2016年に流行る健康・オーガニックブーム大胆予測
2015年もあと残り数週間となりましたね。
今年はみなさんにとってどんな年でしたか?
さて、来年は世界的にオーガニックブームが来ると言われていますが、ここ日本においてはどうなるのでしょうか?
今年のブームも振り返りつつ、翌年2016年に健康・オーガニック分野で流行ることを大胆に予測いたしましたので御覧ください。
流行予測 第5位「食べるオイル」
食べるオイルとは
食べるオイルとは、高級オリーブオイルをはじめとし、アボガドオイル、亜麻仁油などの植物性オイルのことを言います。オイルをスプーンに一杯入れて、毎日飲むことによって美容やダイエット、健康促進に有効であるという考え方から来ています。
油というとこれまではサラダ油等料理に使うための安価なものが代表に上がってきましたが、今後はそうした調理用油を超えた使い方が注目されるようになります。これに伴い、料理にもあらゆる種類のオイルが取り入れられるようになることが予測できます。
現在も成城石井や紀伊国屋をはじめとするオーガニック商品に力を入れているお店にはたくさんのオイルが並んでいますが、来年は更に流行っていくでしょう。
しかし油と一言に言えど、物によっては粗悪なものも多く、安価で粗悪なものを毎日飲んだ場合は完全に逆効果になります。
オイルを飲むという習慣を、ブームに乗って闇雲に始めるのはあまりおすすめできません。
やるのであればしっかりと製造工程、生産者等を調べた上で実践すると良いでしょう。
流行予測 第4位 本物・ヘルシー志向のファストフード店
最近、NY発、グローバルでも73店舗を運営する、ホルモン剤を使用しないハンバーガー・ブランドで有名な「シェイクシャック」が東京に初上陸し、健康志向な消費者はもちろんオーガニックに興味が無い一般の方からも大変話題になっています。
今後はこうした「気軽にテイクアウトできて、ファストフードなのにオーガニックで健康志向」なお店がさらに増えていくことが予想されます。
流行予測 第3位 スーパーフード
zesterdaily2015年も、大きな注目を浴びた「ココナッツオイル」や「チアシード」をはじめとしたスーパーフード。
日本では有名モデルがこぞって愛用し、巷で大流行していますね。
コンビニのお菓子にすら取り入れられ始められたことからも分かるように、今や知らない人はほとんどいないほど有名になりました。
しかし来年もその勢いは止まることはなく、さらに拡大していくのではないかと予測しています。
高級志向スーパーチェーン「成城石井」が運営するレストランでもスーパーフードを使うなど流行を取り入れています。
現在国内で流行している商品を見ると、ココナッツオイルやキヌア、チアシード、アサイーなどの比較的限定的な商品に集約されている印象がありますが、今後はより注目度が高まり、日本で入手できるスーパーフードの種類の幅が広がっていき、様々なスーパーフードが通常のスーパーなどでも購入可能になるでしょう。
流行予測 第2位 予防医学
asopahospital病気や怪我などの治療によって医療機関に支払われた国民の医療費が40兆610億円に達したというニュースが話題になっていますが、現在医療費は日本で深刻な社会問題となっています。
その背景の一つに、高齢化社会が挙げられます。
高齢になればなるほど病気にかかる確率が上がるためです。
例えばがん治療においては治療費が月100万円を超えることもあり、そうした額の多くを国が負担しているのです。
しかしご存知の通り、現在日本の経済状況は多額な借金で近い将来破綻するのではないかと懸念されるほどまで悲惨な状態になっており、この医療費は国を完全に圧迫しています。
今後予測されていることは、「患者が払う費用負担の上限が上がるのではないか」ということです。
私の予測ではその検討内容は近い将来海外の医療事情と同様に、現実のものとなると思います。
日本は個人が支払う医療費がとても安いと言われています。
しかし実際は国民から徴収したお金では全く足りていない状況にあります。
これを補うために法人や国が多額の料金を払っていることで制度が成り立っているというわけです。
しかし今後はそうもいかなくなります。
これは何を意味しているかというと、病気になればなるほど多額のお金がなくなっていくということです。
最悪の場合、大きな病気になった暁には病院に通うため、多額の借金をしないといけない可能性もあります。
言い換えると、貧乏人は病気になったら潔く治療自体を諦めるか、或いは自力で直さねばならないということです。
お金がある人も同様です。
これまで数千円だったものが数万円、十数万円となるのですから、他人事ではありません。
こうした流れから日本人は今後、必然的に病気にかからないための対策「予防医学」を実施していかざるを得ない状況になっていくことが容易に予測できます。
書店でも「糖質制限」や「ガン治療」にまつわる予防医学関連の書籍が常にトップ売上で人気を占めていることからも、国民が少しずつ予防医学に注目するようになっていることは間違いありません。
流行予測 第1位 グルテンフリー食品
glutenfreeonashoestringグルテンフリー(小麦抜き)と言えば、当マガジンでも以前ご紹介した「グルテンフリー」にフォーカスをあてたジョコビッチの本が今年のベストセラーになったことが記憶に新しいですが、インターネット上でも「グルテン」という言葉は多く見られるようになってきました。
現在はまだグルテンフリーメニューを正式に導入する外食店やスーパーが非常に少ない傾向にあるものの、オーガニック先進国である欧米各国において「グルテンフリー」という言葉は数年以上前から普及しており、もはや普通のスーパーでグルテンフリー食品が購入できるのは当たり前。
日本でも今後その傾向は更に高まっていくことが予測できます。
特に来年以降はオリンピックの影響も受け、外国人観光客向けを意識した飲食店や施設が大幅に増えていくと思われますので、その流れからもヘルスコンシャスなものを好む欧米人向けのヴィーガン対応やグルテンフリーメニューを積極的に展開するお店は必然的に増えていくことでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?当ウェブマガジンにたどり着いたということは恐らくあなたは現在オーガニックやマクロビオティックな食生活を実践している、または興味のある可能性が高いのではないかと思います。
いい傾向としては時代は着実にその方向に傾きつつあるということです。
つまり、今後より健康志向なプロダクトが日本各地に増え、気軽に購入したり食べたりすることができるようになる社会に近づきつつあるということです。
同時にそうしたものに興味を持つ人たちも増えていくでしょう。
とは言え、まだまだ日本は健康に対する意識が先進国に比べ非常に低く、オーガニック発展途上な国であることは否めません。
ですが医療費の圧迫などにより、良くも悪くも今後は社会全体が「そろそろ自分の身は自分で守ろう」という雰囲気になると思います。
いままで暴飲暴食でジャンクな生活をしてきた方も、これを機に生活習慣を変える準備をしていくといいかもしれません。
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