7人に1人は不妊、子供の約37人に1人が不妊治療の末に生まれてくる現状と不妊の男女の生活原因
不妊に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
不妊症に悩んでいる・・という話はよく耳にする話で、
決して他人ごとではないという現状がありますよね。
とくに治療に縁がなくお子様を持たれている方からするとピンと来ないことかもしれませんが
悩んでいる当本人としては本当に根深い悩みであり、深刻でデリケートな話題です。
そんな不妊症問題ですが原因は一つではありません。
何気ない生活習慣や食べているもの、年齢など様々なことが原因で誰にでも起こりうるのが不妊です。
まさに今問題を感じているあなたも、将来的には子供を産みたい・・と思っている方も、
今日は不妊について今一度学んでみてください。
不妊症とは
日経ヘルス日本産科婦人科学会では、「夫婦間で正常な営みを過ごしていて、1年経つにも関わらず、子どもに恵まれない場合」を不妊症と定義されております。
妊娠を希望する夫婦の80%は結婚後1年以内に、10%は2年以内に妊娠します。
残った10%が不妊症ということになりますが、これが年々増加しており7人に1人が不妊症とも言われています。
また、一般に女性がもっとも妊娠しやすい年齢は20歳前後で、30歳代後半になると加齢とともに卵子の数が減少し妊娠しにくくなります。
だいたい45歳を過ぎると妊娠に適した卵子ができなくなり、妊娠の可能性はさらに低くなってしまいます。
現代は、女性の社会進出が積極的であること、相手と付き合う・結婚をする男女も減少していることから、高齢出産が増え続けることで不妊症も増えていくことは目に見えています。
晩婚化と晩産化を減らすのは、女性が出産と仕事を両立できる社会をつくらないといけません。
子供の約37人に1人が不妊治療
内閣府男女共同参画局日本産科婦人科学会では、2012年に国内の医療機関で約32万6千回の体外受精が行われ、3万7953人の子どもが生まれたとする報告をまとめております。
2012年の総出生数は約103万7千人で、体外受精による子どもの割合は約27人に1人となりました。
高度な不妊治療で生まれた子供で見ると、2010年で全国で約3万人となり全出生児の37人に1人を占めています。
また、体外受精などの生殖補助医療を受ける方の年齢も上昇している、一方で高年齢での妊娠・出産は様々なリスクが高まるとともに、出産に至る確率も低くなることが医学的に明らかになっています。
馬鹿にならない高額な不妊治療
体外受精や顕微授精は1回の治療費が高額であることもあり、経済的負担が重いことから十分な治療を受けることができず、子どもを持つことを諦めざるを得ない方も少なくない現状があります。【健康保険の使える不妊治療】
◆タイミング療法による指導
基礎体温や超音波検査などによって、排卵日を正しく予想し性交のタイミングの指導をしてもらうという治療 保険適用で約2000~3000円
◆排卵誘発剤
タイミング療法や人工授精での処方 保険適用で1カ月約3000円
ステージによる注射での接種 保険適用で1回5000~1万3000円
※体外受精での排卵誘発剤は保険適用となりません。
◆その他
漢方薬の場合、保険適用で約1000円から
物によっては適用されないものもあり、3万円程度になることもあります。
【健康保険が使えない不妊検査、治療】
◆抗精子抗体検査
抗精子抗体が女性側にあるかを調べる検査 費用は約5000~1万円
◆腹腔鏡検査
内視鏡で子宮の様子を調べる腹腔鏡検査(2日程度の入院が必要)費用は2日程度で約10万円
◆治療
人工授精 費用は1回が約1万~3万円
体外受精 費用は1回約20万~80万円
顕微授精 体外受精の費用に約5万~10万円が加算(約25万〜90万円)
卵巣の切開手術 1回約20万~50万円
卵管鏡下卵管形成術 約10万円
男女の不妊の原因
卵子と精子の質が低下していることについて
あしたのママへ不妊症は、女性が悩むものと思っている人が多いかもしれませんが、男性にも原因があるのです。
近年では、晩婚化・晩産化と言われて不妊治療を考えることも大切なことです。
ただ、それ以上に毎日の生活で卵子と精子の質を急低下させている事実を知らなければなりません。
毎日の生活を改善させてから、自然妊娠する方もいらっしゃいます。
不妊の原因(女性)
あしたのママへ排卵因子
月経周期が25日~38日型で、基礎体温が二相性の場合は心配ありません。このようになっていない方は、月経不順が起きていて排卵がうまくいっていない可能性があります。
他にも排卵がうまくいかない理由はいくつかあります。
お乳を出すときに分泌させる「プロラクチン」というホルモンの分泌亢進による
「高プロラクチン血症」によるものや、男性ホルモンの分泌亢進を特徴とする「多嚢胞性卵巣症候群」によるものがあります。
環境の変化等に伴う大きな精神的ストレス、短期間の大幅なダイエット、手足だけでなくお腹にもある冷え性の場合にも月経不順をきたしやすいので不妊症になりやすいです。
また、20~30歳代でも、卵巣機能が極端に低下し無排卵になる「早発卵巣不全」の方もいます。
