヨークにある動物園での実話で、
オス同士のペンギンがお互いを気に入り、一緒に泳いだり、
巣作りをしたり、いつも一緒にいる様になりまりました。

周りのペンギン達を見て、卵を温めているのを見て
自分たちも同じ様な大きさの石を拾ってきて
毎日交替で暖めはじめます。

でも石の卵はかえりません。
その様子を見ていた飼育員さんが
他のペンギンカップルが育てられなかった卵を
２人の巣にそっと入れてあげました。

そして２人に温められた卵がかえり、タンゴが生まれました。

愛し合いパートナーと生きる言う事は、本当に素晴らしいという、
心温まるお話しです。

生き物が互いを好きになる、惹かれるのに
性別など人間が決めたカテゴリーで
制限されるなんてことは無いのです。

少数派だからという理由だけで
自分と違うという理由だけで
特別視されるのはおかしなことです。

同じ人間は二人いません。

すべての人が人とは違うのです。
完全なオリジナル。

ですが、大勢の人と違うのはおかしいと感じてしまうと
自分の中にある個性（人とは少し違うあなたの魅力）も
人に表現する事が出来なくなり苦しくなります。
伸び伸びと自分を発信することが出来ません。

人と違う部分を見せたら、
自分は受け入れられないかもしれないと感じるからです。

そうならないために、誰もが個性的で
一人ずつ違う違ってても良いということを知る事が大切です。


出典：タンタンタンゴはパパふたり
https://www.amazon.co.jp/dp/478080115X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_EnEbCb9BB9GGA

ファッションの好みも個性

ファッションの選択も千差万別。
赤が好き。ポイントに赤は欠かせないマスト。
という人も居れば。

モノトーンでシックな装いが最高！
という人も居ます。
絶対マニッシュ。
エレガントな雰囲気大好き。
どの選択も素晴らしい。

選ぶ人が心地良いと感じる物が1番で
自分の好み以外をダメだ、センスが悪い、不正解。

だと感じたら、お互いが生きづらくなります。
正解、不正解はないのです。

生き方の自由も個性

良い大学を出て、一流と言われる会社にお勤めする。

進学はせず職人として修行に入る。
やりたい事を見つけるために旅に出る。

安定。冒険。
全て素晴らしい。

人の役に立っていなけれは価値がないと言う
価値観を持っている人もいます。

それはとても自分を追い詰めますし辛くなります。

もちろん人の役に立つ事は喜びではありますが、
無ければ価値がなくなる訳ではありません。

人は何らかの形で目に見えなくても、
何かに誰かに貢献して生きています。
もし何もないと感じていても、自分の喜びの為に生きてもいいのです。
そういう選択もあります。

自分が設定している制限をなくす

このように自分が勝手に設定した制限が無くなれば無くなるほど
自由に楽に生きられるようになります。

制限がかかっていることすら、自分ではなかなか気が付かないので、
自分がしてはいけないと思っている事を、やっている人を発見して、
違和感(イライラやモヤモヤ)を感じて気がつきます。

アレ？これもありなのかな…と。

答えが１つのものと、沢山の選択があってもいい物を
ごっちゃ混ぜにすると混乱します。

無意識で身についてしまっている制限から
解放され互いの違いを認め合えば
私も他人も、もっと自由に心地よく生きられます。

自分の喜びのために生きることに、罪悪感を持つ必要はありません

自分が人に優しくできる時はどんな時でしょうか。
自分が満たされて満足している時は、
特に意識しなくても人に優しくすることが出来ます。

自分が満たされていないと感じている時は、
人に優しくするには努力や頑張りが必要になります。

なので自分を喜びで満たすということは、
周りにも愛や優しさを溢れ出す事が出来る素晴らしいことなのです。

その逆を考えれば、自分を満たさない状態で居ることは
周りに期待や承認を求めてしまい周りの人を苦しくさせているかもしれません。
それほど、自分で自分を満たすと言うことは
罪悪感を持つなどということはある訳もなく
最も重要で最優先することなのです。

人は周りの人の価値観に影響を受けて大人になります。

例えば親が良い大学に行って一流の会社に入るのが幸せだという
価値観を持っていて、子供にも幸せになってもらいたいと考え
愛しているからこそ、子供にもそういう選択をしなさいと
導くことがあります。

でももしその子には、
その道が合っていなかったといしたら、
その道が好きな事では無かったとしたら、
その道が得意な分野で無かった場合、
その道を上手く歩けない自分はダメなのだ
と感じてしまうかもしれません。

愛だと思っていることも人によって様々なのです。
なので受け取るかどうかも
「自分で考えて」受け取るものを選択するという自由があります。

世の中には沢山の生き方があり
どれもが必要でそれぞれが、尊く誰かの役に立っています。

自分で選びとる

あくまで自分で考えて、自分が選んで決めるので、
〇〇でなければいけない
ではなく
〇〇と自分がしたいから
〇〇を選びたいからそうすると言う
無限の可能性の中から自分の意思で選びとるのです。

それが私の人生を創る事につながります。

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