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恐れていたことが現実に!ついに人体からマイクロプラスチックが検出!?世界がプラスチック製品の規制に取り組む中、対策が遅れた日本は?

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突然ですが、あなたの家にはどの位、プラスチック製品がありますか?
買い物袋、歯ブラシ、スプーン、ペットボトル、インクカートリッジ・・。
現在私たちの身の回りにあふれているプラスチック製品は、約100年前に誕生しました。

石油を原料とした、軽くて扱いやすい便利なプラスチック素材は、
今や、世界中どこにいっても当たり前のように使われています。

特に日本のスーパーやコンビニのレジでは、当たり前のようにポリ袋に商品を入れています。


プラスチック製品
最近は、レジ袋の有料化を行うスーパーも増えていますが、
まだ、日本のプラスチック削減への取り組みは、まだまだ始まったばかり。

既に、世界各国ではレジ袋や発泡スチロール容器の生産禁止やデポジット制度が導入されていますが、
まだ日本には明確な法規制すらありません。
政府は先月、ようやく重い腰をあげて、
プラスチック削減やリサイクルに関するパブリックコメントを募集し始めたばかりです。

出典:プラスチック資源循環戦略(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について(12/28募集締切)
http://www.env.go.jp/press/106186.html




買い物袋
私たちの住むアジアは経済成長に伴って、プラスチックの生産を拡大させてきました。
その量は、世界全体の半数にも及んでいます。
私たちが利用したレジ袋や、ペットボトルの蓋が、
海や川に捨てられ、環境汚染や生態系に深刻な影響を及ぼしています。




最近は、新聞や雑誌でも大きく取り上げられるようになり、
ご存知の方も多い思います。こうした深刻な状況を目の前にして、
以前より積極的にエコバッグを使うようになった方も、多いのではないでしょうか。

海岸や土手に捨てられたプラスチックは、太陽光により劣化し、
微細な粒子となって海や川に流れていきます。こうした劣化したプラスチックの細かい破片は
「マイクロプラスチック」や「ナノプラスチック」と呼ばれます。

以下が「マイクロプラスチック」と「ナノプラスチック」の粒子の大きさです。

  • マイクロプラスチック:5mm以下のプラスチック微粒子。

  • ナノプラスチック:1mmの1万分の1サイズの超微粒子。


  • こんなに細かい粒子なら、海中にいる生物が誤って飲み込んでしまっても
    不思議ではありませんよね。

    このプラスチック片は、海中の生物だけでなく、
    私たちの人間の人体にも深刻な影響を及ぼす可能性が指摘されています。


    海岸に打ち上げられたフグ

    ついに人体からの検出が確認されたマイクロプラスチック。
    私たち日本人も他人ごとではありません。


    以前、こちらの記事ではプラスチック製品からもたらす環境汚染と
    人体への影響についてお伝えしました。
    日本でも既に東京湾のカタクチイワシから、
    マイクロプラスチックが検出されています。

    また日本産の塩や、私たちが普段口にしているミネラルウォーターからも
    マイクロプラスチックは検出されていました。

    えっ嘘でしょ?!世界平均の約27倍の海洋汚染が進む日本海。2050年には海で泳ぐ魚の総重量を越えると言われるマイクロプラスチックごみ問題。マイクロプラスチックは既にあなたの今日の食事の中にも入っているかもしれません。

    今年10月には、このマイクロプラスチックが、
    ついに人体からも検出されたことが明らかになりました。
    今回は、プラスチックの細かい微粒子が人体に及ぼす影響を、より詳しくお伝えします。

    プラスチック

    既に、あなたの臓器にも侵入しているかも!?ナノプラスチックの影響は?


    10月に開催された欧州消化器病学会で、
    ウィーン医科大学の学者により、
    人間の排泄物からマイクロプラスチックが検出されたとの調査結果が発表されました。


    このマイクロプラスチックは、調査した8人全員の排出物から検出され、
    その被験者には、日本人1人が含まれています。

    以前から懸念していたことが現実になったようで、ショックですね。
    この報告により、私たちも既に、
    人体にマイクロプラスチックを取り込んでいる可能性が高いことが、
    より現実味を帯びてきました。


    ナショナルジオグラフィック「人体にマイクロプラスチック、初の報告 調べた全員の糞便に存在、日本人からも、学会発表」
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/102400459/



     マイクロプラスチック自体は、人体に取り込んでも、
    その大部分は排出されると言われています。
    だからといって、健康被害が起きる可能性が低いわけではありません。
    私たちが日常的に使っているプラスチック製品は、
    製造過程で、多くの添加物が使用されています。

    これらの添加物は、発がん性や奇形を生む可能性が高いPCBや、
    生殖機能に影響を及ぼす環境ホルモンなどがあります。

    これらの危険な添加物を含んだマイクロプラスチックは海を漂いながら、
    更に多くの有害物質を吸収します。


    さらにナノプラスチックは、この微細な粒子は、
    人の細胞膜をを通過し、
    臓器や身体の組織にまで入り込む可能性があります。
    ナノプラスチックが、有害物質を吸着し、
    私たちの内臓や臓器ににまで入り込んだとしたら・・・。
    想像するだけで、恐ろしくなりませんか?


