オーガニックは食べ物だけじゃない。その行動、オーガニックですか?本質的なオーガニック生活を目指すために理解すべきオーガニックの本当の意味と、今すぐ改めたい悪い習慣
オーガニックは食べ物だけじゃない。本質的なオーガニック生活を目指すために理解すべきオーガニックの本当の意味と、今すぐ改めたい悪い習慣
オーガニックに込められている意味とは
IN YOU読者の皆さんは日々、健康のためにオーガニックを優先的に選んでいると思います。
しかし、オーガニック食品を選び、オーガニック用品を選びながら、実際には本質とは外れた行動を取ってしまっていることはないでしょうか?
オーガニックという言葉には様々な意味が込められています。
オーガニックと聞くと無添加の食品や製品、化学肥料や農薬を使用しない農作物をイメージする人が多いかと思いますが、オーガニックにはもっと深い意味があります。
そもそもオーガニックという言葉はoriginという単語から作られた言葉です。
originは起源、源泉、発端、本質、原因という意味を持っており、自然・生命の根本に対する概念としてオーガニックという言葉が使われています。
環境や身体に良いものを食べ、使い、健康的な生活を送ること、自然、全ての生命を守り、共生すること、全ての生命における環境を守ること、
格差や差別をなくし、健全で人を大切にする社会を作ること、オーガニックという言葉にはこのような意味が込められています。
あなたは本当の意味でオーガニックを理解していますか?
オーガニックの概念を考えて日々丁寧に生活する
食べ物や一部の商品などにはオーガニックの認定基準が設けられ、簡単にオーガニック製品を判断することができます。
しかし、ライフスタイルや生き方には基準がありません。
そのため、オーガニックという言葉に込められた意味を理解し、自分なりに考え、選択をし、行動していくこと。
これこそが、オーガニックの生活を送るため大切なことなのです。
自然、全ての生命を守り、共生することを忘れているオーガニックと反する悪い習慣
私たちは自然や生き物の命を頂くことで生きています。
食材がスーパーマーケットに並んでいるのが当たり前と思っていませんか?
自然や生命と共生していることを忘れずに、感謝することもオーガニックの生活において大切な要素の1つです。
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✖︎ながら食べをする
スマホを見ながら、メールをしながら、テレビを見ながら、ネットサーフィンをしながら食事をしていませんか?
食事に集中できておらず、食べ物への感謝への気持ちが薄れています。
何となく口に運び、何となく美味しいなと感じ、何となく食べ終わっている、そんな風に食事を終えていませんか?
良い食材を使うだけではなく、食事と向き合い、自然や生命への感謝の気持ちを持って食べることを含めて、オーガニックな食事といえるのです。
✖︎家の中の虫を殺す
自宅の中に虫がいると、すぐに叩き潰したり、殺虫剤を使ったりする習慣がついていませんか?
ドラッグストアに行けば超強力な殺虫剤が多数並んでいる昨今ですが、食材として頂くわけでもないのに簡単に命を奪っていることを自覚しましょう。
対策① シロトネラの香りを使う
熱い地域でよく栽培されている、シロトネラというハーブは虫よけの役割を担ってくれます。見た目も香りもレモングラスに似ていて爽やかで、アロマを扱っているお店などで簡単に手に入るので、生活の中に取り入れやすいです。
対策② 室外に明るい明りを
夜の虫が気になる場合は、ベランダや玄関の外に明るいライトを置きましょう。明るい光に虫は集まるため、室内の明るさを少し落とせば、室内への侵入を阻止することができます。
✖︎遮光カーテンを使う
オーガニックな生活には自然を感じることが大切で、特に朝の太陽の光は身体に良い刺激を与えてくれます。朝、太陽の光を感じて目覚めることで、サーカディアンリズム(体内時計)がリセットされ、ホルモンの分泌や体温、
血圧の調整など、身体に備わっている生命維持のための機能が整います。
環境の保全を忘れてしまっている悪い習慣
テレビやニュースで大気汚染や温暖化、プラスティック問題を取り上げられることも多くなり、
環境保全への取り組みも少しずつ増えているようですが、地球の環境破壊は深刻で、まだまだ我々の努力不足が目立っています。
当たり前にしていることを見直して、環境を守るべくオーガニックな生活をしましょう。
✖︎スーパーで使い捨て容器や、ビニール袋を使う
プラスティック袋はお金を払わないと貰えない国が多い中、プラスティック大国の日本では、スーパーやコンビニ、
デパートなど多くの場所でプラスティック袋が無料でついてきます。
オーガニックな食材をプラスティック袋に入れて持ち帰るのは滑稽だと思いませんか?
