市販歯磨き粉の原材料が、様々な健康への悪影響を引き起こす!安全な歯磨き粉の選び方
市販歯磨き粉の原材料が、様々な健康への悪影響を引き起こす!安全な歯磨き粉の選び方
大切なのに見過ごされがちな経皮毒。経皮吸収された毒素は長期間体内に止まる
90%が排出される経口毒と90%が排出されない経皮毒
食べ物や飲み物で口から取り込む毒性物質のことを「経口毒」と言いますが、消化器官という体の仕組みを持つ我々の身体は、
毒性物質を取り入れた場合でも、通常の生活を送っていればその約90%は、
尿・便・汗などとともに自然排出されると言われています。
一方、最近よく耳にするようになった「経皮毒」。
経皮毒は、皮膚や粘膜から吸収される毒性物質のことを指しますが、
これは経口毒とは異なり、排出されるのは10%程度だと言われています。
つまり、ほとんどが排出されず長期間体内に止まって
我々の健康に悪影響を及ぼす危険性があるのです。
羊水からシャンプーの匂い!? 体の部位によって異なる経皮吸収率
私たちの身体の表面は、皮膚及び粘膜で覆われていますが、
実は身体の部位によって経皮吸収による吸収率が異なります。
「羊水からシャンプーの匂いがする」という有名な話を
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
経皮毒の中でも有名なのが、
シャンプーや石鹸などの洗浄剤によるものです。
例えば、腕の吸収率を1とした場合、
頭皮吸収はその3.5倍にもなるといわれていますが、
特に頭皮からの経皮吸収は体への大きな負担が懸念されます。
また、頭皮と子宮は血管及び神経を通して密接に繋がっているため、
最近ではシャンプーや石鹸などの洗浄剤に
天然由来でオーガニックのものが求められるようになってきました。
皮膚と比較して42倍とも言われる粘膜からの吸収率
腕を1とした場合、頭皮からの吸収率はその3.5倍。
さらに、腕を1とした場合、粘膜からの吸収率は、
なんとその42倍にもなるとされています。
私たちの身体の中で、表面に剥き出しになっている粘膜、
それは口腔内及び性器です。
例えば、病院で処方される薬剤の中に、
坐剤やニトログリセリンがあります。
皆さんも良くご存知の通り、高熱が続いているときに坐剤を投与すると、即座に熱が下がります。
これは、肛門の粘膜から薬剤が素早く吸収され、薬効が発揮されるためです。
同様に、心筋梗塞や狭心症のような心疾患で舌下投与される「ニトログリセリン」という薬剤も、
舌下で服用することで、服用後10秒から20秒程度で血中濃度が高まり、薬効が発揮されます。
また、ホメオパシーなどの代替療法においても、
レメディーは飲まずに舌下で服用されますが、
いずれの場合も、舌下や肛門の粘膜による吸収率が利用されているわけです。
素早く、より高い効果を期待して医療の分野でも活用されている粘膜吸収。
しかし、これがもし我々の健康に悪影響を及ぼす有害物質だったら…
どのようなことが考えられるでしょうか。
市販歯磨き剤に含まれる化学物質は様々な健康への影響を引き起こす
経皮毒を考慮するときに見逃せない歯磨き剤
私たちが日常生活を過ごす中、毎日のように粘膜吸収しているもの。先に挙げた粘膜吸収のことを考慮すると、経皮毒の点で日常生活において最も気をつけなければならないもの。
それが、歯磨き剤です。
現在の日本の法律では、歯磨き剤は「化粧品」か「医薬部外品」のいずれかに分類されています。
そのため、シャンプーやボディーソープなどに含まれている、
石油系合成界面活性剤も歯磨き剤に使用することができるのですが、
多くの歯磨き剤に使用されているのが、
安価で洗浄性の高い石油系合成界面活性剤なのです。
具体的な名称では、ラウリル硫酸ナトリウムと記載されているもので、
これは、高い洗浄力と市販歯磨き剤特有の泡立ち(発泡剤)のために使用されています。
