日焼けするからと嫌われがちな「メラニン」には驚きの役割があった|知られざるメラニンの真の役割と、体の内側から日焼けを予防する方法
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今年もそろそろ日差しが強い季節が近づいてきましたが、
皆様は日頃どのような方法で紫外線対策をされていますか?
できるだけ安全な日焼け止めを探している、
あるいは良質な日焼け止めを見つけることが難しく、
市販の一般的なものを使用しているという方も少なくはありません。
紫外線が肌細胞に悪影響を与えるという話は、今日では極めて一般的な説であり、
もちろんこれはある側面から見れば真実です。
確かに、紫外線には有害な菌を殺菌する効果などもあるため、
紫外線の波長は様々な場面でも活用されています。
しかし、もし私たちが本当は日焼け止めを塗らなくても健康に過ごすことが可能だとすれば
皆さんはどうお考えになられるでしょうか。
また、日焼け止めを安易に使用して紫外線等をカットする方が不健康に繋がるとすれば、
どうでしょうか?
今回は、まだ日本では一般的でない1つのお話
「人は、太陽光からエネルギーを作ることができる」という事実について、少しお話しをしていきたいと思います。
光合成は植物だけの特権ではない?人も太陽光を利用することができるという事実
メラニンは本当に悪役?実はメラニンが光合成のカギを握っていた
人が太陽光を利用して体内でエネルギーに変化させるシステムについては、
海外では複数の論文も発表されており、少しずつ情報が広まってきているように思いますが、
まだまだ日本国内では浸透していません。
また、国内では夏になるとメラニンが悪役として挙げられ、
どのようにすれば日焼けを防ぐことができるのか、ということに話題の焦点が絞られることも多いものです。
しかし、実はそのメラニン自体が電磁波を有益なエネルギーに変換する機能を持っている
という事実は、意外と知られていないのではないでしょうか。
メラニンは、「太陽光から生化学的エネルギーを作り出す」機能を持ち、
私たちの体にとって非常にプラスな働きを持っています。
具体的には、太陽光の波長を受けて体内の水分を電気分解し
「水素と電子」を生み出す機能を持っています。
水素は皆さんもご存知のとおり、体内で発生したラジカルを消去するために利用されるもので、
簡単に言えば酸化還元に利用されています。
これまで、人においては「腸内細菌が食物繊維を発酵させる過程で水素が産生される」ことが分かっていましたが、
実はそれ以外の方法でも水素を生み出す力を持っていたという事になります。
余談ですが、ここで生み出された電子は「ミトコンドリア」を働かせる為に利用されます。
つまり、太陽光を利用することにより、
ATPと呼ばれる重要なエネルギー源を作り出す機能が高まるということになります。
体内の酸化が還元され、エネルギーまで作られるのだとすれば、
私たちはこの機能をもっと充分に活かした方がいいのではないでしょうか。
葉緑素であるクロロフィル代謝産物で高濃縮のエネルギー産生も行うことが可能
光合成と言えば、私たちが日々の食事から取り入れている
植物由来の葉緑素(クロロフィル)が体内において素晴らしい活躍をすることはご存知でしょうか。
クロロフィルと言えば、緑の血液とも呼ばれる成分であり、
熊笹やクロレラなどに多く含まれることで有名です。
このクロロフィルですが、実は体内で代謝されることで
「ATPの産生能力を高める」ことが分かっています。
ATPとは、私たちの体を動かす為に必要な“エネルギー通貨”のようなものです。
日々摂取する糖質や脂質から私たちの体はこのエネルギー源を作っているのですが、
クロロフィル代謝産物が細胞に入ってくることにより、
ATPの産生効率が上昇、高濃縮ATPの産生などが可能となることが分かっているのです。
また、ここで必要なのは、“クロロフィル代謝産物と太陽光のネエルギー”です。
人は光合成に活用される葉緑素という植物由来のシステムを利用することによって、
光エネルギーを細胞内で効率よく活用し、より多くのエネルギーを生み出すことが可能になるのです。
果たして本当に日焼け止めは必要なのか?
体質や条件に合わせて良質なものを有効活用することがベスト
ここまでご覧いただければ、恐らく皆さんの中には「もっと太陽光を活用してみたい」
と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、一方で日焼けは避けたいと考えておられる方も少なくありません。
確かに、仕事の関係など様々な理由で“肌は白い状態で維持したい”と考える方も多く、
現代では誰もがこの太陽光の恩恵を満足に受けるには、少々難しい部分もあると思います。
ですので、基本的には皆様のお体の状態や諸条件に合わせて、活用されることもオススメします。
太陽光さえ浴びれば元気になれるということではありませんが、
太陽光は有効活用していただくことによって“より効率的に”
心身の状態を健全な状態に近づける事が可能です。
そのため何らかの気になる不調がある、気持ちが落ち込み気味など、
そういった方にはぜひ活用いただきたいところです。
また、諸条件によって日光を浴びるのが難しい場合には、
日焼け止めを使用して太陽光の吸収を避けるという選択がありますが、
この場合には充分に日焼け止めを吟味した上で使用するというのが鉄則です。
基本的に、多くの日焼け止め製品には紫外線反射材として酸化チタンなどの金属が使用されていますが、
それらが肌に様々な悪影響を及ぼすことは既に皆さんもご存知の通りです。
日焼け止めを使用したいという場合には、
どのレベルの日焼け止めが必要かなど、充分に吟味の上でご利用いただければと思います。
日焼けを防ぐ方法には、内側から行う方法もある
日焼け止めといえば、日焼け止めを塗るという方法が一般的ではありますが、
その他にも特定の抗酸化成分を用いて日焼けを防ぐ、
あるいは日焼けしても肌が早く元の状態に戻るようにする、といった方法があります。
具体的には、抗酸化作用のあるビタミンACEの摂取や、
良質なサジージュースなどを飲用するといった方法がオススメです。
私個人は、この時期になるとサジージュースを取り寄せるなどし、しばらく飲用しますが、
やはり飲んでいる間は比較的日焼けが戻りやすく、重宝しています。
また、ビタミン類であれば、無農薬自然栽培もののトマトから頂くという方法もオススメです。
トマトにはビタミンACEが豊富に含まれていますので、
無農薬で良質なものが手に入るのであれば、これからの時期には良いでしょう。
太陽光というフリーエネルギーを活用してより健康に!
晴れてさえいれば、いつでも頭上から降り注ぐエネルギーを充分に活用できれば、
前述のような仕組みを用いてより元気になれるかもしれません。
ただ、近年では様々な代謝システム機能の低下によって、日光に弱くなっている方も多く、
日光が体にいいからといって安易に勧めることができない状況になりつつあります。
日光浴をされる際には、日が強くない午前中の時間帯を選ぶ、
抗酸化成分を充分に摂取するなど、皆さんの状態に合わせて行うことをオススメします。
また、あまり日光の出ている時間が比較的少ない地域の方であれば、
日光浴を行う際に光感受性を高めるセロリやグレープフルーツなどを利用し、
より光を吸収しやすくするという方法もあります。
太陽光に似た波長を出す“フルスペクトルライト”を自宅に導入されているという方も
今では増えているようですが、もっとも身近なエネルギーの一つである太陽光、
ぜひ有効に活用されてみてはいかがでしょうか。
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