薬膳アドバイザーが教える梅雨に最適な食べ物|近づいてきた梅雨の季節を快適に過ごす方法
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
もう少しすると多くの人が苦手とする季節「梅雨」がやってきます。
夏になる前の大事な季節とはいえ、毎日のように湿度が高く、
ジメッとした環境が長く続いてしまいます。
梅雨が苦手なのは実は体質のせいかもしれません。
夏バテする前に梅雨バテしてしまうという人も少なくないでしょう。
特に女性はむくみを感じやすく、この季節はとにかく身体が重いと感じる人も多いでしょう。
男性ももちろん、この季節は苦手だと感じる人が多いでしょう。
というのもスーツは締め付けが強く、身体の水の流れを悪くしてしまいます。
最近ではクールビズを早める会社も出てきたので
ネクタイによる締め付け期間も少なくなってきましたが、
それでもフォーマルな場面では梅雨の季節は煩わしさを感じることもあるでしょう。
冷房による身体への負担
梅雨の季節がはじまった途端に、お店では冷房をつけるというところも少なくないでしょう。
外との気温の違いに身体がびっくりしてしまい、体調を崩しやすくなる季節でもあります。
オフィスでも冷房を早くにつけるところもあるので、
同じ姿勢を維持して仕事をしているひとにとっては、とても苦しい時期になります。
いつも以上に身体が重く感じられ、スムーズに仕事ははかどらないということもあります。
私もかつてスーパーでレジ打ちをしていたことがあります。
スーパーは特に店内は早くから冷房をつけます。
立ち仕事なので帰りには足がパンパンです。
寝るときにも足が痛くて寝付けないということもありました。
梅雨は夏以上にむくみやすく、身体から湿を出しにくいという特徴があります。
そして、特に脾と胃に負担がかかりやすい時期でもあり、便通に関わる不調が増えたりすることもあります。
梅雨時期の憂鬱な気分、薔薇の香りで癒されよう!オールドローズ使用のオーガニックスキンケアシリーズ|成分も加工過程も天然成分100%にこだわりました【ローズローション】
¥ 4,155 (税込)
梅雨に多い症状
下痢、軟便、食中毒、食欲不振といった症状に悩まされることが多い季節です。
水分補給をすることも大切ですが、身体の中に湿がとどまっている状態でもあるので
代謝がわるいと新しく取り入れたはずの水が身体を回りにくくなってしまい、
下痢や軟便につながりやすくなります。
また、口の中が粘ついたりすることもあり、食欲もなくなってしまいます。
飲まず、食わずというわけにもいかず、
のどごしの良いものや冷たいものを食べてしまいたくなりますが、これが身体に更に悪影響を及ぼします。
INYOU読者の方はおわかりの通り、これらの食品は身体を冷やします。
そのため、ますます、代謝が落ちてしまい、
むくみも改善されること無く、頭痛や吐き気という体調不良にもつながっていきます。
梅雨に多い症状を改善するために
この時大切なのは1、汗として出す
2、尿として排出する
3、脾の運化作用を改善する
という3つのことです。
梅雨の季節に蕁麻疹がでやすくなったり、アトピーがひどくなるという人も多いでしょう。
これも体内に溜まった湿が原因です。
アレルギー症状が梅雨の時期にも長引いてしまうという人は、
身体から湿を出すように心がけることが大切です。
梅雨の季節に向いている食べ物
利湿、利尿作用の有るものを取るということは言うまでもありません。この季節の旬の食べ物は身体の湿をとってくれるので積極的に食べると良いでしょう。
スイカ、ニガウリ、冬瓜、などのウリ類。
ハトムギ、とうもろこし、スナックエンドウなどの豆類。
アスパラ、セロリ、もやしなどの野菜。
はまぐり、アサリ、昆布、などの海産物。
これらの食べ物の他に、スギナ茶を取り入れるとより利尿作用が期待できます。
特にスギナは春先から出た柔らかい葉のものを今のうちから収穫しておいて日陰で干して、
ストックしておくと良いでしょう。
梅雨の始まりの時期に身体のだるさを感じたり、夜に寝苦しいなどの症状が続いてきたら、
積極的に取るようにしましょう。
このときも、冷えたメニューではなく、温かいものを飲食するようにしてください。
身体の冷えはどの季節であっても禁物です。
特にジメッとした梅雨の時期は汗をかいて熱を外に出そうと身体ががんばります。
