コロナ禍のミネラルウォーター人気の裏で顕在化する環境問題。新時代の簡単・安心な水の飲み方を考えよう!
コロナ禍のミネラルウォーター人気の裏で顕在化する環境問題。新時代の簡単・安心な水の飲み方を考えよう!
今、ミネラルウォーター人気が止まりません!
コロナ渦のおうち需要も高まり、ミネラルウォーターは飲料業界トップの生産量になりました。
「ミネラルウォーターは安心できる」
「おいしいから」
と、ミネラルウォーターのボトルを買う方も多いでしょう。
でも。今、なにか損してることはありませんか?
・そのミネラルウォーター本当に大丈夫?
・水道水とミネラルウォーターは〇〇が同じ?
・実はこのままミネラルウォーター人気が高まると危険?!
・他の方法でお水が簡単に手に入る?
・水道水とミネラルウォーターは〇〇が同じ?
・実はこのままミネラルウォーター人気が高まると危険?!
・他の方法でお水が簡単に手に入る?
「これが絶対にいい」はありません。
でも「これをしたい」というのはありますよね。
新たな学びのあと、自分は何を思うか?
この記事が、ハピネスの選択になるきっかけとなりますように。
家庭需要が後押しし、飲料業界でトップの生産量になったミネラルウォーター。このままでいいの?
清涼飲料*のジャンルの中で、ミネラルウォーターが初の「生産量トップ」になりました。※1
(清涼飲料:乳製品やアルコール飲料以外の飲み物)
日本ミネラルウォーター協会によると、ミネラルウォーターの人気は年々アップしていましたが、2020年の1年間の生産量は前年を超え、過去最高になったとのことです。
要因は、コロナ禍で家庭需要が上がった、水を含めた食への意識が高まっているからではないかと考えられます。
また、ミネラルウォーターの容器の生産量は「ペットボトル」が圧倒的です。
2011年から2020年までの10年間の統計では、ミネラルウォーターのペットボトルシェア数は「90パーセント」以上を維持している状態。
2020年には約350万キロリットルと、過去最多のペットボトル生産数を叩き出しました。
「ミネラルウォーターは今後も人気が続く」と言われていますが、このまま人気が続いていいのでしょうか。
このままでは危ないリスクの話に進む前に、上記の事実を目にしてまずはじめに思うのは、
「なぜ、多くの人はミネラルウォーターを買うのか?」です。
そもそも「ミネラルウォーターとは具体的に何なのか?」にも触れながら、次で深掘りします。
※1:食品産業新聞社
なぜミネラルウォーターを買うのか
一言でいうと「安心安全やおいしさを求めて買う人が多い」ことが理由の1つでしょう。あるアンケート調査で、ミネラルウォーターを飲むと回答した人に「ミネラルウォーターに求めるものは何ですか?」と聞いたところ「おいしさ、栄養(ミネラル)、安心安全」と回答した人が多かったそうです。(※2)
特に、都市に住む人は「味」や「におい」に対する不満や安全性の不安から、水道水よりミネラルウォーターを買う傾向が強いという結果でした。
同調査で最も印象的だったのは、
人々は、そのミネラルウォーターがどういう水なのかということよりも、値段やネームブランドで商品を選び購入している。
つまり、ミネラルウォーターを水道水の代用品として認識している。
引用:千葉大学教育学部研究紀要「ミネラルウォーターの水質分析と飲用水に対する意識調査」
ということでした。
水道水の代用品…。
手厳しいお言葉ですが、その背景には、
具体的にミネラルウォーターの基準や水質について知らずに買っていたり、
「ミネラルウォーターにはミネラル成分が30パーセント以上含まれている」
「マイナスイオンやゲルマニウム=ミネラル」
などと誤認識していた人が多かったりと、
深く知らずに、ブランドや広告などに惑わされて買っていることが挙げられます。
(*そもそもミネラルは1日の摂取量を守りながら、水だけでなく食事やサプリメントなどからバランスよく摂るのが最適です。)
じゃあ、具体的にミネラルウォーターってどんなものなの?
水道水とはどう違うの?