なるべく紙袋を選んだり、布袋を持ち歩くといいでしょう。
✖︎落ちているゴミを見て見ぬ振り、見過ごす
環境を守るためには、環境を綺麗に保つ心がけも必要です。
日本は綺麗な国と言われていますが、街を歩いていてゴミが落ちていることもしばしばあります。
自然に還らないゴミは拾い、きちんとゴミに捨てることが環境保全に繋がります。
簡単そうで、出来ていない習慣ですが、子供も大人も皆で行える環境保全の1つです。
✖︎界面活性剤を含む食器用洗剤をふんだんに使う
オーガニックな食事をした後、食器用洗剤をたくさん使っていませんか?
オーガニックな洗剤も多く販売されていますが、環境に負担のある洗剤を多く使わない癖をつけましょう。
対策① 使ったらすぐに水につける
当たり前のことですが、これをするだけで洗剤を削減できます。対策② お湯で洗う
よっぽどハードな汚れでない限り、お湯で洗えば綺麗になります。対策③ お皿についた汚れをふき取ってから洗う
油汚れはもちろんですが、ペーパーでふき取るだけで洗剤を削減できます。✖︎日焼け止めを塗ったまま海に入る
多くの人が使っている日焼け止めですが、日焼け止めには化学物が多く含まれています。
化学物を多く含んだ日焼け止めを塗ったまま海に入ることは、環境汚染を助長している行為だということを忘れないでください。
ハワイなどではすでに危険性のある日焼け止めの使用を禁止されています。
しかし日本はまだ規制がありません。
これから暖かくなるにつれて使用量が増える日焼け止めですが、購入するときには成分にも注意して購入し、
海に入らない場合でも環境にいいものを選びたいですね。
✖︎髪の毛を当たり前のように染める
髪を染める塗料もまた、化学物を多く含んでおり、髪自身へのダメージも強いので健康にもよくありません。
さらに有害物質を水に流すことで、水質汚染などの環境汚染へも繋がっています。
ファッションや、白髪染め等、様々な目的で染めていると思いますが、環境には良くないということを知っておきましょう。
使うならヘナなど自然に近いものを使うことです。
✖︎人を大切にする社会という意味を忘れてしまっている悪い習慣
オーガニックという言葉には、格差や差別をなくし、健全で人を大切にする社会を作るという意味が込められています。出会った人、関わる人を大切にし、オーガニックな生活を送っていきましょう。
✖︎陰口や噂話をする
陰口を叩いたりしていませんか?
いくらオーガニック食材を食べていてもそのような姿勢はオーガニックな考えに反します。
相手に伝えるべきこと、必要なことは、少し言いにくいことでも相手に伝えてください。
その場にいない人に対する悪い話で盛り上がるのはもっての外です。
日々様々なストレスや葛藤があると思いますが、オーガニックの概念に基づいて物事を捉え、考え、ダイレクトに人と付き合っていきたいですね。
✖︎感謝の言葉や労りの言葉が言えない
ついつい「やってもらうのが当たり前」になってしまっていませんか?
当たり前の言葉、「ありがとう」が言えない人間になってしまっていませんか?
年齢や立場、人種や性別に関係なく、何かしてもらった場合は、必ず感謝の言葉や一言のお礼、
労りの言葉や励ましの言葉など、ちょっとした言葉を当たり前に掛け合えることが、
オーガニックな生活であり、格差や差別のない健全な社会に繋がる1歩となるのです。
人に当たる、人や環境のせいにする
自分の気分や調子で人に当たったり、人のせいにするのは止めましょう。自分のことだけを考え、気にくわないことを人や環境のせいにするのではなく、今の環境や周りの人にも感謝の気持ちを持つこと。
今、自分にできることはないか?と周囲を見渡すこと。
常に周りを思いやる気持ちを持って行動することが、オーガニックな生活なのです。
オーガニックな生活を広める方法
人格が変われば運命が変わる
ここでお伝えしたのはほんの一部ですが、納得していただけたものがあれば、生活に取り入れてみてください。
心理学者であり哲学者であるウィリアム・ジェームズが残した有名な言葉があります。
(心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。)
オーガニックという概念を理解し、行動をし、習慣を変え、生活を変えていくことこそが、オーガニックな人生を築き、
それが自分自身や自分に関わる全ての人、生命に影響を与える。
オーガニックには、循環という意味もあります。
あなたはいい循環を起こすための行動を、昨日、そして今日、どれくらいできましたか?
オーガニックな生活はそれほどのパワーを持ったものなのです。
まとめ
オーガニックは食事の印象が強いですが、オーガニックという言葉に込められている本質的な意味を理解している方はまだまだ少ないかもしれません。
あなたは、いかがでしたか?
様々な場面において根本を追求する習慣をつけ、
自分自身、仕事仲間、家族、大切な人、自然、動物、環境m、生命の未来のために毎日の行動を振り返り、オーガニックに生きましょう。
本質的なオーガニックを実践するためにチェックしたいオーガニック商品
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