味覚障害は亜鉛の補給だけでは治らない!ミネラル不足による味覚障害に陥った私の克服までの体験談
味覚障害は亜鉛の補給だけでは治らない!ミネラル不足による味覚障害に陥った私の克服までの体験談
心身の様々な不調と深い関連があるとされているミネラル。
実は特定のミネラルだけを単独摂取しても意味がないということをご存知でしたか?
今回は、ストレスから味覚障害に陥り、亜鉛を摂り続けてもいっこうに改善しなかった著者の実体験をもとに、本当に効果的なミネラル摂取の方法についてお伝えしていきます。
ミネラルとは何なのか?不足するとなぜ悪いの?
ミネラルとは?
「カルシウム」「マグネシウム」「鉄」など、名前は聞いたことがあっても、実際にどんな働きをしているのかは知らない方も多いのではないでしょうか?ミネラルは私たちの身体の維持にとても重要な役割果たしている栄養素。
不足すると身体の機能が正常に働かなくなったり、様々な病気の原因になるといわれています。
ミネラル不足に関連したメジャーな疾患をおさらい
例えばよく知られているものに骨粗鬆症があります。
骨の形成にはカルシウムが深く関連しています。
過度な食事制限や加齢などによってカルシウムが不足することで、骨の質や量が低下して骨粗鬆症の原因になるといわれています。
また、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になる動脈硬化。
これに関連のあるミネラルがマグネシウムです。
マグネシウムが不足することで血管の弾力性が低下し、動脈硬化を促進するといわれています。
そして「体温が35度台で夏でも身体が冷えて辛い」「イライラしたり落ち込んだり感情の起伏が激しい」など、病名がつかないような心身の不調にもミネラル不足が関連している場合があります。
ミネラルは体内ではつくれない!
このように、ミネラルは私たちの心身を健康に保つために欠かせない栄養素なのですが、実は体内で作り出すことができません。
つまり、食事やサプリメントなどを用いて、外から補ってあげる必要があるのです。
健康と栄養について様々な国で啓蒙活動を行なっている、ミンデル・アール博士の有名な著書「ビタミン・バイブル」の中でもこのように記されています。
ほとんどの人がそのことを知らないのですが、ビタミンはミネラルの助けなしには吸収されることも、その機能を果たすこともできない。
また人間の体はいくつかのビタミンを合成することはできるけれども、ミネラルはどれ一つとして作りだすことはできない。
出典:ミンデル・アール著「Vitamin Bible」より
ミネラルは、チームで働く栄養素
自然界には100種類以上のミネラルが存在しており、そのうち私たちの身体の中で働いているミネラルは約70種類だといわれています。(諸説あり)
そしてそれらはお互いに作用しあって働いています。
つまりどれか一種類のミネラルを十分に摂取したからといって、身体の中でその作用を十分に発揮できるというわけではないのです。
では70種類ものミネラルをどうやったら効果的に摂ることができるのでしょうか?
ミネラルの効果的なとり方
ミネラルを食物から十分に摂取することは難しい
残念ながら食物からの摂取だけでは不十分である可能性が高いです。
というのも、食物を育てるための土壌の環境が年々悪化しているからです。
化学肥料や農薬の使用などによって、現代の土壌はミネラルバランスが崩れてしまっています。
そのような土壌で育った農作物からは、バランスよくミネラルを摂取するのは難しい可能性があるのです。
農林水産省が畑土壌の塩基バランスを調べたデータを見てみると「カルシウムやカリウムが過剰」「マグネシウムが不足傾向」といったような、塩基バランスの崩れが起こっている土地が全国的に多いようです。
また土壌の塩基バランスが崩れることによって、特定の養分の欠乏を引き起こす可能性があるとも記されています。
詳細はこちらを参照してください。「土づくりの現状と課題」農林水産省
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食事以外からミネラルを効率よく摂取するには?
