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ぱっと見美味しそうに見える、発ガン性を疑われる添加物「カラメル色素」の危険性って、実際のところどうなの?コーラ系飲料、黒ビール、コーヒー飲料には特にご注意!

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ぱっと見、美味しそうに見えるカラメル色素という添加物。
でもこれって大丈夫なの?


「カラメル」ってご存知ですよね。

そう、家庭で砂糖を煮詰めて作る、プリンの上にかけるあの茶色いシロップです。

カラメルは、着色料として加工食品に使われており、原材料の表示欄に「カラメル色素」、「着色料(カラメル)」としてよく見かけられます。

個人的にも、天然の色素だから安全だろうと以前は思っていました。


ところが「安全そうに思えて危険性が高い食品添加物」として、「カラメル色素」がよくあげられています。

この「カラメル色素」の危険性について実際のところ、どうなのかを考察、検討してみました。

「カラメル色素」ってどんなもの?

プリン

カラメルは糖類を熱して作る黒褐色の物質ですが、
「カラメル色素」とは、製造する時に亜硫酸化合物およびアンモニウム化合物の使用の有無によって、
下表のようにカラメルI~カラメルIVの4種類にクラス分けされています。

家庭で砂糖を煮詰めて作るカラメルは、
カラメルⅠに相当し天然色素と言えますが、
他の3種類は、薬品を用いて高温高圧で製造されますから、天然色素とは言えません。


なお日本で製造される「カラメル色素」の大半は、カラメルⅢおよびカラメルⅣになります。

表1:カラメル色素の種類

カラメル色素

カラメル色素の有害性は、主に副生成物「4-メチルイミダゾール」の発がん性

化学物質

カラメルⅠは、家庭で作るカラメルソースと同じですから、ほぼ安全です。

カラメルⅡは、製造上の危険性から、日本では実質的にこの製法は禁止されています。
 カラメルⅢおよびカラメルⅣは、製造時に亜硫酸化合物またはアンモニウム化合物を使用することから、有害性が指摘さています。


その有害性の主な原因は、製造時に副生される「4-メチルイミダゾール(以下4-MI)」という物質で、その発がん性があると報告されています。

この「4-MI」の発がん性に関しては、The National Toxicology Program (NTP)によって2007年に発がん性物質として指定されました。

また発がん性を示す証拠に基づき物質のクラス分けを行う国際がん研究機関(IARC)によると、「4-MI」は、グループ2Bに分類されています。グループ2Bとは、「ヒトに対する発癌性が疑われる」というレベルです。

このように「4-MI」は、発がん物質と指定されるか、または発がん性が疑われるグループに分類されています。


「カラメル色素」は、一日摂取許容量が設定されているが、決定機関によりかなり差がある

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「カラメル色素」は、摂取基準として一日摂取許容量が定められています。

日本のFAO/WHO(国際連合食糧農業機関/世界保健機関)では、
カラメルⅢ、Ⅳの一日摂取許容量は、160~200㎎/kg/日となっています。
例えば体重70kgの人で換算すると、「11200~14000㎎」となります。

「カラメル色素」の主な有害性は「4-MI」によるものですから、
この量を「4-MI」量に換算すると、
体重70kgの人の一日摂取許容量は、「2800~3500㎍(2.8~3.5㎎)」となります。

なお、カラメル色素Ⅲ、Ⅳに含まれる「4-MI」の濃度は、合同食品添加物専門家会議(JECFA)の制限値250㎎/kgを大きく越える報告もありますが、ここではカラメルⅢ、Ⅳの「4-ME」濃度を250㎎/kgとして計算しています。

またカルフォルニア州では、NTPにより「4-MI」が発がん性物質に指定されたことを受け、2011年1月に独自に「4-MI」の一日摂取許容量を体重70kgの人で一日「16㎍」と設定しています。

上述のとおり「4-MI」の一日摂取許容量は、FAO/WHOとカルフォルニア州の設定において、それぞれ「2800~3500㎍」「16㎍」で、かなりの違いがあることが判ります。

私たちは、一方どれぐらいの量の発ガン性を疑われる
有害な「4-MI」を摂取しているのでしょうか?


カラメル色素の年間使用量は、約17,000トン!

