気の巡りを整えて自然の力で、あなたや家族の健康を守る方法

IN YOU読者のみなさま、こんにちは！
氣功セラピストの根元 りなです。

ここ数年、病院に行くと、抗生物質を中心にあまり薬を処方されなくなりましたが、
ちょっとした風邪なのに抗生物質が処方されたり、
慢性化した疾患などによって薬から抜け出せない人も少なくは無いのではないでしょうか？


私には3歳の娘がいるのですが、彼女が通う小児科では、
中程度の中耳炎にならない限り抗生物質を処方されませんし、
鼻や咳の薬も酷くならないと出されません。

ですが、多くの病院では、鼻水が黄色くなった時点で細菌感染だと判断し、
抗生物質を処方されます。


その理由を医師・薬剤師に伺ったところ、

異常な反応は薬の力を使った方が良いけれど、軽度であれば薬は必要なく、
抗生物質においては腸内の善玉菌を殺して免疫力を下げてしまいます。

“今は、自然治癒力を利用した、身体に優しい治療をする傾向がある”

とのことでした。


まだまだ多くの病院が薬の力に頼る傾向があります。

これからは病院任せにせず、自分が賢くなっていく必要があるのです。

病気や怪我から回復させるのは、薬でもない“自分自身の治癒力”

新薬の開発は日夜研究が行われていますが、
一方で、薬ばかりに頼らず、オーガニックな食品を食べて身体の中から整えるとか、
ハーブやアロマ、健康食品、運動、東洋医学といった代替医療を用いて自然治癒力を高めることなど、
ホリスティックな自然療法を推奨する動きが医療業界にもあるのです。


緊急性が高い病気や怪我については、絶対に西洋医学の力が必要です。
薬の即効性はもちろん、検査機器の精密さは多くの病気の早期発見をもたらしてくれます。

鎮痛剤においては「その場しのぎ」と言われますが、
痛みが軽減されることでストレスが緩和されたり、十分な睡眠を取ることができることによって、
早期回復に導く可能性を期待できる優秀なツールです。


しかし、薬によっては危険な副作用もあり、常用すればそのリスクは高まり、
特に肝臓や腎臓の負担が大きくなるにも関わらず、手放すことが難しくなってきます。

私の祖母にいたっては、
風邪をひいて、もう軽い咳しか残っていなかったのに「風邪が抜けきらないから」と、
処方され続けた総合感冒薬を飲み続けて肝臓を悪くしました。

今のかかりつけの小児科にかかる前の娘は、ちょっとした鼻風邪で抗生物質を毎月飲んでいて、
ずっと薬を手放すことができず、約一年ほど体調が優れない時間を過ごしました。


病気や怪我から回復させるのは、薬でもない“自分自身の治癒力”。

どんなに良い薬を使っても手術を受けたとしても、
自分の生命エネルギーが乏しいと回復は遅く、最悪の場合は死に至ります。

ここでは、その生命エネルギーを養うのに、お年寄りや子供、病気の方も安心してできる、
安全で簡単な養生方法『氣功』についてお伝えいたします。

氣の力で、自分も愛する家族も守れる

近年、漢方薬もメジャーになってきて、
テレビのCMでも「氣の滞り」という言葉を耳にするようになりました。

「氣」と聞くと、目に見えないから本当にあるのかわからない怪しい力のように感じますが、
カミオカンデで有名になった量子力学でも説明ができるエネルギーの一種であり、
人や動物、植物と行った生命体が持っているということはもちろん、
物や空間といった、一見、無機質な物にも氣は存在します。

その氣の力を使った養生方法が『氣功』。

見えない力を使うためスピリチュアルなものと思われがちですが、
アロマなどと同じように、自然の力を使ったホリスティックケアで、
氣功の発祥の地である中国ではもちろん、アメリカでも代替医療の一つとして認められています。


