あなたはどれ?「寒証・熱証・平証」をセルフチェック!|東洋医学から見た「寒熱」体質の簡単チェックポイントと対策方法
IN YOU読者のみなさま、こんにちは!
氣功セラピストの根元 りなです。
夏場の暑い日に、なぜか温かいものが飲みたかったり、
私は7時間寝ないと絶対に無理!
といったこと、ありませんか?
私の主人はですね、4〜5時間眠れることができれば平気な人なのですが、
私は7時間は寝ないと身体の調子が悪くなっていきます。
子供の頃からこ7時間ぐらい寝ないと身体がもたなくて、
親からは「たるんでいるからだ」と怒られたこともありましたし、
結婚して、よく眠る私を見た主人は不思議がっていました。
無理矢理5時間睡眠にしてショートスリーパーを目指したこともありましたが、
頻繁に貧血を起こすようになってしまいました。
今考えると、ちゃんと自分の体質を理解しないで無理に変えようとしたことがまずかったのですが、
当時の私は「自分は怠け者だからできないんだ」と自分を責めていました。
こういった体質や、寒いのに冷たいものを食べたくなってしまうようなクセなものに見える反応は、
東洋医学では「自覚症状(病気のサイン)」とみなして原因や不調を探り出すことを考えます。
前回の記事では、その探り出し方の一つで、
体力の虚弱性と病勢の盛衰をはかる「虚実(きょじつ)」についてお伝えしましたが、
今回も「証(しょう)」の中から、“病気の性質” を判断する「寒熱(かんねつ)」についてお伝えします。
証や虚実につきましては、下記の記事をご参照ください。
寒熱(かんねつ)とは?体質や症状が出ること
病気の性質を識別するものさし。
カゼや病気などで、熱が出て上がったり下がったりといったことではなく、
身体が熱くなりやすいか冷たくなりやすいか?
それによってどのような体質や症状が出ているか?といったお話です。
寒証、熱証、平証をセルフチェックして自分の体質を知ろう!
寒熱には主に「寒証(かんしょう)」と「熱証(ねつしょう)」の二つがあります。もう一つの「平証(へいしょう)」は、どちらも当てはまらないバランスの取れた状態なので、
平証はあまり考えられませんが、ここではご参考までにご紹介していきます。
では、早速ですが、今回も解説の前に!!
まずはご自分の体質チェックをしてみましょう。
<熱証・寒証チェック>
Q1:顔色
・熱証:赤っぽい
・寒証:青白い
・平証:どちらでもない
Q2:髪の毛
・熱証:太くてツヤがある
・寒証:細い、枝毛・切れ毛が多い
・平証:どちらでもない
Q3:皮膚
・熱証:うるおってしっとりしている
・寒証:乾燥してカサカサしている
・平証:どちらでもない
Q4:目
・熱証:充血している・しやすい
・寒証:疲れやすい、ショボショボとする
・平証:どちらでもない
Q5:唇の色
・熱証:赤い
・寒証:いかにも血色が悪そうな紫色、青っぽい
・平証:どちらでもない
Q6:舌の色と状態
・熱証:色が赤に近い濃いピンク、舌のコケが茶色い
・寒証:色が薄めのピンク、舌のコケが白い
・平証:どちらでもない
Q7:喉の渇きやすさ
・熱証:渇きやすい
・寒証:あまり渇かない
・平証:どちらでもない
Q8:胃腸・消化機能
・熱証:丈夫
・寒証:弱い
・平証:どちらでもない
Q9:汗
・熱証:よくかく
・寒証:あまりかかない、かきにくい
・平証:どちらでもない
Q10:排尿
・熱証:量が少ない、色が濃くて臭いが強い
・寒証:量が多い、色が薄い臭いが弱い
・平証:どちらでもない
Q11:便通と便の様子
・熱証:便秘がち、硬めの便
・寒証:下痢しがち、軟便気味
・平証:どちらでもない
Q12:性格・精神状態
・熱証:焦りがち、イライラしがち
・寒証:冷静、もの静か
・平証:どちらでもない
Q13:睡眠時間
・熱証:短い
・寒証:長い
・平証:どちらでもない
※このセルフチェックはあくまでも目安で正確な診断ではありません。
必要な場合は専門医に診察してもらいましょう。
Q1:顔色
・熱証:赤っぽい
