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Organic Life to all the people.

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オーガニック商品が日本の一般市場で流通されにくい本当の理由は、日本の流通業とベンダーとの関係性・基本構造にあった!

佐々部 千尋
4児(2010♀,2012♀,2015♀,2018♂)の母。 無垢材と漆喰の家にて、夫と子ども達・義両親・義妹との総勢10人暮らし。 ハーブ、クレイ、オーガニック琉球ヘナを活用するセラピストであり、子ども達の創造力・発想力を育む作文講師でもある。 産院、助産院、自宅での出産を経験。 生きる力を信じ、要らないものを出せる自分で在ることが重要だと考え、 「この不自然な世界でいかに自然を楽しみ、自分の人生を創っていくか」をモットーに、「知った上で選ぶ」ことを大切にしている。

オーガニック商品が一般市場で流通されにくい本当の理由


「いつも行くスーパーにオーガニックの野菜がもっとたくさんあったら良いのに。。」
「オーガニックのほうれん草がもっと手軽に買える値段だと嬉しいなぁ。。」


農薬、食品添加物、遺伝子組み換え(GMO)、水問題に放射線影響…
食の安全を気にする一方、日本でオーガニック商品を購入する環境にハードルを感じることは少なくありません。

どうしてこのように、オーガニック商品が一般市場で流通されにくいのでしょうか?

今回は、日本の流通業の基本構造から、その背景を紐解いていきます。


日本でオーガニック商品が高値となる理由とは?


今は、インターネット上のお店で気軽に様々なものを購入することができる時代です。


例えば、私がAmazonを認識したのは、今からおよそ17年前。
web上で書籍を買うことができると知ったときには、大きな衝撃と便利さに夢中になったものでした。

自宅に居ながら、多種多様な本を探せて自宅に届けてくれるシステム。

今では当たり前の買い物スタイルですね。
当時、洋書を手に入れるためには限られた本屋へ行く必要があったので、とても嬉しくなったのを覚えています。

それまでの流通と言えば、
何か商品を購入するためには、売っているお店へ行く必要があるのが一般的で、
生産者やメーカーが消費者へ届ける為に、多くの仲介業者の存在が当たり前でした。

そこには、多くのコストが上乗せされます。
オーガニック商品が高値となる理由の一つに、この流通構造が挙げられます。

今回はオーガニック商品の中でも、ベンダーと買主の間に独特な関係性が存在する農作物について掘り下げてご紹介いたします。
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ベンダーとは?


ベンダーとは、製品を取り扱い、顧客へ製品を提供する業者を指します。
もともとは、「行商人」「売り歩く人」という意味があります。

消費者から見たら小売業者、小売業者から見たら卸売業者、卸売業者から見たら製造元がベンダーになります。

オーガニック商品を生産するのは、やはり大変なのか!?


オーガニックの農作物を生産するには、正しい知識や技術を得ることが必須です。

また、栽培方法だけでなく販売方法の確保が難しい現状があります。(この理由は後述します)

そしてオーガニックであることの認証を取得するとなれば、
時間や労力、人件費や審査代等の金銭的にも各農家にとってはかなりの負担となります。

それらのコストをかけるということは、どうしても慣行農業で作られた作物に比べて割高になることが避けられません。

「なぜオーガニックなのか?」


オーガニック農業の最終的な目的は、「地球を守るため」です。

IN YOU読者の皆さまであれば「当たり前」の感覚であっても、
「なぜオーガニックを選ぶのか?」という価値が、この日本でどれだけの人に認識されているでしょうか?

例えば、「オーガニックでない慣行農業の野菜は危険」というアプローチばかりが
過剰に取り沙汰され、オーガニックの本質である「人間の都合ではなく、地球全体の全ての命を考えていくこと」の発信が埋もれてしまっているようにも感じます。

そのために在るのが今発信しているウェブマガジン、【IN YOU】ですね。

日々の生活の中で家計のことを考えるのは自然なことですから、
どれだけ良さがわかっていたとしても、最終的に消費者は、低価格のものを普段使いとして手にすることが多くなりがちです。

そうして、【価格】がネックになり流通させにくいという循環が生じてしまいます。

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生産者の声


”消費者ニーズのマッチングがまだ一部に限られており、やはり慣行栽培での農産物との価格差がネックとなり広く一般大衆化されていないところが課題だと思う。”

引用:次代の農と食をつくる会「オーガニック・エコ農産物の普及拡大に関する調査報告」

オーガニック商品を販売するのは大変なのか!?


次に、オーガニック商品を販売する流通業者・小売事業者の立場になって考えてみます。

オーガニック商品に関心のない消費者としては、

・価格が高い
・野菜や果物の形が不揃いだから嫌
・近くに買える場所がない


これらがオーガニック商品に対する声のトップ3です。

当然ながら小売業者としては、売れるものを売りたいわけです。

例えば、大型スーパーや量販店は大量に仕入れて販売できるからこそ、価格競争に勝てるという利点を活かして展開されているので、
そもそも生産量が少なく、供給量が不安定な農作物は取り扱いにくくなりますね。

ここでも、消費者はもちろん、流通業者・小売事業者のオーガニックに対する情報不足が浮かび上がってくるのは言うまでもありません。

「価値がわかる」からこそ、喜んでお金を渡せるのです。

流通業者・小売業者の声

”流通コストがかかりすぎること。商品品質を安定化して、A 品質を生産すること。
また、 消費者の知識不足。消費者は JAS 規格が一番と考えていることが多く、安心安全を求めていても、
結局は見た目重視になる。一般生産品で言われている商品の選び方を、オーガニック 商品にも当てはめてしまっている。
これは、オーガニック商品を取り扱っている私達の側の問題点としてもある。知識を伝えきれていない。 ”

