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〇〇強化卵は食べてはいけない|1日2個以上の卵で疾患やアレルギーリスクが高くなる理由を予防医学の専門家が教えます。

佐々木さゆり
NPO法人予防医療推進協会理事長 健康管理士/健康管理能力検定1級 食育インストラクター/心理カウンセラー 長年の医療機器・サプリメントメーカーでの経験を生かし独立。 これまで3万人を超える人の心と身体の健康に向き合う。 講演活動や執筆活動、個人指導を通して食と身体、 食と心の関係から食、睡眠など生活習慣の大切さを訴えている。 自身も便秘、花粉症、アトピー性皮膚炎、摂食障害などを克服。 40kg近いダイエットにも成功し、現在も維持している。 趣味は読書、論文を読み漁ること。動物と戯れること。 著書「本当は怖いデスクワーク」日本実業出版社

比較的、安価で栄養バランスもいい食品として重宝されているのが卵ですよね。
残念な事にアレルゲンとしても知られていますが、卵アレルギーについて、知人の産婦人科医は
「平飼いで化学薬品を一切使わず飼育した鶏の卵だとアレルギーが出ないことがほとんど。

授乳期の母親がスーパーの特売卵を食べたり、
離乳食にそんな卵を食べさせるからアレルギーになるんだよ。」
と話していました。

筆者も講演の時などは必ず、
「スーパーの特売品の卵を食べる人は多くても1日1個にしましょう!」とお話しします。

地方の病院では未だに「卵を食べ過ぎると悪玉コレステロールが上がるから、1日1個にするように!」と、
時代遅れも甚だしい指導をしている所もありますが、もちろんそんな理由ではありません。

日本人における卵の摂取量とがん死亡率との関連


NIPPON DATA90で行われた日本人女性の卵の摂取量と死亡率の調査
(対象:30歳以上の女性4,686人/平均年齢52.8歳/調査機関約14年)によると、
卵の摂取量と心血管疾患の関連性は見られなかったものの、
1日2個以上卵を食べる日本人女性と1日1個食べる日本人女性では、
1日2個以上卵を食べる日本人女性の方ががんの死亡率のハザード比が3.20と高くなっていたのです。


日本の養鶏場の現状



公益法人畜産技術協会が2016年に発表した「採卵鶏の飼養実態アンケート調査報告書」によるとそ、
の90%以上がケージ内での飼養で、1羽辺りのケージ面積は間口が20cm以上30cm未満、
高さは40cm以上45cm未満、奥行きが35cm以上45cm未満、
そして卵が転がりやすいように付けられている傾斜が8度以上10度未満が最も多いと言う結果になっていました。

この広さ。鶏1羽がギリギリ入るスペースでしかありません。
そしてその多くが「ウインドウレスケージ」と呼ばれる窓もない鶏舎であるということ。

こんな環境ではもちろん鶏には大きなストレスがかかりますよね。
それでの鶏たちは毎日のように卵を産むのです。

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海外の飼養システム



EUでは2012年に従来型ケージ飼育が禁止され、
鶏の正常な行動を発現する自由を確保出来る開放型ケージ飼育(55.9%)や、
平飼い(25.6%)放し飼い(13.9%)オーガニック(4.5%)と非ケージシステムに移行しています。
米国でも大手スーパーや大手外食企業が取り扱う卵を2025年までに、
100%ケージフリーの卵に移行すると宣言しています。
またオーストラリアとニュージーランドでもケージ廃止の議論が活発化しており、
放し飼いの割合も高まってきています。

この現状の差。土地が狭い日本だから仕方ないのでしょうか?
鶏の匂いや鳴き声がうるさいから仕方ないのでしょうか?


鶏卵の生産量


1位 中国   2,600万トン(人口13.86億人)
2位 アメリカ 553万トン (人口3.272億人)
3位 インド  505万トン (人口13.39億人)
4位 メキシコ 272万トン (人口1.292億人)
5位 ロシア  263万トン (人口1.445億人)
6位 日本   260万トン (人口1.268億人)
7位 ブラジル 240万トン (人口2.093億人)

日本は鶏卵の生産量世界第5位。1人あたりの「卵」としての摂取量は、
全国平均で年間141.3個(平成28年・卵の消費量都道府県ランキングより)なので、
マヨネーズやスイーツなどの加工品での摂取もかなり多い事がここで見えてきました。

