マスクによる夏の肌荒れ防止テクニック6選|コロナ禍での必需品「マスク」との上手な付き合い方とは
マスクによる夏の肌荒れ防止テクニック6選
コロナ禍での必需品「マスク」との上手な付き合い方とは
新型コロナウイルスの流行により、今や外出時には手放せないマスク。仕事場でも、買い物先のお店でも、ジムでも、どこへ行くのにも
マスクを着用して行かれることと思います。
そんな中、大手化粧品メーカー「資生堂」が2020年6月に行ったインターネット・アンケートによると、
「夏の暑い季節、外出の際にマスクを着用することについて、
感じること、気になることがある人」の割合は実に99%にのぼりました。
特に、マスク内の蒸れ、メイク崩れ、肌荒れが気になる、という回答が多かったようです。
(参考:夏のマスク 9割の方お悩み 「暑さ・蒸れ」「メイク落ち」「肌荒れ・ニキビ」「マスク焼け」)
筆者自身、普段は肌トラブルが少ない方なのですが、緊急事態宣言の解除後、
外出の機会が徐々に増えるとともに、使い捨ての不織布マスクを使用する頻度が増え、
それと同時に、アゴ周りに大きな吹き出物が繰り返し出来ることがありました。
そこで今回は、今や私たちの必需品となった
マスクによる肌荒れの原因について探り、
肌荒れを防ぎながらマスク生活を快適に送るために必要なことについて
ご紹介していきたいと思います。
マスクで肌荒れが起きる理由・トップ3
マスク着用による肌荒れは頬や、口周りに多く発症し、
具体的な症状としては、乾燥、ニキビ、湿疹などが見られます。
では、マスクをすると何故肌荒れが起きるのでしょうか。
考えられる原因としては、主に以下の3つが挙げられます。
①マスクが肌に擦れるから
マスクの生地が肌と擦れることで角質がはがれ、皮膚が固くなることで肌荒れへとつながります。
(参考:マスクで肌荒れ急増 患者数が20倍近く増!?)
また、マスクと肌が触れ合う部分に汗や崩れたファンデーションなどが溜まると、
油脂となって肌荒れを引き起こします。
②マスク内が蒸れるから
マスク内は湿度が高く、雑菌が発生・繁殖しやすいため、それらが原因となって吹き出物等が生じやすくなります。
また、マスク内で発生した湿気は、マスクを外した際に、
水蒸気となって一気に蒸発していくことで、
乾燥による肌トラブルも招くこととなります。
③マスク着用によるストレスから
マスクを装着することは、少なからずストレスとなります。また、マスク装着時には呼吸が浅くなることから、自律神経が乱れ、
肌のターンオーバー機能を正常に保てなくなるということも、
肌荒れを招く一つの原因に考えられます。
④マスク自体では日焼けを防げないから
マスクは日焼け防止に役立ちそう、と錯覚しがちですが、UVカット機能が付いていないマスクに日焼け防止効果はありません。
そして日焼けをすると、肌のバリアが壊され、乾燥したり、
ニキビができやすくなってしまいます。
マスクによる肌荒れからお肌を守る方法・6選
マスクによって肌荒れが引き起こされる原因は分かりましたね。
そこで続いては、肌荒れ防止のための具体策を6つ、順にご紹介します。
①不織布マスクをやめる
使い捨てマスクの多くが不織布製です。不織布は、繊維が織り込まれていない分、肌への刺激が多くなります。
また、不織布のマスクは換気性が低く、マスク内にこもった蒸気を逃しにくいため、
蒸れによる肌トラブルを引き起こしやすくなります。
②オーガニックコットンやシルクのマスクをつける
コットンやシルクで作られているマスクは、不織布に比べて換気性に優れ、蒸れにくくなっており、さらに肌当たりも優しいため、肌への負担が軽減されます。
さらに、オーガニック素材で作られているものであれば、
化学的な染料が原因の肌荒れも起こらないので、より安心です。
実際に筆者が不織布のマスクをオーガニックコットンものに替えてから、
しつこかったあごのニキビが綺麗に消えました。
また、オーガニックコットンのマスクは不織布のマスクよりも
圧倒的に呼気が通りやすいため、個人的にもかなりオススメです。
③マスク内にコットンガーゼを一枚入れる
オーガニックコットンやシルクのマスクが手に入らない、または、お仕事柄、不織布マスクを使わなければならないという方には、
マスクと肌の間に一枚コットンガーゼを挟み入れることをオススメします。
ガーゼを入れることで、不織布の刺激から肌を守ることができます。
④人のいないところではマスクを外す
人の少ない場所ではマスクを外し、一度大きく深呼吸をしてみましょう。マスクを外すことで、新鮮な空気を取り入れることができ、
ストレスの緩和にもなるでしょう。
⑤日焼け止めをこまめに塗り直す
マスクをするとどうしてもメイクや日焼け止めが落ちてしまいます。こまめに日焼け止めを塗り直すことで、うっかり日焼けを防ぎましょう。
☆安心安全な「日焼けどめ」選びのポイントについてはこちらの記事もどうぞ。
日焼け止めを塗り直すのはめんどくさい…という方には、“飲む日焼け止め”をオススメします。
メーカーにもよりますが、1回服用すれば5時間程度は日焼け止め効果が期待できますよ。
⑥保湿ケアを入念に
マスクで隠れるからいいや、と、お肌のケアを怠っていませんか?朝でもしっかりとお肌に水分を入れこみ、乳液やクリームで蓋をしてあげることで、
少しでも乾燥からお肌を守ってあげましょう。
マスクをしていた肌はバリア機能が低下していますので、
夜のクレンジングや洗顔時には、肌をこすらないように。
いつも以上に優しく丁寧に洗ってあげるようにしましょう。
快適なマスク生活でウィズコロナ時代を生き抜こう!
マスクなしでの生活が戻るのは、まだまだ先のことでしょう。少しでも快適に、ウィズコロナの生活を送るためにも、
まずは、毎日身に付けるマスクから見直してみませんか。
ご自身に合ったマスクとの付き合い方が見つかりますように、
心からお祈りしています。
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