・寒証:青白い
・平証:どちらでもない
Q2:髪の毛
・熱証:太くてツヤがある
・寒証:細い、枝毛・切れ毛が多い
・平証:どちらでもない
Q3:皮膚
・熱証:うるおってしっとりしている
・寒証:乾燥してカサカサしている
・平証:どちらでもない
Q4:目
・熱証:充血している・しやすい
・寒証:疲れやすい、ショボショボとする
・平証:どちらでもない
Q5:唇の色
・熱証:赤い
・寒証:いかにも血色が悪そうな紫色、青っぽい
・平証:どちらでもない
Q6:舌の色と状態
・熱証:色が赤に近い濃いピンク、舌のコケが茶色い
・寒証:色が薄めのピンク、舌のコケが白い
・平証:どちらでもない
Q7:喉の渇きやすさ
・熱証:渇きやすい
・寒証:あまり渇かない
・平証:どちらでもない
Q8:胃腸・消化機能
・熱証:丈夫
・寒証:弱い
・平証:どちらでもない
Q9:汗
・熱証:よくかく
・寒証:あまりかかない、かきにくい
・平証:どちらでもない
Q10:排尿
・熱証:量が少ない、色が濃くて臭いが強い
・寒証:量が多い、色が薄い臭いが弱い
・平証:どちらでもない
Q11:便通と便の様子
・熱証:便秘がち、硬めの便
・寒証:下痢しがち、軟便気味
・平証:どちらでもない
Q12:性格・精神状態
・熱証:焦りがち、イライラしがち
・寒証:冷静、もの静か
・平証:どちらでもない
Q13:睡眠時間
・熱証:短い
・寒証:長い
・平証:どちらでもない
※このセルフチェックはあくまでも目安で正確な診断ではありません。
必要な場合は専門医に診察してもらいましょう。
あなたはどちらの証が多かったですか?
多く当てはまった方が、今のあなたの体質です。
寒証(かんしょう)の体質
「寒冷」の意味で、実際に冷えている感じがあります。
顔色が青白かったり悪かったり、手足が冷たい寒がりなタイプが多いです。
基本的に生理機能が低下し、身体を温める力が不足していることもあって、
日頃から温かい食べ物を好む傾向があります。
喉はそれほど渇かず、渇いていても温かい飲み物を飲みたがります。
春や夏などの温かい季節を好み、秋冬は苦手。
寒くなると関節が痛むなどの症状がでる人もいます。
比較的女性の方が多く、年齢を重ねて生理機能が衰えてくると寒証にかたよりがちになります。
寒証の特徴
・顔色が白い・青白い・温かい飲み物が好きで、暑い日でも飲む
・手足が冷えている
・頻尿
・尿の色が薄くて臭いが少ない
・下痢をしやすい
・冷えると関節などが痛む
・眠りが浅くて深夜に目が覚めることが多いため、睡眠時間も長くなる
寒証の人をさらに「虚実」で分けると
実証
熱を保つ力はあるけれど、冷たい食べ物や飲み物をを過剰に取ってしまい体内から冷えが溜まっている状態の方が多くみられます。
薄着を好む若い人や、あまり汗をかかない人に多いタイプです。
虚証
身体を温める『氣』が不足し、身体の芯から冷えきっている状態。極度の寒がりはこのタイプが多いです。
疲れやすい、カゼをよくひく、重病を患うような人や中高年に多くみられます。
\虚実のチェック方法は下記記事をご参照ください/
▶︎ 氣功セラピストが教える、見た目でわかる「虚実」体質の簡単チェックポイント|東洋医学からみる体質別の対策法
寒証体質の方の対処法
とにかく体を冷やさずに温めることが大事です。
まずはストレッチをして、体のコリや筋肉をほぐして血流をよくしましょう。
次に筋肉をつけていけば、骨格的にもバランス良く筋肉がついていき、
代謝が上がって体も温まりやすくなります!!
それと同時に、体を温める作用がある食材を取り入れていきましょう!
食材としては、かぼちゃうあごぼう、にんじん、シソ、鮭、
飲み物は、紅茶やほうじ茶、黒豆茶がおすすめです。
また、シナモンやしょうが、コショウやニンニクなどの
お手軽な調味料や香辛料も体を温めてくれますので、
冷やす食材を食べたくなってしまったら使うようにしましょう。
特に生のサラダで食べたいレタスやキャベツには、
ドレッシングの中に入れて一工夫すると効果的です!
