一般的に「体に良い食事」と言われている「本当は体に悪い食事」の実態。
こんにちは。
INYOUオーガニックスペシャリストの小林くみんです。
「心身ともに健康で、毎日元気に過ごしたい。」
誰も、「毎日、体調が優れず、不健康でいたい。」と思ってはいないはず。
それでも、日本人の2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなる現代。
ガン、心疾患、脳血管疾患・・・
日本人の死因ベスト3はいまだに「原因不明」のといわれ、
便秘
肌荒れ
肩こり
頭痛
生理痛
そんな不快な症状、「未病」を抱え毎日を過ごし、それが「当たり前」となっている方もいるかもしれません。
病院で処方される薬や市販の薬はそんな「未病」を表面的に抑えるだけ。
「原因不明」という言葉で、私たち一人一人の大切な毎日が片づけられ、薬に頼らざるおえない日々を送る。
それは私たちが本当に望んでいるものなのでしょうか?
私たちが毎日口にするもの。
家の近所のスーパーに並ぶ食品。
それらは本当の意味で、私たちの毎日を豊かにしているのでしょうか?
カロリーや日々の食事に気を使って摂取していても、
それがどうやって作られて、どのように添加されて、
自分たちの手元に届いているのか、知っていますか?
日本の食品は、大量に食品添加物、人工甘味料、残留農薬が添加されていると言われています。
どれだけコストを抑え、どれだけ多くそして高く売るか?
利潤だけを追い求め生み出された「もの」を、私たちは毎日何も考えずに口に運んでいる。
一見、体に良さそうなものの中から、
IN YOUライターとして健康関連の最新情報に常に触れている私が、
かつては「体に良い」と思い積極的に摂っていたけれど、
様々なリサーチの結果避けるようになったものを集めてみました。
それらを口に入れたからといって直ぐに病気になるということはありませんが、
体に良いと思って積極的に取ると、かえって逆効果。
「知っている」だけですぐに避けられる食事をご紹介していきます。
一般的に「体に良い食事」と言われている「本当は体に悪い食事」の実態。
一般的に「健康に良い」と言われていているものの中には、
よくよく調べると「?!」と感じるものが沢山あります。
そんなものの中から、これから夏に向けて、口に入れる機会が多くなるものを中心にお伝えしていきます。
野菜不足を解消?!紙パックの野菜ジュース
「健康のためにビタミンやファイトケミカルを豊富に含む野菜やくだものを多くとった方がよい。」
それはもはや、みんなが知っている合言葉。
様々な研究で、ビタミンやミネラル・食物繊維を多く含む野菜を多く食べることで
脳卒中や心臓病、がんの発症リスクを下げることが分かっています。
厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、健康増進の観点 から
1日350g以上の野菜を食べることを掲げています。
しかし、実際はどの年代層においてもその量に達していないのが現状。
(参照:農林水産省 野菜の1日摂取目標「350g」とは)
厚生労働省が実施している「国民健康・栄養調査」では、生活習慣病予防・改善のために、
「野菜をたくさん食べるよう心がけている」と回答した人(30歳以上)は、
男性が約45%、女性が約60%以上なのにもかかわらず、実際、野菜類の平均摂取量をみると、
成人男性で約290g、女性で約270g(国民健康・栄養調査)。
野菜は「健康によい」と分かっていても、
なかなか十分に食べることができないのが私たちの多くが抱える現実のようです。
(参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット)
そこで魅力を感じるのが、野菜ジュースのパックに書かれている
