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その魚、もう食べられなくなるかも。「温暖化」と聞いて「自分に関係ない遠い世界の話」「生活に変化はない」と思っていませんか?温暖化が招くあなたの食卓への深刻な影響とは。

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「温暖化」は「自分には関係がない遠い世界のこと」「生活に大きな変化は現れない」と思っていませんか?

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温暖化と叫ばれるようになって久しいですね。
特に近年は「夏が暑すぎる」「豪雨・竜巻災害が頻発」などその影響は露骨です。

「エルニーニョ」だの「ラニーニャ」だの「ゲリラ豪雨」だの「爆弾低気圧」だの、
とあまり耳障りのよろしくない単語がもうすっかり日常に定着してしまっている始末。

ああ、どうなるんだろう。

最近、だいぶ研究も進んでまいりまして、地球表面積の7割以上を占めているという海においてもその影響がだんだんと白日の下にさらされようとしているのです。

皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
「海水温の上昇」「サンゴの白化」「海流の変化」「海面膨張」「北極海の氷の減少」などなど。

そういえば最近気になりませんか。


普段買うお魚の値段も年によって随分と乱高下。
「今年は○○が記録的大不漁!」なんて。

はっきり言って我々日本人の食文化は海の幸とは切っても切り離せない関係ですからね。

最近養殖が盛んになってきたとはいえ、大丈夫なのだろうか……?
そんな心配に切り込んでいこうというお話です。

「温暖化」は「自分には関係がない遠い世界のこと」「生活に大きな変化は現れない」と思っていたら大間違いなのです。


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今次第にわかりつつある「海の温暖化」による深刻な影響はすでにこんなにたくさん、出ています。

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現在、海で急速に進行している事がらを、まず紹介いたします。

これは大なり小なり驚きや脅威をも含むものですが、
ただ学会のトレンドとして新たに浮かび上がってきている事実からの推測です。

そういった認識で受け止めましょう。

そして、それを抜きにして今後の私たちの日々の台所の予測すらおぼつかないですね。

1. 海水温の上昇
2. 水位上昇
3. 塩分濃度の変化
4. 海中の貧酸素化
5. 海流の変化
6. 酸性化



もうこれを見ただけで「どれだけだよ」という気持ちでいっぱいになってきます。

ただこれでもあくまで「今わかってる範囲」にすぎません。


1. はだいたい想像がつくでしょう。


2. は何も南極の氷が溶けてという未来的な話ではございません。


海面膨張というのがあるのです。温度が高くなって水が膨張してしまうのです。
だから、いま世界中の島や沿岸などで高潮や土壌侵食などが深刻になってきているのです。
一応事実として申し述べておきますが、この100~150年ほどの間に世界の海面水位は数十cm上がっています。

3. 南極やグリーンランドなど真水の氷が溶けて海に流れる。


あるいは、活発に蒸発して、どこかで大量の雨や雪を降らせる。
などといった影響で世界各地塩分濃度が変化すると指摘されております。
さらにそれがどういう影響を与えるかというまではまだあまりわかっていませんが・・・

4. 海水には酸素が溶けていますが、一般に水温が高いほど水に溶けにくいです。

生態系への影響は当然に懸念されます。既に「デッドゾーン」などという見るもいかめしい「生物の生息できない領域」が広まってきているといいうことです。

5. 普段よく聞くことですが、これは結構複雑です。

例えば浅い部分と深海部分の間でやりとりされる潮の流れというのもあります。例えば海に流れ込む川などからの淡水温が低いと、深海へと“沈み込もう”とする働きがあります。
すると、浅い部分と深海がかき混ぜられます。例えば日本海における国家的データでは近年それが弱まっています。

6. 大気中のメタンや二酸化炭素濃度が増えると、それを海水が吸収して“酸性化”してしまいます。

生態系への甚大な影響が懸念されます。
特に二酸化炭素濃度上昇とサンゴ減少の因果関係が強く指摘されています。

海の中というのは普通の私たちにはあまりに縁遠いものですから、ついつい見逃してしまいがち。
しかし、そこには私たちの知らないものすごく独特で壮大でデリケートな世界が広がっているようです。

そして、残念ながらもう既に驚嘆すべき変化が起こってしまい、
今もなお深刻な勢いで進行中であることを覚悟すべきかもしれませんね。

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「海の温暖化」による私たちの「大衆魚」への影響は?

