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スタバがプラスチックストローを廃止した理由とは?プラスチックが与える人体への影響。

桑子麻衣子
シンガポール在住、2歳の娘を育てるライフスタイルライター。妊娠、出産、子育てを経験し、よりオーガニックなライフスタイルを目指すべく日々勉強中。東洋医学やオーガニック最先端の現地から健康や美容、オーガニックなライフスタイルついて最新情報をレポートします。現在、ヨガ資格とオーガニックフードセラピーを勉強中。

皆さんは普段、カフェなどを利用されますか?

スターバックス、タリーズコーヒー、ドトール。
町をあるけば、あちこちに見かけるようになったカフェ。

そして、コーヒーのカップを片手に歩いている人もよく見かけます。

そんなカフェが当たり前になってきた世の中ですが、
カフェの代表とされるアメリカの大手コーヒーチェーンのスターバックスが、
2020年までに世界中の店舗にてプラスチック製のストローを全面廃止するというニュースが
今年7月に発表されたことをご存知でしょうか?

スターバックスでは、全世界で推計10億本のプラスチック製ストローが毎年使用されています。
そして、スターバックスだけではなく、マクドナルドでもその流れは始まりました。

便利で使いやすいプラスチックですが、環境に与える影響は多大なもの。

実は、それ以外にも、私たちの健康に、間接的にそして直接的に悪い影響を与えているのです。


プラスチックストローの世界の状況。なぜプラスチックストローを廃止する必要があるの?



日本でスターバックスのストローはいつ廃止されるのか


私たちが普段、何気なく使用しているプラスチックストロー。
冷たい飲み物を飲食店等で注文すれば当たり前のようについてきます。

では、一体いつ頃をスターバックスは予定しているのか。

スターバックスでは、今年7月9日に2020年半ばまでに撤廃すると発表されました。
2019年の春からスターバックス リザーブ バー全5店舗(2018年9月末時点)、
スターバックス リザーブ ロースタリーにて、代替素材のストローのトライアル提供を始めるとのこと。

でも、実はこれ世界を見ると遅れているのです。

世界におけるプラスチックの使用状況は


海外ではすでにストローの使用を禁止する店舗が増えてきています

筆者の住むシンガポールのエココンシャスなオーガニックレストラン等では
プラスチック製のストローではなく、蜜蝋を塗った紙のストローを提供しています。
そして、レストランだけでなくKFC(ケンタッキーフライドチキン)でもそうなってきています。

そのきっかけは2015年。
絶滅危惧種のウミガメの鼻からプラスチック製のストローが取り除かれる動画
ネットを中心に拡散してから、プラスチック製ストローが海洋生物に与える影響に
注目が集まるようになりました。

そして、EUでもストローや綿棒、食器、マドラー、風船に付ける柄など、
日常的に使われるプラスチックが禁止され、
2025年までにほぼ全てのプラスチックボトルをリサイクル回収したいとニュースになっています。


世界経済フォーラムでは、「2050年までに海洋のプラスチックごみの総量は、魚の重量を上回る」
予想されています。

所謂、2050年問題です。

こうして、ストローが生み出す大量のゴミの問題を解決するために、
国や企業がプラスチック製のストローの廃止に動き出しました。


プラスチックが与えている環境問題への大きな影響

海洋生物がプラスチックを食べている




海にいる魚たちは、海の中にいるプランクトンを食べて育ちます。
しかし、誤ってプラスチック製ストロー、更に細かいマイクロプラスチックなど
人間の出したゴミを食べてしまっているのです


2016年に発表された東京農工大学の研究によると、
煮干しの原料となるカタクチイワシ(しらす)の消化管からプラスチックが見つかったことが
明らかになりました。

しらすと言えば、乳幼児期の離乳食に使うことも多い食材です。

ベルギーのゲント大学の研究では、
ヨーロッパ人は年間1,100個ものマイクロプラスチックが含まれた魚介類を食べているという
データがあるそうです。


私たちの食卓に並ぶ魚の多くが、プラスチックを食べているということです。

魚中心の食生活を送っていることも多い日本人は、
更に多くのマイクロプラスチックが含まれた魚介類を食べているということになるのです。


出典: 「Microplastic fragments and microbeads in digestive tracts of planktivorous fish from urban coastal waters」
https://www.nature.com/articles/srep34351?WT.feed_name=subjects_ocean-sciences


今年10月プラスチックが人体から検出。日本人からも確認。




既にマイクロプラスチックが人体から検出された例もあります。

今年10月、ある予備的な研究の参加者8人の糞便からマイクロプラスチックが見つかった
欧州消化器病学会で発表されました。

今回の調査に協力した参加者8名の内、7名が欧州出身で、1名は日本人でした。

参加者は食事の記録もとっており、考えられるプラスチックの経路については、
海産物またはガムやペットボトル飲料などプラスチック包装材に包まれた食べ物だと言われています。

プラスチック包装材を使用することで微量ではありますが、
プラスチックが剥がれ落ちることがあります。

また、ここまでプラスチックに囲まれた世の中。
見えずともプラスチックが空気中を飛んで、そのまま私たちの体内に入ることも考えられます。

こういったプラスチックが人体にどうった影響を与えるのでしょうか。

出典: https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/102400459/?ST=m_news

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身の回りのプラスチックが脅かす私たちの健康被害



プラスチックには、環境ホルモンという
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする合成化学物質が含まれています。

