「気にしていたら食べるものがなくなる」は思考停止のサイン。これから「オーガニックライフ」を送りたい人に伝えたい大切な5つのすゝめ。
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
こんにちは。
IN YOUの読者の皆さんは日々、どのようにして「食」を選択していますか?
IN YOUのようなサイトを見る方はおそらく、
意識が高い方が多いのですでに、
「無添加を選んでいる」
「無農薬のものを選んでいる」
そんな方も多いと思います。
しかしまだまだそれでも、
「家族がぜんぜん理解してくれない」
「自分はオーガニックのものを選びたいが、親戚やパートナーが添加物てんこ盛りの食品ばかりすすめてくる」
「子供にジャンクなものを食べさせたくはないが、まわりの子供は食べている・・・」
「オーガニックを始めたいが、人間関係が気になる」
などいろんな悩みは尽きないことを痛感しています。
あるいは
「俺だって(私だって)本当は、オーガニックなものを選びたいけれど、
そんなことを言っていたら食べるものがなくなる!」
と、無意識のうちに言い訳をしている方もいるかもわかりません。
今日は主に、そういった、食にたいする疑問を持っていらっしゃる方に向けてメッセージを発信したいと思います。
まず初めに
食べものに「正解」はありません。
人それぞれ、合う・合わないといった「体の質」があります。そしてその食べ物がどのように作られたものかといった
「食の質」があります。
ところで私は今、オーガニックライフを送っています。
これまでいろいろな体験を通じ、お肉を食べる人、またその反対にベジタリアンの人が陥りがちな双方の落とし穴があることを経験してきました。
私がなぜオーガニックライフを送るようになったのか。
私が何故、
「オーガニックライフ」
を送るようになったのか。主に今回は以下の観点からお話をしていくことにします。
<病から私を救った3つのこと>
①:YOGA
②:肉・魚・アルコールを一切摂取しない
③:釜戸で炊いた無農薬玄米・自然農法産の人参との出会い
①<YOGA>
私は22歳の時に、「食・運動誘発性アナフィラキシーショック」を発症しました。
最初は、サーフィン中に突然発症しました。
それから食べ物を食べたあと、街や電車でも突然発症するようになりました。
わきの下などにあるリンパ節が腫れてきて、顔や全身が厚い皮膚で覆われ、呼吸困難になる深刻なアレルギー症状です。
しかし、
医者や検査では原因が分からなく抗ヒスタミン剤を処方されただけでした。
薬を飲めば症状が一時治りましたが、根本的な治療になっていないことをいつも感じていました。
また、この病気を一生気にして生きていかないといけないのか。
「食べ物」も「運動」も制限されて生きていくしかないのか。
将来に対する不安やネガティブな気持ちでいっぱいでした。
そんな中、本屋で見かけた一冊のヨガ本が私の人生を大きく変えました。
なんと、ヨガやストレッチを自宅で行うようになってから
ぱったり症状が治ったのです
その時の経験から学んだことが
「全ては血のめぐり」
ということでした。<肉・魚・アルコールを一切摂取しない>
28歳の時に、単身インドに渡りました。
6ヵ月間滞在したその町は、肉や魚・アルコールを手に入れることは不可能な町でした。
子供時代から慢性鼻炎・アレルギー・切れ痔・慢性的な下痢・腹痛・特に顔の肌荒れなどが当たり前でした。
しかし驚くことにインドで実践した、
ベジタリアン生活のおかげで、今まで悩んでいたそれらの症状がまたまた
ぱったり治ったのです。
アーユルヴェーダの東洋医学の勉強と半年間のベジタリアン生活の経験から
肉や油をあまり摂取しないほうが
自分の体質に合っている
ことを体験から確信しました。<釜戸で炊いた無農薬玄米・自然農法産の人参との出会い>
3ヵ月間、マクロビオティック料理家の古民家で過ごした経験があります。
釜戸で炊いた無農薬の玄米ご飯、無肥料・無農薬の自然農法産の人参との出会い。
本物の味。
これらを毎日体感することにより、
食に対する
私の価値観は180度変わりました
自分の経験が一つの答え。
3か月の経験を機に、人から聞いた話をそのまま信じたりすることや、無知ほど恐ろしいものはないということを学んだ瞬間でもありました。
その食生活では、毎日の便が快調で、
胃腸を整えると心も体も整うこと
を身をもって実感できた体験でした。オーガニックライフを送っている人、これから送ろうと考えている人、
私がお伝えする全ての人へ
人生の「5つのすゝめ」
を参考にしてみていただければと思います。1<感謝のすゝめ>
”いただきます”
”ごちそうさまでした”
毎食、想いを込めて言っていますか?