この氣を理解し、意識して使うことで、健康はもちろん、生活の質が変わります。

明らかな不調や未病にまでアプローチでき、
明るく元気なオーガニックな生活を送ることができるのです。

氣とはどんなもの？

古代の中国では、自然界に存在する全てのものに
エネルギーの元である『氣』があると考えられました。

動物や植物といった生き物はもちろん、
空気や水、土、木や草花、海、空、星、宇宙、そして人工的な物、
あらゆるものに氣は存在し、私たちの周りに満ち溢れています。

「気」がつく言葉には…？

日本語で「気」がつく言葉を思い浮かべてみてください。

空気、電気、天気、水蒸気、
元気、勇気、やる気、運気、殺気、病気、

これら「気」がつく言葉に共通していることは、“エネルギーが伴う”ということ。

一番わかりやすいのは「電気」。

テレビや照明は、スイッチをオンにするとついたり消えたりしますよね？

このように変化があるから「電気」というエネルギーの存在を確認でき、
誰もが電気はあることが信じられますが、実際に電気自体は見えませんよね？

このように氣は物だけではなく、変化することや起こることにも作用し、
さまざまな現象となって現れると考えられ、日本語にも「気」という言葉が使われてきました。

氣は誰もが持っている生命エネルギー

特に人間や動物、植物といった命がある生き物たちにおいて、
氣は生きて活動していくために必要なエネルギーのことを言います。

要するに『生命エネルギー』。

もし氣が無くなってしまったら、
その生命体は生きていくことができなくなり、死を迎えます。

氣は、根本的でとても大切な生命のエネルギーなのです。

氣は誰でも感じることができる

セミナーに来られた方の中には、稀に「氣を感じられない」とおっしゃる方がいます。

なぜ感じることができないのかというと、そもそも氣を信じていないという方以外は、
普段から意識をしていないから感覚が鈍っているのです。

思い出してみてください。


海や山、神社などに行ったとき「気持ちがいいな〜」と感じて、
深呼吸なんかしてみた経験はありませんか？

逆に、背筋がゾゾっとする場所に行ってしまって、怖くなったり…

これらの反応は、場所の氣(エネルギー)を感じるから起こることなのです。

誰もが氣を持っているから、自分が持っている氣とは違う波動に触れると、
気持ちが良かったり危険だと感じたりするのです。

もし今は感じることができなくても、
意識してみたり氣功をやっていくようで感じ取れるようになります。

心身の不調と氣の関係

東洋医学において、「不調」という状態を、よく『氣巡りが悪い』と表現し、
体内に「氣の滞り」があったり、「氣が不足」していたり「乱れる」ことで巡りが悪くなっているとされます。

氣と不調については日本ではもちろん海外でも研究され、
論文にもまとめられて発表されています。

東洋医学では, 昔から, 病気の原因は, そのエコロジカルな側面を含めて,
人の心身をコントロールする自然良能としての生命力「気」の障害であるとされている.
一方, 「気」という言葉は, 内外で俗語的な日常語としてよく用いられている.
また, テレパシー, サイコキネシス, 気功師が発する「気」による病気の治療といった超心理的な現象も,
「気」によって起こるとされている.
昨年11月にワシントンで催された第15回科学の統一に関する国際会議の「気の分科会」で,
私は『従来の俗語的な「気」の表現, 科学的な裏づけに乏しい不可思議な現象については,
今後の課題として残しておくこと, 各人に宿る生命力としての「気」を賦活し,
それと自然の生命力との交流を促すことによって,
万人の健康な自己実現を助けるような理論と方法の研究に,
焦点を絞るべきこと』を提案し, 大方の賛同を得た.
参考文献：九州大学名誉教授 池見 酉次郎「東洋医学ならびに心身医学における「気」の概念」

元東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授の矢作直樹先生も氣の力に気付き、
著書「人は死なない。では、どうする？」で氣功師と対談をされています。