じゃあ、これによって、私たちの一番身近な食卓はどうなるの!?

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さあ、だいぶひいてしまわれた方も多いんじゃないでしょうか。

じゃあ、私たちの一番身近な食卓はどうなるんだ!?


と気になるところ。
とにかく、サンゴがひどい目に遭っているのはよく知られています。

じゃあほかのはどうなんだ?サンマ・サケ・マス・イワシ・マグロ……。あんなものまで食べられなくなるのか?


今わかっていることと推測されるところをこれからどうぞ。

どうなるかわからない、〈タラ類〉

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世界の天然漁獲は7~80年代最高潮を迎え、以後は減少傾向、ただ2010年代頃からわずかに持ち直しつつあるようです。
ある程度までの水温上昇はかえってタラ類の稚魚の発育を助け、早く大型化してほかの捕食者の脅威から逃れられる、などといった推測がなされているようです。
ただ水温上昇がある一定を越えると、逆に減少傾向が指摘されています。
水温の上昇、海水の酸欠、酸性化などの影響が取りざたされております。

身近なところで獲れなくなる恐れも?天然のしゃけは幻になるかも。〈サケ・マス類〉

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サケ・マスの漁獲は少しずつですが、増えている傾向です。
ただ、湖沼での氷が溶けたり、海水が酸性化して彼らの餌とする動物性プランクトンが減少したり、増水から川への遡上が難しくなったりして悪影響が出るのではないかという懸念があります。

そして、これはほかの魚介類にも言えることですが、水温上昇によってみんな「高緯度へ」と移動してゆきます。
生息域が変わってきてしまうので従来と獲れる地域が変わってきます。


ちょうど、サケ・マスのやってくる南の端っこに位置する私たち日本ではこういった
“寒流系の海の魚”を天然のまま身近で捕まえるのは、どんどん難しくなってゆきそうです。

今やかつての100分の1以下の数担った〈イワシ類〉

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イワシは単なる食料というだけでなく飼料であり肥料です。
即ち、これらが減ってしまうと、ほかの畜産系やら農作物へまで影響が出てしまいます。

イワシは数十年単位でダイナミックにその資源量の変化サイクルがあるといわれ、例えば80年代中頃には400万tあった日本のマイワシ漁獲高が90年代には1/100まで落ち込みました。その影響は乱獲だけではないようです。

そしてやはり、全体として漁場が高緯度へと移動しつつあるようです。

また、動物性プランクトンを食べるライバルとしてクラゲの増減との関係が指摘されております。
温暖化との関係については特に生態系のほかの生物の動態についても注意深く見守る必要があるようです。

まだセーフだけれど・・・・〈サンマ〉

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秋の味覚です。
ただでさえ、中国や台湾という諸外国の漁獲高が上がり、そのあおりを食って日本は汲々です。

しかし、世界全体で見るとサンマの漁獲高は増加傾向を示しており、比較的温暖化に対応した魚ではないかと言われております。
と言っても温暖化の行きすぎ、乱獲などによってどうなることでしょう。

絶滅すら危惧されつつある〈マグロ類〉

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特に最近絶滅が危惧されているクロマグロというのは産卵の時期と場所が5~6月に沖縄南方から台湾東方辺りの海域と、ものすごく限定された種です。
よって、少しの変化にもデリケートです。
彼らが減りすぎたのは乱獲だけの影響ではないかもしれません。
ただ、ほかのメバチやビンナガは必ずしも温暖化によって不利になるわけでもないようです。

