必見！ コロナ時代に必須の「ストレスケア」テクニック
子供も大人もツラい時にこそ踊るべき、その科学的根拠とは？

『withコロナ』という言葉が
ごく当たり前に使われ
「リモートワーク」や「マスクの着用」が
すっかり日常生活の一部になりましたね。
寒さとともに感染第3派が到来し、
全国各地で不安な日々が続いていますね。

あなたは「withコロナ時代」に慣れましたか？

すっかり馴染んでとしまったという方もいらっしゃるかとは思いますが、
まだまだ不自由な思いをされている方もいらっしゃることでしょう。

人それぞれ適応までの時間や
適応方法は異なると思いますが、
実は私たち大人以上に
コロナの大きな影響を受けているのが
子供たちなのです。

子供らしく振舞えなくなったwithコロナ時代

今年は、子供たちにとって、
例年とは大きく異なる1年になりました。

友達と気軽に触れ合えなくなり、
大人たちはいつも以上にピリピリしています。

テレビを付ければ、コロナウイルス関連のニュースで
連日、持ち切りです。

子供が「子供らしく」振舞えなくなってしまった
withコロナ時代。

国立成育医療研究センターの調査によると
実に7割もの子供が、何等かのストレスを抱えている事が
明らかになりました。
コロナ禍の子供7割にストレス

さらに、日本教職員組合の調査によると
調査に協力した全国の小学校～高校まで全体の23％で
夏休み明けの不登校や保健室登校が増加したといいます。
コロナ理由で「登校せぬ子供いる学校」15％の学校で 日教組

≫日本で子供のうつ病が急増？根本原因とオーガニックな解決のヒント

ストレスの表現方法は子供によって様々

子供というものは、
自分のストレスを自覚して
適切な対処法(気分転換をする、相談する等)を選択することが
難しいものです。

一見、ただの甘えや悪戯に見える行為にも
その背景には
大きなストレスがかかっている場合があり、
注意が必要です。

こんなストレスサインに注意

子供が発するストレスのサインにには
いくつかの特徴があります。

あなたのお子さんには
こんな様子は見られませんでしょうか？

自律神経の乱れが引き起こすサイン

ストレスがかかると
自律神経が乱れて、生活に影響を及ぼします。

例えば、
生活リズムの乱れ（夜眠れない、朝起きられない）
食欲減退や便秘又はおねしょなどは
自律神経が乱れが懸念されます。

病気のように、身体に表われるサイン

身体的疾患が要因でない
頭痛、腹痛、熱などが該当します。

例えば、登校時に頭痛を訴えたり
親が忙しくしているときに限って熱が出るといった場合は
言葉で表せないストレスを
身体で表現しているのかもしれません。

行動の変化として現れるサイン

今までできていた事が急にできなくなる場合があります。

赤ちゃんに返ったような様子を見せる場合や
不安を上手く表現できずに
わざと周囲を困らせるような悪戯をして
注目を浴びようとする場合も、
注意深く見守る必要があります。

その場合、行動を叱ることが無意味です。
必ず、行動の変化が現れる背景をイメージして
対応することが必要です。

ストレスを放置すると
深刻な問題に発展する可能性が

子供は大人が思う以上に
大人（親）の顔色を窺っているものです。

お父さん、お母さんが忙しそうだから
自分が辛いなんて言えないと
その場で我慢して本当の気持ちを抱え込み、

とうとう抱えきれなくなってから
身体疾患、不定愁訴
問題行動、非行
自傷行為
不登校といった形で
知らせてくるケースも
決して珍しいことではありません。

これまでに筆者は
メンタルヘルス関連業界で働いていた際に、
このような問題に直面している方とも関わってきましたが、
問題が長期化する程に回復にも時間を要するようになり、
それが経済的にも精神的にも大きなダメージを与えることになりますから
子供のストレスには早期対応が非常に重要と考えます。

又、このストレス社会で暮らす以上は
子供の頃から
ストレス対処能力を高めておく必要もあります。

困っている時、不安な時に「助けてもらえた経験」は
その子の「援助希求」の能力を高め、
その後の人生で起こり得る様々な困難を乗り越え超える力になることでしょう。

コロナ禍での子供のストレス対策に、
すぐにできる、基本のホームケア３選

実は子供のストレスケアは
予防の観点で日常的に行うものですので、
特別なケアは不要。
生活の延長で行えるものばかりです。

ぜひ、気軽に取り入れてみてくださいね。

①生活リズムを安定させてあげましょう

日本の子供は総じて睡眠時間が短いことで、
ストレスに弱くなり、不安やプレッシャーに
敏感になるケースがあるといわれています。

逆に、十分に睡眠をとらせてあげれば、
脳内から、ストレスに関連した
神経伝達物質がなくなるのです。

十分な睡眠は身体の成長のみならず
メンタルヘルスにも関わりが深いことを
是非覚えておいてくださいね。

そして、生活リズムを整えるには
朝起きる時間を固定し、
朝日を浴びさせて身体を目覚めさせてあげ、
同時に、夜の就寝時間を徐々に
早める様にしてみると良いでしょう。

