80歳になると14本しか残らない歯の予防にだらしない日本人の危険な口腔環境。1本でも多くの歯を残し生涯健康でいるために今私たちがすべきオーラルケアとは。
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イベントシーズンだからこそ、体調はもちろん口腔環境を整えることが大切です
12月に入り、今年も締めくくりの時期が近づいてきました。
12月といえば、クリスマスに忘年会、
そして程なくして年の瀬を迎え、
さらにはお正月に新年会と、様々なイベントが続きます。
普段から健康的な食事や生活に気を付けているとはいえ、
この時期はどうしても普段より多く食べ過ぎたり、
お酒の量が増えることもあるのではないでしょうか。
また、食事や生活が乱れると免疫力も低下しがち。
それに加えて、ウイルス性疾患などの感染症も流行する時期で、
体調不良を起こす人が続出するのもこの時期。。。
体調管理にはより一層の注意が必要な時期でもありますね。
体調を崩すことも辛いですが、
病気に罹らず元気に過ごしていたとしても、
口腔内の状態を乱して虫歯や歯茎のトラブルを抱えてしまっては、
美味しく食事を楽しむことができません。
楽しいイベントが盛りだくさんのこの時期だからこそ、
今一度、口腔内の健康について立ち止まって考えておきたいものです。
あって当たり前?毎日支えてくれている自分の歯は本当に健康ですか?丈夫な歯の重要性とは!?
咀嚼による内臓への影響と栄養吸収
イベントに欠かせない美味しい食事の数々。これらを楽しむには、食べたものをしっかりと咀嚼できる歯が揃っている必要があります。
また、食べたものを細かく噛み砕くからこそ、胃腸への負担を軽減し、
栄養素をきちんと吸収し、肥満予防にもつながります。
咀嚼に欠かすことができない、大切な「歯」。
私たちの「歯」は、永久歯に生え変わってから
一生お世話になる大切な体の一部なのです。
発ガン性物質をも無毒化する唾液の消化酵素
また、
「発がん物質の持つ毒性は、唾液に30秒つけるだけでほとんど無毒化される」
という報告があります。
唾液に含まれる消化酵素の働きによって、食べ物が消化されることは誰もが知っていることですが
唾液にはこの他に、約15種類もの酵素群があります。
そして、これらは発ガン性物質である活性酸素をも除去すると言われています。
つまり、唾液に含まれる酵素はガンをも予防してくれると考えられるのです。
1日で分泌される唾液の量は、成人で平均1〜1.5リットルと言われていますが、
これは健康的な咀嚼ができていてこそ。
入れ歯や差し歯、歯が揃っていないために、よく噛まないで飲み込んでしまう場合は
唾液の量も少なくなってしまいます。
唾液の量を維持するためにも、丈夫で健康な歯を維持することはとても重要なのです。
味蕾が正常だと唾液の分泌も正常になりやすい
舌にある、味を司る味蕾機能は、唾液の分泌とも連動しています。
すっぱいもの、美味しいものを食べた際、唾液の分泌がさかんになり、
また、想像しただけでも唾液が出るのは味蕾機能が正常であるからです。
唾液の量が増えることで、唾液の消化酵素が腸の働きを助け、
食べ物の消化と栄養素の吸収を促すだけでなく、
食べ物に含まれる毒素も軽減してくれるのです。
健康的な生活を送るうえで、良質な食べ物の選択は最重要項目ですので、
常に味蕾の機能を正常にしておくことは大切です。
添加物や防腐剤などを多く含む食べ物、腐敗したものなどをしっかりと選別できるようになれば、
体は自然と良質な食べ物を求めるようになり、食生活も正しい方向に向かうからです。
しかし。残念なことに、市販されている多くの歯磨き剤には
石油系の合成界面活性剤や化学物質が含まれているのが現状。
これらは味蕾機能にも大きく影響を与え、
良質な食べ物の識別機能が低下する原因となる場合があります。
歯磨きの後に、みかんやコーヒーなどのものを食べたり飲んだりしたときに、
いつもと違う変な味がする、といった経験はないでしょうか。
これは、歯磨き剤に含まれる化学物質の影響で、私たちの味蕾機能が破壊されているからです。
無くなったら一大事!注意すべきは歯周病
上記のような点で、歯を残すということはすごく大切!
日本では、1989年から「8020(ハチマルニイマル)」
という運動を展開してきました。
親知らずを除いた成人の歯は28本ですが
その内の20本は80歳を過ぎても
健康な自分の歯のままで残そう、という運動です。
ところが、2013年の調査では、
80歳で健康な状態を保っている歯の平均本数は
14本に過ぎないことが実態として明らかになりました。
残っている歯の数と医療費の関係
歯が多く残っている人ほど、年間の医療費が少ないという報告があります。
歯の治療には多額の費用がかかるということは皆さんもよくご存知のことでしょう。
しかし、この医療費とは歯科の医療費のことだけではありません。
生活習慣病をはじめとする全身疾患に対する医療費のことです。
香川県歯科医師会では、毎年40代以上の人を対象に
口の健康と医療費に関する調査を行っています。
これによると、残っている歯の本数と年間歯科医療費の関係について、
残存数20本以上の人の平均医療費が38万円であることに対し
10本以下の人は51万円と、実に一人当たり年間13万円もの医療費の差がある、
との報告がされているのです。
世界で最も蔓延している、サイレントディジーズの歯周病
40代後半から50代にかけて、歯を失うケースが増加します。
その原因として、虫歯ではなく歯周病が上回るのがこの年代で
60代になると顕著に歯が少なくなってきます。
このように、歯周病といえば中高年の病気だというイメージがありますが
歯周病予備軍も含めると、日本の人口の約7割が歯周病を持ち
20代でも半数以上がその数に入るとも言われています。
これは、日本人に限ったことではなく、
2001年にはギネスブックに
「世界で最も蔓延している病気は歯周病である」
と記載されているほどなのです。
歯周病は、別名「サイレントディジーズ(静かなる病気)」とも呼ばれています。
初期の段階では自覚症状が少なく
気づいた時には既に重症化していることが多いからです。
最近でこそ、予防歯科が推奨され定期的に歯科に通って
点検している人も増えてきたように感じます。
それでも、歯が痛かったり詰め物がとれたりなど、
よほどのことがなければ歯科に行くことはないのではないでしょうか。
そうしている間に、歯周病は進行しているのかもしれません。
歯を守るために、すべきこと
可能であれば、1本でも大切な歯を失いたくない!
これは誰もが考えていることでしょう。
年末だから、イベントが多からということに関わらず
食事は日々の私たちの大きな楽しみの一つでもあります。
では、私たちの大切な歯を守るためにすべきこととは。
1、セルフケア
2、プロケア
です。
まずセルフケアは、その名の通り私たちが日々行う歯磨きなどのことです。
歯ブラシと歯磨き剤によるブラッシングの他に
歯間や歯と歯茎の境目の汚れに対して
デンタルフロスや歯間ブラシを行うこともあります。
次にプロケアとは、PMTC(ProfessionalMechanicalToothCleaning)と呼ばれており、
歯科衛生士が専門器具を使って歯の清掃を行います。
このPMTCでは、「口腔内の状態の確認」「クリーニング」「ブラッシング指導」の3つが行われます。
さて、あなたはの歯は正しいケアが行われていますか?
自らが学ぶことで虫歯予防をしなくてはならない日本!?
最近でこそ、予防歯科が推奨されるようになっていますが
実は日本では、自らが勉強して自己責任性を強め、
歯の管理をする必要があるのです。
その理由として、日本での歯科保険診療の点数制において
虫歯予防に関する点数があまり良くないという実態があります。
歯科医院では、虫歯になってからの治療や入れ歯、
インプラントや歯の矯正などは高い点数制により多くの収入が入ります。
しかし、ブラッシング指導や歯垢や歯石の除去だけでは手間が多い割に収入が少ないのが現状。
そのため、経営上の理由から力を入れる歯科医院が少ないのです。
また、歯磨き剤や歯ブラシについて詳しい情報を持つ歯科医も少なく、
日本において口腔ケアは自らが勉強して自己責任で行わなくてはならないのが現状です。
そのため、大事になるのが、【セルフケア】です。
口腔環境を守るために欠かせないセルフケア。だからこそ求められる、安全かつ超高性能の歯磨き剤!