そういった話に進みます。
※2:千葉大学教育学部研究紀要「ミネラルウォーターの水質分析と飲用水に対する意識調査」
そもそもミネラルウォーターとは?
ミネラルウォーターは一言でいうと「自然の恵」。
実は、一口にミネラルウォーターといっても「4種類」あるのをご存じでしょうか。
【ミネラルウォーターができる過程】
①雨や雪の一部が、樹木や木の葉などを通して地中深くまで染み込む。
②長年かけて、地層が自然のフィルターになり、ろ過されてゆく。
③同時に、土壌中の多種かつ微量のミネラル成分を溶かし込む。
④2や3がある地下水を容器に詰めたものが、ミネラルウォーター商品。
参考:日本ミネラルウォーター協会
①雨や雪の一部が、樹木や木の葉などを通して地中深くまで染み込む。
②長年かけて、地層が自然のフィルターになり、ろ過されてゆく。
③同時に、土壌中の多種かつ微量のミネラル成分を溶かし込む。
④2や3がある地下水を容器に詰めたものが、ミネラルウォーター商品。
参考:日本ミネラルウォーター協会
まさに「自然の恵」ですね。
そのあとは、各工場で処理されますが、この方法もさまざま。
4種のミネラルウォーター。「表記」のマメ知識!
日本やアメリカは「殺菌」が前提ですが、ヨーロッパの多くは「無殺菌」でつくります。
国によって気候や地質が違うのと同じように、国によって考え方や扱い方も違うのです。
日本では農林水産省が決めた品質表示ガイドラインに従って、ミネラルウォーターとして以下4つのどれかを品名表示しなければなりません。
①ナチュラルウォーター
ある特定の水源からとった原水飲水を、ろ過や加熱殺菌以外の化学処理をしない水のこと。②ナチュラルミネラルウォーター
市販のミネラルウォーターの大半はこちら。①のナチュラルウォーターのうち、地層ミネラルがたっぷり溶け込んだ水。
ミネラル成分のバランスは、商品によって異なる。
③ミネラルウォーター
②のナチュラルミネラルウォーターを原水とし、ミネラルの分量調整や空気による浄水処理、他のナチュラルミネラルウォーターを混ぜるなどされた水のこと。
④ボトルドウォーター
①②③以外の水。「飲用水」と表記されることもある。
ボトルドウォーターは水源の指定がなく、地下水でなくとも川・海・水道水などからも採水可能。
浄水処理の基準もない。
「〇〇の水道水」と地名を売りにしたボトルドウォーターは見たことがある方も多いでしょう。
ただ、ボトルドウォーターは地下水や湧き水などが採水地でない水は、実質ミネラルウォーターではありません。
各ミネラルウォーターに含まれるミネラル成分は?
各ミネラルウォーター商品に含まれるミネラル成分は、商品によって異なります。市販で売られる多くのナチュラルミネラルウォーターには、「ナトリウム」「マグネシウム」「カルシウム」「カリウム」がほとんどで、配合バランスによって味や硬度が変わります。
(もちろん他の必須ミネラルである鉄や亜鉛を売りにする商品などもあります。)
そして実は、水道水に含まれるミネラル成分と変わりありません。
ミネラルウォーターと水道水との違いは?
そう、水道水に含まれるミネラル成分はほぼ変わらないですが、
ミネラルウォーターと水道水の決定的な違いは、「採水地」と「処理方法」です。
上でお伝えしたようにミネラルウォーターのほとんどは「地下水」(地層から滲み出た水)を基準にして加熱や空気で浄水しますが、水道水は主に「河川や湖」*2が源で塩素殺菌などで浄水処理がされています。
また、水道水の殺菌処理から出る残留塩素と有機物が化学反応をおこしてできる「トリハロメタン」は人体に影響を与える可能性があると話題になり問題視されています。
「発がん性物質 トリハロメタン」が生成される水道水。手洗い・ウォッシュレット・飲み水「日常の水道水」が健康に及ぼす危険な影響とは?
