知らなきゃ恥ずかしい、SDGsとは? 余命1分40秒の地球を救うため、 今すぐひとりでも出来る取り組み3選
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知らなきゃ恥ずかしい、SDGsとは。
余命1分40秒の地球を救うため、
今すぐひとりでも出来る取り組み3選
SDGsという言葉を新聞や雑誌、テレビやインターネットで見聞きする機会が増えています。INYOUジャーナルの読者の皆様には、SDGsについて既にご存知の方が多いと思いますが、
日本全体ではまだまだその知名度は低いのが現状。
今回は、「未来の地球の為に持続可能な開発を」というコンセプトで採択されたSDGsの
の日本における現状と、その実現のために私達消費者ひとりひとりが
取り組むことが出来る生活の中での具体的アクションについて、
ご紹介させていただきたいと思います。
そもそも、SDGsとは?
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SDGsは”Sustainable Development Goals“の略で、
日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
2030年までにグローバルな諸問題を解決することを目標に、
世界の全ての人が協力しようという趣旨で決定されました。
SDGsを構成する17のゴール(グローバル目標)と169のターゲット(達成基準)は、
2015年9月の国連サミットで採択されたもの。
国際社会の目指すべき重要な課題を提示するだけでなく、
ビジネスの世界に対してもその果たすべき責任を問い、
全人類が共通の目標に向かって一丸となって進んでいこうという、
壮大なプロジェクトです。
☆「SDGs」については、こちらの記事もご覧ください。
「残り1分40秒」と言われている、地球の寿命
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「世界終末時計」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
核戦争や気候変動による環境破壊、生命化学の負の側面などによる人類滅亡の時間を午前0時になぞらえ、
その時までの残り時間を「0時まであと何分(何秒)」という形で象徴的に示す時計で、
アメリカの科学誌『Bulletin of the Atomic Scientists(原子力科学者会報)』の発行者らが
過去一年の世界情勢に基づいて決定しているものです。
原子力科学者会報は2020年1月23日、この「世界終末時計」が昨年より20秒短くなり、
過去最短の1分40秒になったと発表しました。
同会報は、今回時計の針を進めることになった理由のひとつとして、
気候変動について「各国政府の行動は困難に立ち向かうにはほど遠い」と指摘し、
その上で世界の指導者や市民に向け、「世界の安全保障環境はかつてなく危険になっている。
速やかな取り組みが必要だ」と訴えています。
今や、人類の滅亡の寸前まで追い詰められているのです。
SDGsに対する関心は、若い世代の方が高い!?
象徴としてのグレタ・トゥーンベリ
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引用:エル・ジャポン 2020年9月号
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの名を一躍世界に轟かせたのは、
2019年8月に行われた、ソーラーパネルのヨットで大西洋をイギリスからアメリカへ横断した
“カーボンニュートラルな航海“成功のニュースでした。
これはグレタさんがCO2排出量削減の重要性を訴えるデモンストレーションとして
各国で盛んに報道され、多くの注目を集めました。
この後グレタさんはニューヨークで行われた国連気候変動サミットに出席し、
大勢の大人達の前で力強く感動的な演説を行いました。
又、彼女は既に環境保護に関する幾つかの著書を出版しています。
雑誌に掲載されたその一部をご紹介しましょう。
私の名前はグレタ、15歳です。私の妹ベアタは今年の秋に13歳になります。
~中略~
もし私たちが100歳まで生きるとしたら、私たちは次の世紀までいることになります。
奇妙に聞こえることはわかっています。
今日、あなたたちが未来のことを語るときは、それは普通数年後のことを指します。
2050年より先のことは全てとても遠くにあるために、想像の中にすら存在しないのです。
でも、それまでには私も、私の妹も、理想ではありますが、
自分の人生の半分も生きていないということです。
私の祖父は現在93歳ですし、彼の父は99歳まで生きました。
だから私たちが長生きするというのは不可能な話ではないのです。
2078年と2080年には、私たちは75歳の誕生日を迎えます。
引用:『Our House Is On Fire: Scenes of a Family and a Planet in Crisis』Greta Thunberg エル・ジャポン2020年9月号
現在17歳になるグレタさんが生まれたのは2003年です。
この文章を読んだ時、私はハッとしました。
確かに医療技術は日々進歩し、
これから先、人類は100歳を越えて生きることが当たり前になるかもしれないと言われています。
お祖父様やひいお祖父様が長生きされているところを見ると、
グレタさんの家系は長寿のようですし、そういう人はもっと長く生きるようになる可能性もあります。
グレタさんの言う2078年や2080年は、約60年先です。
その頃には今トップで世界を動かしている政治家や企業家の人々は、
まず生きてはいないでしょう。
その為、彼らにはそのイメージがしにくいのかもしれません。
ですがグレタさん達世代の目には、60年先の地球はリアルな姿となって映るのです。
今の若い世代の人がこんなに真摯に地球環境のことについて考え、警鐘を鳴らすのは、
私達大人には欠けている切実な理由があるからなのだと、今更ながら目を開かせられた思いがしました。
☆グレタ・トゥーンベリさんについては、こちらの記事もご覧ください。
日本ではSDGsが浸透していない!!
