オーガニック生活を始めたものの近くにオーガニックスーパーがない。周囲が有機野菜を買うことを理解してくれない。 そんなあなたが今すぐできる行動とは? 〜IN YOU Marketが、私に教えてくれたこと vol.3〜
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
日々食べている野菜、どのように選んでいますか?
オーガニックや自然栽培の野菜と決めている方もいらっしゃることと思います。
マクロビオティックでは「一物全体」といって、
「食材のもつ全ての要素を取り入れよう」という考えがあります。
たとえば大根。
大根の根(実の部分)だけでなく、大根の皮、大根の葉っぱ、
これら全てを取り入れることで、
大根の持つエネルギーを余すところなく
そしてバランスよく取り入れることができます。
それが単純に栄養素の面だけでなく、
食事のエネルギーバランスをとることになり、
自分の体を整えることにつながるのです。
そのため、マクロビオティックの実践には
丸ごと食べられる食材を選んでいくことが重要です。
しかし、有機野菜を日常的にするにはいくつか壁があります。
オーガニックスーパーが近所にないという壁
私は7年ほど前にマクロビオティックに出会い学んだことをきっかけに、
できるだけ野菜は丸ごと全体のエネルギーをいただきたいと思うようになり実践してきました。
やってみると、野菜の皮は剥かなくてよいので、むしろ作業が楽になり、
生ごみもほんのわずかしか出なくなりました。
当然、野菜は有機野菜を買うようになりました。
皮も、葉っぱも、全て食べることができますから。
マクロビオティック料理はシンプルでありながらおいしく、玄米菜食の生活を思う存分楽しみました。
私は幸い、近所にオーガニックスーパーがあったので、買い物に困ることはありませんでした。
しかし、実際にオーガニックスーパーが近所にあるという方は少数ではありませんか?
インターネットで有機野菜を購入することもできますが、
忙しい人や留守がちな人にとっては、宅配便を受け取るタイミングも難しいものです。
慣行農法野菜が家族にとって当たり前という壁
マクロビオティックを5年ほど実践していた私ですが、
子どもが生まれたのを機に実家の家族と暮らし始めました。
家族は有機野菜などは基本買わず、
大型スーパーやファーマーズマーケットなどで
いわゆる慣行農業で育てられた野菜を買ってきて調理していました。
家族にはマクロビオティックのことは伝えていましたが、
いつも買う野菜より値段の高い、オーガニック野菜を買うことの意味が、なかなか家族に浸透しません。
家族に健康でいてもらいたくて、食の大切さを学んできたのに、
伝えることの難しさを感じたものです。
特に身内である家族の食を変えることは、大変難しいものです。
それまで自分たちが選び、食べてきていた食事を否定されることになってしまうので、
そりゃあ面白くないでしょう。
だからといって自分だけこだわりを貫き、
オーガニック野菜を買ってきて、別で調理するのも嫌な感じです。
日々の食事は、家族のコミュニケーションの場でもありますからね。
そういうわけで、私はある意味妥協することになり、
個人的に自然農野菜を取り寄せながら、慣行野菜も食べることになりました。
そして、改めて慣行農業で作られた野菜について知って学ぶことになりました。
日本における農作物への農薬使用の実態
IN YOUでは度々日本の農薬使用についての記事が紹介されていますので
いかに日本が農薬を使っているかご存知の方も多いことでしょう。
日本の農薬使用量は世界第3位です。
さらに日本で使用されている農薬の中には、海外では使用禁止になっているものも含まれています。
(ネオニコチノイド系殺虫剤など)
農薬は大きく分けて殺虫剤、殺菌剤、除草剤があります。
しかし野菜に付着しているのは単純に農薬だけではありません。
野菜の表面は撥水性があり、散布した農薬が落ちてしまいやすいので、
展着剤といって、農薬が野菜に定着するようにあらかじめ使用される「のり」のようなものがあります。
また、薬液の浸透をよくして野菜の中まで入れやすくする役割の展着剤もあり、
殺虫剤をキャベツに吸収させ、虫がキャベツを食べると死んでしまうものも。
農薬といえば地上で散布しているイメージなので、
地中の根菜類は大丈夫なのではと思っていませんか?(私は思っていました!)
実は、地中は土壌消毒を最初に行っているので、しっかり殺菌の農薬が使われています。
ジャガイモなどは、大量に収穫する際に地上の葉はじゃまになるため、
先に農薬で枯らしているのだそう。
農薬の散布も一度ではなく、何度も何度も行われます。
特に農薬の使用回数が多い野菜や果物は
いちご、なす、きゅうり、トマトなどで50回以上農薬を使います。
こうして虫食いひとつない野菜や果物が売りに出されるわけですが、
二重、三重に農薬が使われているこれらが食べ物であるとはちょっと衝撃ですね。
農薬の体への影響は?
農薬中毒症状として、めまい、目の充血、吐き気、嘔吐、喉の渇き、発熱があります。
一番農薬の中毒になりやすいのは農薬を散布している農家さんご自身で
農林水産省が平成31年2月に発表したばかりのデータを見ても、
平成29年度に農薬によって中毒を起こした人、亡くなった人は合わせて38名いました。
また、近年増え続ける自閉症、多動症、発達障害、アレルギー症状との関連、
妊娠中の胎児への影響も心配なところです。
なぜ農薬が必要なのか?