「ミネラルウォーターは水道水よりも安全」
こんなイメージが広まっていますが、
ミネラルウォータには法的な規制はありません。
【規制の違い】
ミネラルウォーター:「食品衛生法」に基づく18項目のみ。
水道水:「水道法の第4条」に基づく51項目。WHOが定める基準よりも厳しく、世界でも有数の高水準。
ミネラルウォーター:「食品衛生法」に基づく18項目のみ。
水道水:「水道法の第4条」に基づく51項目。WHOが定める基準よりも厳しく、世界でも有数の高水準。
「安全ではないかもしれない水道水はやめて、ひとまずミネラルウォーター…」から脱出しよう
“水道水は安全ではない可能性がある”この1度ついてしまった悪いイメージを払拭するのは至難の技ですよね。
でも、ミネラルウォーターも水道水も「ミネラル成分はほとんど同じ」、なのに、「つくられる時の基準は全く違う」。
「ひとまず健康のために水道水はやめて、ミネラルウォーターを買わなきゃ!」
と、メリット・デメリットを考えず、すぐ判断する&環境に負荷を与えるよりは、
「自分が好きな味や、ライフスタイルにあった水を選ぼう!そのために知るべきこと・できることは?」
と、自分に合わせて考えてあげて、自分の答えを出すことの方が、結果的に自分にも周りにも優しいのではないか?と個人的に感じます。
★Myボトルに入れて持ち歩こう♪「飲むミネラル」by Minery
ここまで、長らくミネラルウォーターについてお話しました。
ここからが本題で、「ミネラルウォーターのペットボトルを買わない」ことが良い理由や、簡単で楽しい方法をご紹介いたします。
すでにミネラルウォーターのペットボトルで被害が?!手軽さに反して私たちの「命に関わる悪影響」をもたらす
今や生産量トップとなったミネラルウォーター。
そのミネラルウォーターのペットボトルを買わないことが良い理由は、環境への負荷=「自分と周りの負荷」を減らせるから。
現状維持をすればペットボトルごみで苦しむ動植物だけでなく、近い将来、ペットボトルごみを出す側である自分たちも苦しむことにつながるからです。
ミネラルウォーターを買うことで起こる悪影響とは?
ペットボトルごみの悪影響は、空気や海、人体など多岐に渡りますが、例えば、ペットボトル消費によって自分たちも苦しむことになりうる大きな原因の1つ「気温上昇」は簡単にいうと下の流れです。
【ペットボトル燃焼による気温上昇の流れ】
①ペットボトルなど大量の化石燃料由来のごみを燃やして処理し続ける。
②温室効果ガス(二酸化炭素など)が過剰に排出される。
③減少した森林などは、大量の温室効果ガスを吸収しきれない。
④温室効果ガスが地球上にたまって気温が上昇する。
①ペットボトルなど大量の化石燃料由来のごみを燃やして処理し続ける。
②温室効果ガス(二酸化炭素など)が過剰に排出される。
③減少した森林などは、大量の温室効果ガスを吸収しきれない。
④温室効果ガスが地球上にたまって気温が上昇する。
そして、気温上昇はペットボトルの手軽さに相反し、私たち自身に甚大な被害をもたらす可能性があります。
ペットボトル燃焼による気温上昇の次は何が待ち受けている?
不便なく生活できている今は実感がないですが、実はもうすぐそこまで危機が迫っています。
【気温上昇のリスク】
・異常気象による災害が増える。
(洪水、干ばつ、土砂崩れ、森林火災など)
・感染症が拡大する。
・作物生産が地域によって減少する。
・使える水が少なくなる。
・生き物が命を落としていく。
・海氷が溶けて海面水位が上がり、陸地が沈む。
・食糧生産ができなくなる。
参考:WWF
・異常気象による災害が増える。
(洪水、干ばつ、土砂崩れ、森林火災など)
・感染症が拡大する。
・作物生産が地域によって減少する。
・使える水が少なくなる。
・生き物が命を落としていく。
・海氷が溶けて海面水位が上がり、陸地が沈む。
・食糧生産ができなくなる。
参考:WWF
リスクと挙げましたが、リスクどころかすでに今現在、身近で起こっている事例もありますよね。
実は、上のリスク例は「気温上昇の度合い順」に並んでいます。
多発する異常気象、予想外の感染症・・・この次は何が待ち受けているのでしょうか。
地球の声なき叫びに、私たちもこたえる時。
“今後もミネラルウォーター人気は続いていく”と言われていますが、このままの状態で人気が続いて良いのでしょうか?
