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神経性疾患リスクを高める?夏までに知っておきたい市販虫除けスプレーの危険性とオーガニックな虫刺され対策3つ

Truong
幼少時からのアレルギー体質と病気がちな身体を約2年間の生活習慣改善で克服。自分に起きた変化の科学的根拠を知ろうと世界最大の栄養学校Institute for Integrative Nutritionで最新の統合栄養学を学び、2018年米国代替医療協会認定ホリスティックヘルスコーチの資格を取得。現在は【Lifestyle is Medicine | ライフスタイルは良薬】をモットーに、体年齢−10歳を叶えるライフスタイルを提案する活動をしています。ブログ:ライフスタイル処方箋(https://36de.site/)

夏の虫対策、皆さんどうしてますか?

特に小さい子供をお持ちのママさん達は、
汗っかきで蚊に刺されやすい子供達を虫から守ってあげたいですよね。

そんな虫対策でよく使われるスプレーやシールタイプの虫除けグッズ。
実は神経性疾患リスクを高めるかもしれないこと、ご存知でしょうか?


今回は市販虫除けアイテムに潜む危険性と、
安心してできるオーガニックな虫除け対策方法をご紹介します。


虫除けやかゆみ止めの成分のこと知っていますか?

虫刺され対策=市販の虫除けスプレーだった過去の筆者

筆者の4歳になる娘と夫は蚊にさされやすく一度刺されると500円玉程の大きさにまで腫れ上がり、
腫れが引くまでに数日間かかる体質。

見ていて可哀想で、なんとか刺される前に対策してあげたいと娘には子供用、
夫には大人用の虫除けスプレーを肌が露出している部分にまんべんなくふりかける日々。

シールや腕輪タイプの虫除けグッズも夏の間は常備し、
刺されたらすぐさま市販のかゆみ止めを塗っていました。

それが当たり前だと思い、他の方法を知らなかったからです。

しかしふと

「こんなにしょっちゅうスプレーして大丈夫なのかな」
「口や鼻から身体に入ってるけど影響はないのかな」

と不安になり、虫除けグッズの成分について調べるようになりました。

虫除けスプレーに含まれるディートはベトナム戦争生まれ



市販されている虫除けスプレーの多くは主成分が「ディート(ジエチルトルアミド)」。
このディート、実はベトナム戦争がきっかけで生まれたものなのです。


亜熱帯の国ベトナムで戦う兵士達を、
死に至るようなあらゆる病原体を媒介する蚊から守るため1946年にアメリカで開発された忌避成分ディート。
日本でも1962年には市場に出回るようになり、現在に至ります。


「虫除け」という名で親しまれていますが蚊を寄せつけないのではなく、
蚊が人を認識できないようにして刺されないようにすることで効果を発揮しているとされますが、
実のところディートが虫に対してどのように作用し、どういった仕組みで刺されなくなるのかははっきりと解明はされていません。

この事実だけでも少し不安に感じますよね。


ディートの心配される副作用と実際に起きた健康被害



厚生労働省は虫除け商品に含まれるディート濃度の規制や、
小児への使用に対する使用上限量を明記する指導などはあるものの、
基本的には「安全である」という姿勢を取っています。

実際に厚生労働長が2010年に発表した、
ディートの安全性を調べた研究結果でも副作用と健康被害はないことを明示しています。
また、市場にディートが出回り始めてアメリカでは70年、日本では40年経ちますが、
ディートと関連づけられる大きな副作用等の報告がないことも安全性の根拠とされています。


しかし2002年、アメリカのデューク大学医療センターの薬理学者が発表した論文では

DEETを長期にわたって頻繁に投与したネズミに、
脳細胞の破壊と行動変化が認められた

とされており、

長期にわたって繰り返し使用すると、子どもの場合は痙攣や昏睡、
大人の場合は精神的な混乱やイライラ、不眠の症状が現れたという例がいくつも報告されている

という事実もあります。


また、海外では

  • ・3歳女児が濃度15%のスプレーを毎日2週間、皮膚・衣類に使用し、
    振戦、運動失調、発音不明瞭等を起こした。
  • ・英国(濃度10〜95%の製品が流通)では、ディートを含有する「虫よけ剤」の暴露により、
    重度の中枢神経毒性を起こした事例について18例の報告がある。うち3例は死亡している。
    ほとんどの症例で、長期・頻回使用によるものだったが、数例は適切な数回の使用であった。

