隠蔽は当たり前。放射性物質や発がん性物質が含まれても平気で出荷している人達がいる。農家になって初めてわかった日本の農産物の裏側と危機。これを知れば、今日から買い物の仕方が変わります。
隠蔽、捏造、詐欺、横領。
このようなことが平気で起こり、
報道されていることも正しいかどうかわからない世の中…
私たちの知っていることは本当に真実でしょうか?
テレビや本だけでなく、スマホですぐに情報が手に入り
とても便利になりましたが、
嘘
もたくさんあるのは事実です。大量の情報の中から真実を見極め、正しい知識を身につけることは本当に難しい世の中になってしまいました。
特に、私たちの生活や健康に大きく関わる食ベ物については、
色んな情報が錯乱している上、色んな商品があり、広告で色付けされ、
真実が何なのか見極めるのが難しいと思います。
表にはあまり出回らない情報。
それは、
その情報が出回ることで困る人がいるから
もしくは、その情報が表に出るとまずいという人がいるから
などという理由で、消費者のことは二の次になっていることが多いように思います。
わたしは、去年、農家を始めました。
理由は、一つではないのですが、その一つとして
子どもたちが健やかに育つのに必要な野菜や食べ物を作るため
です。姪の病気をきっかけに、病気のこと、食事のことを勉強するうちに、
日本には安心して食べられるのもがかなり少ない
ということに気が付きました。はっきり言います。
『国産なら安心。』は、もう遅れています。
添加物や化学調味料、人口甘味料など様々な心配な事柄がありますが、今回は野菜をテーマにします。
一般的なスーパーで取り扱う野菜はほとんどが
慣行栽培(かんこうさいばい)で作られています。
慣行栽培は化学肥料、除草剤や農薬を使って野菜を育てるというのが主流です。
また、大規模で栽培するものは、ほとんどが機械作業になり、
土づくりから種をまいて、野菜が大きくなって収穫、袋詰めまで
一切人の手に触れることなく作られているということもあります。
言い換えると、
化学の力とロボットによって機械的に生産されているということです。
いわゆる、マニュアル栽培とでも言いましょうか。
慣行栽培を生業にされている農家さんに対して、
とても失礼な発言だと思われた方もいらっしゃると思います。
が、それも承知の上です。
私もその野菜を食べて大きくしてもらいました。
それでも、真実を一人でも多くの人に知ってもらいたいがために、
このような言い方をさせていただきました。
慣行栽培は日本の一次産業を支えてきたものではありますが、
日本では、海外で禁止された農薬などが今だに使われているものもあり、とても最新の技術であるとは言えません。
これらがもたらす健康被害、特に身体が小さく、身体を作っている段階の子どもの身体に対する影響は計り知れません。
「子どもが野菜を食べてくれない。」「子どもは、野菜が嫌い。」ということをよく聞きます。
それが、正解です。
お子様は、化学的に作られたもの、危険なものを身体で感じ取っています。
でも、それが農薬や化学肥料によるものだと知らないので、
「食べない。」「嫌い。」と言うしかないのです。
もちろん、もともと辛みや苦みのある野菜は小さい頃は苦手かもしれません。
でも、
わたしは、子どもの野菜嫌いは、
美味しくない野菜を選んでいる親の責任だと思っています。
減農薬ならまだいいんじゃないの?と言われるかたもいらっしゃいますが、
ほぼ同じと思ってください。
農薬を使う回数を減らしても、化学肥料で大きくなった野菜は、野菜の形をした化学物質だと思ってください。
また、農薬は使ってない、といいながら、その作物が植わっている土に
除草剤を使っていたり、化学肥料を使っていることも多々あります。
プランターなどで、無農薬で家庭菜園されている方も、その土には何が入っているか今一度確認してみてください。
売られている野菜の土のほとんどには、化学肥料が入っています。
基本的に、化学の力に頼らないのであれば、土ができていないと野菜はできません。その土地の土によほどのポテンシャルがある場合を除いては。
農家さんは一生懸命野菜を作ってらっしゃいます。
しかし、野菜を育てる方法が慣行栽培以外にもあることを知らされていないだけなのです。
その栽培方法が身体にとって危険なものであるということを
私たち消費者が“買わない”という選択をすることで日本の農家さん、そして農業を変えていく必要があります。
「じゃあ、できるだけ、有機栽培や自然栽培の野菜を購入してみようかな」と思った方が一人でもいらっしゃると幸いです。
でも、待ってください。もう一つ伝えておきたいことがあります。
むしろ、ここからが本題です。笑
どうか、最後までお付き合いください。
お願いします。
農家になって分かった、日本の有機栽培野菜の実態とは…。
IN YOUを読んでくださっている読者は、
食事や生活、健康に関心の高い方が多いと思います。
スーパーの慣行栽培の野菜は買わない、
オーガニック野菜以外は買わない、という方も多いと思います。
しかし、その有機栽培の野菜は本当に大丈夫ですか?