決してペットボトルだけが悪者ではありませんが、ペットボトルによる私たちへの負荷は大きな原因の1つでもあります。
今の状態で「ミネラルウォーター人気→ペットボトル消費」が続けば、さらなるリスクの現実化はまぬがれない・・・
そう。私たちが、”一寸先は闇”を光に変えられます。
そして、ミネラルウォーターはペットボトルでなくとも簡単に、しかもお得に手に入る。
選択肢はあります。
あなたなら、どの方法を選びたいですか?
★Myボトルに入れて持ち歩こう♪「飲むミネラル」by Minery
これからの時代はこれ!お水を手に入れる3つの方法でミネラルウォーター卒業?
これからの時代、今までのやり方でペットボトル入りのミネラルウォーターを買い続けていくことは、自分の身を削るようなもの。ペットボトル以外の選択肢で、これからもお水を飲み続けていける方法を3つお伝えします。
①浄水器/浄水ポット
浄水器を水道に取り付けたり、浄水ポットで水道水をろ過したりしながら飲む方法です。
先ほど、お伝えしたようにミネラルウォーターと水道水のミネラル含有量はほぼ同じです。
浄水器や浄水ポットを使えばペットボトル不要で、ミネラルウォーター製造過程で直接発生する環境負荷もありません。
おうちで簡単に飲めて節約にもなるので、嬉しい方法ではないでしょうか。
【浄水器とは】
一般社団法人浄水器協会は、浄水器を下のように定義しています。
“水道水の中に含まれる残留塩素やトリハロメタン等の物質を除去または減少させる機器をさしており、法律や規格基準によって定められています。”
引用:一般社団法人浄水器協会
そして家庭用浄水器は、残留塩素、カルキ臭、カビ臭、有機物、一般最近、カビ、赤サビなどを除去する役割があり、安全性は十分に考えられます。
【自分や環境に負荷を与えうること】
・数ヶ月に1度でるカートリッジごみ。
・浄水器や浄水ポットを製造する際の排気ガスや廃棄物など。
・浄水器1つで、約1.46キログラムの二酸化炭素が排出される調査結果がある。(※3)
・水道水の残留塩素を取り除くので、浄水した水は殺菌力がなくなるので早めに飲む。(ミネラルウォーターも同じ)
・浄水器の出口付近などに残った水などが、長時間放置されると一般細菌が繁殖するので朝一番は数秒間流す。(ミネラルウォーターも同じ)
など
【水質は大丈夫?】
結果的に、ミネラルウォーターと浄水器には水質の差はほとんどないとされています。
「浄水器とミネラルウォーターの水質には差が見られなかった」という試験結果も。
試験でわかったのは、両者ともカドミウムや大腸菌類などの有害物質が、食品添加物等の企画基準の基準値以下でした。
同じ安全性・同じ美味しさである時、ミネラルウォーターのボトル購入・浄水器や浄水ポット、どちらを選びたいですか?
