治らない子どものあせも|東洋医学的原因と対策、教えます。
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暑い夏が終わり、気温が下がるこの季節。
夏にできた子供のあせもがなかなか治らなかったり、
夏にはできなかったのに、なぜか秋や冬になってできることがありませんか?
現代医学から考えても秋や冬にもあせもが起こる原因がわかっていますが、
東洋医学から見ると季節性の邪氣や、子供の体質・内臓の不調と考えます。
先ずは、できてしまった時の対処のために事後対応に強い現代医学から、
次に事前対応に強い東洋医学から紐解いていきます!
子供のあせもの原因
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あせもは汗の通り道がふさがれて起こる炎症。
汗に含まれる塩分やほこりなどで汗の通り道が塞がれてしまい、
行き場を失った汗が皮膚の内側に溜まって炎症を起こします。
特に汗をかきやすい夏はあせもが出来やすいのですが、
秋冬は、子供が寒い思いをしないようにと
ついたくさん着せてしまうことが仇になってできてしまいます。
子供は大人が思っているよりもずっと暑がりで汗っかき!
そのため、冬場でもあせもによるトラブルは多いのです。
子供のあせも、どうして悪化しやすいの?
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子供のあせもは大人よりも悪化しやすいもの。
なぜなら、子供の方が体温が高くて水分量が多いから。
特に寝ている時の汗の量はとにかく多いため、子供のあせもは悪化しやすいのです。
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子供のあせものタイプ
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子供のあせもには3つのタイプがあります。
水晶様汗疹
1〜2mmほどの小さな水ぶくれで、かゆみや炎症などの症状はほとんどありません。
なので、見た目ほどかゆくないので慌てて薬をつける必要はなく、
1〜2日で自然に治るので様子を見る程度で大丈夫です。
特に、高熱などにより大量の汗を急激にかいたときにできるので、
子供が熱を出した時は、蒸しタオルで体を拭いてあげることと、
こまめに下着やパジャマを取り替えてあげることが大事になってきます。
紅色汗疹
一般的に『あせも』と言われるタイプ。汗の通り道が塞がれて表皮内に汗が漏れ出たもので、
炎症を起こした小さな赤い水疱がたくさんできてかゆみを伴い、
汗をかくとチクチクとしたような痛みを感じることもあります。
子供はかくなと言ってもかいてしまって皮膚を損傷して湿疹になってしまったり、
2次感染により伝染性膿痂疹(とびひ)や
多発性汗腺膿瘍(あせものより)を併発したりすることがあります。
悪化させる可能性がある場合は、痒み止め等の薬が必要なことがあります。
深在性汗疹
汗の通り道が深いところ(表皮の下部)まで塞がってしまい、真皮内に汗が漏れ出たもの。
汗を出せなくなってしまうため体温調節がうまくできず、
熱中症を起こしやすい重症度が高いあせも。
高温多湿な環境が長時間続く熱帯地方や特殊な職場環境などで起こることがありますが、
日本ではほとんどみられません。
東洋医学から見た子供のあせも
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東洋医学において、湿疹や皮膚炎などと呼ばれる症状は、
『皮膚自体に問題があるのではなく、
内臓に何らかの原因によって皮膚表面の機能が障害を受けて発生する』
と考えます。
子供のあせもをよく観察してみると、
● かゆみが強いもの
● 腫れがあるもの
● 水気を含んだもの
● 乾燥しているもの
など、あせも一つでも違いがあります。
この症状の違いは、季節的なものや子供の体質によって変わってきます。
症状別、子供のあせもの原因と対処法
かゆみが強いあせも:風邪(ふうじゃ)
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先ず、東洋医学では、身体に影響を及ぼす自然界の氣のことを『邪氣(じゃき)』と言います。
▶︎ 邪氣についてはコチラ
風邪は読んで字のごとく「風」の性質を持つ陽の氣を持つ邪氣で、
『軽やかに動き、上昇し、発散する』性質があります。
子供はただでさえ氣(代謝)が盛んで、身体に熱がこもりやすい性質があります。
ここに風邪が入り込むと、上昇・発散の性質によって
こもった熱が身体の内部から皮膚へと出てきます。
こもった熱を発散するには適度な休息と睡眠が重要。
遅くまでテレビやユーチューブを見たりゲームをしていると、
質の良い睡眠はとれず、充分な休息をとることができません。
また、このような状態が続くとヒステリーになりやすく、夜尿症の傾向も見られます。
しっかりと眠れるように、日中はストレスも発散してあげましょう!
食べ物で解決するなら、良質の睡眠やイライラには
鶏肉や卵、蓮の実、なつめ、ハチミツなんかがおすすすめです!
水氣を含んでいるあせも:湿邪(しつじゃ)
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湿邪は『重濁(じゅうだく)で降下しやすく粘着質、氣巡りを阻害しやすい』という水の性質があります。
そのため、見た目はジュクジュクと水のようなものを多く含んでいるので、
掻きむしると中から白いベタベタしたものが出てきます。
また、湿邪の影響を最も受けやすい内臓は、
胃腸や脾臓といった、消化吸収と水分の代謝に関係する『消化器系』。
消火器系は、余分な水が増えることで機能が低下し、湿邪にやされやすくなります。
● 食欲低下
● 消化不良
● 下痢
● お腹が張る
などの症状があったら湿邪の可能性があります。
体の中から湿気を追い出してくれる豆類や芋類、
トマトなどを多めに摂るようにしましょう。
砂糖を取りすぎると湿邪の影響を受けやすくなりますので、
日頃から砂糖が含まれているお菓子などは控え目にしましょう。
果物の食べすぎにも要注意です!!
かゆみが強くて皮膚がカサカサあせも:燥邪(そうじゃ)
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乾燥させてうるおいを奪う燥邪。
秋から冬にかけて活発になる邪氣で、
口や鼻から体内に侵入して、身体の内側から水分不足にさせます。
空気の乾燥で肌のほんの表面が乾燥してカサカサするのとは違って、
身体の内側からなので肌に赤みやかゆみなどの炎症を引き起こします。
かくと血が出ることがあるので、かゆみ止めは使った方が良く、
場合によってはステロイドを処方されることもあります。
発症してしまった症状についてはかゆみ止めは効果的ですが、
根本的に解決するために最も大事なことは水分を補給することです。
また、燥邪は、氣巡りに大きく関与する肺(呼吸器系)にダメージを与えます。
そのため、風邪をひきやすかったり、鼻血が出やすいことも特徴だったりします。
呼吸器系を痛めると肝(肝臓)がお疲れ気味になってしまい、
のぼせやすくなったり、寝付気が悪く、イライラすることも増えてきます。
大人もですが、特に水分をたくさん必要とする子供にとって、
乾燥はその子の性格さえも変えてしまうので、水分不足は本当に気をつけたいですね!
ただし、砂糖豊富なジュースでの水分補給は湿邪のエサになり、
ジュクジュクなあせもの原因となるので、お茶やお水で補給しましょう。
食べ物で解決するなら豆腐がイチオシ!!
豆類なので熱を取ってくれることはもちろん、
豆腐には清熱解毒作用があるので、赤みのある湿疹・あせもの強い味方になってくれるでしょう。
あせも対策は、できる前の生活習慣から!
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子供のあせもは、子供の体質や生活習慣から起こることが多いことがわかりましたね!
できてしまったあせもについては薬が必要かもしれませんが、子供にはできるだけ薬は使いたくないもの。
現代医学で言われているあせも対策と併せて、
日頃の生活習慣を見直して、あせものできにくい身体を作ってあげましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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