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日本の食品用着色料において、「カラメル色素」は数量ベースで80%以上を占め、
その使用量は「約17,000トン」といわれています。

なお、製造される「カラメル色素」の大半がカラメルⅢまたはⅣです。

日本の現在の人口を約1億人と仮定すると、
単純に計算して一人当たり年間「170g」の消費となり、

これを一日に換算すると約「466㎎」の「カラメル色素」を口にしていることになります。


この「カラメル色素」の量を、先ほどと同様の方法で、「4-MI」量に換算すると、
一人当たりの「4-MI」の1日摂取量は、約「115μg」となります。

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飲料および醤油は、カラメル色素の使用総量の約2割ずつ、計4割を占める


また、「カラメル色素」を使用している種類には、

清涼飲料水、アルコール飲料、漬物、醤油、ソース類、
みそ、菓子、乳製品、加工食品、調味料、医薬品
などがあります。

カラメル色素の用途別需要内訳を図1に示します。

用途別量

カラメル色素の有害成分である「4-EI」は、各種食品にどれぐらい含まれているのしょう?


 文献(NCI Technical Resources, Inc., Contract No. NO1-CP-56019. 2-Methylimidazole/4-Methylimidazole.)に、食品及び飲料水の製品中の「4-MI」の濃度が掲載されています。
 その中でも高濃度のものを表で示します(表2)。

表2:食品・飲料水中の「4-ML」濃度

表4-MI

図2から判る様に、「4-MI」の濃度は、黒ビールや醤油やコーヒが高くなっています。
醤油は大量に飲むことはないですから、コーラ飲料やコーヒからの摂取量が多いことが予想されます。

 文献「Caramel Color in Soft Drinks and Exposure to 4-Methylimidazole: A Quantitative Risk Assessment:PLoS One. 2015 Feb 18;10(2):e0118138. doi: 10.1371/journal.pone.0118138. eCollection 2015.」によると、

 全国健康栄調査分析(NHANES)のおけるドリンクの摂取率および摂取量の調査で、
 飲料の中では、コーラが好まれて飲まれています。

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 また6歳から64歳までの米国人の半分以上が、
毎日少なくとも1ボトル以上の炭酸飲料を消費し、
特に16歳から20歳(550~1070ml)、
45歳から64歳で(457~864ml)でその消費量が多くなっています。

 さらにカリフォルニア州やニューヨーク大都市圏において、
11銘柄の各種コーラ系炭酸飲料の「4-MI」濃度が調査され、その結果によると、
 買った場所やブランドでかなりの差はみられますが、「4-MI」濃度は、9.8~945μg/Lでした。

 また、別の調査によると、日本のコカコーラでは355ml中、72μgの「4-MI」が検出されたと報告されています。
日本のコーラは500mlで販売さていますから、

1日1本飲む人の場合、1日約101μgの「4-MI」を摂取することになります。

先述したカラメル色素の年間消費量より算出した「4-MI」の1日摂取量「115μg」や、コーラを1本の飲用した時の「4-MI」の摂取量「101μg」は、安全といえる量なのでしょうか?



コーラ

 先ほどの「4-MI」の摂取基準である一日摂取許容量から判断すると、

FAO/WHOの「2800~3500㎍」と比べると十分に少ない量ですが、カルフォルニア州の「16㎍」と比べると、かなり多い量で、コーラ1本でも優に1日摂取許容量を越えます


危険性のある物質は、「基本的に出来る限り取入れない」と考えるべき

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一日摂取許容量が設定されるという事は、その物質が何らかの有害性があるか、またはその疑いがあるからです。


このような物質に対しては、たとえその摂取基準より、かなり少ない量であったとしても、
現代は他にも危険な物質を口にする機会が多いことから、

肝臓をはじめ体になるべく余計な負担を掛けない為にも、出来る限り取入れないことが望ましいと思います。


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発ガン性を疑われる「4-MI」の摂取量が多いと予想される
コーラ系飲料、黒ビールやコーヒ飲料を好んで飲用する人は、特に注意!

黒ビール

「カラメル色素」のクラス表示とクラス毎の使用基準の設定が必要

結局どの商品が安全なのかわからないのが問題


現在の日本における問題は、「カラメル色素」は、どの種類を用いても「カラメル色素」または
「着色料(カラメル)」のどちらかで表示され、使用されている種類が判らない、という点にあると考えます。

また「カラメル色素」に設けられている基準は摂取基準だけで、使用規準に設定はありません。
ですから実際の製品に含まれる「4-MI」量に、制限がかけられていません。

 本来、食品添加物である「カラメル色素」において、使用したカラメルのクラス表示と、
クラス毎の使用基準も設ける必要があるということです。


安全かどうかわからないものを不安に感じながら食べる必要性はどこにもなく、
そもそも、不安なものは初めから手に取らないに越したことはないと思います。

本来、人間にとって特段必要のないカラメル色素、「できる限り摂取を控えるといい」という見解には変わりないでしょう。


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