「カロリーを減らせばダイエットできる」に隠された罠|カロリーを気にせずダイエットできる良い油の選び方
あなたはダイエットするために、
このような言葉を聞いたことはありますでしょうか。
「摂取カロリーを減らすことで、体重が減少する。」
「低カロリーを気をつけることがダイエットを制する。」
さて、そこであなたに質問です。
カロリーを抑えることが、
体重を痩せることに本当につながるのでしょうか?
言い換えれば、
ダイエットをしているあなたは、
カロリーを抑えることで体重を減らし、
健康的に痩せることはできましたでしょうか?
今回は、
「カロリーを減らせばダイエットできる」という、
一般説に隠された罠についてお伝えします。
今まで信じてきた「ダイエットとカロリー」の関係は間違っていた!?
私もよくありますが、
このような経験はあなたももしかしたら
当てはまるかもしれません。
□ 商品パッケージの裏面をついつい気にしてしまう。
□ 高カロリーである油や甘い物は食べすぎないようにしている。
上記のようにダイエットするためには
カロリーを意識することが重要だと思っていたあなた!
残念ながら、それはあまり大きな意味をなしません。
結論をお伝えすると、
ダイエット(体重を減らす)ためにカロリーを意識しても
意味がないということが研究論文でわかっています。
(詳細はページ下部の記事参照)
つまり、カロリーを気にしているあなたは、
この記事を読むことによって、
日々のカロリーを気にした食事の悩みから開放され、
健康的にダイエットに取り組むことができるようになります。
ただ、ここでお伝えしておきたいことは、
「だからといって、どんなものでも食べていい!」
というわけではありません。
食べ方については、
臨床データによって確立された方法によって行うことが重要です。
筆者もこの手法によって、
体重も1ヶ月で5キログラム落とすことができましたし、
体の軽さを感じております。
カロリーとは?
それでは一つ一つここから紐解いていければと思います。
まずカロリーとは何でしょうか。
カロリーとは、熱量の単位と言われ、
ラテン語で「熱」を意味する calor に由来すると言われます
つまりは、体の中に入れたときに、
その食べ物の中に含まれる栄養素などが燃えて
どれくらいの熱量になるのかを数値で表しています。
ダイエットとカロリーは本当に関係があるの?
食事内容と体重の増減を検証!
では、
痩せること/太ることとカロリーの間には、
どのような関係があるのでしょうか。
結論として、ある論文によれば、
「カロリーを多く摂ったからといって、必ずしも太るというわけではない」
もちろん、ある程度の相関関係はありますが、
「食べるものが何であるのか」が重要です。
ダイエットにおすすめのタンパク質はやはりナッツ
その研究論文とは、2008年にアメリカの医学雑誌
『The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE』で発表された、
「低脂質カロリー制限食」「地中海食」「低糖質食」を比較実験したものです。
この3つの中で、最も減量効果が小さかったグループは
「低脂質カロリー制限食」ということがわかりました。
つまりは、高カロリーを気にして、
油などを避けていたグループが一番結果が出にくかったということです。
例えば、こういったことはありませんでしょうか。
「お肉や天ぷら、揚げ物は太りやすいので避けよう」
実は上記のように意識していても
効果は薄かったということです。
地中海食は良質な脂質(油)を摂取するため、カロリーは高くなります。
ただナッツ、オリーブオイル推奨の両グループとも、低脂質食に比べ、
心筋梗塞、脳卒中の発症率が低いという結果でした。
更には、
カロリーもオーバーしていたのにも関わらず、
体重に大きな変化はなかったということです。
ナッツやオリーブオイルは健康的なイメージもありますので、
健康の敵のように思われている飽和脂肪酸(バターなどに多い動物性脂肪ともよばれる油脂)を
摂取するグループと、
摂取しないようにしたグループを比較したデータもご紹介します。
ある論文(BMJ 2013)では、飽和脂肪酸をそのまま食べたグループと、
飽和脂肪酸をリノール酸に替えたグループで比較しました。
リノール酸は不飽和脂肪酸。
世間では健康によいと信じ込まれてきました。
ですが結果は、バターなどを食べたグループが、
心筋梗塞、脳卒中の発症率も、死亡率も低かったのです。
そして、体重の増減もほぼ変化無しで、むしろ体重が減少していたことがわかりました。
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上記の論文が意味することは何でしょうか?