それらの本来の意味は
1:命をいただくこと
2:作り手に感謝すること
食事には、命の重み・作物を作ってくれた人・料理を作ってくれた人の想いが込められています。
そのお気持ちのお返しが
”感謝”
右手に作り手、左手に命。
両手を合わせて胸の前で手を合わせることは、食卓の輪が一つになること・自然や地球との調和を表します。
「感謝」をするだけでありとあらゆる脳内物質が活発化!?
感謝をするだけで活発化する脳内物質があることをご存知でしょうか。そのうちの主な脳内物質を3つご紹介します。
1:やる気度を高める”ドーパミン”
ドーパミンは恋・ホルモン・運動・やる気などを司る神経伝達物質の一つです。恋をしていると楽しくてしょうがない、前向きになるのはこの物質の仕業です。
2:満足度を高める”オキシトシン”
別名「愛情ホルモン」と言われ人と触れ合ったり、ハグをしたりすると放出される脳内物質です。
ハグを毎日30秒すると、一日のストレスの1/3が解消されると言われています。
「幸福ホルモン」で知られるセロトニンの神経細胞で働き、セロトニンも活発になります。
3:幸福度を高める”β(ベータ)エンドルフィン”
別名「脳内モルヒネ」と呼ばれ、鎮痛作用のあるモルヒネの約6倍あるとされています。食欲・性欲などを満たすとβエンドルフィンが高まり、
ある程度放出されると抑制物質が放出しバランスを取ります。
感謝する場合にもβエンドルフィンが放出しますが、抑制物質が放出されにくいことが分かっています。
「感謝」を”伝える”ことで幸福度はさらにUP
感謝を抱いているだけでは自己満足に過ぎません。
感謝を”行動で示す”ことで相手や周りを幸せにしてくれる同調効果が育まれます。
記念日や誕生日にサプライズ計画など考えたり、感謝の気持ちを自分なりに考え形で示すことです。
脳内物質を活発化させ自分も周りも心地よい空間を生み出すことができる。
そして、場所もお金もかからず、今その瞬間に誰でもできる。
それが
”感謝を伝える”
ことです。感謝を”習慣化”することで命や料理にも自然と興味が湧いてきます。
また、日々感謝をもって行動していると、人間関係や環境が変わっていくことを感じるでしょう。
「相手は自分を映す鏡」
相手が自分に苦しみを与えてきた時こそが
”感謝の心”を大きく育める絶好のチャンスです。
究極の「愛」は人を「許す」心
あなたが受けた苦しみは、時にあなたも無意識に誰かにしていることがあります。
どんな人であれ良い面・悪い面は持ち合わせています。
辛い思いを自分に与えてきた相手に対してさえも、寛大な心をもって許す心・感謝の気持ちを持つことです。
それは、大きな自己成長・新しい自分を発見することになります。
2<腸が第2の脳という考え方のすゝめ>
あなたにとって
”食”
とは何でしょうか?”食”は、人を良くすると書きます。
では、何故、”食”が人を良くするのでしょうか?
