今秋、川崎市で開催される2つのマルシェで出展者募集が開始!
私が全面的に関わっているマルシェの開催情報がアップされているので、ちょっと先ですが、秋のマルシェのお話を。
今や都市部だけでなく、郊外でもたくさんのマルシェが開催されています。野外というロケーションや生産者、作り手から直接好みの商品を買う楽しみが魅力のマルシェは地域のコミュニティづくりにも欠かせない存在となっています。規模感よりもそういう気持ちが感じられるマルシェは多くの人にとって週末の遊び場になっているに違いありません。
しんゆりマルシェとVege&Fork Market
さて、出展者の募集を開始している川崎市麻生区の2つのマルシェをご紹介しましょう。まずは新百合ケ丘ではじめて(?)開催される駅前と住宅展示場の2会場で展開されるマルシェ、『しんゆりマルシェ』です。2014年10月25日(金)に開催です。
小田急線の新百合ヶ丘は新興住宅地で比較的新しい街です。ベッドタウンでもありますが、若い家族層も多く、マルシェのターゲットとしては抜群の場所ではないでしょうか。私がやっているVege&Fork Marketはこの隣駅の「柿生(かきお)」という場所ですが、はじめた当時は「都内でやっているのは知っていたけど、子どもを連れてなかなか行けないので地元でやってくれるととてもうれしい。」というお声をたくさんいただいた記憶があります。そう、川崎市北部や東京西部はまだまだマルシェが少ないんですよね。
運営主体は「一般財団法人 川崎新都心街づくり財団」。後援として川崎市麻生区など。出展に関しては7月末にウェブサイトがオープンされる予定ですが、ここで出展要項が確認できますので、興味がある方はぜひ見てみてください。(ちなみに私が作成しました。)
マルシェは様々なお店が並ぶわけですが、やはり外せないのは「野菜、農産物、農産加工品、生産者の直売」でしょう。それぞれの商品のストーリーをきちんとお客さんに伝えることも大事なことです。これがなければスーパーで買い物してるのと何ら変わりないですからね。
専門ディレクターとしてこのマルシェにも全面的に関わっています。ぜひ出展に興味ある方、そして当日遊びに来られる方、しんゆりマルシェをよろしくお願いいたします。
そして、もうひとつがこちら、第9回Vege&Fork Market。開催は2014年11月1日(土)2日(日)です。主催者は私です。前回の第8回(2014年5月開催)は2日間で3,000人もの方が来場してくれました。出展エントリー数は約85店舗。今回も同じくらいの規模で考えています。7/30(水)より出展者受付が開始されます。
こちらのマルシェはコンセプトが「動物性食品、乳製品、白砂糖、食品添加物は使わないマルシェ」というスタイルでずっとやっています。テーマは「今日はいつもとちょっとちがうもの、食べてみませんか?」という提案型にしています。ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビオティックを押し付けるのではなく、「知らなかったでしょ?どこか抵抗あったでしょ?今日はせっかくなのでちょっと口にしてみませんか?」という雰囲気を作っていきたいと思っています。
お客さんは口々に「飲食店のレベルが高い。」と言ってくれますが、それもそのはず、イベントテーマがこういうテーマなので相当こだわりを持っている出展者さんが集まります。それを緑豊かな公園のようなロケーションがぴったりなんですよね。初めての出展者さんも大歓迎です。ミュージックアーティストやイベントサポーターも同時に募集していますので興味のある方はぜひ。ウェブサイトはこちらです。
マルシェを開催することについて相談を受けることがたまにあるのですが、結論から言えばとてもおすすめです。楽しいイベントです。いきなり大規模にやる必要はありません。軒先マルシェといって家の庭でテントが3つくらい張れるのであれば十分です。そこで小さくはじめ、おもしろがってくれる小さなコミュニティを作るところからはじめるのです。それがジワジワと輪が広がっていくんですね。食は人と人をつなげるのに最適なものです。おいしいものを口にして幸せでない人はいないですからね。
興味がある方はぜひ、ご連絡ください。
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