②スキンシップを積極的に取ってあげましょう

幼い頃からスキンシップを多くとることで、
愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」の分泌が盛んになりm
その後の生涯にわたって、他者への信頼感や安心感が続き、
良好な人間関係を築きストレスにも強くなることが解っています。

一方、このオキシトシンが不足すると
衝動的、攻撃的な性格になるともいわれています。

折しも、コロナ禍で同年代の他の子供を始め、
他者と触れ合う機会が減ってしまいましたから
せめて親子間、家族間での触れ合いを忘れないでいたいものです。

なお、スキンシップには
皮膚の常在菌を親子で共有し、その結果として
腸内環境を整えたり、免疫機能を高める効果があるため
特に幼い子供ほど沢山触ってあげると良いでしょう。
≫腸内環境は3歳で決まる!/今すぐ始めたい、子供の簡単・腸活習慣

また子供がある程度大きくなると
スキンシップをとる機会は減ってしまうものですが
「肩もみ」をし合ったり、「ハンドマッサージ」をしてあげるなど
自然で違和感のない方法を試してみるのはいかがでしょうか。

さらにそこから会話が生まれ、
子供が心に抱えている悩みについて話してくれたり、
親子が本音で会話できるきっかけになることでしょう。

③心から笑える環境を作り出してあげましょう

そして最も簡単に実践できるストレスケアが
日常に「笑い」を取り入れることです。

たとえ、それが作り笑顔だったとしても、
ネガティブな感情が抑圧され
逆にポジティブな感情が誘発されるといわれています。

もしお子さんが幼いなら
背中に文字を書いてあてっこしたり
じゃんけん遊びや、くすぐってあげることなども
スキンシップと同時に笑いも取り入れられ
大人も子供も笑顔になれますよ。

どうしようもない場合は、
「脳をダマす」というユニーク技も試してみて

ハーバード大学の研究によると、
背筋をピンと伸ばすとストレスホルモンと呼ばれる
「コルチゾール」が低下することがわかったといいます。

これはいわば“脳がダマされている”という状態。

脳の常に体の状態に関する情報を持っていて、
「寒い」や「痛い」といった判断をしますが、

背筋を伸ばしたり、スキップをしたりすると
たとえ、実際にがストレス下にあったとしても
脳は自分が今元気であると錯覚するというのです。

また脳のリソースは限られているため、
ストレスの原因になることとは別のことを
考えたり、体や指を動かすと
ストレスから気をそらすことも出来ます。

そのため、同じ側の手と足を同時に出すなどの
通常ではない動きを意図的にすると、
元気度がアップするという
米サンフランシスコ州立大学の研究もあるといい、

例えば、子供と一緒になって、気の赴くままに
滅茶苦茶なダンスなどをしてみても
ストレス軽減に役立つかもしれませんね。

大人の精神安定が子供のココロにもたらすメリット

さて、ここまで子供のストレスについて考えてきましたが、
実は、子供のストレスケアで一番大切なのは、
なんといっても周囲の大人（親）が安定した精神状態でいることです。

もし大人に余裕がないと、
子供の些細な変化に気づいてあげられないかもしれませんし、
気がついたとしても適切な対応をとることは難しくなります。

一方、大人が率先してセルフケアを行い、その様子を見せてあげれば
子供もまた「自分自身を労わる」ことの大切さを自然と学べるのです。

筆者おすすめのセルフケアは「入浴」

私自身、子育てをするようになってから
意識的にセルフケアを行う様にしています。

特に、寒くなってくるとお風呂の時間が
楽しみの一つです。
オーガニックな入浴剤なら子供にも安心ですね。

子供と一緒に入って
スキンシップを図りながら入浴すると、
子供のケアに繋がり、私もリラッククス出来て一石二鳥です。

☆完全オーガニックのミネラル入浴剤「Mineryミネリーバスタイム」


いよいよ、あと少しで新しい年が始まります。

コロナの問題はなかなか先が見通せないとはいえ、
このまま鬱々とした気持ちで過ごしていてはもったいない！

まずは手軽にできることから
ストレスケアを始めてみてはいかがでしょうか。

(参考)
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/
https://www.konicaminolta.jp/monicia/journal/column/2019/08/0001/
『母という病』岡田尊氏著
『父という病』岡田尊氏著
『子育てベスト100　最先端の新常識×子供に一番大事なことが一冊で全部丸わかり』加藤紀子著

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