風邪は病院では治せない！病院に行くかどうかの見極め方と、あなたの台所でできるマクロビオティック式風邪薬の作り方

あなたは、病院に行くか、行かないかの判断どうしていますか？

不調な時、自分で治そうとする方と、すぐさま病院に駆け込む方と、両方いると思いますが、あなたはどちらでしょうか。
例えば、普段より熱が高く、風邪をひいたら、あなたはすぐに病院へ行くほうですか？　

YESと答えた方→　

早いうちに対処をすれば、大変なことにならずに済むだろうと考えていますね。
解熱剤を処方されるなどして、場合によっては、休むことなく仕事へ向かう頑張り屋さん。

NOと答えた方→　

風邪ぐらいなら病院へは行かずに自力で治すタイプ。
さすがに高熱なら仕事は休む。
無理はせず、自然治癒力に任せるのんびり屋さん。　

風邪からガンまで診断はできても、治療はできない現代医学の問題点。

アンドルー・ワイル著の『癒やす心、治る力』には、こう書いてあります。

病気になった時は、健康を回復するためにどうすべきか、どんな行動をとるべきか決めなければならない。
その一連の行動を決めるのは自分の責任である。
もっとも重要なポイントは、医師などの専門家に診てもらうことが心身の治癒系を助けることになるのか、それとも妨げになるのかの１点である。
一般的に言って、極めて深刻かつ執拗な症状、または通常の経験の範囲を超えていて、早急な手当が必要だと思われる症状の場合は、現代医学を選ぶべきである。

しかし、本書では現代医学にできないことも列挙しています。

現代医学にできないこと

◻ウィルス性感染の治療
◻ほとんどの慢性・消耗性疾患の治療
◻大部分の精神疾患の効果的な対処
◻大半のアレルギー疾患・自己免疫疾患の治療
◻心身相関疾患の効果的な対処
◻ガンの多くのタイプの治療

　


ということは、

風邪からガンまでの（診断はできても）治療はできないし、免疫系の治療もできない、と言っているわけです。

現代医学が得意としているのは、診断と外傷の治療、あらゆる危機の対処です

。

我が家は、のんびり屋さん。

食事で体を整えながら、それでも不調なときは台所にあるもので手当てを並行して対処してきました。
必要があれば病院で外科的な処置を受けましたが、この27年間歯の治療と諸症状の診断を受けるにとどまっています。

医師によると「受診すれば解熱剤などの薬を処方されるが、病気を治したことにはならない」とのこと。

自分の体の変調は、自分で対処できる

子育て時期、隣に越してきたYさん家族。若いご夫婦で未就学児のお子さんが１人いました。
旦那さんは、小児科医で近くの大学病院に勤務。

ある日、私がおすそ分けの野菜を持っていくと、平日の日中にもかかわらずお子さんがいました。
奥さんは

「子どもが風邪をひいて、ここ数日間、家で休んでいました。幼稚園はお休みしているんです」と。

室内で遊ぶその子の姿を見て、私は「そうでしたか、でももう大丈夫そうですね」と、野菜を手渡しました。

我が家も病院には行かない方ですが、ここの家はお父さんが小児科医ですから、すぐに病院へ行ったのだろうと思いました。
すると、「はい、家で養生していました。病院には絶対行くなと夫が言うものですから」と。

「病院へ行けば、病人がたくさんいて、むしろ他の病気をもらってくることもある。
体が弱っている時に行くものではない。受診すれば解熱剤などの薬を処方されるが、解熱剤を使っても病気を治したことにはならない」と、小児科医の旦那さんが言っているというのです。

現代医学を知る人ほど、こんなときには病院に行かないものだと納得しました。

40代で肝臓ガンⅣ期と診断された精神科医Hさんはゲルソン療法を実践

また精神科医のHさんは、ストレスフルな毎日を過ごし、40代で肝臓ガンⅣ期と診断されました。
抗ガン剤の危険性を人一倍知っていたHさんは、その治療を拒みました。

当初、ゲルソン療法（“ドイツのマクロビ”と言われる食事療法）を実践し、ガンを克服しています。
今も、健康な食生活を心がけ、生存率０％を元気に生き、ハードな仕事をこなしていらっしゃいます。

“食事で心身は変わる”という確信を共有できた医師です。

代替医療には最先端医療も含め、健康食品やサプリメントのような身近なものや、漢方や東洋医学、民間療法なども含まれます。
世界のガン患者の40〜60％は、様々な代替医療を利用しているようですが、日本は代替医療の後進国と言われています。

古くから伝わる民間療法は、決して高額でもなく副作用もありません。
効果もはるかに期待できるものも存在します。



風邪の対処からガンの治癒まで、家庭でできることは案外多いのです。
もし、医者にサジを投げられても、ガッガリしないでください。

むしろ、自分で治したいと思った時が、食べものの力を見直すチャンスです。

自然治癒力を信じよう

私たちは医療の必要のないものにまで医療に依存しているのではないでしょうか。

引用　自然出産—夫婦で読むお産の知識　さかのまこと　著　本の泉社

プライベート出産は、医療者の介在しないお産です。
医療者の立会いを求めないのは、ことさら医療を拒否しているからではありません。

医療の必要性がないから求めないだけです。
風邪をひいても医者のところへ行かないのは、いく必要がない（行かないほうがよい）からであって、ことさら医者を拒絶しているからではありません。