といった症例が存在しています。


引用:「WIRED.JP」 https://wired.jp/2013/06/26/mosquito-essential-oil/
引用:「公益社団法人福岡県薬剤師会」 https://www.fpa.or.jp/library/kusuriQA/20.pdf


つまり、ディートを安全に使える頻度や濃度は比較的明確に定義されているものの、
ディート自体は安全ではない
ということです。

虫と人間の神経回路の違いはサイズだけ



神経回路の構造がとても似ている人間と虫

使い方を誤れば健康被害を起こす危険性のある虫除け成分「ディート」。

ディートがどのように虫に作用して虫除けとして機能しているのかは厳密にはわかっていないと書きましたが、
  • ・虫はディートの香りを忌み嫌う
  • ・虫(特に吸血性の蚊やダニ)はディートによって人を人だと認識できず吸血しなくなる

ということはわかっています。


つまり、虫の嗅覚といった感知能力を撹乱することで機能していると考えられます。
感知能力を撹乱するということは、神経伝達を乱すということです。

そんなディートに影響を受ける虫達の神経構造と人間の神経構造が、
とてもよく似ていることをご存知でしょうか。



もちろん全て同じではありませんが、両者には
  • ・中枢神経が通っており、そこから末梢神経が伸るという基本構造が同じ
  • ・神経伝達物質としてアセチルコリンを使う

という共通点があります。


虫の神経に影響を当たる成分が人間に何の影響もない、
とはやはり言い切ることができませんよね。


ディートだけじゃない安全性に疑問の残る虫除け有効成分



ディート以外にも虫除けの有効成分として有名なものは複数あります。

特によく見かけるのは

  • ・ピレスロイド系
  • ・イカリジン

の2つです。


ピレスロイド系

厳密に言うと忌避剤ではなく殺虫剤の1つです。
昆虫、両生類、爬虫類に対してのみ効果のある神経毒とされ、
鳥類と哺乳類の体内に入っても速やかに処理され体外に排出される成分といわれています。

そのため、安全性が高いと考えられ、
吊るすタイプや部屋に置いておくタイプの虫除けグッズによく使われています。

イカリジン

ディートと同じく虫の忌避剤です。
ディートとの違いは「プラスチックを溶かさない」こと。

また、皮膚刺激がないという報告があり、
日本では比較的安全な幼児向け虫除けグッズの有効成分として使われています。
ただ、皮膚刺激がないだけで虫の神経に働きかけるという仕組みは同じ、効果も同等とされています。

どちらも「神経」に影響を与えるものであり、その危険性は変わりません。

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海外と日本のディートに対する認識の違い


アメリカでは25%の消費者がディートを避けている

ディートが開発されたアメリカで2018年に行われた消費者調査では、
調査対象者の25%がディートが使用された商品を避けていると回答し、
30%はディートは安全ではないと考えていると回答しています。


  • ・過去にあった神経毒性の症例が認知されているから
  • ・ディートが一体どういう成分かわからないことが多いから
といったことがその理由となっています。


参考:「Consumer Report」 https://www.consumerreports.org/insect-repellent/how-safe-is-deet-insect-repellent-safety/


日本はディートへの規制を緩め始めた

そんなアメリカでは生後2ヶ月の幼児からディート製品を使用しても良いとされており、
市販の虫除け製品でも30%の含有率を超えるものがあります。

カナダでは生後6ヶ月〜12歳以下の子どもにはディート含有率が10%以下のものを使用するよう、
政府が推奨。製品としてはアメリカ同様、高含有率のディート製品が市場に出回っています。

我らが日本はというと、2016年以前までは医薬品では含有率12%、医薬部外品では10%以下。
さらに6か月以上2歳未満は1日1回まで、
2歳以上12歳未満は1日1~3回までと使用回数を定める比較的厳しい規制がありました。

しかし2016年、厚生労働省は「安全性に問題はない」として、規制濃度を30%まで引き上げたのです。

それまでの経緯の1つに、日本国内では70年ぶりになるデング熱の感染者発覚と流行があります。
2014年、約160名以上の感染者が確認されニュースになったのを覚えている方も多いかと思います。
その後は流行とまではいかなくても毎年感染者が確認されているのです。


その後厚生労働省は規制を緩和、現在は日本でも海外同様にディート高濃度の製品が市場に投入、
同時に前述のイカリジンも以前までの5%から15%という高濃度に規制が緩和されています。

参考:「日経新聞」https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20HF7_R20C16A6000000/


