手作りおやつは大変だけど、添加物の気になる市販のお菓子に毎日頼っていいのか心配なママへ。避けたい添加物とおすすめ無添加おやつ5選
手作りおやつは大変だけど、添加物の気になる市販のお菓子に毎日頼っていいのか心配なママへ。避けたい添加物とおすすめ無添加おやつ5選
子供用おやつと書いてある商品も、食品表示を確認すると子供にはあまり与えたくない添加物が入っていることも多いです。
毎日食べるものだからこそ、安心安全なおやつを食べさせたいですよね。
しかし、三食ご飯を作って、その上おやつにまで手をかけることは大変。
手軽にあげられて安心安全なおやつを選びたいというお母さんへ、注意が必要な添加物と、おすすめの無添加おやつの紹介をします。
子供用おやつに入っていることの多い、避けたい添加物
子供用〇〇や、1歳からの〇〇と書いてあると安心して食べさせられるのかと思って、思わず買ってしまいますよね。
子供に与えるおやつは、表面パッケージの文字だけを見るのではなく、食品表示も合わせて確認することが大切です。
意外と、子供の成長にとって避けた方がいい添加物が入っていることもあります。
国も摂取を控えるように警告をする、ショートニング
ショートニングとは、主に動植物の油を原料として半固形にした油脂のことで、パンのふわふわさを出したり、クッキーのサクッとした食感を出したりする効果があります。
また、アイスクリームの滑らかさをつくったり、フライドポテトやラーメンなどの油、冷凍食品にも使われています。
お菓子作りが趣味という方はショートニングを使って作っているという方もいるのではないでしょうか。
ショートニングの危険性はよくいわれています、が理由としては「トランス脂肪酸」を含んでいるからという点があります。
ショートニングは製造過程で水素が加わることによって、液体状の油脂を固体に加工しているため、その過程でトランス脂肪酸が出てきてしまいます。
農林水産省も、ショートニングは取りすぎると危険ということを公にしており、できるだけ使わないようにすること、使うのであれば総摂取エネルギーの1%に相当する量よりも少なくすることを推奨しています。
日本人がとっているトランス脂肪酸の平均量は、総摂取エネルギーの0.44~0.47%だそうですが、体に害のあるといわれているものには間違いありません。
参考:「農林水産省」/
毎日少しづつでも摂取していれば体に蓄積されたり、子供の体にとっては大きな影響になるのではないでしょうか。
子供に対してのトランス脂肪酸の健康被害としては、アトピー誘発、アレルギー疾患、免疫力低下、動脈硬化、血液中の悪玉コレステロールを増やし心臓病のリスクを上げるなどの可能性があるといわれています。
すぐに風邪をひきやすかったり、体調を崩しやすい、アトピー皮膚疾患が治りにくいという場合には、ショートニング・トランス脂肪酸を除去した食生活にしてみると改善するようになったという声も聞きますので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
遺伝子組み換えトウモロコシが原料の、コーンスターチ
トウモロコシから作られたデンプンのことで、全世界で生産される約8割のデンプンがコーンスターチといわれています。
赤ちゃんの時に食べさせるレトルト離乳食にも入っていることの多い、添加物です。
コーンスターチは、食べることを練習中の赤ちゃんでも食べやすいように、トロっとしたとろみをつける効果があります。
冷めても食べやすいという特徴があるため、お出かけの時にはよく使っているという方も多いのではないでしょか。
コーンスターチが危険といわれる理由には、遺伝子組み換えのトウモロコシが原料の場合が多いという点にあります。
日本で売っているトウモロコシの加工品の原料は、アメリカからの輸入品を使っていることが多いですが、アメリカのトウモロコシの遺伝子組み換え作物比率は年々増加しており、8割以上が遺伝子組み換えトウモロコシとなっています。
なぜ遺伝子組み換え食品が良くないといわれているかというと、アレルギーや免疫機能への影響が指摘されているからです。
【参考】
「遺伝子組換え作物の市民受容の動向」
「消費者庁」
このことを知り、子供にあげやすいからという理由で冷凍食品のスイートコーンを私はよく使っていたのですが、見直しました。
コーンスターチが子供に与える影響としては、アレルギー疾患、アトピー誘発の可能性があるといわれています。
一度食べたらやめられない?スクラロース、アセスルファムK(人工甘味料)