そこに冷えたものを身体に取り入れてしまうと、
身体が適切に働かなくなってしまい、麻痺した状態になります。
そのため、自己免疫、治癒力がさがってしまい、梅雨の時期に熱をだしたり、
体調を崩すといったことが起こります。
梅雨の時期の体調不良は長続きしてしまうことも多く、代謝が悪くなることもあり、タチが悪いです。
どうしても食欲がないという場合には陳皮や、
フェンネル、しそなど、香りの良いものを取り入れて食欲増進を図ります。
また、もともと汗をかきにくいという体質の人は、
ネギや生姜を積極的にとります。身体を温めるものを食べることによって代謝を促します。
雨に濡れると身体が冷える
梅雨の季節は汗ばむのでお風呂に入らないということはないでしょう。しかし、軽くシャワーで済ませてしまおうというのは厳禁です。
特に雨に打たれて帰ってきてそのままドライヤーで乾かしただけ、
またはタオルドライのみ、ということも避けましょう。
雨に打たれた場合には身体が冷えやすくなっています。
自分が思っている以上に風邪を引きやすい状態になっています。
面倒でもお湯をはり、半身浴などで身体を温めてさっと汗を流すことが大切です。
梅雨にはビールは禁物
この季節、のどごしが良いものを飲みたくなってしまいビールを大量に飲んでしまうという人もいるかもしれませんが、これも厳禁です。
日本ではビールをキンキンに冷やして飲む習慣がありますが、
ドイツなどビールの本場といわれるところでは常温で飲む所も多いのです。
身体を冷やすことにも繋がりますし、アルコールを身体からだすためにエネルギーを必要とします。
ただでさえ、梅雨の季節、体に負担がかかっているのにもかかわらず
アルコールをとってしまうと、ますます湿が身体に停滞してしまい、悪循環が続きます。
梅雨のどんよりを食事から改善しよう
梅雨の季節はどんよりとしたお天気に、気分も下がり気味になります。
気圧の変化も激しいので心身に負担がかかります。
この時期に無理をしてしまうと夏の早い時期に夏バテするということもあります。
そのため、梅雨に身体をしっかりとメンテナンスしておく必要があります。
特に、夏の時期40度を超える地域に住んでいるという人は注意してください。
梅雨のこの時期にジメッとしたした空気が嫌だからと
冷房のきいた部屋に引きこもっていて汗をかかない生活をしてしまうと、
夏になった時に身体があまりの急激な変化に適応できなくなってしまい、体調を崩します。
この時期は確かに冷たいものが美味しく感じられる時期です。
しかし、この時期の不用心は半年後の夏明けにも影響してきます。
私も十代の頃は通年体調が悪く特に花粉症に関しては冬以外は薬が欠かせないという生活をしていましたが、
今思えば毎日のようにアイスクリームを食べたり、冷えた飲み物を飲んでいたことを考えると納得がいきます。
そのときには気が付かなくともあとから振り返って原因がわかったり、
あの時こうしていなければと思うこともあることでしょう。
ただ、過去は変えられなくとも未来は変えられます。それは「今すぐにできることをすること」によって。
ぜひできることから実践してみてくださいね。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market梅雨の憂鬱な気分をリフレッシュ!IN YOU厳選オーガニックアイテム
梅雨時期の憂鬱な気分、薔薇の香りで癒されよう!オールドローズ使用のオーガニックスキンケアシリーズ|成分も加工過程も天然成分100%にこだわりました【ローズローション】
¥ 4,155 (税込)
世界に1人のあなたをパーフェクトにする世界に1つのオートクチュールオーガニック・フレグランス ”Fivele” (フィヴェール)【IN YOU Market 限定販売】
¥ 35,811 (税込)
お勧めの記事
それって本当に鬱!?|ココロの不調はまず、食生活の見直しで改善!爪が柔らかければ赤信号!?|栄養型うつ病になる仕組みと栄養素別欠乏チェックリスト しかして鬱かも?そう思ったら最初にするべき対策
あなたは副腎疲労症候群になりやすいタイプ?|真面目で頑張る人は要注意!鬱と誤診されやすい副腎疲労の原因と対策
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう