相手を想う「心配」がむしろ、相手を不幸にさせる?|目に見えない量子力学から見た「心配」の法則とは?
![key 2471021 1280](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/key-2471021_1280.jpg)
IN YOU読者のみなさま、こんにちは!
氣功セラピストの根元 りなです。
みなさんは、どんなときに「心配」をしますか?
結論から申し上げますと、
実は「心配」のエネルギーは、残念なことに“マイナスのエネルギー(負の氣)”なのです。
大切に思うからこそ湧き上がってくる「心配」が、なぜ悪いエネルギーに属するのか?
今回はこの「心配」について紐解いていきます!
どんなときに心配しますか?
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/person-1153168_1280.jpg)
「心配するとき」とはどんなときでしょうか?
「ママ、帰りが遅いけれど大丈夫かな?」
「家族の病気が悪化したらどうしよう?」
「(子供の)発表会、うまくできるかな?」
世の中には無数の心配事があります。
また、
「嫌われたらどうしよう?」
「失敗したらどうしよう?」
と行った、心配によく似た「不安」という感情もあります。
心配と不安は矢印の向きが違うだけで、非常によく似ているエネルギー。
こうして書き並べるだけでも気が重くなります。
心配や不安っていったい何?
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/youtuber-2838945_1280.jpg)
心配や不安になっているときの状況を想いでしてください。
「○○だったらどうしよう…」
と、起きてもいない未来のことをグルグルと考えています。
例えば、風邪でぐったりしてる子供に
「夜中に急に高熱を出して、熱性痙攣まで起こして、
でも、自分は寝ていて気づけなかったらどうしよう…」
と、まだ起きていないのに、本当にそうなるかさえもわからないのに、
ひたすら良くない未来をグルグルと考えて悶々とする。
この湧き出てくるネガティブな感情を「心配」「不安」といいます。
心配や不安ってどんなエネルギー?
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/motion-843072_1280.jpg)
「怒り」や「悲しみ」といった負のエネルギーと同じような、重たいエネルギーです。
心配よりも感覚的にわかりやすい「怒り」を思い出してください。
怒った後はどんな感じがしますか?
感情をぶつけることでスッキリされる方もいるかもしれませんが、
頭に血がのぼってしまってイライラが止まらなかったり、
ドッと疲れて無気力になってしまったり、
胃が痛くなるなど内臓にでる人も少なくないのではないでしょうか?
怒りのエネルギーは、心配のエネルギーが攻撃的になってパワフルになった感じです。
心配をすると、怒りほどではないけれど心身にダメージがあることを覚えて起きましょう。
心配や不安は、ハイリスクな「心の保険」
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/insurance-539659_1280.jpg)
人間という生き物はアクシデントに弱いもので、突然悪いことが起こると
ガッカリしたりショックを受けて寝込んでしまうこともあります。
その落ち込みによる衝撃を和らげたり免れようとしようとして、
わざわざ「○○だったらどうしよう?」と心配したり不安に思ってみたりして、
その心配事が現実化すると「やっぱり嫌な予感は的中した!」と、
「自分の心を守るために保険をかける」方がいます。
果たしてこの保険作戦はどうなのでしょうか・・・?
心配や不安の力を使いすぎてうつ病になった
知り合いに「何かあったときにショックを受けたくないから、いつもネガティブに考えることにしているの」
という方がいらっしゃいました。
ご主人の帰りが遅かったら
「車にはねられていたらどうしよう?」
「暗い道を歩いているときに、後ろから刺されたらどうしよう?」
習い事を始めても
たえず「できなかったらどうしよう?」
電車に乗ったら
「電車が脱線して死んだらどうしよう?」
こうして心配したり不安になることで、良くない結果が出たときに
「やっぱりそうなったか!ってホッとできる」と・・・
そして心配したり不安になることが習慣になってしまったこの方は、
心が壊れてしまってうつ病になってしまいました。
毎日心配と不安を繰り返して生活をしているんですもの、
それは気の巡りも質も低下して病気になってもおかしくありません。
心配というものは
ハイリスク・ローリターンな心の保険なのです。
心配や不安は、ようするに「妄想」なのです
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/brain-2062057_1280.jpg)
「○○だったらどうしよう?」
起こってもいない未来を予想して心配するというというこの思考は、
ひらたく言うと『妄想』です。
人の心配や不安を、妄想と一緒にされるのは心外かもしれませんが、
例えば、ゴールデンウィークに行く旅行に、ワクワクな時間を描く妄想とやっていることは同じです。
もしかしたら、その妄想した未来は現実となって、
「やっぱ当たった」とスッキリして心の保険の効力は発揮されるかもしれません。
ですが、妄想してゲンナリだったりドキドキと過ごしている時間、
心配や不安のネガティブエネルギーに取り憑かれることになります。
ちょっと考えてみてください。
悪い結果がでたとき、
心の保険をかける
「(ー)心配や不安でいる時間」+「(ー)悪い結果」+「(+)的中した心の保険」
(※ ( )内の±はエネルギーの陰陽)
と、
心の保険をかけない 「(ー)悪い結果」 だけの時間
どちらの方がマイナスが多いでしょうか?
