子供が急に高熱を出しても慌てないで！薬を与えない、我が家のスパルタ免疫育児について。

お子様や、甥っ子姪っ子さんなどが熱が出た時に、IN YOUの読者さんはどうしていますか？

そもそも熱や咳ってどうして出るの？

子供が保育園や幼稚園に通うようになると毎日たくさんのバイ菌に触れて熱や咳、
下痢などを次から次に持って家に帰ってくるようになります。
せっかく自分の時間を持てるかも？と思っていたところに病気の嵐・・。

心配だし、早く治ってもらいたい！
とあわててお医者さんに走るお母さんが多いですが、ちょっと待ってください。

子供は成長の過程でいろんな環境のいろんなバイ菌にさらされて少しずつ免疫力を高めていきます。

 

その大切な過程でお医者さんから処方された解熱剤、咳止め、下痢止め、はたまた抗生物質をなにも疑わずに子供に与えてはいませんか？

熱を出したり咳が出るのはなんで？

そもそも菌がからだに入ると熱を出したり咳をしたり下痢をしたりするのはどうしてでしょう？

からだに菌が入ると発熱するのはその菌を高い熱でやっつけようとする為です。

つまり発熱はからだと菌が戦っている証拠なのです。

また咳が出るのは口から入ってきたバイ菌を喉から奥に侵入しないようにからだから外に出そうとしているから。
消化器官に入ってしまったバイ菌は下痢をしてできるだけ早くからだの外に出そうとしているのですね。

つまりからだの免疫力が侵入してきたバイ菌をからだから外に排出したりやっつけようとしたりする作用がこれらの病気の症状なのです。

その薬を使うと何が起きるの？

免疫力がせっかくバイ菌と戦うために起こしているこれらの症状を薬で止めてしまったらどうなるでしょうか？

からだから外に排出できないし高熱でやっつけられないバイ菌はからだの中でますますはびこることになります。
一時的に症状が軽くなり治ってきたように見えてもその後にまた勢いを盛り返してきます。

「薬を飲んでいるけど治らない」という現象はこの繰り返しの場合が多いのです。

ましてやせっかく戦っている免疫力を差し置いていきなり抗生剤を飲ませたら、
バイ菌も死ぬ代わりにからだに必要な良い腸内菌もすべて死んでしまうわけです。
免疫力は戦うチャンスを失って鍛えられることもありません。

その次にまたバイ菌がからだに入ってきた時には、
味方になってくれる腸内菌は無くなっているし免疫力も弱いのでもっと大暴れ。
以前よりもさらに強い抗生剤に頼るほかはなくなってしまいます。

これから長い人生を生きて色んなバイ菌に晒される子供のからだを小さい時から不必要に弱くしていいはずはありませんね。

我が家の方針。スパルタ免疫育児

我が家では子供が小さい時から免疫力の強い子供に育てるのが一番の育児方針でした。
理由は自分たちが旅行に行きたかったから（笑）。

殺菌力の強いハンドソープは置かずオリーブオイル石鹸のみ。
お風呂もシャンプーもすべてオリーブオイル石鹸でした。

よく洗えば水だけでも大抵の菌は流されます。
除菌ソープなどでそもそも人間の皮膚にあって有害な菌から守ってくれる常在菌を落としてしまうと抵抗力が落ちてしまいます。



（我が家で愛用のアレッポのオリーブオイル石鹸）

それでも学校や色んな場所でバイ菌に触れて発熱したり咳がひどくなったりはしょっちゅうです。
私はそのたびに思ったものです。

「よし、また免疫力を鍛えるチャンス！」

子供は急に高熱を出すことが多いので親としては非常に心配になりますが、
実は子供が高熱を出すのはそれだけ生命力が強いからなのだそうです。

大人になると高熱をあまり出さなくなり、老人に至っては熱なんてめったに出ませんよね。
だらだら続く微熱の方が重大な病気の可能性が高いと聞いたことはありませんか？

体力が弱っていると熱も出せなくなるのです。


だから子供が急に熱を出してもあわてて解熱剤を飲ませずに注意して様子を見守りましょう。

もちろん、あまりの高熱で、脳や体に支障が来たす可能性があると判断される場合は、速やかに専門家の指導を受けることをお勧めします。

熱てんかんなどの恐れがないかぎりは熱をこまめに測りながら、
からだを濡れタオルなどで拭いて体温を下げてやります。水分補給も大切です。

風邪だからと、たくさん服を着せたり布団をかけたり決してせずに高熱の時は涼しく。
特に頭を冷やすことを忘れずに。急に熱が上がるような時にもこうやってからだを冷やしてやると熱は下がっていくことに気がつきます。

怖いのは高温がずっと続くことであって短期的に上がり下がりしている時には見守りましょう。
子供がぐったりして見えるので親から見ると心配ですが、熱が出たら、すぐに薬が必ずしもいいわけではありません。