★Myボトルに入れて持ち歩こう♪「飲むミネラル」by Minery
②給水スポット+フィルター付きマイボトル
給水スポットとは、持参のマイボトルに給水をしてもらえる場所です。
給水スポットを使えば、マイボトルを使うのでペットボトル不要で、さらにペットボトルのように持ち運びもできるのも嬉しいポイント。
【給水スポットはどんな水?】
場所によりますが、給水スポットの水は基本的に水道水が多い傾向です。
気になる方は水道水を浄水した水を扱う場所もあるので、各スポットの情報を知っておくと納得がいくでしょう。
【自分や環境に負荷を与えうること】
・マイボトル製造過程、破損の際のごみ
・給水スポットがウォーターサーバーの場合は、電力エネルギーやボトルごみ
など
***水道水に抵抗がある場合は?***
厳格な基準のもと水道水がつくられているのは知っていても、抵抗がある方は「フィルター付きマイボトル」のダブル使いで安心感がアップするかもしれません。
中には、カルシウムやマグネシウムなどの「ミネラル成分はそのまま」でろ過してくれるフィルター付きマイボトルもあります。
★フィルター付きマイボトルを用意する際は、どんな不純物を取り除いてくれるのか自分が気にする項目をしっかりチェックすると、納得して給水スポットが楽しめそうです。
今では「近くにある給水スポットが地図でわかるアプリ」なども普及してきています。
貢献した量(=給水した量)などが見られたり、地図にまだ載ってない給水スポットを見つけた時は追加ができたりするので、みんなで楽しく続けられそうです。
★Myボトルに入れて持ち歩こう♪「飲むミネラル」by Minery
③水道水を沸かす
そもそも水道水はミネラルウォーターよりも厳格な基準(水道水51項目、ミネラルウォーター18項目)でつくられ、ミネラル成分量もほぼ同じです。
とはいっても、そのまま水道水を飲むことに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
ですので、水道水を沸かして飲むのも方法の1つです。
手間やガスの負荷はかかってしまいますが、もちろんペットボトルは不要、何かを購入する必要もなく、ごみが出てスペースをとることもない、なんとも優しい取り入れ方です。
【沸騰したらミネラル成分は消える?】
このような疑問が残りますが「水による」というのが現状の結論です。
沸騰するとミネラル成分が残る・ミネラル成分が消えると主張する専門家や企業がいます。
★最適と考えられるのは、お住まいの地域の水道局ホームページで確認すること。
情報が載っていたり問い合わせができたりするので、自分の家の水道水はどうなっているのか確認することがとても大切です。
地域の水道局ホームページを見たら「知っておくべきなのに知らなかった・・・」なんてこともあるかもしれません!
【水道水の正しい沸かし方】
匂いのもとである残留塩素などをなくしたい時は、10〜30分ほど沸騰を続けると塩素を取り除けます。
沸騰の継続時間は「最低でも5分以上」がポイントです。(火をつけてから10分ではありません!)
沸騰時間が十分でない場合は、逆にトリハロメタンが増えるという論文も出ています。(※4)
※4:煮沸による高度浄水処理水のトリハロメタンおよび全有機ハロゲン(TOX)濃度の変化
***塩素の消毒効果がなくなることについて***
前提として、水道水に含まれる基準値以下の物質は人体に影響はないとも言われているので、結果的にどちらを優先して考慮するかは自分次第です。
水道水を沸かす方法も浄水器と同じで「塩素の消毒効果がなくなり細菌が繁殖する恐れ」があるので、早めに使いきりましょう。
水道水の基準値以下の各物質よりも、浄水器や沸騰などの塩素の消毒効果がなくなる細菌繁殖の恐れの方が、特に夏などは被害に遭いやすそうに思うのは私だけでしょうか。
ミネラルウォーターの問題をきっかけに「ちょっといい」を続けていこう!
今回は、ミネラルウォーターが生産量トップになった話から、ミネラルウォーターの概要、自分や周りに及ぼす悪影響の話、ミネラルウォーターのボトル購入以外で飲む方法の話をしました。
ミネラルウォーターだけが悪いわけではありませんが、作られる量=買われる量。
今1番買われる飲み物・ミネラルウォーターは、買わなくても他の方法でお水を飲めます。
「・・・浄水器やマイボトルは結局ごみがでるし、ペットボトルと同じじゃん!」
こんな声もあるかもしれません。
実は、1日1回ペットボトルを使い捨てるのと、3ヶ月に1回浄水器を捨てるのでは、大違い。
1日1回ペットボトルを使ってリサイクルされたとすると、二酸化炭素量は239g排出され、3ヶ月後には、約21.5キログラム。
浄水器は、上で話したように約1.46グラムなので、約15倍の差です。
参考:消費者のためのライフサイクル評価による飲料水利用のシナリオ分析
このままミネラルウォーターのボトルを買い続けたとして、
近い未来、
自分や周りの命のリスクが増えるとしたら、あなたは今どうしたいですか?
「前よりちょっといい」を続けてこ。
これでOK! 自分にグッジョブ!
自分が納得する方法で、「ちょっといい」を一緒に重ねませんか?
忘れないうちに今、ちょっぴりアクションをしよう♪
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