わたしは、農家になるまでは、オーガニックのもの、いわゆる有機栽培の野菜は安心。と思っていました。
有機栽培の野菜を取り扱っているようなスーパーにいくと、
農家さんと直接取引しているお店が多いため、農家さんの名前などが書かれています。
その中から選んで野菜を購入していくうちに、なんとなくではありますが
「この農家さんの野菜は好きだな」とか「この農家さんのは日持ちがしないな」、「えぐみがすごいな」、など
わからないなりに、好きな農家さんが決まってくるようになりました。
今では、自分の好きだった農家さんの下で野菜作りを教わっているのですが、
農家になって知識や生産物の情報が入ってくるようになって
信じられない事実をいくつも知ることになりました。
驚愕の事実①。検査をして、基準値を超える放射線量が出ているにも関わらず、普通に出荷されている野菜があります。
「・・・・・・・?!!!!!!!」
私は、初めてその事実を聞いた時、言葉を失いました。
これは、関東の方で有機栽培をされている方に伺ったお話です。
「東北からは離れているけど、(放射性物質は)風に乗ってきているのか…本当のところは、引っ越しして野菜を作りたいけど、土地の問題も生活の問題もあるしなかなか難しい…」
これが農家さんの本音です。
日本には、風評被害という言葉があります。
天災を受けて、かわいそうだから、応援してあげたい!
東北の方へボランティアに行かれた方も多かったと思います。
応援のために東北の生産物を進んで購入されてる方もいらっしゃると思います。
日本人は、弱いもの・かわいそうなものを守るという風習と
国にも様々な制度がありますよね。
それが、いい方向に働けばいいのですが、悪い方向に働いてしまうことが多いように思います。
本当に、被災者様や日本に住んでいる一人一人のことを考えるのであれば、
事実を公表し、しっかりと伝え、次のステップに進む方法を示すということが必要だと思うのですが、
どうしても悪いことは隠し、知らない間に悪かったことは消されていく癖が抜けない日本。
これは、オーガニックな生活が日本で普及しない理由のひとつです。
もちろん、その農家さんは自分の土地で栽培されている野菜は食べないそうですよ。
これが真実です。
驚愕の事実②。有機栽培の落とし穴。野菜に発ガン性物質?!堆肥に何を使うかとその量の調節は、すべて農家次第。知らないと、発がん性物質を大量に含む危険性有り。
オーガニックな野菜というと、有機栽培野菜のイメージがあると思います。
有機栽培とは、大きな意味で、簡単に言うと、
化学的に作られた肥料でなく、有機肥料を使って栽培する方法のことを言います。
炭素循環農法という人もいます。自然栽培という言葉もありますよね。
「・・・結局、どれなの?」
そうなんです。農家ながら、わたしもそう思います。笑
例えば、自然栽培のことを
自然栽培=肥料も水も与えないのはもちろん、土地のポテンシャルだけで何もしない栽培方法
という人もいれば、
自然栽培=土を作るために木のチップや草などの植物のみ(有機物)を入れて土づくりをする、いわゆる、肥料を自然のもので作って野菜の栽培をする方法
という人もいます。
わたし個人的には、後者は、有機栽培に当てはまるのかなあ?と思うのですが、違う!という方もいます。
このように、完全な定義がないから、言葉だけが独り歩きしてしまい、
結局どの栽培方法がどれなのか、明確な基準がなく、不透明な栽培方法なのです。
先ほど、自然栽培を例に出しましたが、野菜を作るためには野菜の栄養のもとになる有機物が欠かせません。
何も土に入れずに野菜を育てるには、かなりの技術と莫大な年月がかかります。
もしくは、初めの一回はできるけど、野菜ができることで、地力を野菜がすべて吸い取るので、二回目以降からできなくなるというのがセオリーです。
果物など木になるものは、ある程度木が大きくなれば、木に力があるので何もしなくても毎年実が付くということがあります。
自然に生えているビワや梅などがその例ですね。
野菜農業だけを生業としている農家さんにとって、土に有機物を入れないで野菜を育てるのは不可能に近いのが真実です。
