＜初心者向け＞唇の乾燥は〇〇からのサイン。下？上？荒れている部分でわかる！マクロビオティック望診法から考える唇トラブルの原因と対策法

唇が荒れる原因は消化器が弱っているサイン

「唇が荒れて、リップクリームが手放せない！」「リップクリームを塗っているけど、全く良くなる気配がない」など、唇の悩みありませんか？

乾燥する季節だからしょうがない・・・と唇が荒れている原因を乾燥だけのせいにしていませんか？

唇が荒れる原因はあなたが食べた食べ物が原因の場合もあります。

ある食べ物を食べすぎると唇の荒れに影響したか？などがわかる診断があります。

それが望診法です。

望診法とは？

望診法とは、マクロビオティックの基ととなる陰陽五行論をベースにしている理論です。

陰陽五行は、あらゆるものを木・火・土・金・水の5つのグループに分けます。

身近なものだと、五感(聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚)、季節も春・夏・土用・秋・冬で分けられますよね。

私たちのカラダもこの5つのグループに分けることができます。

カラダといいましたが1つ注意点があって、望診法ではグループ＝特定の臓器を表すものではないのです。例えば肝だと＝肝臓ということではないのでご注意ください。肝グループが弱っているよという意味です。

今回は唇が荒れる原因と対策についてお伝えしているので、それに関係する体・味・色を陰陽五行にあてはめた表を載せますね。

	カラダ	味	色
木	肝	酸味	青
火	心	苦味	赤
土	脾	甘味	黄
金	肺	辛味	白
水	腎	鹹味（かんみ）	黒

水グループの鹹味（かんみ）とは塩からい味のことです。

それでは、望診法を基に唇が荒れる原因を紐といていきましょう。

結論からお伝えしますと、唇が荒れている原因は消化器官が弱っているサインなのです。

口って食べ物や飲み物が一番最初に体の中に入ってくる場所ですよね。

当たり前ですけど。

口は消化器官の始まりなのです。

なので、消化器官が弱っていると唇に症状が出てくるのです。

じゃあ、何が原因なの？ということですが、

ざっくりお伝えすると、

唇全体が乾燥してあれるのは肉や魚などの動物性食品の食べ過ぎ。

次の章でもっと詳しく原因と対策法をお伝えしますね。

上唇が荒れている原因とその対策

上唇が荒れる原因

上唇が荒れる原因は脾グループが弱っているサインです。
その原因となる食べ物が動物性食品の摂りすぎ・塩分の取りすぎですね。

クリームたっぷりの美味しいスイーツとかついつい食べ過ぎていたりしませんか？

唇が荒れている時に避けた方がいい食べ物

いま、唇が荒れている方は治そうとして何かを補うのではなく、まずは原因となる食べ物を減らすということをしてくださいね。

なぜそうするのをオススメするのかというと、なにか目に見える不調がでるというのは、あなたの体のコップが満タンであるというサイン。

もう処理しきれないくらい溢れているサインだからです。

なので、まずはこの溢れているものを減らす。減らしていけば、コップに空きスペースができて、補いたい食べ物が体に入っていきます。
まずは原因となる食べ物を減らしていきましょうね。

上唇が荒れている時に避けたいた食べ物

• 動物性食品・・・卵、乳製品など
• 塩分の多いもの・・・漬け物、魚の干物など

クリームたっぷりの甘いスイーツなどは卵も乳製品も多く含まれていますので気をつけてくださいね。

補いたい食べ物

避けたい食べ物を減らしたら、今度は弱っていう脾をフォローするために補いたい食材をご紹介します。

• 甘味食材・・・玄米などの穀物類、キャベツ、サツマイモ、かぼちゃ、とうもろこし

ちょっと甘味があって黄色い食材がオススメです！

ただし、甘味＝お砂糖ではないですからね。サツマイモやかぼちゃのように自然の甘味があるものになります。

あと、この甘味食材にプラスして食べていただくとさらに回復へのサポートをしてくれる食材もありますのでご紹介しますね。

• 辛味食材・・・大根、ネギ、にら、しょうが
• 酸味食材・・・梅、トマト、みかんなどの柑橘類

これらの食材をうまく組み合わせて体を癒してください。

例えば、かぼちゃと玉ねぎの和え物やじゃがいもときゅうりのサラダなどがあります。

ジャガイモときゅうりのサラダってポテトサラダじゃん！と思うかもしれませんが、普通のマヨネーズは卵や油脂分が多いので避けた方がベターです。
オリーブオイルと塩で味付けかどうしてもマヨネーズが使い体方は豆乳マヨネーズがオススメです。