中略

ガンを患っても、私なら治療法は自分で決めるでしょう。
医師の多くはごく限られた決まり切った手立てしか持ち合わせていないからです。

たいていの病気は、自宅で独力でできます。病院の不自由な療法よりもずっと安全で快適で効果的な治療法が、いくらでもあるのです。
誰でもそうした知識を手に入れることができます。権威に惑わされないようにするだけで。

異常は早く見つけて早く医療処置を講じたほうが良いということには必ずしもなりません。
軽度の異常であれば、自然の成り行きに任せたり民間療法的な処置を施すに止めたほうが、多くの場合むしろ好ましい結果をもたらすでしょう。

私は、風邪でもガンでも、今出ている症状が必ずしも悪いものと決めつけなくていいと思います。
体が自分で元に戻りたいと思う時、歪みを直すように表面にその症状が出てくることもあるからです。
病巣部を叩くのではなく、理由を聞いて諭してあげるような快復の仕方もあっていいと思うのです。

抗生物質の使用は極力抑えて

もし、あなたが予期しない災害や事故に遭い、救急搬送されて緊急手術となった時、現代医学では抗生物質等の薬を使うことになるでしょう。
その時、そうした薬が有効に効く人とそうでない人がいるといいます。

そのためには、普段から抗生物質を気軽に使うことは避けるべきです。

私たちは普段、自分の細胞の何倍もある常在菌と共存しています。
免疫系が支えられているのは、主に腸内細菌の働きによるものですが、この細菌たちが抗生物質によって、病原菌と共に一網打尽にされてしまい、大切な免疫力がむしろ落ちてしまいます。

緊急時は、病原菌の害を阻止するため必要でも、普段から抗生物質に頼っていると耐性菌が出現してしまい、いざという時、抗生物質が効かなくなってしまうのです。

日常的には、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維を摂りましょう。
腸内細菌を殺してしまうような、市販薬を気軽に使うこともお勧めしません。

また、抗菌、殺菌と多くの洗剤を並べるのも意味がありません。

我が家は台所が薬局！

薬局に薬を買いに行かなくても、いつも台所に常備してある野菜や調味料で即対応できます。取り急ぎの場合、野菜は必ずしもオーガニックでなくとも、一定の効果は期待できます。

〈薬になる常備菜〉　　　　　〈調味料〉

大根　　　　　　　　　　　　　純正醤油　　
生姜　　　　　　　　　　　　　無農薬の番茶
里芋　　　　　　　　　　　　　純正ごま油
豆腐　　　　　　　　　　　　　葛粉
梅干し　　　　　　　　　　　　昆布
干し椎茸

オススメはこちらをご覧ください⇩

IN YOUオススメの有機醤油

IN YOUオススメの無農薬茶

これだけあれば、大抵の体の不調に対処できます。
もちろん普段はお料理の材料として使っていいんです。

（豆腐パスタ、里芋パスタは毒を吸わせる手当なので、手当て後の豆腐、里芋は食べられません）

風邪のひき始め、発熱時　　　　　　大根湯
肩こり、腰痛、ガンの痛みにも　　　生姜湿布
火傷、充血、炎症　　　　　　　　　豆腐パスタ
慢性的な痛みに、ガンの手当てにも　里芋パスタ
全身の倦怠感、心臓の保全　　　　　梅醤番茶
油の酸化による頭痛、発熱　　　　　しいたけスープ
胃腸の疲れ　　　　　　　　　　　　醤油番茶
止血、殺菌　　　　　　　　　　　　ごま油
かゆみ止め　炎症を抑える　　　　　生姜油　　　　　　　　　　　　
冷えとり　　　　　　　　　　　　　葛湯
下痢止め　　　　　　　　　　　　　昆布の黒焼き入り葛湯

〈大根湯の作り方〉

材料

無農薬の大根おろし
無農薬の生姜おろし
有機醤油
無農薬の番茶

湯のみに、大根おろしを大さじ１杯と、
生姜おろしを大根おろしの１割を入れます。
そこに、醤油を適宜、垂らして無農薬の番茶を注いで飲みます。

解熱、発汗作用があるので、風邪かなと思ったら大根湯をお試しください。
経験上、大根に含まれるジアスターゼや蛋白分解酵素がウィルスを溶かしてくれるようです。
生姜は血行促進、醤油は胃腸をいたわってくれます。我が家では、風邪をひいたらこれで対処しています。



この他にも手当て法はありますが、私と私の周りの人の体験から実際に役立ててきたものだけでもこんなにあります。実際の作り方は、書籍も出ていますが、使いこなして日常のものにするまでは積み重ねが必要かもしれません。
生姜湿布の生姜水の作り方や、豆腐パスタ、生姜油については、ブログでもシェアしています。

家庭での穏やかな対処をすれば、遠くまで出かけることなく、長い待ち時間もいりません。薬と違って副作用もありません。

今後も皆さんの参考になれば嬉しいです。

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