このように日本の農薬使用が多くなってしまった理由として大量生産の効率化や、
イチゴやトマト、きゅうりなどが代表例の、旬を無視した作付けがあります。
農業は、異常気象や大雨、台風など自然の影響を受けてしまうリスクが高く、
収穫ができなければ、理由がどうであろうと、収入がなくなってしまうことになります。
すこしでも収量を確保するため、農薬を使う…。
農家も必死であることが伺えます。
しかし、消費者が年中トマトやキュウリを求め、
きれいな野菜を好み、
虫食いの野菜や色の悪い野菜、形の悪い野菜を選ばないというのも
それを後押ししているといえるでしょう。
売れない野菜は作れないということになります。
野菜の農薬は落とせるのか?
念入りな水洗いや、皮むき、重曹洗い、塩ずり、茹でこぼすなど、
農薬を落とすといわれる方法は調べるといろいろ出てきます。
念入りな水洗いは基本かもしれませんが、油性の農薬は落とすことができません。
皮むきは、農薬のリスクと共に栄養も失ってしまいます。
重曹洗いは自然派の方に人気がありそうですが、
本当に農薬が落とせているのか、しっかりとした証明がされていないそうです。
塩ずり、茹でこぼしは、昔から行われている野菜の下処理に通ずるものがありますが、
忙しい方にとって手間がかかることは間違いありません。
そもそも土壌の農薬を吸収した根菜に含まれる残留農薬は表面を洗っても落とせませんし、
お茶の農薬はそもそも洗うことが不可能です。
やはり一番は、オーガニック野菜を選ぶことにつきるでしょう。
でも悲しいですが、そうはいかない状況もありますよね。
IN YOU Marketで出会った、野菜・果物洗いパウダーを使ってみました
そんなときに、IN YOU Marketで出会ったのが、
野菜・果物洗いパウダーです。
使い方はとても簡単。
1 タライなどに2Lの水を入れ、パウダーを2〜3回ふりかけてかき混ぜます。
2 そこへ、野菜を浸して3〜5分待ちます。
(野菜が水面に浮いて浸っていないところもできるので、
時々向きを変えるとよいでしょう。)
3 水に汚れが浮き上がってきます。
4 野菜を流水で洗えばオッケーです。
とても簡単で手軽ですよね。
これなら面倒なことや手間がかかるのが嫌な人でも取り入れることができそうです。
野菜・果物洗いパウダーの特徴
洗浄力が大きい!
こういった農薬を落とすパウダーは他にも市販されていますが、
類似品との違いは粒子の細かさ。
原材料の貝殻を焼成した後に電気分解を行うことでカルシウムがイオン化された
純度が高いパウダーなので、
野菜や果物の細部に浸透し、水性・油性の農薬、展着剤などの残留農薬をしっかり落としてくれます。
原材料は天然貝殻100%、化学成分や薬品不使用で安心です。
殺菌力がある!
魚介類の除菌、キッチン用品の洗浄にも使えます。
各種検査、抗菌テストにおいて
黄色ブドウ球菌、大腸菌、O-157、サルモネラ菌、イソ吉草酸、酢酸99.9%が
3分以内に殺菌されることが分かっています。
少ない量・短時間で農薬が落とせる!
私が過去に使用したことがある他社の農薬落としパウダーは水に30分くらいつけていました。
(類似品の平均は15分ほどのようです。)
こんなに短時間でよいなんて嬉しい限りです。
一度の購入で3ヶ月ほど持つというのも経済的でありがたいですね。
今すぐ有機野菜中心の生活ができなくても、まずは農薬を落とすという一歩を
野菜・果物洗いパウダーがあれば、
たとえ今すぐ有機野菜中心の生活ができなくても
簡単に野菜の農薬を落とし、安心して食べることができるようになります。
家族には、「野菜の汚れが落ちて美味しくなるんだよ」と伝えて、
実際に浮いてくる汚れなどを見てもらうのもいいですよね。
とはいっても、この商品を使えば慣行栽培の野菜も全て安全になるわけではありません。
オーガニックにこだわれる環境にあっても、
その時によって有機野菜がどうしても手に入らないことだってあります。
そういうときにこの野菜・果物洗いパウダーがあれば安心ですが、
あくまでも、救済的ポジションとしてご使用くださいね。
あなた自身の健康、家族の健康のために、
ぜひIN YOU Marketで手に入れておかれることをおすすめします!
IN YOU Marketとは、NONGMO、ノントランスファット、ホルモン剤・抗生物質不使用など、
同業界では例をみないほどのその厳しい基準で、ストイックな商品選定を貫くオンラインマーケット。
業界をよく知る専門家や、研究者からも「日本のオーガニック業界の最後の希望」と絶賛されるほどに
「社会貢献性」そして「消費者志向」の強いマーケットです。
近所に信頼できるスーパーがない、ショッピングセンターがない。
そんなことに悩む人はぜひ、一度でものぞいてみてくださいね。
IN YOU Marketはこちらから
IN YOU Marketで、安心できるオーガニック商品・野菜を!
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