卵管因子
クラミジアと呼ばれる細菌が感染する「性器クラミジア感染症」は、卵管の閉塞や、卵管周囲の癒着によって、子宮の方に卵子が行かなくなってしまうために不妊症になります。とくに女性の70〜90%では、クラミジアにかかっても無症状のことが多く感染に気づかないことがあります。
また、虫垂炎など骨盤内の手術を受けたことがある、子宮内膜症の方の中には卵管周囲の癒着がみつかることもあります。
頸管因子
子宮頸管は、子宮の出口を閉めてバリアをしているような部分です。排卵が近くなると、精子が子宮内や卵管へ十分な移動ができるように粘液が分泌されるようになって、精子が子宮の方へ移動できる状態に変化します。この粘液の分泌が少なかったり、閉まったままで精子が通れない状態だと妊娠が起きにくくなります。
子宮因子
子宮に関連した病気になったことがあったりすることで、子宮内膜の血流が悪かったり子宮内に過去の手術や炎症による癒着などがあると、子宮内で受精をしても育たないことがあります。免疫因子
免疫の力で精子に対する抗体(抗精子抗体)が出来てしまって、精子を攻撃してしまうことで精子の運動性が失われ、卵子に到達できなくて妊娠が起こらないことがあります。原因不明
不妊症の検査をしても、明らかな原因がみつからない場合もくなくありません。原因不明の不妊は不妊症の1/3とも言われています。
その場合は、男性側に問題があることも考えてみる必要があります。
不妊の原因(男性)
出展:あしたのママへ性機能障害
ストレスなどで有効な性行為がうまくいかないこと、性行為はできても腟内射精がうまくいかないことで不妊になってしまうことがあります。また、動脈硬化や糖尿病が原因で起きることが多いといわれております。精巣まわりの過剰な脂肪による加熱は、精子数や精子の質にもかかわていきます。
精子形成機能障害
精巣内での精子形成や運動能の異常で、精子の数が少なく、精子の動きが悪いことがあります。
無精子症は、射精された精液の中の精子がまったくみられないことを意味します。
とくに近年は、ジャンクフードを食べる方も増えたことで、若年層の精子数の減少と、奇形が見られています。
また、外国産の肉類を柔らかくするために「エストロゲン」注射されていることがあり、それが男性にも影響して、精子形成障害を起こしている可能性もあります。
この結果、帝京大学医学部が全国の成人男性300人のデータを集めたところ、
1mlあたりの平均精子数が20代では4600万個、40代では8400万個で40代の半分の精子数しかありませんでした。
若年層ほど、食生活に注意が今後必要になっていきます。
精路通過障害
精子の通り道が生まれつき塞がっていて場合や鼠径(そけい)ヘルニア、睾丸(こうがん)の手術や精巣の炎症によりつまってしまう場合があります。無精子症や、精液中の精子数の極端な減少につながります。精路感染症
感染症により尿道や精巣に炎症をおこすと、精子の通り道が塞がることにつながります。また、男性の感染症が、女性に感染して女性側の不妊の原因にもなります。
不妊症の主な原因
・食生活の乱れ(白砂糖、ジャンクフード、精製類、添加物農薬ホルモン剤などのとりすぎなど)
・睡眠時間の欠如
・ストレス
・感染症などのトラブル
・先天的または後天的な生殖器の疾患
・ジャンクフードの食べ過ぎによる精子の減少
・ホルモン剤などによるホルモンバランスの乱れ
・糖質のとりすぎなどによる糖尿病
・脂っぽいもの、揚げ物、砂糖類などの取りすぎ、ストレスなどによる動脈硬化
・ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ
・年齢的な要因
・ダイエット
・体の冷え
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身近なところからできることとは
IN YOUで何度もお伝えしてきているように、好きな環境で働きストレスをできるだけためずよく眠ること。当たり前のことですが添加物やジャンクなものを最大限避け、食生活を和食中心にし、できるだけ砂糖や精製されたものを減らすこと。
良質な野菜や穀物を選び、肉もオーガニックのものを選ぶなど些細なことばかりですができることは色々あります。
病気予防にかぎらず、習慣を整えることが不妊から抜け出すヒントにつながるわけです。
辛い思いをされている方にとってはとても長い道のりに感じるかもしれませんが、毎日の積み重ね、習慣の質を整えることとが鍵になってくることはいうまでもありません。
まとめ
妊活のセミナーを行かれた方は「子宮は温めて精巣は冷やす」ことと聞いたことがあるかもしれません。
現代では、女性はストレス・大幅なダイエットで冷えが強く出る方が多く逆に男性は過度なアルコール、遅い食事によるメタボになる方が多いです。
結婚をしてパートナーとなった時、または恋人として付き合っている時から、
お互いの健康にも意識を向けて生活が出来る関係でいること、生活習慣に目を向けて改善していくことが不妊で悩まれる方を少しでも少なくできる方法なのではないでしょうか。
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