メニュー

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り

メニュー

Organic Life to all the people.

  • LINE
  • facebook
  • Instagram
  • twitter
  • お気に入り
本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

危険なのはプラスチック製品だけじゃない。缶詰やホットドリンクにも要注意。毎日の暮らしに潜むBPAの実態とは?

61702c1c507a3d668f2788a98b49298e t

プラスチックに関する環境問題などからストロー廃止、レジ袋廃止の流れが見られますが、
もっと身近な所に潜んでいるプラスチックの存在。

家庭内を見まわしてみても、プラスチック容器が目につくことはありませんか?

気を付けなければいけないのは、
容器やプラスチック製品などだけではありません。

お惣菜、お弁当、缶詰、飲み物。

あげればきりがありませんが、
毎日の暮らしで知らず知らずに触れているレシートにも、
BPA(ビスフェノールA)が含まれている事、
またその代替物質も安全とは言い切れない事、ご存知ですか?

みなさんがお店で受け取っているレシート、
それが身体へ大きく悪影響を与えているとしたら・・・どうしますか?


BPAとは環境ホルモン!様々な疾患への関連が疑われている



BPAはプラスチック原料として、
ポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂に含まれています。

口にする物に関してだけをあげれば、
ペットボトル飲料製品以外にも缶製品の内側やレシートのコーティング、
カップ麺、食器など様々な物に使用されています。

BPAはいわゆる「環境ホルモン」と呼ばれる、内分泌かく乱物質です。

エストロゲンと似た働きをし、以下のような疾患に関連があると言われています。

・泌尿生殖器の奇形
・不妊や早産、胎児の死亡
・肥満
・(乳がんのような)ホルモン関連器官のがん
・その他ホルモン系疾患
・心疾患
・性の早熟(初潮や精通)
・流産やダウン症候群
・免疫機能障害
・精子の減少や前立腺腫瘍増殖


安全許容量の設定を見直すべきとの意見も



低用量であっても、これらの疾患にBPAが関わるとする論文が発表されていますが、
現段階では動物実験の結果のみであり、ヒトへの影響は未知数です。

ですが、その影響は大人より子供の方が大きく出ます。

また、動物実験データをもとに予測する事は可能であり、
BPAの安全許容量設定を現在の数値よりも厳しくするなど
見直すべきではないかという意見も出ています。
出典:化学物質問題市民研究会


究極のデトックスアイテム!体から重金属や毒素を排泄<1日200円の健康習慣>ミネラルならこれ1つ。あなたの毎日が輝き始める|無味無臭「飲むミネラル」 by Minery(ミネリー)

¥ 18,225 (税込)



2008年に厚生労働省が「BPAを減らすことが適当」としたことや、
諸外国によるBPAの有害物質指定や販売禁止などを受け、
近年ではBPAフリーの文字を見かけるようになりましたが、
まだまだ浸透しているとは言えません。

危険なのはプラスチック製品だけじゃない!缶詰やホットドリンクも要注意



BPA=プラスチックと思われがちですが、缶詰も要注意です。

24時間以内に缶詰食品を食べた人からは、
通常より高い濃度でBPAが検出されました。

プラスチック製品にはBPAフリーの表示を見かけますが、
缶詰に見かける事は少ないですよね。

調査対象の10%が検査前24時間以内に缶詰食品を食べており、
より多く食べた方がより高い残留濃度だったという結果があります。

最も関係があるとされたのが缶詰の果物やパスタ、野菜、スープ。

複数の異なる食材を入れるものに対してはより入念な加熱が必要になります。

その工程でコーティング剤(BPA)に何らかの変化が起き、
食べ物へと移行したのではとみられ、
熱や酸・油に弱い特性から考えるとわかるような気がします。

缶入り炭酸飲料では非検出だったことから、
加熱処理を行う缶詰製品にはBPAの残留を懸念すべきであるとしています。

2016年に行われた調査では1日に1つ缶詰食品を食べた人は消費しない場合に比べ、
BPAの尿中濃度が24%上昇し、2つ以上になれば54%に達したといいます。

2018年にFDA(アメリカ食品医薬品局)が出したガイドラインでは、
許容安全摂取量の上限を体重1kgあたり50㎍としていましたが、
専門家によると、この数値は時代遅れな物であり、動物実験においては1kgあたり1mg以下、
一日2㎍以下で潜在的な悪影響が出るとしてEPA(アメリカ環境保護庁)では報告されています。

添加物や有害物質、加工食品…酸性になりがちな現代人のpHバランスを整える!アルカリ性食品に特化したオーガニックサプリ【単品】
豆乳やアーモンドミルクに溶かすだけの美味しい健康習慣!「スーパーアルカリグリーンエナジーラテ」

¥ 11,100 (税込)


BPA規制を受け、代替物質を使い始めている。でもそれは安全なの?