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虫歯予防はもとより、歯周病予防のためにも、
私たちが日々家庭で行うセルフケアは非常に重要です。
ところが、皆さんも良くご存知の通り、市販されている歯磨き剤には
私たちの健康に悪影響を及ぼす成分が多く含まれています。
市販歯磨き粉の原材料が、様々な健康への悪影響を引き起こす!安全な歯磨き粉の選び方
毎日使うものだからこそ、安心安全の歯磨き剤を選びたいものです。
とはいえ、これまでお伝えしてきた通り、健康的な口腔環境を維持するためには
安全性だけではなく、性能面でも妥協することはできません。
歯科医師が推奨する、高い安全性と高い性能を持つ歯磨き剤の実力
大きな利益にならなくても、
患者さんの健康を考え未病対策に力を入れている歯科医院が増えてきており、
バイオペーストはこれらの医院で多く取り入れられるようになっています。
歯科医師どうしの口コミでもバイオペーストは広がっているのです。
このように、バイオペーストが歯科医院で薦められる主な理由は
・全成分が天然由来で安心
・歯周病の原因菌やカンジダ菌に対し殺菌と抗菌の両方の効果がある
・強い洗浄力でバイオフィルムを剥がすことができ、歯垢や歯石の再付着を防ぐ
・バイオフィルムが剥がれることで、唾液の中のカルシウムやリン酸などによる
エナメル質の再石灰化が進み、知覚過敏が自然治癒する
というもので、従来の歯磨き剤と比べて、どの部分をとっても優位に働き
歯磨き剤に必要なことのほとんど全てが揃っているからなのです。
驚くべき医療現場からの実話をご紹介
歯磨き後の磨き残しを示す指標をプラークスコアと言いますが
一説によると、専門的な歯磨き指導を受けていない人の場合
なんと、プラークスコアは60%程度あるとされています。
つまり、きちんと歯磨きをしたつもりでも、60%もの磨き残しがあるということ。
これでは、健康的な口腔環境は到底維持できませんね。
このような実態の中、実際に400人余りの患者さんのプラークスコアを計測してきた
九州の歯科医師からの報告では、バイオペーストを使い始めて3ヶ月後には、
プラークスコアの平均が50%程度になり、
さらに3ヶ月後には平均で15%程度にまで下がるというものでした。
バイオペーストは、酸化還元電位がマイナス150〜200mVという優れた還元力を持つため
歯垢や歯石の再付着を防止する働きがあるためだと考えられています。
また、ある歯科医院では、患者様に対してバイオペーストの強い殺菌力を確認してもらうため、
まず、歯垢を取って電子顕微鏡に運び大量の生きた菌が動いている姿を見せます。
そして次に、歯垢にバイオペーストを少量つけるのですが、
その時、菌が全く動かなくなることが確認されます。
このように、歯磨きの重要性と必要性をビジュアル面で伝えることで、日常での活用を推奨しているほどなのです。
誰でも、歯垢や歯石の中には必ず大量の生菌がいますが、普段それらを認識することはありません。
この方法は、患者様の口腔ケアのモチベーションをあげる最強の方法であると先生はおっしゃいます。
さらに、バイオペーストの殺菌力は、日本食品分析センターでも確認されているほどなのです。
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喜びの声が続々と。体調も口腔環境も整える新たな健康習慣を
バイオペーストのユーザーからは、
「歯磨き後でもコーヒーやみかんの味が変わらない」
という体験談が多く寄せられているそうです。
全成分を天然由来として、化学物質が使用されていないからだと考えられます。
そしてさらに、
「唾液の量が増えてきた」
という声も多く届きます。
味蕾機能が正常になると、連動する唾液の分泌機能も整います。
今年も残すところあと1ヶ月を切りました。
新しい年も、体調や口腔環境も整えて健康的に過ごすために
オーラルケアを見直してみませんか?
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出典:
『史上最大の暗殺集団デンタルプラーク』 奥田克爾
『歯原病』 中島龍市
『その歯みがきは万病のもと デンタルIQが健康寿命を決める』 相馬理人
『歯を守れ!予防歯科に命を懸けた男』 竹田晋也
『全ての病気は口の中から』 森永広喜
『歯から始まる怖い病気』 波多野尚樹
『からだの不調は「口の中」を疑え』 奥田恵美
『虫歯から始まる全身の病気』ジョージ・E/マイニー
『「口内健康」で一生病気にならない体をつくる』 河北正
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