氣については、西洋医学の分野でも認知されつつあるのです。

氣の滞りとは？

西洋医学でいうところ「患部」のようなもので、氣の流れが悪い状態の部分を言います。

ストレスなどが続いてしまうと氣巡りをコントロールできなくなり、
未病や、肩こりのような地味なものから病気のような大きなものまで
さまざまな症状となって現れます。

氣の滞りには何がある？

氣の流れが滞ってしまっている部分は、氣が不足したり乱れている他に、
「邪氣(じゃき)」と呼ばれるマイナスのエネルギーがある場合があります。

風邪でいうウィルスや細菌のようなもので、
存在する部分のエネルギーを下げたり、火をつけて炎症を起こさせたりします。

この邪氣を体の外に出して新たに氣を補って、全身の氣巡りを整えてあげることで
氣の滞りが解消され、自然治癒力が上がって回復に向かっていくのです。

老化も氣の不足が原因

東洋医学において、老化は「氣の不足」と考えます。

例えば、携帯電話などの充電式のものは、充電を繰り返すことによって電池の持ちが悪くなりますよね？
動物も同じで、歳を重ねるとともに氣を蓄えておける容量が減っていきます。

どんなに見た目が若くても、見えないところで体の老化は着々と進んでいきますが、
蓄えておける容量が減っても常に氣を満たし、氣巡りを整えてあげることで
老化を遅らせてあげることが期待できるのです。

過去に武術氣功を習っていたことがあるのですが、
そこでお会いした70代の女性が、40代かと思うほど肌が綺麗で張りがあり、
体の動きも驚くほど滑らかで、姿勢もしっかりと整っていてとても美しかったです。

私自身も顔にハリが出てきて、
30歳を過ぎてからできるようになった目尻の笑いしわが目立たなくなりました。

日頃から氣を満たして巡らせてあげることが、
健康であることはもちろん、老化を遅らせて美しくあることの秘訣なのです。

氣功は、自然の力を使う身体に優しいホリスティックケア

一般的に、病気などの予防や治療は、
病院に行ったり、食べ物や運動、睡眠の質を高めることがメジャーではありますが、
今では代替医療の一つとされている「氣」を使った健康法『氣功』があります。

氣功とは？

氣功とは、中国で生まれた健康法の一つで、
氣を取り込んで、生命エネルギーを増やしたり質を高めたり、意図するところに流す技術。

生命エネルギーが増えて質が高まることで心身のバランスが整って、
元気な人はより元気に、不調がある人は元気になっていきます。

生まれつき体が弱くて氣の質があまり思わしくない人も、
新たな氣を取り込みことで少しずつ体質を変えていくことが期待できます。

氣功には種類がある

氣功には、大きく分けて二つあります。

体内に氣と取り込んで循環させて、氣の質や量、巡りをコントロールし、
心と体の健康を回復を促して若々しさや元気を維持・増進するための、
自分自身で自分のために行う「内氣功」。

そして、内氣功によって培われた氣の力を使って相手の不調などに働きかけて、
相手にヒーリングを施す「外氣功」があります。

私が扱っている氣功は後者の「外氣功」であり、
元々は中国の皇帝に支えていた「御殿医(ごてんい)」と呼ばれる人たちが
皇帝の不調の改善のために使われていた秘伝功と呼ばれる部類のもので、
現代では「医療氣功」や「外氣療術」と言われています。

氣功に特殊能力はいらない

「見えない力を使うということは、特殊な能力が必要でしょうか？」

と、いったご質問をよくいただきます。

結論から申し上げますと、必要ありません！
なぜなら、先にもお伝えしたとおり、本来は誰もが持っている氣の力を使うからです。

見えない力を信じられない！と、ブロックがかかっていたり、
人の手を借りないといけないくらい心が衰弱していたりすると
効果を期待することは難しいケースもありますが、
余程のことがない限り、氣功は誰でもできるようになるものなのです。