BPAの使用がとても多いのは、レシートにも言えます。
レシートは感熱紙を使っており、そのコーティング剤としてBPAが使用されます。

しかし、規制の波を受け、近年ではBPAの代わりとしてBPSが使われ始めています。

BPAのみならず、BPSのみのものや両方を含むレシートも存在します。
BPSはBPAと似た構造をしており、BPA同様に内分泌かく乱物質を含み、
環境への残留はBPAより高いと言われています。

レシートを触るBPAやBPSは、数秒で体内に吸収されます。

口から入ったものは、肝臓での解毒による排出を促す事は出来ます。
しかし皮膚から吸収されたBPAは、1週間以上体内に残留します。

除菌ジェル+レシートはBPAの残存率アップ



さらに除菌用ジェルなどを使用した後ではその吸収率は上がると言われています。
これは消毒後の皮膚にはBPAなどの残存がしやすくなっており、
その手で食事などを行うことで手と口の両方から
体内へ取り込んでしまうためではないかと思われます。
出典:Abstract

レシートを触ることの多いレジ職についている人を対象とした研究では、
30%以上が体内から検出され、
多くの従業員が一日の安全許容量を超える可能性があるとしています。(体重1kgあたり4㎍)

2014年の調査では80%以上のアメリカ人の尿中に、
検出可能レベルのBPSが存在していることがわかっており、
その90%以上がBPSコーティングされた感熱紙であるとしています。

こうした調査結果を受け、カリフォルニア州ではレシート電子化法案が提案されました。
既に電子化を行っている企業もありますが、
自治体レベルで認められれば森林伐採やBPA/BPS問題に一石を投じることが出来ると見られています。

また、アメリカのみならずブラジル・スペインに関しても90%以上のレシートにBPAを含んでおり、
フランスは半分がBPSに代替されているものでした。

BPSはBPA同様の有害性を持つとされているにも関わらず、
BPAほどの規制がなされておらず、BPS使用の拡大が懸念されています。

BPAのみならず、代替物質も同様の危険性がある。ならば寄らない、触らない、近寄らない。



お弁当容器や食器、サランラップなどにポリカーボネートが使用されていると
BPAの可能性はあります。

缶のみならず出先で買えて手軽な耐熱紙コップにも、
同じく耐熱コーティングとしてBPAが使用されます。

BPAは熱や酸に弱く、溶けだしやすくなります。
BPAの使用された容器を電子レンジで温めない事はもちろん、
長時間暑い車内に置かれたペットボトルやホットドリンクにも気を付けましょう。

プラスチック容器を食洗器で洗う事も避けた方が良いと思われます。
強い洗浄による傷から食品へと入りやすくなるためです。

先ほどあげた缶詰製品も酸の強いトマトソースや
油分の多い魚缶なども避けた方が賢明でしょう。

また、BPAの代替がBPSではない場合は
BPP、BPF、BPS、BPZ、BPAPなどが使用されてている事がありますが、
どれも構造は似ており、要注意です。

私たちが今すぐできることは?


今すぐ不安を解消する対策はいくつかあります。

・空き容器の使い回しや、電子レンジでプラスチック容器を温めない
・缶詰製品を避ける
・プラスチック容器をやめガラスや陶器、ホーローなどに替える
・ペットボトルドリンクを避け、マイボトルにする
・レシートになるべく触れない(財布にいれたままにしないなど)
・プラスチックラップをエコラップに替える

これ以外にも、改めて見渡してみると、
BPAやBPSなどが使われたものが溢れかえっていることに気づかされます。

今まであったものがなくなると不便を感じるかもしれませんが、
それもないのが当たり前になればなんてことはないはず。

一度、どれだけBPAが身の回りにあるか、チェックしてみてはどうでしょうか?
ちりも積もれば山となります。少しでも避ける事が出来るのならば、避けられる生活を。



オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market

IN YOU Market

BPAに気を付けよう!IN YOU厳選オーガニックアイテム

究極のデトックスアイテム!体から重金属や毒素を排泄<1日200円の健康習慣>ミネラルならこれ1つ。あなたの毎日が輝き始める|無味無臭「飲むミネラル」 by Minery(ミネリー)

¥ 18,225 (税込)

添加物や有害物質、加工食品…酸性になりがちな現代人のpHバランスを整える!アルカリ性食品に特化したオーガニックサプリ【単品】
豆乳やアーモンドミルクに溶かすだけの美味しい健康習慣!「スーパーアルカリグリーンエナジーラテ」

¥ 11,100 (税込)

チェルノブイリ原発事故を経験したロシアの科学者が開発、農薬や空気中放射線量を測る「有害物質チェックマシーン」8種

¥ 20,142 (税込)


この記事を読んだ方にオススメの記事

プラスチックゴミ問題で世界から取り残される日本|海外のプラスチック対策・包装事情から学ぶ、日本人が改めるべき姿勢とは

レジ袋やストローが存在しないオランダ|オランダのエコ生活に学ぶ日本人にとって「無料」が当たり前のプラスチック製品に頼らない生活

本当に怖い「プラスチック汚染問題」と生体への影響|プラスチックや環境ホルモンは人体にどのような悪影響を与えているのか?

IN YOUライター募集中!


あなたの時間を社会のために有効活用しませんか?
年間読者数3000万人日本最大のオーガニックメディアの読者に発信しよう!


 IN YOU Writer 応募はこちらから 

出典:Women's health
出典:Envioronmental research

この記事のタグ
お気に入り登録する
シェアする
61702c1c507a3d668f2788a98b49298e t

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

あなたにお勧めの記事
関連記事
ページ上部へ