脂質やカロリーの制限は、
ダイエットや健康において、よい結果が得られるとは期待できず、
病気になる確率も高くなるため、
むしろ良くないこともありえるということです。
健康的に痩せるために気を付けたい
タンパク質の摂取基準
では、ここで疑問が浮かぶと思います。
それは
「カロリー制限をしなくてよいというのは、
脂質(油)やタンパク質をたくさん食べてもいいの?」
ということですね。
答えはYESです。
ただここで重要なポイントが2点あります。(※)
1、油にも摂取して良いものと、悪いものがある。
2、タンパク質は、過剰に摂取すると、体内で糖質に変化する。
ここをしっかりと抑えて置かなければ、
結果食べても太りやすくなってしまいます。
油の種類をしっかり理解して
健康的な油を取るようにしましょう!
そして、タンパク質も目安は体重1㎏あたり1.0g~1.2gを
意識して取るようにしてください。
そうすれば、
あなたも健康的に、そしてカロリーを気にせずに
痩せることができるようになります。
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今日からできる!
カロリーにとらわれない超具体的なダイエット中の食事
では、最後にカロリーを気にしていたあなたに、
これからどのような食事をすればよいか方法をお伝えします。
まず、前節で述べた油の種類について紹介します。
そして、その油の種類から、
どのような食事を取ればいいかも紹介していきますので、
今日から実践できる内容になっています。
まず、油の種類についてです。
良い油とは?
・ココナッツオイル
・アボカドオイル
・エクストラヴァージンオリーブオイル
・MCTオイル
・えごま油
などが挙げられます。
一方で悪い油とは?
・マーガリン
・ショートニング
などのトランス脂肪酸の含まれるものや
・サラダ油
が挙げられます。
まず最初にトランス脂肪酸については、
人工的に生成される油になります。
そのため、腸内でうまく分解ができず、
腸内環境を破壊してしまいます。
そのため、血液に毒素が入って、脳内に渡り、
だるさや頭痛などの炎症を起こしたり、
更には便秘による不調を引き起こすきっかけになります。
マーガリンなどのトランス脂肪酸は、
「水素添加」によって作られています。
油に水素を添加することで不飽和脂肪酸の二重結合の数が減り、
飽和脂肪酸の割合が増えますが、
これによりトランス脂肪酸が生成されるのです。
部分的に水素添加した油脂を用いて作られた、
マーガリン、ファットスプレッド、
それらを原材料に使ったパン、ケーキなどの洋菓子、
さらには揚げ物にも、トランス脂肪酸が含まれています。
商品パッケージの裏面を見ていただくと記載してありますので、
ぜひ裏面を見る習慣をつけましょう。
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しかし、良い油と言われる油の根拠は
一体どういうところにあるのでしょうか?
「良い油」をあなたが摂るべき理由
人間は何千年もの歴史がある中で、
狩りをしている時代から
木の実や動物、魚などの油をメインに生活してきました。
そのため、腸内のシステムが自然とそれらをうまく吸収してくれますし、
人類の細胞は油がメインでできています。
そして脳ももちろん、油がメインです。
つまりは60兆個ある細胞を活性化されるためには
良質な油が必要不可欠であるということです。
カロリーの多さではない!
ダイエット中に今すぐ取り入れたい食事内容は?
上記の理由から、古くから食べられている
□ナッツ
□オリーブオイル
□ココナッツオイル がおすすめです。
具体的に食生活に落とし込む際は、
毎朝アボカドを食べるようにしたり、
空腹の際は、ナッツを食べるように心掛けてみてください。
日々の食生活があなたを作る
まずは少しずつで大丈夫です。
慣れてきたら、毎食に良質な油を加えるようにしていけばいいのです。
逆に一気に食生活を変えようとしてしまうと、
体も異常を感じ、うまく分解。吸収ができなくなります。
あなたもこれでカロリーを気にせず、健康的にダイエットをして、
異性からモテることや、更には仕事の効率もはかどり、
きっと、幸福度がます人生になるでしょう!
その第一歩を今から始めてみませんか?
【参照】
※タンパク質が糖質に変わる、糖新生について
☆動画コンテンツIN YOU Tube『体に良さそうに見えて意外と体に悪い食べ物ランキング』
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
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