子どもが風邪をひかないようにするコツ|東洋医学から見た子どもの自然治癒を高めた健康法
IN YOU読者のみなさま、こんにちは。
看護師のほんのりです。
立冬が過ぎ、暦の上では冬を迎えましたね。
これから、気温もどんどん下がり、植物や動物も冬支度が始まっていきます。
自然界のエネルギーが、“休養” “蓄える”方向へ向かい出します。
陰陽五行説では、冬は”腎”と対応しており、腎が弱まりやすい時期へ入っていきます。
今回は、冬に弱まりやすい臓器と、その養生法についてお伝えします。
健康管理が難しい季節、冬に弱まりやすい臓器はココ!
東洋医学的に見る「腎」とは?
健康維持にどう関係する?
解剖学的に腎臓とは、からだにとって不要な要素や水分を排泄してくれる大切な臓器の一つです。東洋医学的にみると、腎臓は水分の代謝・排泄のみでなく、
・精気(いのちのエネルギー源)を蓄える
・貯めておく性質がある
と見られています。
皆さまは「先天の精」「後天の精」という言葉を聞いたことありますか?
これは、東洋医学的観点から見た、
”いのちのエネルギー”
”生命力”
のことです。
健康な生活のためのキーワード、先天の精・後天の精とは?
精には「先天の精」と「後天の精」があります。
先天の精
先天の精とは、両親をはじめとするご先祖さまから受け継がれたものであり、“もともと持っている、生命力そのもの”を表します。
西洋医学で言えば、DNAなど遺伝子や体質、などに当たります。
東洋医学的に言う”腎”に蓄えられているとされています。
ですから、先天の精(生命エネルギー)があると腎が強い、ということが言えるのです。
後天の精
これに対して後天の精とは、飲食物によって得られていく精です。栄養素的な意味合いで、環境によって作られていくものですね。
この両方が盛んであると、生命力も旺盛であり、
内臓・筋肉・骨も丈夫で抵抗力もあり、
エネルギーが充実している状態・・・まさに“健康体”という訳です。
実際、腎が弱まると老化現象が進行して行きます。
アンチエイジングも、東洋医学的には腎の活性化に対してアプローチしていく方法が多いです。
後天の精はママの健康管理によっていくらでも養える!
先天の精は、生まれた後は基本的に増やすことはできません。
胎児がつくられていく妊娠中の過ごし方などでアプローチはできますが、
遺伝などが絡むとアプローチしたところで限界があります。
一方、後天の精は、これからいくらでも養って行けるもの。
つまり、こどもの生活の土台を担う、ママにかかっているんです!
わたしは長女がアトピーを持っており、
お薬に頼らずに自然治癒力に任せていくという道を選択して、現在に至ります。
現在はピーク時よりもかなり軽快していますが、
一時期は目の前の症状にかなり疲弊していた時期がありました。
「なんで自分の子はこんなに弱く生まれてしまったんだろう…」
「なんで、他の子は添加物とかもたくさん摂っているのに、健康でいられるんだろう・・・」
と周りと比較し、ひがみ、落ち込むことが多かったです・・・。
でも、実際にアトピーが軽快に向かっていき
こどもが自分の力で治しているんだと実感することができて、
「この子のこれからの人生は、ママであるわたし次第」だと、
純粋に思えるようになりました。
“後天の精”は、十分に補っていけるんだ!
と、希望が持てました。
子どもを健康に育てたい!
子どもが育つ過程ではママは”土壌”という立場である
子育てって、お空から「種」をもらうようなものだと感じています。
それが、木になるのか、花が咲くのか、実をもたらすのか、
育ててみないとわからない。
でも、どんな種にも、その適正に合ったコンディションというものがありますよね。
寒空の中でもしっかりと力強く生きていけるもの
温暖な気候の中で育つもの
温室の中で大切に育てられ大輪の花を咲かせるもの
など、
それぞれの適性があります。
人も同じように、その子にあった環境や方法、接し方があるのです。
7歳までの時期は、植物で言えば根っこに相当する時期です。
根っこが強く元気であれば、多少の雨風や虫にも負けたりせず立派に成長出来ますよね。
それに対し、ママは“土壌”だと言えるでしょう。
土壌の中で、根っこは十分に養分をもらい成長していきますね。
そんな大切なこの時期、しっかりとした土台づくりをしましょう。
上述した「後天の精」。
食べたものでからだはつくられているわけですから、環境から作り出されるものは影響はかなり大きいですね。
持って生まれた体質を「変える」のは簡単ではありませんが、
「補う」ことは十分にできるのです!
それには、ママがいかに肥えた土壌になれるか。
ママの意識と自然やからだに対しての根本的な理解、
そして「智恵」を持つことが大切ではないでしょうか。
冬の健康管理のコツ。
寒さに弱い”腎”の養生法は?
「腎」周辺(腰周り)を温める
精気(いのちのエネルギー)を貯めておく場所が”腎”だとお話しましたが、冬は寒さで腎の機能が弱まりやすくなります。ですから、冷え対策がとても大切です。
・腹巻をする
・ホッカイロ、温熱シートを腰に貼る
・両手を腰に当てて、手の温度で温める
・ホットタオルで腰全体を温める
などは、効果的です。
個人的におススメなのは、腹巻をすること。
薄手のモノ一枚でかまいません。
ホッカイロや温熱シートのような機械的に熱を与えるものは、ずーっと同じ温度で刺激を与え続けるものです。
それよりも、スース―と風が吹き込んで冷えないように保護するほうが、より自然でからだの刺激も少ないです。
ホットタオル法も、時間と共に自然と温度が下がっていく、
その過程がからだにとって自然です。
こどもは腹巻などは嫌がると思うので、
ママが腰全体に手を当てたり、
ホットタオル法も実際気持ち良くて喜ぶのでおススメです!
是非、冬は腰回りを温めることを意識してみてください!
胃腸の機能を整える
「後天の精」は、飲食物によって得るものである、と説明しました。よって、食べたものをしっかりと栄養に変えられるように、胃腸の調子を整えておくことが重要になります。
いくら、栄養や滋養・強壮のあるものを食べても、消化・吸収できなかったら意味がありません。
胃腸を整えることを書くと、それだけでも膨大になってしまうため、簡単な紹介としますが、
・腹八分目
・白砂糖は控える(はちみつや、黒糖、キビ砂糖などを使用する)
・間食は控え、しっかりとお腹を空かせてから食べる
・よく噛んで食べる
・和食中心に、まごわやさしい(豆、ゴマ、海藻類、野菜、魚、キノコ類、イモ類)を意識して食べる
このようなことが大切です。
どれもよく聞くような、当たり前のような内容ですが、
でもその当たり前のことをしっかりと実行して行くだけでも結構大変です。
こういうことは、毎日の積み重ね。
特に、からだが育って行くこどもの時期は、しっかりと整えて行きましょう。
後天の精が補えるのは、健康な胃腸あってこそ、なのです。
未来はこれから創ることができる!
いのちのエネルギー溢れた健康な子どもたちが多くなりますように
うちの子、食が細いな・・・
風邪をよくひくし、この先が心配・・・
アレルギーがある。制限もあるし食事がとても大変・・・
こどものことに対する心配や悩みは、様々あると思います。
背景もバラバラなので、一概には言えませんが、
生まれもった体質があったとしても、後から補うことは可能です!
繰り返しますが、ママは”土壌”の立場。
肥えた土壌を目指しましょう。
こどものいのちのエネルギーが、たくさん作られますように。
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