「1日分の野菜」や「1食分の野菜」のキャッチフレーズ。
不足しがちな野菜をジュースで簡単に摂れるなんて魅力的ですよね。
以前は私も、時間のない朝や、ランチ時に飲んでいました。
ただ、このキャッチフレーズ、実は巧みなトリックがあります。
「このジュースで1日に必要な野菜が摂れるんだ~。」と純粋に信じていた私でしたが、
1日に必要な野菜の栄養素が取れるのではなく、
「厚生労働省の提唱する1日に必要な350g分の重さの野菜を使っている」だけ。
実際、野菜ジュースには私たちが期待している栄養素はほとんど含まれていないにもかかわらず、
体にとってうれしくない要素がチラホラ。
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私がパック入り野菜ジュースを飲まない理由1:残留農薬のリスク
市販のパック入り野菜ジュースは大体1パック100円以下。
使用される野菜はコストカットのため世界中から集められた野菜。残留農薬が心配な慣行農法で栽培された野菜は、
化学的に合成された農薬や化学肥料をふんだんに使用されている可能性もあります。
そしてそれらの野菜を濃縮還元しているのがパック入り野菜ジュース。
熱を加えて濃縮しているので熱に弱いビタミンやファイトケミカルは失われ、
残留農薬は濃縮された状態(もちろん輸送後に水で薄められ還元されますが・・・)。
もちろん、家で手作りする食事も野菜に火を通すことは多いですが、
ペースト状になるまで加熱することは少ないですし、
また鮮度の高い状態(ビタミン類が含まれる状態)で野菜を食べることの方が多いと思います。
みなさんに野菜を積極的に摂ってもらいたい理由の1つが野菜の食物繊維。
食物繊維は、熱に弱いビタミンのように加熱しても壊れることはありませんが、
一般的な市販の野菜ジュースの場合は、この食物繊維も飲みやすいように取り除いています。
ビタミン類やファイトケミカル、そして食物繊維すら乏しい野菜ジュース。
そこに残留農薬の心配も加わわります。私がパック入り野菜ジュースを飲まない理由2:食品添加物
とても「体に良い」とは思えない、様々な食品添加物が豊富に入った野菜ジュースも見かけますが、
そちらには今回は触れず原材料表をチェックして比較的安全そうな野菜ジュースをピックアップしていきます。
パッケージに書かれた
「砂糖・食塩・甘味料不使用」
「野菜果汁+果汁=100%」の文字。
いかにも体に良さそうですが実態は?!
A社:パック入り野菜ジュース
原材料:野菜(にんじん、ピーマン、かぼちゃ、とうもろこし、たまねぎ、紫キャベツ、キャベツ、なす、アスパラガス、
セロリ、はくさい、だいこん、ケール、レタス、クレソン、ほうれん草、パセリ、ビート、あしたば)、
果実(りんご、マンゴー、レモン、パッションフルーツ、バナナ、グァバ、アセロラ、カムカム、パインアップル)、
ビタミンC、香料
こちらの一例にもあるように、一般のスーパーやコンビニで売られているパック入り
野菜ジュースは原材料に「香料」や「ビタミンC」と書かれているものがほとんど。
私も、この2つだけであれば、それほど食品添加物は添加されていないのかな?!
思っていましたが、「香料」と記載する場合は、一括表示されているので、
何種類の食品添加物がどれくらい入っているのかは分かりません。
また「ビタミンC」(L-アスコルビン酸)は酸化防止剤として添加されています。
食品に含まれる天然のビタミンCは、もちろん体によい成分ですが、
食品添加物として使用されているビタミンCはデンプンを加水分解して
できたブドウ糖を使用し人工的に製造されます。
ビタミンCは、酸化しやすい性質のため、他の食品原料に添加することにより、
その食品原料より先に酸化されて食品原料の酸化を防ぎ、