それは、マイナスが二つもある保険をかける思考の方。
心配や不安でいる時間が長ければ長いほどマイナスの値は大きくなります。
どんなに心配や不安でいる時間が短かったとしても、
明らかに心に保険をかけない方が楽ですよね?
意識や思考は素粒子として飛んでいる
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/sadness-3434515_1280.jpg)
エネルギーは、良くも悪くも周りの人に影響を及ぼします。
例えば、元気で明るい人が近くにいると元気をもらえることがありませんか?
逆に、ネガティブな感情の人が近くにいると、
気分が悪くなったり頭痛がしたり、なぜかイライラすることはありませんか?
元プロテニス選手の松岡修造さんは、ただ声やリアクションが大きいだけではなくて、
テレビ越しでも熱いネルギーが伝わって来ますよね?
意識や思考は空間を「素粒子(そりゅうし)」として飛んでいるとされています。
そのため、自分の後ろにいて視界に入っていない人の雰囲気や、
なんか見られたり気があるような空気を感じ取ることができるのです。
素粒子とは?
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/abstract-3460328_1280.jpg)
宇宙も含め、この世の全ての物は原子からできていると出来ている、
と教わったことがありませんか?
その原子は核と電子の二つの要素があって、
さらに原子には陽子と中性子があって、その陽子と中性子の中に素粒子があります。
わかりやすく、最も身近な人間を例に説明してみましょう。
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421.jpg)
まず、人の体は細胞で出来ています。
その細胞は様々な分子によってできています。
分子はいくつもの原子が繋がってできていて、原子は、電子と核でできています。
まず、この電子が素粒子の一つです。
核の中には陽子と中性子があり、さらにその中に素粒子があります。
そう、素粒子とは物質を構成する、最も小さな物なのです。
2015年に東京大宇宙線研究所の梶田隆章教授が
スーパーカミオカンデでの研究でノーベル物理学賞をとったのも、
ニュートリノと呼ばれる素粒子の一つです。
参照:スーパーカミオカンデ 公式ホームページ – 神岡宇宙素粒子研究施設
そして、物によって素粒子の種類は様々ですが、大きく分けて3つの特徴に分けられます。
・物質を作る素粒子
・力を伝える素粒子
・質量を与える素粒子
人の意識に関する素粒子は、主に「力を与える素粒子」と言われています。
意識が及ぼすエネルギーも引き寄せも、
もはや「気のせい」のような曖昧なものでもなくスピリチュアルなものでもなく、
科学的に解明されつつある話しなのです。
心配は、相手にも悪影響を及ぼすエゴ
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/people-2603521_1280.jpg)
心配のエネルギーも素粒子のため、意識する相手に飛んでいきます。
相手を大切に想うがゆえに湧いてくる感情だから愛情の一種で、
悪い影響なんてあるわけがないと思っている人が多いようですが、
心配のエネルギーに変わらず、残念ですがマイナスのエネルギーです。
そして、この重たいマイナスのエネルギーを受けてしまった相手は、
アクシデントにあったり、心身を弱らせてしまって良からぬ事態になることがあります。
相手の幸せを望んで心配しているのに、
エネルギーの世界で見てみると、どんどん削られて減って、
気巡りが悪くなることはもちろん波動も下がっていく。
ショックではありますが、残念ながら、
心配は、相手のためにしているようで、実は自分に矢印が向いたエゴなのです。
思考は、良くも悪くも現実化する
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/people-3234569_1280.jpg)
エネルギー(気)は思考に従ってはたらき、そして現実化していきます。
いわゆる「引き寄せ」という現象。
先ほどご説明した3つの素粒子のうち、主に「力を伝える素粒子」が作用しています。
思考が乗った素粒子が飛んでいき、その思考に合った現実が引力によって引き寄せられてきます。
私自身も、様々な引き寄せをしてきました。
「あの会社で働いてみたい!」と思ったら、向こうからお話をいただけたり、
テレビや雑誌に出てみたいと思ったら出演依頼をいただけました。
もちろん、小さな良いこともたくさんありましたし、
うっかりネガティブになってしまって悪いことを引き寄せてしまったこともあります。
(それも、自分にとって必要な学びだったと思いますが)
これらの体験からはもちろん、素粒子の存在から考えてみても、
エネルギーは考えていることに従って動き、その通りに現実化するのです。
もちろん、これまで良くないとお話をしてきた「心配」や「不安」という感情・意識も、
例外なく思考(妄想)に従って現実化しがちになるのです。
「私、悪い予感は良く当たるんだ」なんて思っている人は、
自分の思考を見直した方がいいかもしれませんね。
どうしてもしてしまう心配や不安のエネルギーを打ち消すには?
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/key-2471021_1280.jpg)
ここまでで、心配や不安というものが、自分にとっても相手にとっても、
いかに心身に悪い影響を及ぼすかといったことがわかったかと思います。
とは言っても、
愛していたり、大切な人には幸せでいて欲しいと思う分、
どうしても心配をしてしまうし、怖いものは怖いですよね?