日本では、例えば、先日お笑い芸人のEXITの兼近さんが、出演したテレビ番組でSDGsについて国連の方と話し合う会合に出席したと話していましたが、
芸能界などの影響力のある人々がSDGsに積極的に関わり、発信していくのは、非常に前向きなことだと思います。
と言うのも、SDGsという言葉ばかりが先行し、
その具体的な内容については日本国内でなかなか浸透していないという現実があるからです。
世界経済フォーラムが2019年秋に発表したSDGs認知度の調査によると、
日本国内でのSDGsの認知度は49%で、対象となった28ヶ国中で最下位でした。
SDGs認知度の世界平均は74%で、中国やインドでも、多少なりとも認知しているという人が
9割近くを占めているのに対し、日本では「SDGsという言葉を聞いたことがない」という人が
半数を占めています。
関東経済産業局が2018年秋に管内の中小企業を対象に行ったアンケート調査でも、
「SDGsについて全く知らない」という回答が何と84%を占めたといいます。
参考:讀賣新聞オンライン
こういった現状を見ると、まだまだ国内でのアピール不足ということが浮き彫りになってきます。
今や環境保護活動の象徴的存在となりつつあるグレタさん、国内では兼近さんなどの若い世代が書籍やテレビ、
SNSなど広く世間にアピール出来る媒体を使ってSDGsの認知を促進していくことは、
非常に意義あることだと思います。
私達大人は、SDGsに関する限り、若い世代の人達の話に耳を傾け、
“しっかりとついていく”ぐらいの意識を持つべきなのかもしれません。
SDGs実現に向けた日本国内での取り組みの現状
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7月からプラスティック製レジ袋が有料に
2020年7月1日をもって、全国の小売店舗でプラスティック製レジ袋の有料化が実施されました。私は地方で薬店を営んでいるのですが、スタート当初からこれといったトラブルもなく、
お客様の中にはわかった上で「ま、有料でもいいからもらうわ」とレジ袋を購入していかれる方もおられますが、
おおむね皆様マイバッグなどを持参されてスムーズに商品を持ち帰られています。
元々以前から地域のスーパーなどではエコバッグの利用推進を呼びかけていましたので、
そういった習慣が割と早くから根付いていたことで、今回のプラスティック製レジ袋の有料化も
消費者の皆さんの意識に抵抗なく受け入れられているように感じます。
いまや当たり前となった資源のリサイクル
昔、私が子供だった頃、数十年前のことですが、海岸に遊びに行くと、キラキラ光る綺麗なガラスのかけらが浜辺じゅうに落ちていたものです。
それらは青や緑や茶色や白色をしていて、海から打ち上げられて浜に散らばっているのですが、
長い間波に洗われたことで角が取れ、コロンとした丸い形状になって、
子供が拾っても怪我をすることもないので沢山拾い集めていました。
心躍る、言わば懐かしいオモチャのようなものです。
それが〝シーグラス〟と呼ばれる、かつて環境破壊が深刻だった時代に問題とされた
ガラス瓶の海上投棄による産物だということを、実は大人になるまで知りませんでした。
