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東洋医学から見て、自分の体質を知るための考え方と、冷えの原因となる体質改善の方法とは?

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冷えは万病のもと。冷えが原因でおこる不調



そろそろ暖かくなってきましたが、
冷え性の方にとってはまだまだ夜寝る時に手足が冷たいのが気になる季節です。

手足の冷えはもとより生理痛などの月経のトラブル、ニキビや吹き出物などの肌トラブル、
肩こり、頭痛、不眠、胃腸の不調、
夕方になるとパンパンにむくむ足などなど実にさまざまな症状が冷えに関連しています。

冷えそのものも辛い症状ですが、
これらの悩みをなんとか改善したいと思ってる方もたくさんいらっしゃいます。

冷え対策のために、温める作用がある食材を食べる?



靴下やボディウォーマー、ショールや肌着など身に着ける物からできる冷え対策もたくさんありますが、
身体を作り上げるのは私たちが毎日口にする食べ物です。

体質を改善するために食生活で工夫をしている・してみたい方に
どんな食事をするべきか提案いたします。

冷えが体調不良の原因だというのであれば、
温める作用があるといわれる食材を食べればそれで問題の解決となるのでしょうか?

温める作用がある食べ物・食べるとぽかぽかする食べ物といわれて
どんな食べ物が思い浮かびますか?

3つ思い浮かべてみて下さい。

実際に冷え症でお悩みの患者さんに聞いてみたところ、
生姜・唐辛子・カレーライスって答えて下さいました。

どれも身近で馴染みのある食べ物です。
確かに唐辛子は食べると身体が熱くなりますね。

生姜が冷え性やダイエットにいいというアナウンスもよく見かけます。

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東洋医学にも副作用はあるって本当?

鍼灸や漢方といった東洋医学は副作用が無いので、
西洋医学よりよいという説明を以前見かけたことがあります。

東洋医学を信じていただけるのはとても嬉しいのですが、
身体に目的をもって働きかける効果がある以上ふさわしくない運用は思いがけない結果に繋がります。

薬膳や生薬といったものに副作用がある事は、
少なくとも2000年以上昔から認識されていました。

そして副作用がある事だけでなくそれを避けるための摂取法もきちんと伝えられています。
医食同源の考え方で食卓から健康を守るために正しい知識を身につけましょう。

薬膳は人気がある。でも薬膳の本来の意味を知っていますか?流行に流されてない?


食べることより食べない選択

先日大きな書店へ行ったのですが少し気になる事がありました。
医学書専門コーナーに生薬・漢方そして薬膳に関する本が並んでいました。

それ以外にも生活コーナーに、
薬膳に関する読みやすい本が棚の多くのスペースに置かれていました。

多くの方が薬膳に興味を持っているという事でそれはとてもいい流れです。
気になったのは
「この症状にはこのレシピ・この食材」という扱いのものが目立っていた事です。

なぜ気になったかというと体質を改善するために大切なことは
「何を食べるか」ではなく「何を食べないか」
ということだからです。

いくら汚れを落とす作用が強い洗剤を使っても、
洗剤と共に墨汁を洗濯機に入れていてはいつまでたっても汚れたまま。

時間はかかっても水を何度も変えながら洗う方がきれいになりそうな気がしませんか?
食べ物も同じです。

いくら栄養バランスに優れているアミノ酸スコア100の食材だとしても
卵にアレルギーのある人は食べません。

それはその人にとって卵が害になる食材だからです。
唐辛子や生姜も体質や食べ方によっては健康を損ないかねません。

害がないとされる「上品」の生薬でも禁忌はある



漢の時代に出版された神農本草経。
これは365種類の薬物の効果効能をまとめたものです。

その中で薬物を上品・中品・下品に分類しており上品については毒がなく、
多く服用しても人を傷つけることがないので不老長寿のために用いるようにと記されています。

上品の例を挙げると高麗人参があります。

高麗人参はとても高価な生薬で万能薬であるかのような扱いを受けていることがあります。
ですが高麗人参は漢方で処方する場合は陰虚や湿熱、肝臓の熱が上がったことによる
高血圧には禁忌とされています。

誰が用いてもいいというわけではないのですね。

過去には独立行政法人国民生活センターの公表で
高麗人参を主原料とした健康食品についての注意喚起がなされています。

頭痛や睡眠障害などの副作用の報告があったためです。
生姜にも禁忌があります。
目の充血があるときや痔の場合は注意が必要であったり、
食べ過ぎると心気を損なうとされています。

東洋医学的に自分自身の体質を知るための考え方

八綱弁証

東洋医学では病態把握の方法を弁証といいます。
気血の状態を診る気血弁証や臓腑の状態を診る臓腑弁証など多くの弁証方法があり、
全体的な状態を把握する基本的な弁証方法として八綱弁証があります。