下唇があれる原因と対策

下唇があれる原因原因

下唇って上唇よりも荒れやすかったりしませんか？

下唇が皮がむけたり乾燥などで荒れる原因はズバリ、動物性食品の食べ過ぎ。

肉や魚、チーズなどの乳製品の食べ過ぎということです。

また、下唇といえば、縦ジワが気になっているという方、多いのではないでしょうか？

リップメイクするときにまずは縦ジワを消すことから始まるとか、縦ジワが目立たないリップメイク製品を愛用していると言う方もいらっしゃいます。

唇って人目に付きやすいところで、リップメイクするにも縦ジワが薄い方がキレイにきまるし、カバーする時間が少ない方が時短にもなりますしね。

そんなトラブルの多い下唇の縦ジワの原因となるのが、動物性食品の食べ過ぎと塩分の取りすぎです。

特に、塩漬けにした肉類は縦ジワを作りやすくなります。

また、縦ジワが深い場合は生殖ホルモンの衰退などの生殖器官が弱っていることもあります。

そういえば、私の体験談なのですが、一時期、生ハム＋カマンベールチーズを食べることにハマっていました。

1週間くらい毎日のように食べていたんですけど、見事に唇が荒れましたね。

ガサガサになり皮がむけ、リップケアしても改善しなかったんです。

原因はまさに動物性食品・塩分・乳製品の食べ過ぎ。

美味しいからと言って、毎日食べるのは、かなり体にダメージを与えるので、気をつけてくださいね！

避けたい食べ物

下唇が荒れる原因になる食べ物ですが、具体的にご紹介します。

• 動物性食品・・・肉、魚、乳製品(特にチーズ)、塩漬けの肉(生ハム、ハム、ソーセージなど)

動物性食品は消化に時間がかかり、腸内を疲れさせることが多いです。

陰陽五行だと、肺とかいてありますが、腸関係もここに含まれます。

下唇が荒れている時に補いたい食べ物

下唇の荒れは陰陽五行だと肺が弱っているサインです。

なので、肺グループを元気にするためには辛味食材を補ってあげると回復が早いです。

• 辛味食材・・・大根、ネギ、にら、しょうが

また、辛味食材と一緒に食べることで回復をサポートしてくれる食材もあります。

• 苦味食材・・・ごぼう、かぶ、ゴーヤ、パセリ、青シソ
• 酸味食材・・・梅、トマト、柑橘類

深い縦ジワが気になる！という方は鹹味（かんみ)食材も補ってあげるといいですよ。

特に、ひじき・わかめ・昆布などの海藻類がオススメです。

お料理でいうと、根菜とわかめのお味噌汁やきんぴらごぼう、ひじきの煮物などがあります。

昔ながらの和食をイメージしていただけると献立が立てやすいですね。


あと、肉類を食べ過ぎた－という日は、食後にリンゴ！

リンゴにはお肉の消化を助ける働きがあるのでお肉食べ過ぎちゃったときは試してみてくださいね。

参考：『美人のレシピ』

まとめ

唇が荒れる原因は消化器官が弱っているサインということでした。

弱っている臓器は少し違いましたが、下唇も上唇も原因と対策は共通するものも多かったですね！
おさらいすると、荒れる原因となる食べ物は動物性食品(乳製品、卵を含む)と塩分です。

毎日コンビニでインスタント食品を買ったり、出来合いのお惣菜ばかりを食べていると、動物食品を塩分の取りすぎになってしまいます。
そして、デザートやおやつはいつもクリームたっぷりのスイーツを選んでいたら、唇があれるのも当然ですね。

あなたの体を作っているのはあなたが食べているものです。
いくらいいリップケア商品を使っていても、根本となる原因を解消しないことにはまた同じことで悩んでしまうでしょう。

リップが合わない、乾燥のせいだという原因は一理あるかもしれませんが、
目に見える体の症状は体の中が炎症を起こしているサインということを頭の片隅にでもいいのでおいておいてもらえると嬉しいです。

症状がでていたら、原因となる食べ物をまずは控える。
そして体を癒す食べ物を補ってあげるが基本。

唇が荒れている時に心がけたい食べ物は自然の甘味のある甘味食材の穀物類やさつまいも、辛味食材の大根やネギ、酸味食材の梅や柑橘類でしたね。
昔ながらの日本食であるご飯とお味噌汁、そこに1～2品の動物性を避けたおかずがあると最高です。
カラダに出ている症状をみて、食べるものを選択し、カラダのなかからケアし、本当のキレイを目指していきたいですね。

カラダは食べたものでできています。
食べたもので体を変えていくことはできますよ。

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