ところが最近では、海岸に行ってもこのシーグラスを見かけることがめっきり少なくなりました。
飲み物の容器の多くがガラス瓶からプラスティック容器に変わっていったことも理由の1つかもしれませんが、
以前に比べてシーグラスが明らかに少なくなっているのは、
全国規模で環境保護の意識が高まってガラス瓶がリサイクルされるようになり、
海上投棄が減っていることの現れなのかもしれません。
各企業も積極的な取り組みを実施
「企業にとって、目先の儲けばかり考えていては、顧客や社会からの信頼を得ることは出来ず、結果長続きしない」
今年1月、世界の経済人や政治家らが集まって開催された世界経済フォーラム・ダボス会議で、
“利害関係者“を意味する”ステークホルダー“という言葉が強調されました。
「株主に対してだけでなく、従業員、お客様や社会にまで、
幅広く全て考えて貢献するのが企業の使命である」という論調が強まったことで、
“ステークホルダー資本主義(stakeholder capitalism)“という考え方が
世界の潮流となっていることが確認されました。
そのステークホルダー資本主義の実践例のひとつが、キリンビバレッジの取り組みです。
キリンビバレッジはこれまでにも環境問題に積極的に対応してきましたが、
近年の気候変動等の深刻化を鑑みて従来のビジョンでは不十分だと判断し、
今年2月に企業ビジョンの改定に踏み切りました。
新ビジョンの下では、「2050年までにリサイクル素材などを使った持続可能な容器包装を100%にし、
再生可能エネルギーの使用割合も100%にするといった目標が掲られました。
新たなビジョンでは更に、消費者ばかりでなく中小企業などより幅広い関係者を巻き込んで、
環境に配慮したグローバルな事業展開を意図されています。
「今後は価格と品質だけでなく、その企業が気候変動や環境対策をしっかり行っているかどうかを含めて、
取引先を選んでいく」とする新たな取引先調達方針を取り、ビジネスパートナーとして各企業にも、
今後SDGsや持続可能性への対応に積極的に取り込んでいく姿勢を促しています。
又、日本コカ・コーラは3月、ミネラルウォーター「い・ろ・は・す天然水」(555ml)に
リサイクル素材を100%使用したペットボトルを採用しました。
これまでリサイクル素材の使用は30%でしたが、100%化することで、
プラスチック使用量は自動車に換算して年間4000台相当の削減が可能になるといいます。
このことによって日本コカ・コーラは環境保護関連のイメージアップを大幅に
推し進めたことになりますが、実際小売店などからの反応は上々だそうです。
日本国内の大手企業も、SDGsを基盤に据えた改革に乗り出しています。
そういった取り組みが消費者の注目を集め、SDGsという言葉と共に環境保護への意識が
国内でも大きく広がることが期待出来そうです。
普段の暮らしの中で私たちが実践出来る、
SDGs実現に向けた取り組みとは?
とは言え、世界終末時計の針が残り1分40秒を指しているという危機的状況を前に、その針を戻す為に、最も大きな影響を及ぼすことが出来るのは誰でしょうか?