変質、変色、劣化を抑える働きをします(酸化防止)。
(ビタミンCとして、栄養強化の目的で使用される場合表示が免除されます)。
(参照:食品衛生の窓 東京都の食品安全情報サイト)
合成ビタミンCと自然の食品に含まれるビタミンCは、まったく異質。
このビタミンC (L-アスコルビン酸)は、WHO(世界保健機関)では
ADI(1日摂取許容量)を体重1キログラム当たり0.25グラムと定められています。
人工的に作られた合成ビタミンC(L-アスコルビン酸)は、
がん細胞の原因になる活性酸素を大量に発生させます。
(天然のビタミンCには活性酸素の発生を抑える酵素が含まれています)。
(参照:Business Jouenal 『ペットボトル茶は危険!発がん性の合成部テミン大量含油、粗悪な中国製添加物も』)
期待していた栄養素が取れないどころか、残留農薬や、食品添加物が心配な野菜ジュース。
飲む理由がみつからず・・私は飲むのを辞めました。
本当に美味しい安全なジュース
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そのプラスティック容器の緑茶は健康的?!自動販売機やコンビニで買えるお手軽ペットボトルのお茶
ペットボトル用に使用される緑茶には2番茶が使用されている場合が多いのですが、
この2番茶は夏の害虫が発生しやすい時期のため、さらに多くの農薬を使用していると言われています。
ペットボトルのお茶でなく、家で淹れるお茶の葉も残留農薬は心配されています。
お茶の場合、一度に摂取する量も少なく、
直接食べるわけでないので、他の農作物よりもの定められている残留農薬基準が高いんです。
INYOUの過去記事にも詳しく書かれていますが、
【「日本茶」の意外と知られていない残留農薬の実態。美味しいお茶と一緒に農薬を飲んでいる可能性も。】
お茶に使用される農薬は200種類近く。
そして、残留農薬基準値が米や大豆の約1000倍という農薬もあります。
それらの農薬のうち特に気になったものをみてみます。
農薬「シラフルオフェン」の残留農薬基準:
茶 80 ppm米 0.3 ppm
大豆 0.1 ppm
(ppmは濃度や割合を表す単位。100万分の1。1ppmの農薬が検出された=1kgの農産物中に1mgの農薬が含まれる)
農薬「テブコナゾール」の残留農薬基準:
茶 50 ppm米 0.05 ppm
大豆 0.3 ppm
農薬「クロラントラニリプロール」の残留農薬基準:
茶 50 ppm米 0.05 ppm
大豆 0.2 ppm
こちらの量は米の約1000倍。
アセタミプリド(ネオニコチノイド系殺虫剤)の残留農薬基準:
茶 30ppm野菜や果物の中で一番基準値が高いレタスやしゅんぎく 10ppm
(参照:農林水産省HP 公益財団法人 日本食品化学研究振興財団)
残留農薬基準が日本より厳しい欧州連合(EU)。
お茶の基準値の場合は欧州連合(EU)の約500倍と言われています。
安全性を考慮して日光による光分解や酸素や水との化学反応より分解される農薬を使用している
お茶農家さんもいるようですが、どのお茶のブランドに、どの農薬を使用しているかが
明記されないのが日本の現状。
そんな現状で、ペットボトルに入っているお茶を飲もうとは思わなくなりました。
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私がペットボトルのお茶を飲まない理由:その2.食品添加物
ペットボトルのお茶は、家で自分で茶葉から淹れるお茶と違い、
その品質を保つために食品添加物が使用されています。
急須で家で淹れたお茶は、1日以内に変色したり、味が落ちたり、劣化します。
ペットボトルのお茶は特別で、何もしなくても劣化しないのでしょか?
