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農学博士が語る遺伝子組換え作物の実態|穀物自給率を100%にすると食への不安は消える?日本から離れた国の作物ほど危険なその理由

スエタロー.
昭和40年生まれ。平成元年東京農業大学農学部農芸化学科(現:応用生物科学部農芸化学科)卒業。平成15年博士(農学)(東京農工大学)学位取得。青年海外協力隊、JICA専門家、シニア海外ボランティア等を通じて、ラテンアメリカを中心に国際農業協力に従事。特に、パラグアイでは大学客員教授として、スペイン語圏での9名の学生卒論指導完結。平成25年実用スペイン語検定3級合格(全国第二位で文部科学大臣賞受賞)。エクアドルでは、高等教育科学技術庁(SENESCYT)において最高級(4級)の教員免許を取得。現在、国内における土壌改良コンサルの他、エクアドルのリトラル工科大学において活動している。

最近遺伝子組み換え問題が叫ばれていますね。

この問題の根本は、穀物の大半を海外に依存し、「穀物自給率29%」と、
自国の農業を疎かにしてしまったことにあります。 

これは、第二次大戦後、米国の属国となった日本にとっては、
米国の命令に従わないといけなかったためです。

その一つが減反政策で、
農水省関係者の中でも疑問を持っていた方もいたとは思いますが、
昭和40年代初頭の自民党政権はそれを押し進めなければいけなかったのでしょう。 

その結果、農村の過疎化や農業の衰退化の道を辿ったというのが、私の見解です。 
国の政策も失敗していますので、
農業を疎かにしてしまったのは、国も国民も全員の責任なのです。

トウモロコシにせよ、ダイズにせよ、「遺伝子組み換え作物であるかどうか?」という前に、
根本的な問題として、知らなくてはいけないことがあります。 
それは、私も含めた消費者全員に該当しますが、

誰が作っているか分からない』ことで、
商売のみを目的にしている農業がメインであるということなのです。

農薬ゼロなんて、まずありえません。



日本国内でも、市場の基準を満たすため、
農作物栽培中に一定の農薬を散布せざるを得ないことは当然の事です。

このことは、生産者の苦労を知るという意味で、
消費者の方々には基本鉄則として理解したいところです。

生産者がは、自分たちの家族のための作物には基本的には農薬を散布しません。
それは、農薬の危険性を熟知しているからです。 
しかし現実では、市場の要求を満たし、一定の価格で市販しないと経営が成り立ちません。
それは仕方のない事です。

米国にせよ、ブラジルにせよ、大規模企業的農業を実践し、穀物の生産を実施しています。
特に、ブラジルにおいては、ダイズを食する習慣はありません。

彼らはダイズを、その消費国に市販する目的で栽培していますから、
本来の品種であっても、遺伝子組み換えであっても関係ないのです。

後ほど示しますが、私の劣悪土壌における海外協力経験からも、
遺伝子組み換え品種が栽培しやすく、リスクも少ないということは事実と言えます。
商売優先で、他国民の健康なんて考えていないのです。

ですから、「オーガニック」ということに神経を尖らすのであるなら、
遺伝子組み換え作物を批判する前に、
わが国の自給率を見直し、国産の割合を高めていくべきなのです。

そもそも遺伝子組み換えとは?



遺伝子組み換えとは、標的の病害虫や雑草類に対して、
それらを殺すタンパク質を作物体内で生成させる技術です。
つまり、作物体内に農薬を作っているといって過言ではないでしょう。

その作物を攻撃する害虫は、その作物を食べると死にますので、近付きません。
そのため、薬剤散布等の農作業のコスト削減に貢献するという事で、導入されているのです。


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遺伝子組み換え品種導入の現実



しかし、標的以外の昆虫を殺すといった報告もあり、
ご存知のように遺伝子組み換え作物に対する社会不安が増大しました。

戦後の環境ホルモンによる汚染問題、石綿による中脾腫裁判など、
また輸血医療によるC型肝炎から肝がん進行等、
長い時間をかけて緩やかに進行していく病気などが明るみに出てきていますが、
遺伝子組み換え品種も長期にわたっての安全性が確認されていません。

実際、主にダイズが、遺伝子組み換えの対象作物になっていますが、
多くの原因不明の病気も確認されています。

ブラジルでは銀行からの融資におけるリスク危機を抑えるため、
大規模生産者(ファゼンダという)に対して、遺伝子組み換えダイズ生産を許可



2004年10月16日日本経済新聞より

私はこの当時、ブラジル、サンパウロ州のグァタパラ日系移住地において、
セラードと同じ赤土の改良に従事していました(図8)。
ただ、ここでは、肥料の知識を有してない日系移住者の過剰施肥土壌の改良に関する研究と教育でした。




図8ブラジル、サンパウロ 州のグァタパラ移住地にある広大な赤土地帯,
2004図9ブラジル、サンパウロ州奥地におけるFazendaによる大規模ダイズ栽培, 2004 



この図を見て、どのような印象 を受けますか? 
遥か地平線の彼方までも広がるような広大な土地にダイズが栽培されていますが、
流石、ブラジルは食糧供給超大国であると実感しました。 

もちろん、前にも書きましたが、ブラジル人はダイズを食する習慣はありません。
これらは、「ダイズを売ってください。」と、土下座してまで、購入している
ダイズ消費国(日本など)のためです。

彼らには、遺伝子組み換えダイズであろうが、どのような農薬を撒こうが関係ないのです。

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健康を取り戻すために私たちが考えるべきこと



農業環境教育の他、消費者団体等において、国内のみに目を向けるのではなく、
特に、新大陸の企業的農牧業の現状を理解することが大切です。
なせならば、大部分が天水(雨水)依存であって、
天候不良による不安定生産も予想されるからなのです。

また、先ほど例にあげたブラジルでは、
生産者が神様であって、消費者は手玉にとられます。
生産者に有利が高値で取引は当たり前で、割り増し分は消費者が背負うのです。

土の健康を考え、持続的な農業を実践している生産者がいれば、
信頼することもできます。
まずは、自分たちの食べ物は自分たちで生産拠点を築くことが大切です。

穀物自給率を100%にすると食への不安は消える!



海外からの遺伝子組み換え作物に対する大きな社会不安・懸念は、
日本の穀物自給率が29%と低いことが大きな要因です。

耕作放棄地の有効利用を考えながら、穀物自給率を高めることを考えましょう。
しかし、人口1億を抱える小国日本にとっては、それは困難さが予想されます。


穀物自給率を高めない事には日本人の未来はない!



国内の耕作放棄地の地力復活・有効活用なり、海外の土地を借りるなり、
穀物自給率を高めることをしないと、いつまでたっても、この遺伝子組み換えの問題は解決しません。

国内であれ、海外であれば同じ民族である日本人の管理の下、
信頼できる人(生産者)からの農産物を得ることが、私たちの健康問題とも大きく関係してきます。

天災や食糧危機に対する備えがないことも、大きな社会不安につながり、
それは歴史が証明しています。

まして現在、地球環境異変による穀物生産が低迷する中、
土壌の健康を考えた持続可能な農牧林生産の構築と実施が急がれます。

生産者のみならず、私も含めた消費者がそのことを踏まえて、勉強していくことが大切で、
正しく、真の意味での食農教育へと繋げていくべきです。

子供や孫の世代においても、明るい未来を築くことが大切でしょう。

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