舌がビリビリする危険な人工甘味料を使ったローカロリー・ゼロカロリースイーツの甘くない罠
少しずつ日中暖かい日も増えてきましたね。
だんだんと薄着の季節になってくると、いつもよりダイエットを意識する人も多いのではないでしょうか?
ダイエットの方法はたくさんありますが、甘いものをやめて糖質を減らす方法を取っている人もいるかと思います。
わたしもそのひとりです。
そんな消費者の需要に合わせた、巷のスーパーやドラッグストア。
ダイエット中の人がカロリーを気にせず食べられるローカロリー、ゼロカロリースイーツなどが沢山売られています。
糖質制限関連のスイーツも出てきていますね。
ゼロカロリーを謳ったゼリーなどもよく見かけませんか?
しかし、甘味はあるのにカロリーが少ないのは何故なのか考えたことはありますか?
私は砂糖断ちを始めたばかりの頃、砂糖が使われていなければ良いのだと思い、
ローカロリースイーツを食べていた時がありました。
代わりにどんな危険なものが使われているかも知らずに・・・
一般的に言われる白砂糖の弊害
INYOU読者の皆様は白砂糖には依存性があり、からだにもお肌にも良くないということはご存じかと思いますが、
ただ、なんとなくはわかっているつもりでもなかなか実践できない人もいると思いますので、
まずは改めて砂糖が身体に与える影響を簡単に挙げてみます。
・コカインを凌ぐほどの中毒性
・血糖値を乱高下させ膵臓に影響を及ぼす
・活性酸素を発生させ老化を早める
・ビタミン、ミネラル、タンパク質を破壊する
・キレやすくなる
・記憶力の低下 など
私は砂糖の弊害を知った数年前から徐々に砂糖断ちをしており、
自宅の調理に白砂糖は一切使っておりません。
代わりにハチミツや精製されていないてんさい糖を使用しています。
それを続けるうちに、以前より市販のスイーツに対して甘さを敏感に感じるようになりました。
白砂糖を使わなくなってから1年ぐらいでしょうか・・。
ある日、ダイエット中の私は甘いものが食べたくなり、
久しぶりにローカロリーのスイーツを購入しました。
これなら砂糖も使っていないしカロリーも少ない!そう思ったのです。
ウキウキとした気持ちでひと口食べました。
「ん?なんだろう?」口の中がモソモソしているような、
でも少しビリっとするような違和感がありました。
「あれ、気のせいかな?」ともうひと口パクリ。
最初は食べ物の食感がモソモソしているのかと思いましたが、違和感を持ちながらも三分の一ほど食べたところで舌がビリビリしてきたのです。
不安になり食べるのをやめました。
自分のからだがおかしくなったのかと思い、試しに前日の残り物のご飯を食べてみましたが同じような感覚はありませんでした。カロリーを抑えるために舌がビリビリするほど盛り込まれたリスクのある添加物
私の友人で、アトピーになったことをきっかけに食事療法を徹底している人がいます。
彼女の子供は小さいころから自然の物を食べ続けているため、添加物が多い食品を口にするとすぐ舌がビリビリすると言っていたことを思い出しました。
私はもしかして・・・と思い、今度は同じメーカーが製造している違うスイーツを食べてみました。
すると、また同じように舌がビリビリしたのです。
これはやはり添加物が原因なのではないか?そう思いました。
甘さを出すために砂糖の代わりに使われている人工甘味料
世に出回っているローカロリースイーツ。甘いのにカロリーが低いだなんて、ダイエットや体型に悩む人にとっては夢のような食べ物です。しかし、甘さ+ローカロリーを支えるためにその陰には様々な添加物が潜んでいるのです。
その中でも人工甘味料に焦点を当ててみたいと思います。
人工甘味料のからくり
人工甘味料が砂糖よりカロリーが低く、甘さを感じやすいのは一般的に知られています。なぜそのようなことができるのでしょうか?その仕組みについて簡単に説明します。
甘味は舌の味蕾(みらい)で感じるもので、
カロリーとは最終的に腸で吸収されて燃えた結果のことを言います。
なので、味蕾で甘味を強く感じられ、かつ腸で吸収されにくかったり、燃えにくい物質を甘味料として使用すれば、結果としてローカロリーが実現するというわけです。
全く吸収されなければゼロカロリーということになります。
人工甘味料はこれらの条件を満たす夢のような物質に思えますが、
自然界には存在しない物質なため私たちの体へ多くの影響があると言われています。
日本で主に使用されている代表的な人工甘味料とその弊害
日本で販売されているローカロリースイーツに、砂糖の代わりに使用されている代表的な人工甘味料をご紹介します。1.アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物
こちらはよくアスパルテームまたはL-フェニルアラニン化合物と表示されています。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
このアスパルテーム、砂糖1グラム=4キロカロリーの甘さを1倍とすると
同じカロリーで甘さが約200倍です。
1グラムで砂糖200グラム分の甘さを出すことができるのです!
