せっかくの無農薬野菜、栄養をほとんど捨ててしまっていませんか？ 毎食で「一物全体」を叶える！今日からできる簡単ベジブロスの作り方

最近では自然食のお店やオーガニックスーパーなど増えてきたり、
普通のスーパーでも有機野菜や無農薬野菜が売っていたり、
通販でもオーガニック野菜・食品を気軽に手に入るようになってきました。





私は東京の郊外に住んでいるので周りにちらほら農家さんの畑があります。
ここ２年くらいで無農薬野菜を作ってくれる農家さんが出てきました。
無農薬野菜やオーガニック食品が段々と身近なものになってきたところで

せっかくの無農薬野菜、栄養余すことなく摂取出来てますか？

農薬を気にせずに安心してそのままパクっと食べられる無農薬野菜。
スーパーで買う野菜と味が全然違うのです。

野菜の味がしっかりしているのに、
変に野菜の嫌な苦みや臭みが出てないところがとても気に入っています。
つまり、美味しい！！！


美味しい野菜を食べて野菜の栄養素をしっかり取れる、
そんな一石二鳥な食べ方をご存じでしょうか？

フィトケミカルのABC

ご存知、人間が生きるのに必要不可欠な「６大栄養素」の
タンパク質・炭水化物・脂質・ミネラル・ビタミン・食物繊維はご存知ですよね。

最近ではそれに続き、
７つ目の栄養素のファイトケミカルも盛んに言われるようになりました。

ファイトケミカルとは・ファイト＝植物・ケミカル＝化学成分　のことです。
植物が持つ成分のことで、健康維持・増進には必要不可欠な栄養素といえるものです。

ファイトケミカルの種類はとても多く、
代表的なものとして
□ ポリフェノール・フラボノイド系　は　アントシアニンやイソフラボン　など
□ カロテノイド　は　リコピンやβカロテン　など
□ 含硫化合物　　は　イソチオシアネート　など
があります。

これらは　緑黄色野菜や香りの強い野菜に多く、
色素の成分や辛味や香り成分　のことです。



最近の情報番組や健康番組でもトマトに含まれているリコピンや、
ニンジンに含まれているカロテンなどを取り上げた番組も多く良く耳にしているのではないでしょうか。


ファイトケミカルのすごいところは抗酸化作用があり、
体を錆びさせない作用があるところです。

人間の体も錆びることで、さまざまな障害が起き病気の原因になります。

その錆び予防にファイトケミカルはかかせないのです。
その他に　がん予防や免疫力が上がるともいわれています。

引用・参考
www.nyusankin.or.jp/health/health1-12.html

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無農薬野菜は皮ごと食べよう！

一物全体という言葉を聞いて事があると思います。
野菜に例えると、実も皮も種もヘタも根も全部食べよう！ということ。
玄米や全粒粉はまさに一物全体です。

無農薬野菜のいいところは皮ごと食べても不安要素がないところです。
なので皮を捨てるなんて、本当にもったいないです。

皮つきで食べる事は想像しやすいし、やってみたら全然気になりません。
しかし、ヘタや種や根は普段なかなか食べ難いところではあります。
ですが実はその部分にこそファイトケミカルが多く含まれているんです。

そこで、食べ難いヘタや種や根のファイトケミカルを摂取するのにおすすめしたいのは・・・

種もヘタも全部入れてベジブロスを作ろう!

ベジブロスとは・・・
・ベジ(＝野菜)とブロス(＝出汁)を足した言葉。
つまり野菜のお出汁です。

普段捨ててしまうような野菜くずと水を使って栄養満点のお出汁が作り出せるのです。

これは外せない！
ベジブロスに入れるべき優等生野菜クズ

□ 玉ねぎのヘタ・皮
□ キャベツの芯や外側
□ キノコ類の石づき
□ かぼちゃの種

この４種が入ると、
そのまま飲めちゃう位、美味しい出汁になりますよ！

他のおすすめ

□ 里芋の皮
□ レンコンの節
□ ピーマンの種・ヘタ
□ トマトのヘタ
□ ナスのヘタ
□ ゴーヤの種・ヘタ

　・・・・・など。
その季節に出た野菜の捨ててしまう部分ですが、
普段摂らない栄養が凝縮されているのでおすすめです。

野菜選びのポイント

□ 玉ねぎの皮が多すぎると少し渋い感じになります。
□ レタスは渋みや苦みがすごく感じられてので、
ベジブロスにするのではなく炒め物などで使うのをおすすめします。

ベジブロスの作り方

野菜の量は細かく計量したりせずに、
２～３日にちにたまった野菜くずを使う形でかまいません。

洗った野菜くずと鍋の６～７割くらいの水を入れて、
３０分くらい弱火にかけておくだけです。
作るのに火にかけているだけで技などなく簡単なのがおすすめポイントです。
使う前にザルなどでこして汁だけのものを使います。

そこにの日本酒と昆布も入れると、
野菜の旨味をより引き出すことができますよ！

ベジブロスはどうやって使うの？

カレーやスープの水として

カレーやスープを作るときなどお水をいれるタイミングで、
この野菜の出汁（ベジブロス）を入れましょう。

ベジブロスにはファイトケミカルの栄養も旨味も溶け出しているので、
野菜による旨味を強く感じるのでたくさんの塩分を加えずとも味を感じるため、
塩分も控えめにできるのも嬉しいポイントです。

お味噌汁の出汁にも

私は洋風の料理以外にも和風の煮物にお味噌汁の出汁にも使います。
乾物を戻すときにも使えますよ。

⭐︎映画いただきます2 オオタヴィン監督&奇跡のりんご木村さん×IN YOU編集長 松浦 愛 夢のオーガニック対談！

まとめ

ベジブロスを作るようになると、
野菜のくずのかさが減るので捨てる時も小さくなってくれて便利ですし、
ゴミが減るのでエコにつながります。

最初は免疫力を上げてくれるところに惹かれて作り始めたのですが、
毎日のお味噌汁が何倍も美味しく感じ、
今はただ美味しく味噌汁やスープのために作っているところもあります。

医食同源という言葉あるように、
毎日の食事から病気の予防や薬の効果のような食事をして、薬に頼らずに笑顔で生きていきたいですね。
さらにベジブロスは美味しいので苦にならずに日常的に続けれらると思います。

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