それは、日々生活を続ける、私達自身であると私は思います。
日本では、SDGsにおける”気候変動への取り組み”の遅れが指摘されている中、
海岸や公園のプラごみを拾いに行くなど、地域全体で行動を起こしたいところですが、
現在のコロナ禍で、屋外に出て集団で行動するのは難しい状況が続いています。
そこで、ひとりひとりの消費者である私達が個人的生活の中でちょっとしたことを変えるだけで、
環境保護の手助けが出来るアイデアを、海外と日本の実例から拾ってみました。
①生ゴミのかさを減らす~フランスの例より~
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フランスの家庭では、料理の下ごしらえをする時、新聞や広告の上で野菜の皮をむくそうです。
そしてむき終わったら、そのまま新聞や広告で皮を包み、ゴミ箱へ入れます。
そうすると野菜の皮などから出る水分を新聞や広告が吸ってくれるので、
生ゴミのかさを減らすことが出来るのだそうです。
日本の調理場面を比較してみると、いかに私達が多くの水を使っているかわかります。
例えば私自身、料理をする時にはまずまな板を水で濡らし、野菜を水で洗い、
むいた皮は流しの三角コーナーに入れています。
台所の流しは常に水を使うところですので、三角コーナーの中には
しょっちゅう細かい水しぶきが飛び込んでいるはずです。
それに加えて、調理過程で出たその他のゴミ類や、食事を終えて食器を洗う時に出る食べ残しや茶ガラ、
そういったあらゆる水気を含んだものが、結果として生ゴミになります。
そしてゴミ出しの日、水気をたっぷり含んだ重いゴミ袋をよいしょっと持ち上げて、
ゴミ置き場まで運んでいくことになります。
もしフランスでのように、調理過程で出る野菜の水分を新聞や広告に吸い取ってもらうことを実践したとしたら、
生ゴミの水分はかなり抑えられるでしょう。
その結果、ゴミ出し作業も楽になりますし、ゴミ焼却所で使う火力も減らすことが出来るので、
排出される二酸化炭素の量も減らすことが出来ます。
②台所排水から化学物質を排除する~ドイツの例より~
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ドイツでの一般的な食器洗いの仕方をご存知でしょうか。
その全貌を知ってしまうと、ちょっと「エッ!?」となる日本人は多いようです。
ドイツでは、食事を終えると食器を全て台所のシンクや洗い桶に入れ、
ほんの少し(小さじ1杯程度)の洗剤を入れ、食器が浸るぐらいの熱湯を注いでしばらく置きます。
熱湯が冷めた頃、スポンジや食器洗い用の特殊な布を使ってシンクの中でお皿を洗い、
何とそれを水で流さず水切りカゴに上げます。そのまま乾かして終わりです。
…日本人の常識では、ぜひとも水で流したいところですが、
ドイツでは日本に比べ綺麗な水資源が貴重で、水道代も高く、
節約の意識もあって、これが一般的な食器洗浄法なのだそうです。
ちなみに、ドイツで一般的に使われる洗剤は、人体に有害な化学物質を含まない、
体に取り込んでも安全な洗剤とされています。
エコ大国ドイツでは、ヒトにも環境にも優しいBIO洗剤が幾種類も販売されています。
「ドイツ人は環境を守る為に、洗剤を食べることを選んだ」という言葉を聞いたことがあります。
…でも、日本でその方法を真似するのは、ちょっと抵抗があるかもしれません。
そこでネットの情報などを集めて以下のような方法を考えてみました。
① 古着を使いやすい大きさに切っておく。 もう着なくなったシャツや古いシーツ、
リネン類などを手頃な大きさにして常備しておきます。
※使い捨ての布、いわゆる”ウエス”を作っておきます
② 食べ終わった後の食器の汚れ(特に油汚れ)を、
ウエスで綺麗に拭き取ります。
汚れたウエスは燃えるゴミとして廃棄します。
③植物由来の界面活性剤を使用し、自然環境に排出された後、
自然環境を汚さない成分、もしくはほぼ100%分解される成分を
使っている洗剤で食器を洗います。
④ 水で流して水切りカゴに上げ、乾かします。
環境に優しい食器用洗剤の中には、どうしても洗浄力が弱く油汚れを落としにくいものもあります。
でもこの方法ですと、最初にウエスで油分を拭き取ってしまうので、
洗浄力の強くない洗剤を使っても食器はサッパリ綺麗に洗えるのです。
また、リサイクルに出すほどでもない古くなった服やリネン類の有効な処分も出来て、
一石二鳥です。
ウエス類は他にも、例えば階段など家の中のちょっとした拭き掃除にも使えて便利です。
台所排水に化学物質を出さないことは、河川や海洋汚染を防ぐことに繋がります。
③雑草を堆肥にする~日本の例より~
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例えばガーデニングやお庭の草取りなどをしていて、
雑草や摘み取った花頭、枯れ葉などを「捨てるのが大変だな」とか、
「何かもったいないな」とか思ったことはありませんか?