普通なら変色するものが、変色しなかったり、
普通なら味が落ちるものが、味が落ちなかったり、
普通なら腐るものが、なかなか腐らなかったり、
そんな不思議な現象が、「当たり前」と認識されてしまっているのはとても怖いことだと感じます。
B社:ペットボトル入り緑茶
原材料:
緑茶、緑茶抽出物、ビタミンC
ペットボトル入り緑茶の原材料に酸化防腐剤の「ビタミンC」(L-アスコルビン酸)の文字はよく見かけます。
緑茶飲料メーカーは、そのホームページで、ビタミンC添加の目的を
「茶葉に含まれているビタミンCが加工や抽出の段階で失われてしまうので、
それを補うため」と言っていますが、先にお伝えしたように、栄養強化目的の場合は表示が免除されます。
(参照:食品衛生の窓 東京都の食品安全情報サイト)
ここで使用目的は変色防止など酸化防止のため。
ビタミンC (L-アスコルビン酸)は、緑茶、ジュース類では全量の0.02~0.04%添加で変色防止効果、
褐変防止、風味保持効果が出るとされています。
金沢工業大学研究グループの調査では、市販されている
主な緑茶飲料500ミリリットル当たりのビタミンC含有量は平均で100ミリグラム、1/5がL-アスコルビン酸。
原材料表示だけをみると、他の食品よりも食品添加物量は少ないような錯覚を受けますが、実態は違います。
(参照:Business Jouenal 「ペットボトル茶は危険!発がん性の合成部テミン大量含油、粗悪な中国製添加物も」)
ヘルシーなどころか、残留農薬や、食品添加物が心配なペットボトル入りのお茶。
飲む理由がみつからず・・・、飲むのを辞めました。
☆ハーブティー・ゴツコラ【単品】|タイのハーブティー
薄手になる夏前にダイエット?!食べても太らない?!カロリーゼロドリンクやカロリー控えめ食品。
アメリカでのダンサー時代、私が常に持ち歩いていたものがカロリーゼロのキャンディー。
「高カロリー=太る」。
そんなイメージがあり、ちょっとサイズダウンしたい夏前の今の時期は、
やはりカロリーが高い食べものは控えたいのが正直な気持ち。
甘いスィーツはカロリーも高い場合が多く、ダイエット中には我慢・・・。
そんな時、誘惑を感じるのがカロリーゼロのドリンクや、カロリー控えめのスィーツ。
でも、それらには人工甘味料が使用されている場合がほとんど。
人工甘味料はその名前の通り、天然には存在しない、人工的に合成した甘味料のこと。
ダイエット食品やカロリーゼロドリンクをはじめ、お菓子、アイスクリーム、
菓子パンなど様々な食品に使われています。
砂糖の数百倍の甘みがあるので砂糖よりも少量の使用ですみ、カロリーがほぼゼロに近いのが特徴。
一方で、人工甘味料はコカイン以上の強い依存性があるともいわれています。
また、日本薬学会で発表された実験結果からも、人工甘味料の様々な健康被害が懸念されています。
・内臓の異常(心臓、肝臓、胃、副腎などの肥大)
・ポリープの発生
・うつ病の一因(脳内伝達物質の変化)
・妊婦の場合、胎児の脳障害、目の奇形などの恐れ
・元気な精子の減少
・ポリープの発生
・うつ病の一因(脳内伝達物質の変化)
・妊婦の場合、胎児の脳障害、目の奇形などの恐れ
・元気な精子の減少
人工甘味料について詳しくはこちらのINYOU人気記事ものぞいてみてね。
【身近に潜む目に見えぬ砂糖・人工甘味料。不自然な甘味料があなたの体に与える危険なリスクとは。】
ダイエットによいどころか、様々な体や心に対するリスクが心配なカロリーゼロドリンクやカロリー控えめ食品。
口にする理由がみつからず・・食べるのを辞めました。
野菜ジュース、緑茶、カロリー控えめな食事・・
どれも一般的には体に良いとされるものですが、
その原材料や作られる工程によっては、わたし達の体に負担をかけるものになります。
☆無農薬山桃ジャム|滅多に販売されない超希少品【IN YOU Market限定】ほんのり甘くパンに塗ったり紅茶に入れたり使い方自由自在の絶品コンフィチュール。
毎日、「生まれ変わっている」わたし達、「生まれ変わる」原動力となるのが、わたし達が毎日口に入れるもの。
わたし達の体の60兆の細胞。そのうち6千億個の細胞がひと晩のうちに生まれ変わります。
毎日、「生まれ変わっている」わたし達。
「生まれ変わる」原動力となるのが、わたし達が毎日口に入れるもの。わたし達の毎日の食事。
それは「生まれ変わるための時間」。
「いただきます。」
「ごちそうさま。」
今ここにいること、1つ1つへの「ありがとう」の想いを確かめる時間。
今、何を食べるかによって、何を飲むかによって
過去のわたしが新しく塗り替えられていく。「今」が、未来とそして過去をも変える、「これから」が「これまで」を決める。
その時間を重ねで、あなたの人生がどこまでも豊かになっていく。
それが、わたしが叶えたいたった1つの夢です。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
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