♢スクラロース:
砂糖を原料として作られた、砂糖の600倍の甘味度を持つ添加物です。
♢アセスルファムK:
お菓子や飲料に使われることが多く、砂糖の200倍の甘味度を持つ添加物です。
人工甘味料の問題点としては、体の中で消化されにくく肝臓や腎臓への負担を大きくすることが指摘されています。
また、味を良くするために複数のものが一緒に使用されることが多く、依存性も高くなりやすいといわれています。
子供への影響としては、高い依存性、味覚刺激、腸内環境への負担がある可能性があるといわれています。
参考:「人工甘味料と糖代謝」
上記以外にも香料、乳化剤、着色料、保存料などあまり与えたくない添加物は多くありますが、特に上記3つの添加物については気をつけるようにしましょう。
おすすめ!手軽に食べられる、安心安全な無添加の子供用おやつ5選
食品表示は沢山言葉が並んでいて難しいと感じる方もいるかもしれませんが、よくわからない言葉が沢山並んでいる商品は、添加物が多いと思った方がいいかもしれません。
無添加、添加物の少ない商品というのは、原料がとてもシンプルです。
言葉からどういったものか想像できないものが多い場合は、あまり頻繁に食べないことをおすすめします。
私が実際に子供に食べさせている、無添加おやつをご紹介します。
満足感が欲しい甘いものが食べたいときに、ほしいも
原料:さつまいも
原料は、シンプルにさつまいもだけ!
食べた時の満足感もあり、さつまいも本来の甘さだけなのでよくおやつにしています。
またスーパーなどでよく売っている、焼き芋も買うことが多いです。
ポイントとしては、国産のものを選んで買っています。
美味しい&歯並びを整える、するめ
原料:いか
するめは小学生の子供はもちろん、1歳からの子供にとっても、おやつになります。
もっとおやつを食べたいとねだられたときに、するめがあると大活躍します。
よく噛まないと食べられないため、顎周りの発達を促し歯並びを整えることも期待できます。
おつまみ用のするめだと、添加物が入っているものもありますので、原料が「いか」だけのものを選びましょう。
美味しくて、体にとってもいいするめは、常備しておくと大変便利です。
材料にこだわって作られている、マフィン
原料:国産小麦粉、きび糖、なたね油、食塩、ベーキングパウダーなど
スーパーなどで、添加物の入っていないマフィンを見つけることは難しいかもしれません。
そのくらい当たり前に入っている添加物ですが、自然食品のお店や自然派のパン屋さんに置いてあるお店もあります。
私は、よく近所で開催しているマルシェに行ってマフィンを買います。
マルシェで売っているものは、手作りで添加物をできる限り少なくしているものも多くありますので、機会があれば行ってみてください。
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商品の選び方が大切、赤ちゃんせんべい
原料:うるち米(国産)、米粉(米(国産))、でん粉、砂糖、食塩
赤ちゃんがよく食べるおやつの1つかもしれませんが、選び方が大切です。
食品表示では「/」の後に記載されているものが添加物なのですが、それができる限りないものを選ぶようにしています。
商品によっては、いくつかの添加物が入っていたり、コーンスターチが入っている場合もありますので、避けることをおすすめします。
また、お米を始め『素材そのものの質』が安心できるものであればいいですね。
添加物が使われていることの多い、たまごボーロ
原料:ばれいしょでん粉、砂糖、液卵、ぶどう糖、水飴、小麦粉など
こちらもよく食べるおやつの一つかもしれませんが、選び方が大切です。
シンプルな原料で作られているものもありますが、膨張剤や香料などの添加物が入っているものもあります。
見た目は似たような商品でも、材料は違うということは多いので、しっかりと食品表示や原材料の質を確認して購入したいですね。
今日食べたものが、明日の子供の体を育てる!子供のおやつ選びは良い物を
手軽にあげられて安心安全なおやつを選びたいというお母さんへ、注意が必要な添加物と、おすすめの無添加おやつの紹介しました。
子供も楽しみにしているおやつは、美味しくて体にとっても良いものを選びたいですよね。
今日食べたものから、明日の子供の体は作られていきますので、できることから食品品質を意識した生活を取り入れて、元気で健康な心と体を育てていきましょう。
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