よく聞くのがBPAと呼ばれる化学物質。

プラスチック容器に「BPAフリー」など記載されているのを
見たことがある人もいるかもしれません。

しかしながら、まだ数多くの環境ホルモンはプラスチック製品に使用されているのです。
ストローにもBPAは含まれています。

そして、その環境ホルモンは微量ながら私たちの体内に溶け込み
神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発等が認められているという報告がされ始めています。


成長期の子どもへの影響




アメリカの研究機関の発表によると、環境ホルモンは女の子の思春期が
著しく早期化
していることが明らかになっています。

思春期早発症で問題になることは、
早期に体が完成してしまうために、一時的に身長が伸びた後、小柄のままで身長が止まってしまう。
幼い年齢で乳房・陰毛、月経などが出現するために、本人や周囲が戸惑う心理社会的問題が起きる。
まれではあるが、脳などに思春期を進めてしまう原因になる病変がないかを確認する必要がある、
以上の3点です。


引用: 一般社団法人日本小児分泌学会「思春期早発症」
http://jspe.umin.jp/public/sishunnki.html

出典: 「Early Puberty Mystery Linked to Family Exposure to Household Chemicals
」https://www.inverse.com/article/51422-parabens-early-puberty-girls-study


胎児への影響




環境ホルモンと胎児の関係性については、
いまだ研究段階で具体的な影響については明らかにはなっていません。

しかし、胎児は胎盤を通して栄養補給をすることから、
環境ホルモンも胎盤を通して摂取している可能性は充分にあるという見方が強いのです。

環境ホルモンは、脳の成長にも影響がある可能性があると
研究が進められています。

米ノースカロライナ大学 チャペルヒル校のステファニー・エンゲル教授によると、
環境ホルモンが体内により多く検出された妊婦の子どもは、低く検出された妊婦の子どもよりも、
ADHDと診断されることが多い
ということが分かりました。

参考: 「These Are the Ways Plastics Can Mess Up Your Body」
https://www.teenvogue.com/story/how-plastics-can-mess-up-your-body?verso=true


女性の乳がん細胞を活性化




環境ホルモンは、子供への影響だけではありません。
今、女性のがんに多い、乳がん細胞を活性化させる可能性もあります。

乳がんは、がんのなかでも、日本女性がかかる割合(罹患率)がトップであり、
その罹患率は増加の一途をたどっています。
生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、
現在は14人に1人 と言われており、年間6万人以上が乳がんと診断されています。
また、乳がんで死亡する女性の割合も年々増加の傾向にあり、
年間約1万3,000人が亡くなっています。
これは乳がんを発症した人の30%程度にあたります。


引用: 乳房再建ナビ「乳がんとは」http://nyubo-saiken.com/cancer/

乳がんの発生には、女性ホルモンであるエストロゲンが大きく影響しています。
環境ホルモンは、このエストロゲンと同じような働きをすると
されているため乳がん発生のリスクが高まるのです。

出典: 「Exposure to Chemicals in Plastic」https://www.breastcancer.org/risk/factors/plastic

マイクロプラスチックや環境ホルモンの影響を避けるには?



こういった健康への被害と環境への被害があるプラスチック。

私たちの生活にはありとあらゆる場所にプラスチックが溢れています。
それを完全に排除することは簡単なことではありませんが、
できることから始めましょう。

ストローを使用する際はオーガニックストローを。




プラスチック製のストローは使用しないようにしましょう。
環境破壊に繋がることはもちろん、環境ホルモンであるBPAも含まれています。

小さなお子さんが飲み物を飲む際に必要な場合は、オーガニック蜜蝋が塗られた紙製のストローや、
何度も使うことのできるオーガニック竹を使用したストローがおすすめです。


エコバックやマイボトルの使用



筆者の住むシンガポールでは、16の地元スーパーにて
ビニール袋削減キャンペーンを行っています。

日本のスーパーでもエコバックの利用を促しているスーパーは多く、
普及率は良いとされています。
不要なビニール袋は貰わずエコバックの利用を心がけましょう。

また、マイボトルの持参はマスト。ペットボトルにも環境ホルモンは含まれ、
直接口に触れるということは体内にも入りやすいということです。


出典: 「One Less Plastic bag for groceries: Go reusable」
https://www.straitstimes.com/singapore/environment/one-less-plastic-bag-for-groceries-go-reusable


プラスチック容器の使用をやめる


インドネシアには、ワカメを使用した容器があります。
環境配慮をしている企業は積極的に取り入れようとしています。

耐久性という面ではプラスチックには敵いませんが、健康的な側面では優っています。

出典: 「Evoware」http://www.evoware.id/product/ebp

できることから始めよう。




前述してきた通り、プラスチックを完全になくすことは難しいことかもしれません。
それでも、一人一人の使用頻度が少なくなることで、
環境にも健康にも良いことは間違いありません。


自分には関係ないと思わず、是非一度考えてみて下さい。

せっかく食べ物にこだわっていても、
それを食べている容器から有害物質が出ていては意味がありません。

今からでも遅くありません。

あなたの行動が自分自身や、
また次の世代の未来をいくらでも明るくすることができるのです。

今日、選ぶもの、使うものから見直してみましょう!

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桑子麻衣子
シンガポール在住、2歳の娘を育てるライフスタイルライター。妊娠、出産、子育てを経験し、よりオーガニックなライフスタイルを目指すべく日々勉強中。東洋医学やオーガニック最先端の現地から健康や美容、オーガニックなライフスタイルついて最新情報をレポートします。現在、ヨガ資格とオーガニックフードセラピーを勉強中。
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