毎朝のパンをやめただけで寝ても治らない程の酷いむくみから解放された私。昔からある食品にもグルテンは入っていたのになぜ今グルテンフリーなのか。
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一般的に言われている、グルテンフリーの嬉しい効果
- 美肌効果
- ダイエット効果
- むくみがとれる
- 寝起きがよくなる
- 疲れにくくなる
- お腹の調子がよくなる(はり、便秘、下痢など)
- アレルギー症状の改善
- 鼻の調子がよくなる(鼻水、鼻づまりなど))
- めまいや頭痛の改善
- 全体的な体質の改善
最近グルテンフリーという言葉をたくさん耳にするようになりました。
グルテンフリーにはこんなに多くの良い効果があげられていることをご存知でしょうか。
かくいう私もそんなにひどくはないもののアレルギー体質で、体の不調も気になりだし、グルテンフリーを試してみたくなりました。
完全なグルテンフリーというわけではありませんが、
一番うれしかった効果はむくみの改善でした。
一晩寝ても治らないむくみに悩まされて
前はそんなにむくみなんてなかったのに…
前は気にならなかった足のむくみが、ある時から徐々にひどくなり始めてしまいました。
ずっと座っている仕事をしていますので、ある程度のむくみは仕方がないとは思います。
でも、お昼を過ぎたあたりから、はっきりと自覚できるほど足がジンジンむくんできて、それが一晩寝ても治らなくなってきてしまったのです。
努力しても治らない…
仕事中(休憩時間)や家で軽い体操をしたり、足のマッサージをしたり。
そんなことをしてもあまり改善する様子が見られませんでした。
とにかく私の足は、いつからかむくみやすくなってしまったのです。
それも悲しい気分になってしまうほどに。
身体の不調はストレスに…
食事は元々気を付けていたのに、一晩寝てもダメ、運動してもダメ、サプリを飲んでもダメ。
マッサージの効果もすぐに切れ、それがとてもストレスに感じます。
「歳のせいか…」と諦めかけていた時に、ふと調べているうちに
グルテンフリーを試してみようかと思い立ちました。
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朝はパンだった私の食生活
今までもグルテンフリーという言葉を聞いたことはありましたが、私の朝食の基本はパンでした。
ただ、逆に言えばパンは朝しか食べていないし、パンやうどんなんかは昔からあるものだから、よほど原材料に問題がなければ、グルテン自体にどうこうというのはないのではと思っていたのです。
だけども、パンパンにむくむ私の足…。
一晩寝ても治らない、太いままの私の足…。
細い太いはともかくとして、その不快を感じるほどのむくみにはイライラしたり悲しくなったりと、
精神的にもストレスを感じるまでになってしまいました。
そこでグルテンフリーの効果を調べてみて、私の気になるむくみ、疲れ、アレルギーの改善に効果があるということだったので、まずは「物は試しに」です。
グルテンフリーの効果を実感!まずは1ヶ月間
実感できた効果
- むくみがとれる
- 疲れにくくなる
こういうことはまず一般的に1週間のお試し期間で効果の有無を判別したくなってしまうところですが、
私はまずは1か月くらい続けてみようと思いました。
なぜなら朝食にパンを食べる習慣は、もう10年以上も続けていたからです。
10年に対して1週間で効果が出るとは思えなくて、まずは1か月!
そして何とグルテンフリーの効果は、1か月よりも少し早く感じることができたのです!
みるみるうちにむくみが消えていった
身体の不調は体質や、歳のせいではなかった
そういえば最近むくみが軽くなった、日によってはジンジンするほどでもなくなったと気付き、朝食のパンをやめてからどれくらいたっただろうとカレンダーを見てみると、あと何日かで1か月というところでした。
それに大した忙しくもないのに何となくスッキリ取れない疲れも、ほとんど気にならなくなっていました。
今まで歳のせいと諦めていた体の不調が、間違いなく私は改善したのです。
その他の効果は私にとってはあまり重要ではありませんでしたが、体重も少し減りました。
私自身「パンをやめただけで!?」と驚きです。
※正確には、洋菓子、麺類(パスタやうどん)も極力ひかえました
どうして昔からある小麦が?昔からグルテンは体に悪かったの?
グルテンとは、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。
このグルテンのおかげで美味しいパンやお菓子が焼け、麺類が作られます。
大昔から多くの国で主食としても食べられているこの小麦が、どうして体に悪影響を及ぼすのでしょう?
小麦で作られている食べ物がアレルギーのない人にまで悪影響をもたらすとしたら、食べられる物が激減して大変です!
小麦の品種改良がデメリットをうみ出した
生産性の向上や供給を安定させるために品種改良されてきた小麦。
その品種改良が、実は思わぬデメリットをうみ出したのです。
品種改良により人が分解消化できないタンパク質(グルテン)が増えた
収穫が安定しないと作る人が困ります。
収穫が安定しないと価格も安定せず、買う人も困ります。
そうして品種改良された小麦には、原種である昔の小麦にはないタンパク質(グルテン)が増えてしまいました。
この増えてしまったグルテンを人間の体は分解消化できず、アレルギーではない人にもじんわりと健康に悪影響が出てくるのです。
また現代の小麦のほとんどは海外産。
これらは品種改良されているだけではなく大量の農薬を使って栽培されています。
大昔からある小麦がどうして今こんなに体に悪影響をおよぼすといわれるのか、
その原因が品種改良にあるとなれば、なるほどと私は納得できました。
グルテンフリーの生活を送るには
小麦を使った食品は、今や食生活には欠かせません。
よほど小麦にアレルギーがあり、重篤なアレルギー症状が出てしまう人でなければ、真剣に避けることを考えるのは難しいかもしれません。
グルテンが入っている食品
- パン
- ケーキ
- クッキー
- クラッカー
- ドラ焼き
- タイ焼き
- ピザ
- パスタ
- グラタン
- コーンフレーク
- グラノーラ
- ラーメン
- うどん
- 焼きそば
- そうめん
- そば(十割そば以外)
- お好み焼き
- たこ焼き
- チヂミ
- 餃子
- しゅうまい
- 春巻き
- 中華まんじゅう
- とんかつ
- コロッケ
- メンチカツ
- 天ぷら
- カレー
- シチュー
グルテンが入っているお酒
- ビール
- 発泡酒
- 麦焼酎
- そば焼酎
- マッコリ
グルテンをやめると、日本の食卓から多くの食品が消える?!