実はとてもカンタンで、ほとんどの人ができる

氣功と聞くと、中国のものだから漢字がたくさん出てきて難しいものだと思いがちですが、
実はとても簡単で、氣を取り込んでシンプルな動作を繰り返すだけなのです。

だから、体の柔軟性とか運動神経とか必要がありません。

呼吸法もあるので不調の人も寝ながらでき、
とても辛くて長く続けられないときは、一日数分からでも十分に行うことができます。

武術のようにアクロバティックな動きもなく、ゆったりとした簡単な動きなので、
ほとんどの人も子供もできる安全な健康法なのです。

副作用がない、安心で安全なホリスティックケア

初めのうちは好転反応が出る人もいますが、副作用はありません。

なぜなら、邪氣を取り除き、自然界の氣を使って自然治癒力を引き上げることをするだけだから。

外氣功は、自分の意志では動けない人やペットにも使える優しいケア

外氣功は、自分にではなく相手に作用してヒーリングをするため、
苦しかったり、言葉を理解できなかったり、重篤で昏睡状態などで自分の意思で体を動かしたりすることが難しく、
内氣功を行うことが困難な人に使ってあげることができます。

ですので、内氣功ができないどころか言葉を話して訴えることができない
犬や猫、鳥、ハムスター、魚といったあらゆる動物たちにも効果が期待できるのです。

実際に、私の愛犬も、慢性化していた膀胱炎で薬漬けだったのが、
氣功でヒーリングすることによって自然治癒力が高まり、薬を手放すことができました。

言葉を話せない、そして、氣がついた時には重篤になる小さな動物には、
体に優しい最適なケアなのです。

また、小さな子供に、そっと氣を当てて、
回復を促したり、予防のために使ってあげることもできます。

実際に自然の氣を体に取り入れてみよう！

私が扱っている外氣功の技術で、呼吸を用いた簡単にできる基本方法を一つ手渡しましょう。

１.目をつぶり、太陽をイメージする


真夏の暑い日に、炎天下の中を歩いて、頭に太陽の光が当たって
頭がジリジリとする感覚を思い出してください。

２.鼻で3回呼吸をする

３.頭に当たった太陽の光や熱が、頭の中を通過して肩や腕を通り、手のひらから出ていくことをイメージする

４.何も考えなくても大丈夫なので、そのままゆったりと鼻呼吸を繰り返す

しばらくすると、手のひらがジワジワしたり温かさを感じたり、
人によってはピリピリしたりと違和感を感じてきます。

それが「氣」なのです。

その太陽の氣が出ている手で調子が悪い部分を撫でたり、手を当ててあげてください。
もちろん、自分だけではなくて、家族やペット、お友達でもかまいません。
氣が補充され、十分になれば緩和・回復が期待できます。

一度取り入れた氣は、時間が経つと自然と途絶えます。
どれくらいの時間なのかは個人差があるので一概には言えません。

これは一日に何度やっても身体に害はなく、むしろやればやるほど氣巡りはアップします。
ですので、思いついた時は、いつでも何度でもやってください。

私は、修練ができないほど寝込んでしまった時や、深夜に娘が咳き込んだ時にこれを使うのですが、
症状が緩和されて楽になりますし、咳も必要以上に強く出なくなって、
よく眠れて、穏やかに身体を回復に向かわせてあげることができています。


氣(生命エネルギー)を増やし、質を高め、しっかりと巡らせてあげることで
邪氣が入りにくい、健康な身体を自分で作ることができます。

とても簡単ですので、氣の力を生活に取り入れてみてください！

オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

氣の巡りを良くしよう！日々の体調を整える、IN YOU厳選オーガニックアイテム

この記事を読んだ方にオススメの記事

運動しようと思っていてもなかなかできないあなたへ朗報！柔道整復師が勧める初心者向け気功｜自宅で簡単。誰にでもできる心身の健康法

それ、本当にただの居眠り？毎日しっかり寝ているのになぜこんなに眠いの？ 過眠症「ナルコレプシー」の恐るべき症状と睡眠の質を高める４つの方法

薬膳から見た４つの腰痛の原因｜どういうものを食べている人が腰痛を起こしやすいのかタイプ別で解説します。

IN YOUライター募集中！

あなたの時間を社会のために有効活用しませんか？
年間読者数３０００万人日本最大のオーガニックメディアの読者に発信しよう！

　IN YOU Writer 応募はこちらから