食事以外からミネラルを効率的に摂る手段として、サプリメントを活用する方法があります。
最近では様々な種類のサプリメントが流通していますが、選び方にはちょっとしたコツがあります。
ミネラルには2種類ある
ミネラルは「植物性ミネラル」と「鉱物性ミネラル」に大きく分類されます。【植物性ミネラル】
植物は土の中に含まれる鉱物性ミネラルを根から吸収し、光合成によって自分の細胞に取り込みやすいように変化させます。
これが植物性ミネラルとなります。
【鉱物性ミネラル】
石灰やかきの殻・塩など、岩や貝などを砕き溶解したものからつくり出されるのが鉱物性ミネラルです。
カナダ原生林から誕生。無味無臭「飲むミネラル」by Minery
おすすめなのは植物性ミネラル
鉱物性ミネラルの欠点として、「粒子が大きく身体に取り込みにくいこと」
「特定のミネラルが過剰に含まれている可能性があり、摂取し続けると体内のミネラルバランスを崩す可能性があること」
などが挙げられます。
また体内への吸収率は鉱物性ミネラルが5〜10%であるのに対して、粒子の小さい植物性ミネラルでは98%だといわれています。
つまり人間が効率よく体内に吸収し、活用することができるのは植物性ミネラルだということになります。
ですからサプリメントを選ぶ際には、なるべくたくさんの種類の植物性ミネラルを含むものを選ぶと良いでしょう。
【著者の体験談】ストレスによる味覚障害をミネラルで克服
私は数年前に亜鉛不足による味覚障害に悩まされたことがあります。このときの経験からミネラル摂取の重要性を強く感じるようになりました。
味覚障害の原因
数年前のある日のこと。
食事中に味を感じにくいことに気づいた私は、その症状がなかなか治らないことに不安を感じて病院へ向かいました。
医師の診断結果は「亜鉛不足による味覚障害の可能性」。
当時私は結婚して、知り合いのいない土地へ転居したばかりでした。
医師曰く、ストレスによってミネラルなどの栄養素の消耗が激しくなり、味覚障害を引き起こしたのではないかとのこと。
食べ物の味は、舌にある味蕾(みらい)という器官で感じ取っています。
この味蕾の中にある味細胞と呼ばれる細胞の再生に亜鉛が深く関わっているため、亜鉛が不足すると味覚障害を起こしやすくなると考えられているのです。
医師からは「亜鉛を多く含む食べ物やサプリメントを摂取すること」「ストレスをなるべく減らすこと」を勧められました。
亜鉛を必死にとり続けるも…改善の兆しナシ
早速ドラッグストアに行って、亜鉛のサプリメントを購入した私。
同時に亜鉛が多く含まれるという、切り干し大根や海藻類・しらすなども積極的にとりました。
しかしなかなか症状は改善されませんでした。
それどころか味がわからないことにイライラして、味の濃いものが食べたいという衝動が抑えられなくなり、暴飲暴食をすることが増えてしまったのです。
友人に相談したことで知った、亜鉛だけではダメだった理由
味覚障害を起こしてから3ヶ月ほど経ったころのことでした。たまたま職場の同僚に「亜鉛不足で味がよくわからないんだ」と話をしたところ、彼女から「もしかして亜鉛だけをとってるんじゃないですか?ミネラルは一種類だけでは意味がないんですよ」と教えてもらいました。
彼女はちょうど植物性ミネラルの摂取を始めたところだったそうで、私にミネラルがチームで働く理由について説明してくれました。
それを聞いたときはとてもビックリしましたが「こんなに亜鉛をとっても治らないなんて他の病気なんじゃないか?」と思っていた私にとってはかなりの朗報でした。
バランスの良い食事とミネラル摂取で味覚が戻ってきた!
それからすぐに70種類ほどの植物性ミネラルをバランスよく摂取できるサプリメントを飲み始めました。
食事も亜鉛だけにこだわらず、とにかくバランスよく食べることを意識しました。
すると2ヶ月が過ぎたころに、だんだんと味がわかるようになってきていることに気付いたのです。
本当に嬉しくて、しばらくは「美味しい〜!」と声に出して食事をとっていたほど!
あれからもう何年も経ちますが、健康への投資だと思って今でも植物性ミネラルは摂取し続けています。
おかげでいつも35度台だった平熱は36.5度まで上がり、フェイスラインにびっしりとできていた吹き出物にも悩まされなくなりました。
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あなたは大丈夫?ミネラルの量と質を見直そう
健康意識の高いINYOU読者の皆さまの中には、すでに様々な方法でミネラルを積極的に摂取されている方がいらっしゃると思います。
もし「ミネラルを摂取し続けているのになかなか変化を感じられない…」とお悩みの方がいらしたら、ぜひ今回の記事を参考にしながら、ご自分が今摂取されているミネラルの質や量について見直してみてくださいね。
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