病がどこに存在しているのか・どんな性質なのか・体力状態と病気の争いがどうなっているか、
それらを【陰と陽】で区別して大まかな把握が出来るものです。

表裏・寒熱・虚実・陰陽

八綱弁証ではまず病状の進行具合を判断します。
感染したばかりのゾクっとするような状態が表証で、
風邪をひいてからずっと咳や鼻水が続いているような状態が裏証になりますね。

次に病の性質を身体が冷えるのか、熱っぽくなるのか寒熱で判断します。
患者さんの体力状態をみる場合は、
身体の中の正常な作用や物質が不足した場合を虚といいます。

これに対して身体の中の作用や物質が過剰になってしまったり、
風邪のような何か余分なものが身体に入り込んでしまった状態を実と言います。

陰陽は東洋医学の根底にある考え方で全てを陰と陽でとらえることができる思想です。

表・熱・実が陽にあたり、裏・寒・虚が陰にあたります。

・表裏で急性か慢性かを把握する。
・寒熱で冷えるのか熱を感じるのか把握する。
・虚実で自然治癒力の状態と介入した邪の有無を把握する。


この八綱弁証は治療や養生の方針を考える上で必要不可欠な重要な考え方です。

冷え性を分析する

冷え性という体質的な問題は慢性的な問題となります。
そして冷えが問題となっているので寒熱分類は基本的に寒になります。

気をつけねばならないのは虚実です。
冷えのぼせは寒熱や虚実が混ざった状態です。
これは気逆という体内の気の流れが異常になった状態です。

体内の冷やす作用が不足して熱が身体の上部に昇ってしまい
足元は冷たいのに顔や頭が熱っぽいという状態がこれに当てはまります。

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冷えの原因となる体質改善のポイント

水湿停滞

浮腫みがあり冷えで症状が悪化するような場合は水質停滞にあたります。
消化器系の吸収作用や排泄系の水分代謝が低下しているために
身体に余分な水分が溜まりそこから冷えてしまいます。

水の偏りをただすものや気を巡らせるものを中心に気を補う作用の食材を選びます。
具体的にはきゅうりや小豆、ハトムギは水の偏りに働きかける食材です。

気を巡らせる場合はこの場合は、かんきつ類でもみかんがよいでしょう。

津液を補う作用のあるものは控えるべきです。
枸杞や松の実、トマトは多食を避けましょう。

苦瓜・西瓜・豆腐は特に冷やす働きが強いです。

大根やきゅうり・セロリなども冷やす作用があります。

こういったものを食べる際には量を少なくしたり温めて食べるようにします。
また消化器系に負担となるので脂っこいもの・甘いものは避けましょう。

気虚

全体的な機能低下のことです。
疲れやすい、息切れしやすい、肌が何となく常に汗ばんでいる。

このような状態であれば気虚と判断します。

気を補う作用、温める作用のものを選びましょう。
芋類、キャベツやレンコン、鶏肉やサンマなどの食材です。

水湿停滞同様に冷やす作用の物は避けます。
南国のフルーツや夏野菜はとりすぎないほうがいいでしょう。

冷たい飲食物はなるべく控えて温かい料理にします。
体力がない状態ですので唐辛子やわさびといった強い性質の食べ物は控えます。

納豆などの豆類はよいのですが、豆腐はそのままですと身体を冷やします。

気逆

気の流れが逆流してしまいイライラしやすい状態です。
冷えのぼせになるタイプです。

気の流れを整える作用のものに冷やす作用のものを適度に選びます。
血を補うものや気を巡らせる作用があると言われるものを加えるのもいいですね。

具体的には紫蘇やシナモン、小麦や大根や柚子が当てはまります。

気が不足しているわけではないので気を補う作用が強いものは控えましょう。
もち米や棗、肉類がこれにあたります。

血瘀

血の流れが滞っている状態のため、
血液によって運ばれるはずの体温が末梢まで届かない状態です。

血を巡らせるものや気を巡らせるもの、血を補う食材がおすすめです。
具体的は卵や豚肉、青梗菜やグレープフルーツなどがこれにあたります。

脂質異常症いわゆるドロドロ血の場合ですとお酢などの酸性の食材もいいのですが、
四肢の冷えがあったりあちこちにチクチクした痛みを感じるような場合は気滞からの血瘀です。

この場合は収斂作用といって血管を収縮させる恐れがあるので、
お酢は控えたほうが良いようです。
身体を冷やす作用がある食べ物は控えるべきです。

賢い消費者になるために



健康に良いと言われたりブームになったような食材でも合わない人がいます。

これを食べたらいいと言われる情報はいくらでも発信されています。
なぜそうなっているのかという原因を意識すればおのずと改善方法が見えてくるはずです。

そして一過性の情報に流されないようぜひ情報収集をしっかり行って下さい。
ここで取り上げたのはほんの1例に過ぎませんが、
献立を考える基本の概念がわかれば大丈夫です。

毎日の食卓に楽しく薬膳を取り入れましょう。
最後まで目を通していただきありがとうございました。

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