”美味しくない商品が当たり前に作られている事が、販売にあたっての課題。オーガニック
である事自体が目的となり、オーガニックだから美味しくなくても仕方ないといった作り手が一定数いる事を感じている。
故に高くて美味しくないという失敗体験からせっかく頑張っている作り手のものも、有機が好きというユーザーしか手に取らない。”

引用:次代の農と食をつくる会「オーガニック・エコ農産物の普及拡大に関する調査報告」

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日本における流通業の基本構造


例えば農産物に関して見てみると、

農家→農協→卸売市場→仲卸業者→小売事業者→消費者

一般的にはこの形態を取ることが多く、
野菜の約7割、果物の約5割が卸売市場を経て流通されています。

この形態では、ご覧の通り商品が生産者である「農家」から「消費者」へ渡るまで、
数々の業者が関わっているので、その分、中間手数料が増えます。

つまり、農家の収入は少なくなります。

価格を決めるのは誰!?ベンダーとの関係性に注目!


今回、最もお伝えしたい「オーガニック商品が流通されにくい本当の理由」の【肝】がココにあります。

生産者である農家は、自分が作った農作物の価格を決める権利がありません!
消費者に渡るときの価格決定権は、小売業者にあります。

卸売市場の「せり」の様子をご覧になったことがありますか?

「せり」では、卸売業者が買い手である「仲卸業者」や「売買参加者」に競争で値段を付けさせて、最高値を付けた人に売られます。

つまり、農家は卸売市場に卸した段階ではいくらになるのかわからないということです。
そのため、多くのコストをかけたとしても、それに見合った価格になるとは限らず、考慮されることも期待できません。

(もちろん流通方法によっては生産者が値段を決めるケースもあります)

作れば作るほど見合った対価を受け取れないのでは、
コストを気にせずこだわりの農作物を作り続けることができなくなりますね。

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流通ルートの拡大に政府も取り組んでいます。


農作物の流通も、「農協に卸しておわり」ではなく、卸売市場を通さずに小売業者や消費者へ直接届ける等、拡大しつつあります。

農林水産省は、

”オーガニック・エコ農産物の国内シェアを拡大するため、生産者と実需者(スーパーマーケット、レストラン等)の連携を促進し円滑なビジネス環境を整えるとともに、新規就農・転換者の定着・拡大や地域の生産供給拠点を構築するための取組を支援する。”

として「オーガニック・エコ農産物安定供給体制構築事業」を進めています。

引用:農林水産省

この中で、【生産供給拠点の構築】が掲げられており、
オーガニック農家の育成や業者間のネットワーク作り等を支援することが明示されていることが素敵だと思います。

孤独になりがちなオーガニック農家同士が繋がることで、
ノウハウの共有も広がり、より多種類の農作物を作ることができるようになりそうです。

メンタルの部分でも、同じ志を持つ仲間の存在はモチベーションアップにもなります。

オーガニック農家増える

生産量が増える

安定供給可能となる

流通させやすくなる

販売箇所が増える

消費者が買いやすくなる

単価を下げることが可能となる

販売量が増える

結果として農家の収入が上がる

さらなる生産投資可能


このような循環が生まれることに期待です!

「なぜオーガニックなのか」を知った人から楽しんでいきましょう!


生産者、消費者共に、それぞれの立場からのみ物事を捉えると、
お互いの状況に寄り添うことが難しくなります。

目先の損得に囚われず、
「地球を護るためにはどうすれば良いのか」を選択基準にすることで、
結果的に個々人にとって「幸せ」が廻ります。

全てではなくても、何か一品をオーガニックにすることが積み重なって、
流通を拡げることは不可能ではないはずです。

近くのスーパーの小さなスペースで、オーガニック商品を見つけたら、
生産者のことをちょっと感じるだけでも感謝の気持ちで自分もほっこりしませんか?

「農薬は怖いから」
「健康のために」と、知識だけで無理にチェンジするのではなく、

心地好い!楽しい!嬉しい!美味しい!環境にもいい!

こうした気持ちが芽生えたら、そのままを身近な誰かに伝えてみてください。

記事をシェアしてもいいですね。

もしSNSを日常的に使っているなら、ワクワクな気持ちを発信してみてください。

ひとりひとりの「楽しくて明るい」オーガニックが、無関心の人達も気にせずにはいられないぐらい大きく広がるかもしれません。

この記事を読んだ人からオーガニックに投票していこう!

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出典:わが国の小規模有機農業経営が抱える課題~富士山麓における取組事例から~
オーガニック・エコ農産物の普及拡大に関する調査報告(次代の農と食をつくる会 )
農林水産省「有機農業をめぐる事情」
農林水産省「オーガニック・エコ農業の拡大に向けて」

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佐々部 千尋
4児(2010♀,2012♀,2015♀,2018♂)の母。 無垢材と漆喰の家にて、夫と子ども達・義両親・義妹との総勢10人暮らし。 ハーブ、クレイ、オーガニック琉球ヘナを活用するセラピストであり、子ども達の創造力・発想力を育む作文講師でもある。 産院、助産院、自宅での出産を経験。 生きる力を信じ、要らないものを出せる自分で在ることが重要だと考え、 「この不自然な世界でいかに自然を楽しみ、自分の人生を創っていくか」をモットーに、「知った上で選ぶ」ことを大切にしている。
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