このラウリル硫酸ナトリウムは、欧米の一部地域で禁止されているところもあるほど、
その安全性が疑問視されている成分で、数十秒で心臓に到達し、
目の裏や肝臓、女性の場合は子宮等にも蓄積すると言われています。
また若年性白内障の一因とも疑われており、特に注意が必要なのです。
歯磨き剤に含まれる危険な成分は、大人用のものだけではありません。
これらは当然のように、子供用歯磨き剤にも使用されています。
例えば、子供用歯磨き剤の甘味として使用されているサッカリンナトリウムは、
砂糖の500倍もの甘味を持つ甘味料で、発がん性が疑われています。
さらに、歯のエナメル質を強化したり虫歯予防にも効果的とされている
フッ素に関しては議論が分かれるところですが、
発ガン率が高くなるという報告が上がっているため、
健康面を考慮した場合、慎重にならざるを得ません。
市販歯磨き剤に含まれる成分が体に及ぼすさまざまな影響
他にも、市販の歯磨き剤に使用されている化学物質が我々の健康に及ぼす影響は多岐に渡ります。
例えば、歯磨き剤使用後に食べ物を食べたり飲んだりしたときに、
変な味がする、食べ物本来の味を感じない、
などの違和感を覚えたことはないでしょうか。
我々の舌には、味を判別する味蕾という器官があります。
歯磨き後に感じる違和感は、歯磨き剤に含まれる化学物質によって、
味蕾の機能が一時的に阻害及び低下しているためだと考えられています。
合成甘味料やグルタミン酸ナトリウムなど食品添加物からの影響もあり、
近年では若者の味覚障害が問題となっていますが、
日々使用する歯磨き剤からの影響もあるのです。
味蕾は、口から入った食べ物を判別する重要な機能を持ち、
この機能が低下すると、食の安全性を判別する大きな手がかりを失うことになってしまいます。
常に正常で敏感な味蕾機能があるからこそ、
我々の日々の食生活をより正していく食習慣が身についてくるものなのです。
また、味蕾機能は唾液の分泌とも連動しています。
酸っぱいものや美味しいものを食べたり、
思い出しただけでも唾液の分泌量が増えるという経験は、
誰もが持っていると思います。
これらのことからも、毎日1〜3回口腔内で使用する歯磨き剤の化学物質による味覚障害を繰り返すと、味の判別や唾液の分泌機能への多大な影響が考えられます。
従って、歯磨き剤を正しく選ぶことは、我々の生活において非常に重要となるのです。
すなわち、口腔内で使用し粘膜に直接影響する歯磨き剤は安全な食品、オーガニックフードレベルのものが望ましいのです。
毎日使用するものだからこそ、安心安全で効果も高い歯磨き剤が必要
「毎日、1日数回使用する歯磨き剤だからこそ安全性の高いものを。」
我々の健康を考慮するとき、このことは非常に重要です。
しかし、安全性が高いだけではダメなのが歯磨き剤。
いくら安全性が高いと言っても、虫歯予防効果が低い・歯周病菌などの細菌やカビへの効果が低い…などでは話になりません。
近年の研究では、口腔内の細菌やカビなどが全身に影響することがわかってきました。
例えば、歯周病は以前から糖尿病の合併症のひとつと言われていますし、
妊娠性歯肉炎は妊婦本人だけではなく生まれてくる赤ちゃんにも影響を及ぼすことがわかっています。
また、エンドトキシン(内毒素)と呼ばれる、細菌の細胞壁に含まれる毒物は、
細菌が死滅後も毒素を残すため非常に危険で、
ひとたび血管内へ侵入すると、我々の健康に様々な悪影響を及ぼします。
このように、口腔内の細菌やカビなどが生活習慣病に大きく影響しているため、安全性だけではない、高性能な歯磨き剤が強く求められているのです。
次回のレポートでは、これらの健康への影響をもう少し深く掘り下げ、
高性能な歯磨き剤の必要性について詳しくご案内させていただきます。
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