カロリーにすると800キロカロリー相当になります。
しかし、このダイエッターの救世主とも思えるようなアスパルテームには危険も伴っています。
体への主な弊害
・頭痛・めまい
・むくみ
・うつ
・物忘れ
・生理不順
・不妊症
・目のトラブル
・肝障害 など
アスパルテームは、3種類の原料、アミノ酸2種、メチルエステル結合からなる合成の化学物質です。
アミノ酸はフェニルアラニンとアスパラギン酸で、多くの食品に含まれています。
これらの2種類のアミノ酸は他のアミノ酸とバランスのとれた量であれば、通常は食べても安全な成分です。
問題はその摂取量なのです。
肉や魚などのタンパク質に含まれるフェニルアラニンとアスパラギン酸はアミノ酸全体の4~5%を占めていますが、アスパルテームのアミノ酸の比率はフェニルアラニン50%、アスパラギン酸40%となっています。
この割合を比べてみるとどうでしょうか?決して自然界には存在しない異常とも言える比率だということがおわかり頂けると思います。
これらはを知らずに毎日摂取し続けていたら・・・と考えると恐ろしいことです。
2.スクラロース
スクラロースはアスパルテームの危険性が謳われ始めてから代用品として急速に広まった人工甘味料です。甘さはなんと砂糖の600倍!
虫歯になりにくい、血糖値に影響を与えないなどと言われていますが
スクラロースにも危険が伴っていると言われています。
体への主な弊害
・赤血球の減少
・肝臓、脳の肥大
・卵巣収縮
・男性の不妊
・白内障
・甲状腺の働きの衰え など
スクラロースの危険な理由は、その分子構造に体に有害な塩素があり、さらに炭素の分子がくっついています。
これらがくっつくとオルガノクロライドという分子になり、その性質はダイオキシンや、海外では禁止している国もあるほどの危険な農薬の一種PCB、DDTにとても近いのです。
さらにそれが加熱して138度を越えると、塩素ガスが発生します。
塩素には強い毒性があり人体にとても有害であることが実証されています。
焼き菓子などは高温で調理することを考えると本当に危険です。
3.アセスルファムK(アセスルファムカリウム)
砂糖の200倍の甘さです。アセスルファムKは体内にほぼ吸収されないため実質カロリーゼロの人工甘味料です。他の人工甘味料と同じようにお菓子にも使われますが、スポーツドリンクやプロテインなどにも使われることが多いようです。
体への主な弊害
・うつ病
・発がん性
・腎疾患
・肝疾患
・頭痛 など
アセスルファムKは、「JECFA」という添加物の安全性を評価する機関の安全評価をクリアしており、世界的に見ても安全だということが認知されています。
ところが、厚生労働省のラットを使用した実験では、体内への蓄積は認められないものの
妊娠したラットから胎児への移行、授乳中のラットの乳汁の中に確認されています。また、体重以上の用量においては死亡が確認されています。
参考資料 厚生労働省 アセスルファムカリウムの指定について
さらに、製造過程で発がん性物質である塩化メチレン(ジクロロメタン)が溶媒として使われる場合があるとのことで、こちらも残留がないかどうか不安要素が残ります。
どうしても甘味が欲しい時は何を使えばいい?
白砂糖は危険、人工甘味料も危険・・・
でもどうしても甘いものを口にしたい時は何を使えばいいのでしょうか?
私がおすすめしたい甘味料は以下のものです。
・生ハチミツ
ビタミンB2、B6、ビタミンC、酵素やアミノ酸、ポリフェノールなど美肌には欠かせない栄養素が多く含まれています。IN YOUオススメのチャーガ蜂蜜
・メープルシロップ
ハチミツよりもカルシウム、カリウム、マグネシウムが多く含まれています。・黒糖
たくさんのビタミン、ミネラルが含まれており、中でもカリウムが特に多いです。・甘酒
玄米はお砂糖のように単糖類ではなく、多糖類でGI値が低めだから、血糖値を上げにくくオススメです。IN YOUオススメの自然栽培甘酒
・ココナッツシュガー
ココナッツシュガーは、GI値35と低GIのため、インスリンの分泌を安定させ、血糖値の上昇を緩やかにすることが研究されています。
ココナッツシュガーはGI値がかなり低く、最近注目されている甘味の一つです。
ミネラル、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄分など、微量成分も豊富に含まれます。
IN YOUオススメのココナッツシュガー
・農薬不使用のてんさい糖
オリゴ糖が含まれているので腸内環境を整える働きが期待できます。
これらはビタミンやミネラル等が豊富に含まれた甘味料ですが、主成分が糖質であることには代わりないので摂取しすぎには注意が必要です。
残念ながら市販のお菓子には白砂糖か人工甘味料のどちらかが必ずと言っていいほど使われていますが、よくよく探してみると甘味料にハチミツやメープルシロップしか使われていないスイーツなどもあります。
宝探しをする感覚でぜひ探してみてください!
自分の身は自分で守るしかない!
代表的な人工甘味料の危険性を書きましたが、これらは企業などから安全性も謳われています。しかし、自然界には存在しない物質を体内に取り込み続けることは果たして安全と言えるのでしょうか?
体の外に排出される添加物も、排出するまでには様々な体の器官を通り、体の力を使って外まで運ぶわけです。
私個人の考えとしては、私たちが思っている以上に体に影響を与えていると思っていますし、実際舌がビリビリしてしまうような体験もしています。
現代人に増え続けている原因不明のアレルギー性疾患、がん、うつ病などは実は食品に含まれる添加物が原因とも言われています。
どこかで聞いた話ですが、江戸時代の日本人の顔と現代人の顔を比べてみると「生気」が全く違うそうです。
もちろん食べ物だけが原因ではありませんが、毎日体内に取り込む食品は私たちに多大な影響を及ぼしているのではないでしょうか。
メリットとデメリット両方正しく知って、選び取っていくことがますます必要になってくる時代とも言えるでしょう。
現代の私たちには選択の自由があります。
危険なものを選ぶのも自分、安全なものを選ぶのも全て自分次第なのです。読者の皆様は何を選び取りますか?
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