(わたしの知識不足でしたらすみません。そんな農家さんがいらっしゃったら、是非会いに行きたいので教えてください。)
信念をもって野菜作りをされているオーガニック農家さんたちは、必ず、
この野菜のごはんとなる
有機物いわゆる肥料に何を使うか
また、その肥料をどれだけの量を使うかを土の状態や気候、野菜の種類などによって見極めています。
まさに、我が子に何を食べさせるかを悩む親と同じ感覚です。
もう少し、掘り下げるために
野菜ができる過程を単純に説明します。
①土に有機物が入る→
②土にいる微生物などにより、有機物がまずはアンモニア成分に分解される。→
③アンモニア成分がまた微生物により、窒素成分にされる→
④その分解された窒素分(これを硝酸態窒素と言います。)を野菜は栄養として吸い取って成長する
つまり、野菜の成長には、土の中で最終的に作られる
硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)
という成分が必要ということです。この硝酸態窒素を確保するために、有機物すなわち肥料が施されます。
野菜の成長が早いまたは大きくなるという理由で有機栽培に使われる
動物性アンモニア堆肥とは、
鶏糞・豚糞・牛糞のことを言います。
動物のうんちです。
日本にある有機JASという基準でも認められているものです。
しかし、この動物性アンモニア堆肥。
使う量や堆肥の発酵具合によって
発がん性物質や遺伝子組み換えのなごりが野菜に残る危険性があります。
理由は、遺伝子組み換え飼料など動物たちが食べているものに大きく左右されるという点と
糞尿が完全に発酵されていないものは
アンモニア成分が必要以上に多く含まれいるため、野菜に硝酸態窒素が残ってしまうという点です。
野菜にとっては必要不可欠な硝酸態窒素ですが、
人間にとっては、
毒
になります。また、堆肥に何を使っているか、
どれだけの量を使うかは、制限がある訳でもなく
誰に見られている訳でもなく、
野菜一つ一つが検査される訳ではありません。
それぞれの農家さん次第
ということを頭に入れておいてください。もちろん、全ての農家さんや商品がそうではありません。
このようなことを言うと、
いちいち疑ったり、気にしていたら何も食べられない、と言われるかもしれません。
しかし、子どもたちの未来や大切な人の健康を守るために
そういう事実があるということを頭に入れて、商品を選ばなくてはいけません。
ただでさえ、慣行栽培より生産量も限られ、
難易度も高いオーガニックの野菜を選んで作るぐらいなので、
信念を持って野菜を作っていると思いがちですが、
オーガニックに全く興味のない農家さんもいれば、
オーガニックの方が高く売れそうだから
という理由でオーガニック農家をされている方も実際にいます。
農家にならないとわからない、ここだけの話です。
悲しいことに、知識が不十分なのか、少しの妥協なのかはわかりませんが
嘘をついている農家さんはたくさん見てきました・・・。
放射線物質同様、残留硝酸態窒素も目には見えません。
味に、えぐみなどがでる場合もありますが、
オーガニックの野菜だから、こんなこともあるのかな?と思ってしまう消費者の方もいると思います。
これからは、オーガニック野菜を買う上で、堆肥に何を使われているかまで意識を向けることが必要です。
オーガニック食品を取り扱うお店によっては、どんな堆肥を使っているかまで表示しているお店もありますし、
農家から直で個人的に野菜を注文できるような形態をとっている農家さんも多くなってきました。
これこそ、
情報の力を思う存分使え、
ですね。日本の農家は人口全体の3.5%。そのうち有機栽培農家は、農家全体の0.1%。さらに、放射線物質や残留硝酸態窒素まで目を向けている農家さんは果たして何%でしょうか・・・
※農林水産省:農村の現状に関する統計より
いよいよ、食べられる野菜がなくなりますね…。
自分が食べたい野菜を作る。
私が農家になった理由の一つです。
わたしたち消費者は、大量の情報の中から
このような農家さんが生産される野菜を見つけ出さなくてはなりません。
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