そういうときは“思考や意識の方向を変える”のです。
信頼のエネルギー
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/african-bush-squirrel-1580058_1280.jpg)
心配や不安といった感情に最も効果的なのが『信頼』。
例えば、
病気で入院している子供が心配すぎて仕方がない時は、
その子の生命力を信じて寄り添う。
その人の精神状態にもよりますが、大抵の人は、
「大丈夫?大丈夫?」と心配して来られるよりも、
「すごいね!頑張ってるね!」と、自分のことを信じてもらえた方が心が晴れるものです。
たとえ信頼しても良からぬ結果が出てしまったとしても、
心配や不安で悶々と苦しい時間を子供と一緒に過ごすよりも、
幸せを積み重ねて、優しい答えを出せる日がくすはずです。
「面接で落ちらたどうしよう」と、頭の中がグルグルしているときは、
自分の実力を信じて最善を尽くす。
何事も、頭の中がグルグルとしていると最高の実力を発揮できませんよね?
自分のことも信頼してあげることで、のびのびと本来の自分の良さが発揮できるのです。
信頼のエネルギーは、相手のことを100%想う“愛のエネルギー”なのです。
思考の方向を変えて、愛のエネルギーを循環させる
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/sunset-691848_1280.jpg)
そんなことを言われても、ネガティブ思考が抜けないからムリ!という方は、
日頃から『どうだったら最良なのか?』を妄想しましょう。
家族のかえりが遅くて心配すぎて、つい悪いことばかり考えてしまうなら、
家族が無事に帰ってきて、眠るまでの短い時間を、どうやって一緒にゆったり過ごそうか妄想する。
もし行動できることがあるのなら行動してみる。
例えば、寒いひだったら、湯たんぽを布団の中に入れて温めておいてあげるとか。
「心配はいけないいけない!」と思って無理に思考を止めようとしないで、
思考の方向を変えてあげることが、無理なく効果的です。
自分や相手にとって最高の時間を考えてあげることで、愛のエネルギーを循環させる、
この習慣を積み重ねていくことで、ネガティブ思考は和らいでいきます。
東洋医学からアプローチする
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/tai-qi-1583805_1280.jpg)
信頼することも愛のエネルギーを循環させることが難しい場合、
東洋医学的に考えると「氣・血・水(き・けつ・すい)」のバランスが悪かったり、
五臓の調子が微妙な場合があります。
十分に睡眠と栄養をとり、運動をすることで自分を整え、
気巡りの良い体を作ることが必要な場合もあります。
下記のリンク先に、気(生命エネルギー)と、
代替療法として使われている氣功について記載した記事がございます。
自宅でできる気巡りを上げる、氣功を用いたヒーリングのやり方も記載しておりますので、
お役に立てられましたら嬉しいです。
https://macrobiotic-daisuki.jp/kikou-185611.html
オーガニックな物を意識する
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/orange-3487775_1280-1.jpg)
最近、地元のスーパーでも「有機」や「オーガニック」の文字をよく見かけるようになりました。
氣(エネルギー)の観点から見ると、
農薬を使われたり悪い環境で育ったもの、そして動物実験を経て作られたものと、
オーガニックなものとではエネルギーの量はもちろん質も違います。
肌に触れる着ているものや、口の中に入る食べ物、
入浴剤や化粧品、洗剤といった経皮的な物を、
少しずつでもいいから意識して取り入れていくことで体は変わってきます。
まとめ
愛しているから起こる「心配」の感情が悪いものというのは意外だったかと思います。「心配はしてはいけない」というのではなく、
『心配の仕方を変える』と捉えてみてください。
ふと心配事が湧いてきたら、「どうしたら相手のためになるか?」と、心配の仕方を変えるのです。
最後に、一番大事にしてほしいことがあります。
それは、
相手を思いやれる自分を褒める
こと。
![](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/heart-762564_1280.jpg)
冷たい人だったら心配なんてしませんよね?
でも、あなたは相手のことを心配する優しさがある。
自分のことも、支えてくれる家族や友人のことも大切に想うから不安になる。
そんな優しい自分を丸ごと愛して抱きしめてあげてほしいのです。
みなさまの生活が、もっと穏やかで優しい時間でありますことを応援しています!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
オーガニック食品やコスメをお得に買えるオーガニックストアIN YOU Market
IN YOU Market心穏やかで優しい時間を過ごそう。IN YOU おすすめのアイテム
この記事を読んだ方にオススメの記事
【初心者向け】コロナ時代のストレス解消&免疫力アップにオススメの「ヨガ」。在宅で出来る「オンラインヨガ」のハウツーを徹底解説!ストレスをためると必ず身体に現れる?精神保健福祉士が教えるストレスコントロール法
世界一の不眠大国「日本」|日本人が今すぐ知っておきたい人生の質を高める快眠方法とは
IN YOUライター募集中!
あなたの時間を社会のために有効活用しませんか?
年間読者数3000万人日本最大のオーガニックメディアの読者に発信しよう!
IN YOU Writer 応募はこちらから
![key 2471021 1280](https://macrobiotic-daisuki.jp/cms/wp-content/uploads/key-2471021_1280.jpg)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう