脱・洗濯機!“合成洗剤の方が汚れが落ちる”の神話。合成洗剤でもない石けんでもない、洋服を洗える天然の木の実《ウォッシュナッツ》で、実際にランジェリーを洗ってみました。
突然ですが、あなたは下着を合成洗剤で洗濯機で洗っていますか?
私はあるとき、ファッション業界で世界中を飛び回っている知人から「お気に入りのランジェリーは優しく自分の手で洗うもの。
出張のときもいつも石けんを持ち歩いている」
と聞いてからというものの、下着は、毎日、石けんで手で洗っています。
最初は、少しばかり抵抗があったのですが、
なんとなく形崩れやダメージも少ない気がして、半年くらい続けています。
普段の服やタオルは、洗濯機で石けん洗剤(液体)で洗っています。
合成洗剤に含まれる、合成界面活性剤をはじめ、光沢剤、漂白剤、合成香料・・・などなどは、
肌荒れやかゆみを発症させることもあり、既に使用していない方もいらっしゃると思います。
光沢剤や漂白剤は、汚れが多少残っていても上からペンキを塗って隠すようなもの。
合成香料も、上からより強めの香りで汗の匂いをかき消すもの。
合成洗剤は、その上書きする特性から、本当の汚れがかえって分かりにくい状況になります。特に濃い色のTシャツは、よく白くあせてしまったりしますよね。
「洗剤までは、ナチュラル・オーガニックには手がまわらない」
「めんどくさい」
「身体に直接つけないから考えたことない」
という方も多いかもしれません。
しかし、洗顔やボディウォッシュと違って、洗剤の場合は、
衣服に付着した合成界面活性剤や光沢剤・漂白剤・合成香料が24時間365日絶えず、
肌にぴったりくっついている状態です。
実は、洗顔やボディウォッシュをつけて、すぐに水で洗い流すものよりも、
肌にぴたりとくっついて、密着時間が長いのですね。
衣服に密着した皮膚は、かさつき、かゆみ、湿疹などが出てしまうこともあります。
それほど身体も正直に反応することもあります。
身体にとって、不要なものは避けられるなら避けたいものですよね。
人間の身体にとって有害なものが含まれた生活用水は、最終的には自然を介して人に戻ってきます。
合成洗剤は、自然分解しないと言われ、川に流れっぱなしということになります。
いずれ、その汚染は私たちにふりかかるので、出来るだけ人が出す汚染も最小限に止めたいもの。
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合成洗剤などについて、詳しく知りたい方は、これらの記事を読んでみてくださいね!
実は洗濯洗剤より怖い柔軟剤。あなたと家族の肌に染み込む『良い香り』は本当に安全なものだと思いますか?
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一見真っ白になったと思える、その洗濯もの。本当に綺麗になっていますか?
一般的に、合成洗剤は、石油系の汚れをより落としてくれると言われています。
石けんは、皮脂や汗などの汚れをより落としてくれると言われています。
合成界面活性剤が入った市販のクレンジングが石油由来の化粧を取り除き、
石けんの泡が皮脂を落としてくれる洗顔と例えると分かりやすいかもしれません。
しつこい石油系の汚れは事前にある程度取り除いた上で石けん洗剤を使用することをおすすめします。
一見真っ白になったと思える、その洗濯もの光沢剤や漂白剤は、
汚れが多少残っていても上からペンキを塗って隠すようなものなんですね。
新しいワイシャツやタオルが真っ白でぱきっとしているのも、
事前に光沢剤がつけられていることが一般的です。
その光沢剤が洗濯で取れてしまうので、それを洗うと同時にまた表面につけるために、
洗剤に光沢剤が含まれるんですね。
汚れているなら光沢剤などで隠して着るのではなく、集中的に洗うなどの対応をしたいものですよね。
じゃあ、石けんを使えばいいってこと?石けんのメリット・デメリットをチェック
石けんというと、固体を思い浮かべがちですが、
実は、液体か固体かで、石けんと分けられているわけではありません。
製品名が「石けん」となっている場合は、汚れを落とす界面活性剤が石けんのみということを意味します。
石鹸成分以外の界面活性剤(合成)が30%以上含まれる場合、その製品名は「合成洗剤」となります。
そこで、合成洗剤はもうやめて、石けんにする!と
決断する前にメリット・デメリットを見てみましょう!
石けんのメリット
・皮脂や汗が取れやすい
・昔から使われているため、合成界面活性剤のような有害物質がない
・自然に分解されやすい
石けんのデメリット
・石油系の汚れが落ちにくい
・石けんかすが出ることがある
・石けんかすでも、人によっては皮膚にかゆみが出る場合がある
このような状況から、石けん洗剤もつきあっていくには、
● 水よりも石けんが溶けやすいお湯を使ったり、
● クエン酸などを加えることで石けんカスが衣服につかないようにする、
など、少し手間とコツも必要になってきます。
合成洗剤でもない、石けんでもない
天然の洗剤ウォッシュナッツを初体験!
成分は、この木の実ウォッシュナッツ、別名ムクロジ、だけ!
なので、本当に驚きです。
以前こちらの記事をご紹介したところ大反響がありました。
まだ見ていない方はチェックを。
えっもう洗濯洗剤はいらない?!木の実で繰り返し洋服を洗える「ウォッシュナッツ」という最強にエコなアイテムを使ってみました。
早速、水を流し入れるだけで、泡がたちました。
バブルバスのような感じです。
このムクロジに含まれる、泡のもととなる「サポニン」には、
忌避効果があり、虫が寄り付かないから、
農薬や肥料を使用せずに育てることができるのだそうです。
普段、石けんで洗うと、干したときに、繊維が少しつっぱっているのがわかりますが、
ウォッシュナッツは洗うときから、とてもソフトなタッチで突っ張り感がありませんでした。
ウッディな香りも、そのまま衣服・下着につき、落ち着く香りになりました!
それもそのはず!?
このムクロジは、なんと、延命皮(えんめいひ)という生薬名もあり、
漢方薬として強壮・止血・消炎などにも使われてきたのだそうです。
もちろん、合成界面活性剤・合成香料・着色料・保存料無添加フリー。
洗濯機でこのウォッシュナッツで衣服・タオルを洗う際は、
付属の巾着に10個ほどのウォッシュナッツを入れて
洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけ!
すすぎ、脱水の時も入れたままでOK、ドラム式でも縦型でもOKだそうです。
すすぎも1回で、節約にもGOODですね。
私もときどき使う重曹や、セスキ炭酸ソーダを組み合わせたりしても良さそうですね。
そして、エッセンシャルオイルを垂らしてみるなども楽しそうです。
このウォッシュナッツを5、6粒を500mlの水で10分ほど煮出して、
食器を洗ったり、お掃除に使用するのにも使えるのだとか。
その使い勝手のアレンジの広さに、ワクワクしてしまいますね。
まずは脱・洗濯機、ウォッシュナッツでデリケートな衣服や下着の手洗いから初めてみませんか?
IN YOUMarketでオススメの天然ウォッシュナッツを試してみよう。
ご紹介するのは、ナチュラルウォッシュに使える
天然の木の実「ウォッシュナッツ」。
くるみのような、ドライフルーツのような見た目の、可愛いい石鹸の実です。
天然成分を使用した環境配慮型の洗剤を使っている方は多いと思いますが、
木の実だけで洗うウォッシュナッツは、原材料が目で見わかるから、視覚的にも安心できる商品。
ウォッシュナッツの原料、ムクロジは、
日本でも温暖な地域(関東以西から九州)に生息していて、神社仏閣などでよく見られる木です。
というのも、ムクロジは無患子という漢字からもわかるように、
病気を避けると言われていて、ムクロジの実に入っている種は、数珠にも使われています。
それから、羽子板の羽のおもり、そろばん玉などにも利用され、日本でも身近に使われているムクロジ。
延命皮(えんめいひ)という生薬名も持っていて、漢方薬として強壮・止血・消炎などにも使われてきました。
合成界面活性剤・合成香料・着色料・保存料無添加だから、
安心のウォッシュナッツです。
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