お子さんの解熱から、脳卒中・くも膜下出血の後遺症対策にまで効果があるといわれる超シンプル豆腐シップの作り方。どこでも手に入る身近な食材、豆腐で「脱・市販薬生活」へ。
こんにちは。
INYOUオーガニックスペシャリストの小林くみんです。
太陽の力強さに夏の気配を感じる日もあれば、
ジャケットが手放せない日があったり・・・、
季節の変わり目は、気温も気圧も目まぐるしく変わり、
体調も崩れやすい時期。
冬の間は、
「風邪を引いたら大変!」
と気を引き締めていたかもしれませんが、
春の暖かさに気が緩むこの時期、電車の中、風邪引きさんもチラホラ。
そして、
お子さんの急な発熱はママの悩みの種。
風邪を引いたり、熱を出したリ、
免疫力がしっかり確立していない小さなお子さんは、頻繁に体調を崩します。
保育園からの突然の電話。
「急なお子さんのお迎え」を誰にも頼めず会社を早退、
なんてこともしばしば・・・。
仕事も家事も忙しいママは、風邪の解熱に市販のお薬に頼りがちですが、
一般的なお薬は、私たちの体の免疫力をかえって邪魔してしまいます。
一時的に良くなったように見えるだけで、結局は風邪を長引かせる原因にも。
私たちの体に備わっている「免疫力」を最大限に引き出すために、
どこでも、いつでも手に入る「豆腐」を使って、
「脱くすり」生活に一歩踏み出してみませんか?
混ぜるだけのカンタン手作り熱さまシート、豆腐シップ。
実は熱を下げるだけでなく、体内の老廃物を引っ張り出すとも言われています。
手軽に手に入る豆腐を、冷蔵庫に常備しておけば、急なお子さんの発熱にも大活躍。
食べてもおいしい豆腐の意外な活用法をお伝えします。
困ったときに大活躍!おいしい豆腐が熱さまシートに大変身?!その効果とは?
Q:どんな時に最も効果があるの?
A:普通の風邪やおたふく風邪などの高熱の時(38度以上)。
解熱力は市販薬に負けない程といわれ、急激にではありませんが2時間程で熱が下がってきてだいぶ楽に感じます(個人差はあり)。
豆腐は、内部の熱を取る作用があり、
小さなお子さんが高熱で脳に障害を起こす心配がある時にも効果的。
「氷で冷やすと、細胞が縮み、毒素を閉じ込めてしまうため、結局は治りが遅くなるので、豆腐シップの方がよい」
これは、
「豆腐じゃなくて、氷で冷やすんじゃだめなの?!」
という私の疑問に対する、私の師事していた自然療法の先生の回答。
氷と違って、豆腐シップは体内の老廃物を引っ張り出し、解熱へと導くとのこと。
市販のお薬は、豆腐シップとは違い熱を単純に下げるだけ。
飲むと直ぐに楽になりますが、これは私たちの体が菌やウィルスと戦う力を弱めてしまうんです。
菌やウィルスと戦うリンパ球が一番活発になる温度が38度〜39度。
高熱が出るのは、私たちの体が菌と戦っている証拠。
熱を市販薬で一気に下げるのは、リンパ球の働きを弱め風邪菌と戦う力を下げることにつながります。
市販薬は飲んだ直後は確かに楽になりますが、薬の作用が切れるとまた辛くなりますよね。
解熱薬で私たちが本来持っている免疫力を弱めてしまうと、
菌やウィルスが身体の深部に侵入していく可能性を高めるため、お子さんの場合は特に注意が必要。
豆腐湿布は、解熱以外にも、打撲による内出血や捻挫などの外傷の場合にもおススメ。
豆腐シップに混ぜる生姜には炎症を抑える効能があり、熱や痛みの原因物質の働きを抑制します。
超シンプル豆腐シップの作り方:風邪などの発熱の場合(38度以上)
材料:
・木綿豆腐 1〜2丁(水切りしたもの)1回分は半丁使用・すりおろし生姜 少々