食は小腸(絨毛)から栄養素を吸収し臓器、脳や神経・ホルモンなどに栄養を伝達します。
私たちの全ての機能に密接に関連してきます。小腸が第2の脳と言われるほど、脳と同じように腸にも神経細胞があるのです。
お互いに影響しながら自立神経のバランスを保っているということ。
特に、お腹にいる赤ちゃんから成長期の子供たちの脳・思考の形成に、
食が多大な影響をもたらします。
妊婦の食事の栄養素・毒素は、ほとんど体内の赤ちゃんの脳に届くことが分かっています
オーガニック食品を摂取し腸を健全にすることは体だけでなく、
脳にも栄養が行き渡り、子供の健全な心の育成にも繋がっていきます。
真の健康の先生は、”長寿のおじいちゃん・おばあちゃんたちである”
長寿の町、京都京丹後市に住む100歳以上の元気な高齢者は皆口を揃えること。”腹八分”
”食細くして生長く”
です。
「カロリー30%抑えると若若しく元気になる!?」
カロリー30%カットの猿と普通の食事を与えられた同じ年齢の大人の猿では、前者の猿が見た目も若く、元気に飛び回るのに対し、
普通の食事の猿は、見た目も老けてじっと動かない研究結果があります。
(2012年のスウェーデンにあるカロリンスカ研究所)
3<意識改革のすゝめ>
IN YOUの読者さんはすでにお分かりのことかもしれませんが、
便利。安い。近い。流行っている。可愛い。
これらの多くはだいたい、「マーケティング」のために存在するものです。
しかし、上記の理由だけでの食の選択は、もはや賢い選択ではありません。
年々増加傾向にある医療費はすでに、
”約40兆円”
を突破しました。にもかかわらず、この国ではいまだに安価なチェーン店、健康を顧みないコンビニ食やファミレス、質にこだわらないスーパー、そして居酒屋などには多くの人々が足を運んでいます。
このまま食の質を気にしない食生活を続ければ、
私たち、そして子供たちの将来の病気リスク・家計の医療費が高くなることは誰でも想像できます。
病気を事前に
”予防投資”
することが、結局は将来の病気・家計そして家族の幸福に繋がるということ。これを1日も早く、皆さんが気が付くことが大事です。
その予防投資の一つの選択肢が、
”オーガニック食品”
を選択することです。
この日本の現状を愛する家族や友人に伝えても返ってくる言葉はいつも一緒。
”気にしてたら生きていけないよ”
という言葉です。
そして、人間はどこまでも
「安価で便利なものが好きである」ということ。
しかし資本主義経済は、人々の健康よりも利潤追求が優先されてしまう傾向にあるのが現実です。
IN YOUでもたびたびお伝えしていることですが、
なぜ安価な値段でお菓子や、冷凍食品や、お弁当や、チェーン店のメニューがいただけるのか考えたことはありますか?
それはビジネスの背景を知るとわかることです。
大量生産大量消費型。
原材料を安く大量に仕入れて販売することが第一になる傾向にあり、「できる限り安価な材料」を優先する傾向にあります。
これにより、基本的に人々の健康は後回しになってしまうのです。
その結果が、
食品添加物No1・化学物質・農薬大国・遺伝子組み換えなどの今の日本の現状です。
しかし一つだけ言えること。
それは、「気にしていたら食べるものがない」という言葉そのものが「思考停止」に陥らせる言葉であるということです。
「食べるものがない」という言葉は現状に対する妥協であり、
さらに自分や周囲に対する「甘え」、そして怠惰な言葉でもあります。
確かにつらいことです。
でも現状を変えるためには食の環境の現実に目を背けずに、この事実を受け入れること、それがまず初めの第一歩なのです。
今の日本は
”気にするからこそ生きていける”
という時代に突入しました。日本は
”世界の薬の約半数を消費”
しています。がんが2人に1人の時代になってもおかしくありません。
歳を重ねれば病気になることが当たり前。
病院に通うのが当たり前。
果たしてそれは普通のことでしょうか?
しかし、
”医者は病気の専門家であり、健康の専門家ではありません”
食事の改善なしにしては、本当の意味での健康を手に入れることは不可能であるといっても過言ではないのです。
21世紀、あなたとあなたの家族の健康は、
あなた自身で選び取っていくしかない
あなたの愛するパートナー・子供を守る責任があなたにはあります。
子供は親の常識で育ちます。
子供はあなたの食習慣を無意識に真似をします。
子供たちの健全な胃腸は、健全な未来の思考・健全な地球の未来に繋がります。
今こそ私たち大人の食に対する
”意識改革”
が必要。まずは、今までの常識を取り払うこと。
では、どうやって意識を変えることができるのか?
否定をするよりも、素晴らしい実体験をすることが最大の近道であるということが私の過去の経験から、言えると思います。
オーガニック野菜・土鍋で炊いた無農薬・無肥料の白米・玄米を実際に食べてみること
私自身、オーガニックの作物を口にしたとき、本当に驚愕しました。
今まで知らされていた玄米はまずい・ぼそぼそという常識が一瞬にして吹き飛んでしまいました。
本来の土の力のみで育った人参の甘さは、パパイヤかと思うぐらい甘かったのです。
常識を取り払うには、はっきり言って
自身の経験
しかありません。「実践」
してみること。これに代わる衝撃はないはずです。
オーガニック食品店・ネット販売・ネット契約・ファーマーズマーケットは年々増加しています。
オーガニック野菜を包丁で切るだけ、生でかじってみるだけで違いが分かります。
それが本来の野菜、食べ物なのだと体験から分かります。
一口食べるだけであなたの世界はきっと変わるでしょう。
次回もお楽しみに。
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