そして日本は食料廃棄量も世界有数という残念な現実を考えると、
そこまで効率にこだわってたくさんの卵を生産する必要性にさえ筆者は疑問を感じます。

抗生物質の飼養は薬事法で禁止されています。


よく「安い卵は抗生物質などの薬漬け」だと言われています。
それは先に述べたようにギュウギュウ詰めの鶏舎では病気の感染が1番怖いから。

というのが理由として挙げられていますが、
実は養鶏においては抗生物質の使用が薬事法で禁止されているのです。
ただし獣医師が必要と見なし書類を発行した場合は認められています。

どんな場合に獣医師が抗生物質の投与を認めるかまでは不明ですが、
ネット上でよく見る「抗生物質を使っていません」という卵を販売するための謳い文句には、
「それ、当たり前でしょ?」と思う筆者ですが、
経済産業省 資源エネルギー庁が発行する冊子「さいくるアイ」で、
出稼ぎを防ぐために作られた養鶏場の取り組みが紹介されていて、
その中に「生まれてすぐのヒヨコから、
病気を抑える抗生物質を使用せずに一環飼育」と書かれていたのには驚きました。

本来なら抗生物質不使用は明記するほどの事ではなく法令を遵守しているだけなのに、
敢えて書くということはそうでないケースが多いとさえ考えられるからです。

しかも「抗生物質不使用」などの表記自体が禁止されています。

またワクチンについてはウイルス性疾患などの予防のため、
当たり前に投与または注射をされています。


買ってはいけない「○○強化卵」



店頭に並ぶいかにも健康に良さそうなビタミンEやヨウ素の強化卵をよく見かけますよね。
でもこうした栄養強化卵は、
鶏のエサに人工のビタミン剤を大量に混ぜているだけの場合が多く、
不自然な栄養バランスとなってしまい、安全性にも疑問符がついてしまいます。


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鶏のエサ。その実態とは


日本の養鶏場(ケージ飼いの安売り卵)のほとんどが飼養している合成飼料。
その原料のメインは輸入とうもろこし。それもコーン油を搾油したあとの絞りかす。
次いで多いのが輸入大豆。これも大豆油を搾油した後の絞りかす。
いずれも遺伝子組み換え作物で発がん性が指摘されている、
グリフォサートが主成分の除草剤がたっぷりかかっているものです。

またグリフォサートは除草剤としてだけではなく、
輸送中のカビ防止のため乾燥剤として再度塗布されているのです。

成分的にはとうもろこしは炭水化物としてエネルギー源となる上に、
鮮やかな黄身の色の元となるキサントフィルという色素成分も豊富に含まれています。

また脂質を搾油した後の大豆は、たんぱく質が非常に多く含まれ、
卵の産生には欠かせないものです。

それに様々な人工ビタミンなどを加えて食べさせているのです。

そして生まれた卵を私たち消費者が食べる…。
何十年も食べ続けて時の身体への影響はどれほどのものなのでしょうか。

他にも毎日、卵を産ませるためにホルモン剤を投与しているのではないか?
など多くの憶測が飛び交っていますが、
アレが怖い!コレが怖い!と騒いでいるだけでは何も変わりません。
業者は「買ってもらえるもの」を作るということを忘れないで下さい。

最後に


私たち消費者が安い物を求め、その裏側に興味を示さなければ業者は生産効率を高めるために、
わずか数年しか安全確認をしていない薬品を使用します。それを消費者は何十年と食べ続けるのです。

卵についても生産者の顔が見えるもの。
どんなエサを与えているのか明記されているもの。

質のいいものを作るためには、それなりのコストがかかるので価格もそれなりになること。

賢明なIN YOU読者のあなたなら、自分なりの食の安全ポイントをお持ちのはずです。

オーガニック、もしくは平飼いで安全なエサを与えられた鶏の卵が1番です。
「卵」の姿は見えなくても、スイーツなどあらゆる加工食品に卵は使われていますから、
安物卵をたくさん食べてがんリスクを高めるよりも、質の良い卵を選んで頂きたいと思います。

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【参考文献】
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/001/pamph/cycle_ai/pdf/cycle_ai_008.pdf
http://pmc.carenet.com/?pmid=29288244

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NPO法人予防医療推進協会理事長 健康管理士/健康管理能力検定1級 食育インストラクター/心理カウンセラー 長年の医療機器・サプリメントメーカーでの経験を生かし独立。 これまで3万人を超える人の心と身体の健康に向き合う。 講演活動や執筆活動、個人指導を通して食と身体、 食と心の関係から食、睡眠など生活習慣の大切さを訴えている。 自身も便秘、花粉症、アトピー性皮膚炎、摂食障害などを克服。 40kg近いダイエットにも成功し、現在も維持している。 趣味は読書、論文を読み漁ること。動物と戯れること。 著書「本当は怖いデスクワーク」日本実業出版社
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