小麦が使われている食べ物に好きな物が多過ぎる…
これらをまったく食べたり飲んだりしないというのはもはや不可能で、何を楽しみに生きていったらいいのかわからないくらいです。
これだけの物に使われる小麦が、度重なる品種改良で不自然な物となり、
体に悪影響を及ぼすグルテンを多く含むようになってしまったのは、残念としか言いようがありません。
ただ私が感じるのは、生産性や利便性を求めて人工的に作られた物には、いつも何か不安要素がつきまとっているということです。
これなら今すぐ誰でもできる!まずはパンをやめてみる。
あれも食べられないこれも食べられないでは、グルテンフリーの生活などは夢のまた夢です。そこで私が実践したのは、まずは朝食のパンをやめてみるということでした。
10年以上も朝食は食パンにバター(マーガリンはトランス脂肪酸が入っているので使わない)という生活でしたが、これを玄米フレークに換えました。調理しなくていい、洗い物もお皿1枚という朝食のパンを置き換えるには、私にはお米からできた、玄米フレークが一番お手軽でした。
※ただし小麦が入っている玄米フレークもありますので注意が必要です。
※何かかけて食べる時は牛乳ではなく無調整有機豆乳を。
※選ぶ際はオーガニックや無添加で。
忙しい朝にはお手軽なパンをお米に代えるとなると少々面倒になってしまいますが、玄米フレークなら私は大丈夫でした。
どうしてパンなの?
数ある食品の中でどうして朝のお手軽便利なパンをやめようと思ったのか?
それはパンに使われている強力粉には、粉の中でもグルテンが多く含まれているからです。
そのほかパンには多くの食品添加物も使用されています。
ちなみに以下は私が気に入って食べていた食パンの原材料です。
- 小麦粉
- 砂糖
- バター入りマーガリン
- 脱脂粉乳
- 食塩
- ショートニング
- パン酵母
- 発酵風味料/ビタミンC
- 一部に乳成分・小麦を含む
バター入りマーガリン、脱脂粉乳、ショートニング、発酵風味料…、小麦粉以外にも気を付けなければいけない食品添加物のなんと多いこと…。
朝食のパンをやめたら
- 足のむくみが劇的に改善!
- あまり疲れを感じなくなった!
- 体重が少し減った!
劇的に改善した足のむくみは、一晩寝たらもう元に戻るようになりました。
仕事中に「どんどん足がむくんでくる…」という感覚もなくなって(気付けば少しむくんではいるのですが)、ストレスが減り集中力も増しました。
むくみの原因となるものには、腎臓・肝臓・心臓など内臓の疾患や、老廃物がうまく排出されていないだの血行が悪いだの、たくさんの原因が考えられますが、
もし何かの病気だったらと思うと不安だし、病気ではなくても「病気でもないのにどうして治らないの!?」とそれはそれでストレスに感じます。
私にとってむくみの改善は、簡単便利で美味しい朝食のパンと引き換えにしてもお釣りがくるくらいの喜びです。
結果的にやってみてよかったと実感していますし、何となく体に不調を感じる人にはぜひグルテンフリーをおすすめしたいと思います。
私の試したグルテンフリー
- 朝食のパンをやめて小麦の入っていない玄米フレークにする
- クッキーやケーキをひかえる
- 甘いものが食べたくなったら砂糖不使用のアンコや甘酒を食べる
- お菓子が食べたくなったら小麦の入っていないお煎餅にする
- 麺類は月に1回か2回くらいを目標に極力ひかえる
- 調味料はなるべく小麦が使われていないものにする
- お酒は日本酒かワインにしてビールはやめておく
完全じゃなくても
私の試したグルテンフリーは完全なものではありません。
でも、特にひどい小麦アレルギーがあるわけではありませんので、完全なグルテンフリーにしようと思うとあっさり挫折してしまいそうです。
ですが、あんなに治らなくて不快に感じていたむくみが改善され、気が付けば歳のせいにしていた疲れを気にすることも少なくなり、
パンやお菓子やパスタは好きだけど、元々のものではなく品種改良された小麦に問題があるのなら仕方がないと思える今日この頃です。
それに健康的にも精神的にも不調が良くなったことを思うと今ではやってよかったと本当に思います。
今と昔の食生活の違い
そういえば、むくみや疲れが気にならなかったころは、私は朝食にパンを食べていませんでした。
気になっていたことが改善されてきて、ふとそんなことを思い出しました。
身体に起こる不調は「歳のせい」にするような年代に入ってきましたが、一概にそうとはいえないものもあります。
あなたも今感じている不調が昔なかったものなら、毎日食べているものを書き出してみましょう。
小麦に限らず良かれと思って毎日食べているあの食べ物のせいかもしれません。
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