濃度が影響するのは効き目じゃなく持続時間

ここで知っておきたいのはディートもイカリジンも

高濃度=虫をより寄り付かせない

ではないということです。

濃度が高まることで変わるのはその持続時間で、効果そのものには影響はないことがわかっています。

しかし、一般的には「高濃度=効果が強い」という誤った認識を持つ消費者も多く、
長時間の虫除け効果が必要ではない場面でも高濃度の製品を使用している場合が多いといわれています。


オーガニックな虫除けを取り入れよう



簡単にできるナチュラルでオーガニックな虫除け対策

身体の小さな子供達にディートやイカリジンを使うのが怖い、でも虫刺されは避けたいし、
蚊が媒介する病気も怖いし防ぎたい。

そんなママ達におすすめなオーガニックな虫除け対策をピックアップしてご紹介します。

エッセンシャルアロマオイル

アロマ精油を使った虫除けアイテムは市販のものも多く、馴染みがある方も多いかと思います。
数あるアロマの中でも虫除けとして効果が高いとされているのが

  • ・レモンユーカリ
  • ・カンファー
  • ・レモングラス
  • ・シトロネラ
  • ・ラベンダー
  • ・ゼラニウム

などです。


特にレモンユーカリはディートと同等の忌避効果があるとも言われています。
これらの精油を精製水や無水エタノールを混ぜるだけで、簡単に虫よけスプレーを手作りできますよ。


皮膚の露出を避ける

農業を営む方の多くは夏でも長袖で農作業をしますよね。
皮膚の露出をしない服装は日焼け対策と合わせ、虫よけ対策でもあります。

また衣服の色も重要です。

一般的に
  • ・昆虫類は白、黄、紫
  • ・蚊は黒

を好むとされています。


蚊はモノクロでしか色を認識しないので、
モノクロの状態で黒っぽく見える色に寄っていきやすいと考えて服を選んでみて下さいね。

こまめに汗を拭う

こちらも蚊除け対策ですが…

蚊は二酸化炭素を感知することで人間の存在を認知し、
さらに嗅覚で汗の匂い(乳酸)を頼りにして吸血するターゲットを決めます。
汗っかきの子供が刺されやすいのはこのためです。

効果は高いとはいえませんが、
汗をこまめに拭ったり水で流すことで蚊が近寄ってくるのを防ぐことができます。

刺された時に役立つオーガニックなかゆみ止め



対策しても日本で夏を過ごしていればどうしたって一度は蚊に刺されるもの。

刺されてしまった後によく使われる市販のかゆみ止めにはステロイドが入っているものも多く、
常用するのは危険です。

かゆみ止めもオーガニックな方法を知っておきましょう。

使用済みオーガニックティーバッグ

使用済みのオーガニック緑茶、カモミール、カレンデュラのティーバッグを患部にあてるとかゆみを鎮静してくれます。
特に緑茶はカテキンが肌の不快感を鎮め、腫れも抑えてくれます。

重曹

万能な重曹、虫刺されにも使えます。
適量の水と混ぜてペースト状にして患部に塗り、乾かすとかゆみが治ります。
外出先では難しいですが、自宅に重曹があれば一度やってみて下さいね。


氷で冷やす

冷やすと痒みは治りますよね。
氷や保冷剤を患部に10分程当てれば痒みが落ち着き、腫れもひきます。

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必要な時には市販品にも頼って夏を乗り切ろう



ディートやイガリジンなど、その安全性がいまだ疑わしい成分を使用した市販の虫除けグッズ。

使用を避けることができるのなら避けたいですが、虫が媒介する病気が恐ろしいのも事実。

虫が媒介する病気が蔓延している国への海外旅行や、
国内でも自然豊かな場所に出向く際には普段以上にしっかりと虫対策が必要です。
そんな時は自身の健康、子供の命を守るために市販の虫除け製品に頼ることがあってもいいと筆者は考えています。

普段からできるだけオーガニックな方法で虫除けを実践し、頼るべき時には頼る。
ご自身のライフスタイルや信念に合った虫除け対策をしっかりして、この夏を快適に健康に過ごして下さいね。


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幼少時からのアレルギー体質と病気がちな身体を約2年間の生活習慣改善で克服。自分に起きた変化の科学的根拠を知ろうと世界最大の栄養学校Institute for Integrative Nutritionで最新の統合栄養学を学び、2018年米国代替医療協会認定ホリスティックヘルスコーチの資格を取得。現在は【Lifestyle is Medicine | ライフスタイルは良薬】をモットーに、体年齢−10歳を叶えるライフスタイルを提案する活動をしています。ブログ:ライフスタイル処方箋(https://36de.site/)
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