氣功での改善を考えるなら、手っ取り早く「日向ぼっこ」するなどして太陽の光を浴びて、
太陽の陽の氣を全身で受けて取り入れるのがいいでしょう。
また、五臓からしっかりと全身に太陽の氣を巡らせるなら、
下記の記事に記載した「氣の取り入れ方」で太陽の氣を取り入れましょう。
▶︎ 気の巡りを整えて自然の力で、あなたや家族の健康を守る方法
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熱証(ねつしょう)の体質
代謝が活発すぎて、身体の機能が過剰に高まりやすく、体に熱がこもりやすいタイプ。
汗っかきで、顔が赤い人が多いです。
いつも喉が乾いていて、体も火照っているため冷たいものを好み、
冬場でもフラペチーノなどの冷たいものを好みます。
気温が高くなると、熱証の特徴が強くでます。
長時間ストレスを受け続けていると、氣巡りが悪くなって熱証になることもあります。
熱証の特徴
・顔が赤い・口や喉が渇きやすい
・冬でも冷たいものを好む
・汗をよくかく
・目が充血しやすい
・手足が火照りやすい
・体臭が強い
・眠りが深いため、睡眠時間は短い
熱証の人をさらに「虚実」に分けると
実証
体の中に熱が停滞してしまい、興奮しやすくて落ち着きがなく、せっかちになりがち。急な発熱や頭痛、喉の痛み、胸焼けを起こしやすい状態です。
虚証
体が弱って熱を冷ます力が不足してしまっているため、熱感が大きくなっています。ぼのせやすくて寝汗をかいたり、体の火照りとなって現れます。
更年期障害でのぼせたり火照ったりする症状がある人は、このタイプが多いです。
\虚実のチェック方法は下記記事をご参照ください/
▶︎ 氣功セラピストが教える、見た目でわかる「虚実」体質の簡単チェックポイント|東洋医学からみる体質別の対策法
熱証体質の方の対策
熱を冷ます・発散することを考えましょう。
興奮してイライラして眠れないときは、応急処置的に氷まくらを使い、
首の付け根から後頭部を冷やすと良いでしょう。
食べ物は、余分な熱を取って、体を冷やしてくれる寒涼性のものがオススメで、
辛いものやアルコールなどの刺激物は控えたいところです。
ナスやきゅうり、トマトといった水分豊富な夏野菜や、
白菜や梨、スイカ、柑橘類、ココナッツ、豆腐も体を冷やしてくれます。
飲み物だとコーヒー。
夏場でどうしようもないときは、アイスコーヒーでしっかりと冷やします。
調味料は、塩、しょう油、トマトケチャップ、オイスターソースが
体を冷やしてくれますので、うまく工夫して熱を取り除きましょう。
氣功を用いた改善は、熱証の対策で記載しました「氣の取り入れ方」で、
太陽ではなく、冬場の北海道や東北、南極などを思い浮かべると
冷たい氣を取り入れることができます。
目に見えなくて信じがたい話ですが、
我が家では、娘が高熱でどうしても下げないといけないときは、
解熱鎮痛剤の前にこの方法で下げています。
氣は誰でも持っていて、本来はみんなが使えるものです。
最初はよくわからないこともありますが、やればやるほど感覚が磨かれていき、
氣を取り入れて出す力も高まります。
このやり方は「外氣療術」と言われているもので、
覚えてしまえばお金がかからず、リスクがないものですのでぜひ取り入れてみてください!
\氣の取り入れ方はこちらの記事をご参照ください/
▶︎ 気の巡りを整えて自然の力で、あなたや家族の健康を守る方法
平証(へいしょう)の体質
非常にバランスが取れた穏やかな体質です。
「平」の食べ物であるしいたけ、山芋やじゃがいも、うるち米、はちみつ、イカなどをとったり、
温めるものと冷ますもののバランスを織り交ぜて食べるようにしましょう。
もし体質チェックで不安なことがあったら、
その部分を重点的にケアしましょう。
自分の体質を知って体のトラブルを未然に防ぐこと
いかがでしたか?体質と思っていたことが、実は身体の中で起こっているトラブルだったことがわかったと思います。
これらを放っておくと病気となって症状として現れたり、老化を促進したりします。
氣の観点から考えても、
食材を選ぶ基準もオーガニックであることが大切になってきます。
良くない添加物や農薬は、せっかくの氣の力を下げてしまいます。
健康を整えると時間を有効的に使えるようになり、
仕事も休まなくなるから経済だって整えることもできます。
学生さんだったら、体が弱かったら学業だけで精一杯でバイトなんてできないけれど、
元気だったらバイトだってする余裕もできてお財布がうるおいますよね・・・?
まずは自分の身体の状態を知ることが、健康と美容、そして経済の近道!!
次回も、東洋医学で用いる、違った視点でのチェック方と対策をお伝えいたします!
最後まで読んでくださってありがとうございました!!
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