身近なのに食べられなくなる日も近い?!〈海藻・貝・エビ・ウニなど岩礁に暮らす生き物〉

いきすぎた水温上昇により岩礁に生える海藻が死んでしまう現象“磯焼け”。
こうなるとそれを食べたり、そこを暮らしの場としている生き物も暮らせなくなってしまいます。

彼らもだんだん高緯度へ移動しているようです。

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はい、温暖化は、私たちの食卓にもろに関係していきます。


温暖化によって我々の食卓も無縁ではなさそうです。
今馴染みである魚も気付くとずっと高嶺の花になっていたり、あるいは高級魚がうんと身近になるかもしれませんね。
ただ、私たちの暮らしが同じ地球上に暮らすほかの生き物たちにいかに大きな影響を与えているかということは想像できるのでは。


観光も経済も彼らなしに成り立ちません。
この慌ただしい現代社会において、私たちはいったい何に向かって“生きている”のかは考えた方がいいかもしれません。
なぜなら彼らも同じように“生きて”いますからね。


私たちが今すぐできることとは?

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私たち一人一人が身近にできることから積み重ねていくということは、今すぐでにも、できるのじゃないでしょうか。

例えば、

省エネ・省資源・脱炭素

今使っている電気やエネルギーなどに無駄がないか、切り詰められるところはないか

必要のない限り普段スーパーなんかでもらうレジビニールよりは持参のマイバッグを使う

ビニールやプラスティック製品は買わない代わりにずっと使える素材のものを

地球に負担をかける化学薬品の使用をやめて、重曹など身近に使えるものをなるべく使う

環境汚染につながる農薬のついた食品は買わずにオーガニック食品を買う

食べ物は皮ごと丸ごと食べられるオーガニック食品を食べる(ゴミを減らす)

余るほど食品を安売りセールなどで買わず、食べきれるくらいの高級食材を少量買う

育てるだけでも環境に負担をかける動物性食材(特に肉など)の割合を減らしてみる

そこは車でなく自転車や歩きで行けないか?運動にもなるし歩くことを徹底する


などなど。

室内でエアコンなどの冷暖房器具も時に必要ですが、
便利なものに頼りすぎなくても、ほかに涼や暖を緩和する知恵というのはたくさんあると思いませんか?

そういった暮らしはまた私たちの財布や体にも優しいですからね。

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それに私たち人間は元々そうやって生きつないできたのを忘れたくありません。

まず、それぞれできることから考え、行動に移すこと。やってみることが重要です。



IN YOUMarketでオススメ!環境に負担をかけず、なんども使える、超エコな洗剤:天然ウォッシュナッツを試してみよう。


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ご紹介するのは、ナチュラルウォッシュに使える
天然の木の実「ウォッシュナッツ」。

くるみのような、ドライフルーツのような見た目の、可愛いい石鹸の実です。

天然成分を使用した環境配慮型の洗剤を使っている方は多いと思いますが、
木の実だけで洗うウォッシュナッツは、原材料が目で見わかるから、視覚的にも安心できる商品。

ウォッシュナッツの原料、ムクロジは、
日本でも温暖な地域(関東以西から九州)に生息していて、神社仏閣などでよく見られる木です。

というのも、ムクロジは無患子という漢字からもわかるように、
病気を避けると言われていて、ムクロジの実に入っている種は、数珠にも使われています。

それから、羽子板の羽のおもり、そろばん玉などにも利用され、日本でも身近に使われているムクロジ。
延命皮(えんめいひ)という生薬名も持っていて、漢方薬として強壮・止血・消炎などにも使われてきました。
合成界面活性剤・合成香料・着色料・保存料無添加だから、
安心のウォッシュナッツです。

【他にもいろんな意見に触れてみよう】

海外の大手新聞やメディアでも報道される程の食品ラップの害と、熱々のおにぎりに使用する日本。この意識の差はどこから生じているのか。

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