雑草も又、栄養分を含んだ有機物ですし、何か役に立てられないかなというような気がします。
そんな時にオススメしたいのが、雑草や枯れ葉を堆肥(肥料)にしてしまう方法です。
自宅で簡単に出来、そのままお花や畑の土作りに応用出来る、
まさにサステナブルなリサイクルシステムです。
雑草や落ち葉を使った堆肥(肥料)の作り方は、庭や畑の規模によって色々ありますが、
今回はその中でも最もシンプルな、
個人の自宅で簡単にできる〝バケツコンポスト〟を使った作り方をご紹介します。
準備するもの:
・プラスティックのバケツ(又は段ボールなどある程度密閉性の保てる容器)・土(ピートモス、モミガラ燻炭)
・米ぬか
・混ぜる為のスコップやシャベル
・布や毛布など、容器を覆えるもの(保温する為)
バケツコンポストの活用方法:
①集めた雑草や落ち葉を自然乾燥させる②容器にピートモスとモミガラ燻炭を入れる
③乾燥させた雑草や落ち葉を入れる
④米ぬかを追加してよくかき混ぜ、容器に蓋をする
⑤毛布や布などを被せて保温する
⑥1日1回、中身をかき混ぜる
⑦容器が一杯になるまで③~⑥を繰り返す
⑧容器が一杯になったら、その後10日間は毎日中身をかき混ぜる
⑨蓋をしたまま、1ヶ月以上、最初に雑草や落ち葉を入れた日から3ヶ月経つまで放置する
⑩ピートモス・モミガラ燻炭や米ぬかを少し入れてかき混ぜる
⑪2~3週間放置する
これで、堆肥の完成です!
この方法で上手く堆肥化が進めば2~6ヶ月で堆肥が出来ます。
ちょっと期間が空くので忘れてしまいそうですが、
スマホのカレンダーなどに完成予定日を入力して、気長に待ちましょう。
出来上がった堆肥は、苗を植え替える時の土作りなどに利用出来ます。
抜いた雑草や枯れ葉を捨てることなく、次の世代の花や野菜が育つ為に役立てられるなんて、
嬉しいことですよね。
未来の世代に持続する美しい地球を手渡すために
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21世紀に入ってから、早や20年という月日が流れました。
私が子供の頃は、漫画の『ドラえもん』が全盛期で、
21世紀から来たネコ型ロボットは、驚くような数々の未来の発明品を披露し、
子供たちの夢を広げてくれました。
(今は「ドラえもん」は22世紀から来たという設定になっていますが、
漫画の連載が始まった当初は21世紀から来たという設定でした)
今、私達はドラえもんがやってきた、その21世紀に生きています。
ドラえもんが未来から運んできてくれた便利な道具達は、
例えば携帯電話やインターネット検索システムなどのような姿で、
幾つか実現の目を見ています。
ですが正直に言うと、あの頃夢見ていた21世紀の世界は、
もっとすごかったんだけどな…と思うところもあります。
タケコプターぐらいは普及しているものと思っていましたから。
でも、今私達は、その頃夢見ていた科学全能の21世紀とは又ひと味違う、別の未来を生きています。
そしてこの先の未来は、今私達がとるアクションによっては、
もしかするとドラえもんが見せてくれた夢よりももっと素晴らしい夢の実現した未来になるかもしれません。
それは、科学の発展と平行して人と地球が有機的に繋がった、血の通う未来です。
あと1分40秒などと言われる未来を覆す為に、そしてグレタさんら60年後の大人達に
「こんな風になるとは夢にも思わなかった」と目を輝かせて言ってもらえるように、
より良い未来を作っていきたいですね。
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
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「よく、そんなことが言えますね」世界のリーダー達にひとり立ち向かった環境活動家の少女、グレタ・トゥーンベリ
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/1418.jpg)
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