    ペットボトルの山

    生分解性プラスチックには、化石燃料が混じった物も・・・。


    こうした危険な廃プラスチックの打開策として、
    日本の企業がが開発しているのが生分解性プラスチックです。
    これまでの石油原料によるプラスチックと違い、
    ジャガイモやサトウキビ、トウモロコシのデンプンや糖など、
    自然由来の原料で作られたプラスチックです。

    スーパーなどに「トウモロコシ由来の原料」
    と表示されている紙皿がありますよね。

    あれが、生分解性プラスチックです。ちょっと高価だけど、
    エコなイメージがイメージが売りの、この生分解性プラスチック、
    実は植物由来の原料と、石油原料を組み合わせた物があります。

    こうした素材は、一度海に流れてしまえば簡単には分解されません。
    生分解性プラスチックでも、海に流出すれば、
    私たちの健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。


    もし、これ以上マイクロプラスチックが海に増えたら、
    私たちの健康がどうなるか?
    考えただけで不安になりませんか?これ以上、
    プラスチック汚染を深刻化させない為に、私たちができることは何でしょうか?

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    参照:トコトンやさしいバイオプラスチックの本 日本バイオプラスチック協会 編日刊工業新聞社
    https://www.amazon.co.jp/dp/4526063339/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_E.qcCbHVZD039


    プラスチック素材の製品を買わない・使わない。


    あなたが、買い物をする時、商品を選ぶ基準はなんですか?
    食器やお皿、家具など身近な物にも、プラスチック素材は使われていますよね。
    陶器や木製の商品よりも安価で耐久性が高いプラスチック製品は、
    一見、コストパフォーマンスもよく、便利に見えます。
    だから、ついつい買って使いたくなる気持ち。私にもよくわかります。

    でも、買う前に少し考えてみましょう。
    あなたのお給料から買う、その便利なプラスチック製品が、海や川の生物や、
    塩、ミネラルウォーターなどを通じて、あなたの身体に入ってくると考えたら?

    そのことのによって、健康が脅かされるとしたら?マイクロプラスチックに付着した有害物質が、
    あなたの内臓にまで侵入し、留まったとしたら?
    そのコストは、本当に安いでしょうか?

    自分や家族の生活を豊かにする為の買い物が、
    私たちの健康を脅かす結果につながったら、悲しいですよね。
    買い物をする際は、プラスチック以外の自然に変える素材を選ぶようにしましょう。
     


    木製まな板

    買い物は、再使用可能な容器を使おう!


    昔の買い物は、容器を持参して食べ物を受け取ることが普通でした。
    私の地元で窯出し豆腐を作っているお豆腐屋さんは、昔ながらのやり方で、
    お客さんに容器を持参してもらい、豆腐を販売しています。
    以前、勤めていた農家さんでは、平飼いの卵の容器をリサイクルしていました。
    シアバターとアロマオイルをブレンドし、販売している業者さんも、
    アルミ容器や瓶を煮沸消毒し、再利用しています。

    食品や化粧品の容器は、きちんと熱湯消毒すれば、
    衛生的で人体に有害なゴミがでる可能性が少ないのです。
    大型店やチェーン店では難しいですが、
    小規模で個人経営をしているお店や業者さんなら、
    使い捨てプラ以外の容器で買い物できる場合があります。

    買い物をする際は、
    容器もリサイクルやリユースが可能なお店かどうかも、チェックしましょう。


    アウトドアのゴミ、きちんと持ち帰ろう。


     先日、山荘の管理人をしている友人のSNSを観ていたら、
    レジ袋に入ったゴミが雪山に捨てられている写真が掲載されていました。

    このゴミは、アウトドアにきた観光客が捨てて行ったゴミなんだそうです。
    「そういえば昔、身近にも、駐車場にゴミを捨てていた人がいたなぁ。」
    「家の畑からも、たまにプラスチックのゴミが出てくるなぁ。」
    と思いながら、友人の投稿を読んでいました。

     こうしたプラスチックのゴミが、太陽光で劣化して、
    細かい微粒子になれば、人の手で回収するのは不可能です。

    特に、海に流れ出てたものは、絶対に回収不可能で、
    浅瀬から深海に至るまで生物に大きな影響を与えることがわかっています。
    地下水、マイクロプラスチック。アウトドアなどで、
    やむを得ずプラスチック素材の容器や、レジ袋を使う際は、
    必ず持ち帰り、責任を持って処分しましょう。

    道路に捨てられたゴミ

    物づくりは、処分方法まで考えて行う時代に。


    日本では、高度経済成長期に、使い捨てのカップなど、
    大量のプラスチック製品が作られ、使い捨てられました。
    海や川、草原などいたるところで観光客により捨てられたプラスチックは、
    太陽光により細かく粉砕され、もはや回収は不可能です。

    私たち、人間が便利さや手軽さのみを追い求めた結果が、
    人体からマイクロプラスチックが検出される深刻な事態につながったのです。

    製品により出たゴミを回収・処分するのは企業の責任です。
    また私たち消費者も安易な気持ちで、ゴミを捨てないことが大切です。
    世界的に、ものづくりの技術が高く評価されてきたに日本。

    これからは便利さや手軽さだけでなく、製品や容器をどう処分するのか、
    企業と消費者が協力して考えていく時代ではないでしょうか?

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