・小麦粉 少々
道具:
・すり鉢・キッチンペーパー
・ガーゼ
作り方:
1.豆腐半丁を水切りし、すり鉢ですりつぶす。2.豆腐の10%の生姜をすりおろし1に混ぜ、小麦粉少々を加え粘りをつける(まとまりやすい固さに調整)。
3.2をキッチンペーパーに1センチ程の厚さにのばし包み(額に乗る大きさ)、さらにガーゼで包んだら、額に貼る。
額に豆腐シップ、そして後頭部にキャベツや白菜などの青菜の枕をするとさらに効果的。
参照:自然療法が「体」を変える 東城 百合子著
豆腐パスタで、熱が38度以下になったら(熱が38度以下の時は)、
キャベツや白菜などの青菜を後頭部や頭、額に乗せ、熱を穏やかに吸収させます。
豆腐シップは毒素を強力に引き出すといわれ、内部の毒素を引き出し臭くなります。
臭くなってきたら取り替えの合図。
また熱が高い時は1時間程で新しいものと取り代えます。
私の自然療法の先生曰く、
この豆腐シップは発熱や打撲・捻挫の場合だけではなく、脳卒中・くも膜下出血後の後遺症予防にも効果があるそう。
こちらの効能も、自然療法の本には記載されていますが、
実際に先生のお知り合いで、ご家族が脳溢血で倒れた時、
病室で豆腐シップのお手当を行い(10分おきに新しいものに取り代える)、
担当医が驚くほど回復が早く後遺症もなかったというケースがありました。
Kumin流、豆腐シップ活用法
発熱や、炎症時には、先にお伝えした作り方の豆腐シップがお薦めですが、
私はそれ以外にも豆腐シップを活用しています。
仕事が忙しく頭がさえない時や、
頭だけがなぜかポーっとする時、
特に病気ではないけれど、なんだか疲れがたまっていて、スッキリしないことってありますよね。
体は冷やしたくないけれど、頭をシャッキッとしたい時にも豆腐シップは大活躍。
そんな時、私は豆腐シップにオーガニックアロマオイルをプラスして使います。
生理前で頭がポーっとする時には、女性ホルモンのバランスを整えるといわれるクラリセージを2~3滴、
なんだか頭がすっきりしない時には、柑橘系のオイルをたらり、
風邪予防にはユーカリや、ティートゥリーをちょっぴり、
その時の気分や、
その時に「欲する」香りをプラス。
騙されたとと思って、冷蔵庫にある豆腐を使って早速トライしてみて。
ストレスも一緒に吸い出してくれるみたい?!
頭がスッキリして、仕事も家事もはかどりますよ。
お手軽アイテム、豆腐で、「脱くすり生活」を始めよう。
ちょっとした工夫で、
毎日をさらに元気に、笑顔で、ハッピーに過ごしてね。
豆腐シップでも熱が下がらない場合は無農薬椎茸スープ!
豆腐シップや第一大根湯でも熱が下がらない時には・・・
椎茸スープを作ってみてください。
作り方は
干し椎茸4~5個を水3Cに入れて火にかけ、
水が2/3~1/2位になったら椎茸をとり出し、
醤油大さじ1~2を加えて火をとめて出来上がり。
ポイントは放射能や農薬には注意してくださいね!
あなたもオーガニックセルフセラピストとして、活躍しよう。
この記事を書いた公式ライター・オーガニックスペシャリスト
小林くみんが講師を務めるIN YOU公式ライセンス
オーガニックセルフセラピスト ライセンスについて
私が講師を務める、INYOUライセンスが取得できるセミナーを開催しています。
添加物や農薬、様々な情報があふれている中、何を信じていいのかわからない。
そんな方も、ぜひ取得していただきたいセミナーです。
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