安心して使える食養レシピやホメオパシー

食養レシピやホメオパシー、エッセンシャルオイルなどで症状を楽にしてやることはとても高い効果を得られます。


（外国では普通に薬局やスーパーで買えるホメオパシーのレメディー）

熱のタイプによってさまざまなレシピがありますが生姜大根おろし、しいたけスープなどとても効きますし、咳には蓮根も効きます。

自覚症状なく進行する現代病や高血圧に効く！「干ししいたけ」使ったスーパー・デトックススープの作り方

マクロビオティックで原因不明の偏頭痛と体調不良を改善した私が取り組んだことを余すことなくお伝えします。

また下痢には梅干しや梅エキスが効果てきめんです。
熱の高い時には食欲が出ないのは普通ですので水分さえ補給されていれば無理に食べなくても大丈夫。

こういった食養レシピはだいたいが普通台所に常備してある材料を使ったものが多いので手軽だしからだにも優しい。
何よりも安上がりですね。


（我が家のバイブル　大森一慧さんの本）

私の経験について

私の経験からいうと急に高熱を出した時は治りも早いようです。
そこで心配のあまり解熱剤を飲ませてしまうと一時的に熱は下がりますが、またすぐにぶり返して長引きます。

大切なのは辛抱強く子供の免疫力を信じて見守ること。
徹夜で看病するようなこともありますが（高熱が出ている時にひとりで放っておかないで！）
免疫力の勝利までの辛抱、峠を越えたらあっという間に元気になりますよ。

知っておきたい抗生剤の怖い弊害

日本は世界でも類がないほど医師が抗生剤を処方しまくる国です。
もともと清潔好きの国民性もあって除菌ティッシュや除菌ソープなどの使用頻度も目が余るものがあります。

喘息やアトピー、食物アレルギーなどの免疫異常や免疫低下と深い関係のある病気の子供も急増しています。
また抗生剤の濫用が原因と見られる耐性菌の発生も世界中で問題になっています。
こんな世の中だからこそ我が子は強い免疫力を備えた元気なからだにしてやりたいとは思いませんか？

薬の与えすぎに気を付けて、できる限り自分の免疫力で治す練習をしていくと、少し大きくなった頃には病気をしないからだになります。薬に頼りすぎないということは手間もかかるし忍耐力も要りますが、その代わりに後からとても楽になります。

それでもあった！我が家の緊急事態

手前味噌になりますがこうして育てた我が子は強いからだになり
東南アジアの国々を連れて歩いて、こちらが食中毒に遭っても子供はびくともしませんでした。

すごい免疫力ですよね。

抗生剤を服用したことは１３年間で３回だけ。

頭を切るほどの大怪我をして１５針の外科手術を受けた時と盲腸炎を起こして盲腸切除手術を受けた時。
そしてもう一回はダニにかまれた２４時間後に突然高熱を出した時。

その時はさすがの自然療法派の我々夫婦もパニックで時間外の病院に駆けつけて「抗生剤を出してー！」と叫びました。
ダニによる感染症は怖いですからね・・。

高熱でも病院に連れていかない我々がパニックなのを見て、我が子は「もう自分は死ぬんだ」と思ったそうです。

ちなみにその直後に私も同じ高熱を出し「あ、ダニとは関係なかったのね」というオチでしたが汗。

とにかく、皆さん、勉強しましょう！

とは言っても、「薬に頼りすぎない」「医者の言うことを鵜呑みにしない」ということはしっかり勉強してそれなりの知識を持っていなければできないことです。

ただ単に「薬を使わない」「病院に行かない」ということではなく、
本当に薬を使わなければいけないケースも知っていなければなりませんから。

大切な我が子に生涯にわたる健康なからだをプレゼントできるのは親しかいません。
そのためにも勉強して賢い親になりましょう。

IN YOU Marketで台所に一つ欲しい自然の常備薬をゲット！

自然のお薬としてマオリ族からも親しまれてきた
NZ産のオーガニックローマヌカハニー。
少量生産で薬品を使用せず、大切に、大切に作られました。

ホルモン依存性のがんなどの原因となるプラスティックの害も気にならないガラス瓶だから安心。
台所の常備薬として一家に一つおいておきたい宝物です。

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

病気に負けない体質作りを！IN YOU厳選オーガニックアイテム

この記事も読んでみよう！

治らない子どものあせも｜東洋医学的原因と対策、教えます。

あなたはどれ？「寒証・熱証・平証」をセルフチェック！｜東洋医学から見た「寒熱」体質の簡単チェックポイントと対策方法

不快な症状はありがたい。身体は自然に健康になるようにできている！薬を出来るだけ使わず自然治癒力を引き出す生き方