スーパーフードの使い方がわからない人必見!「体質別スーパーフードの使い方」と効果効能。

ここ数年知名度をぐんと上げているスーパーフード。
雑誌やテレビでも特集され、ますます注目されています。
新しいスーパーフードが出るたび、あまり調べずに飛びついてしまう方も多いのでは?
そもそもスーパーフードとは何なのか、具体的にどんな効果があるのか、など詳しく知っていますか?
今流行りのスーパーフード、その人気の理由は?

日本でスーパーフードに火がつきはじめたのは、海外のスーパーモデルやハリウッド女優達が美容と健康のために取り入れているというメディアの情報がきっかけ。
マドンナがキヌア、ミランダ・カーがココナッツオイルなどを紹介し、彼女たちのように綺麗になりたいと願う女性たちの間でブームとなりました。
そこからみるみる情報は広がり、今やテレビの健康番組などでドクターがオススメするほどに。
現代人にとってスーパーフードは綺麗になる、健康になるためのツールの一つとして人気となっています。
スーパーフードの定義って何?
スーパーフードは、ざっくりいうと美容や健康に役立つ食べ物ということですが、そもそも概念って何?と思われる方もいると思います。私が所属する一般社団法人インターナショナルスーパーフード協会では、スーパーフードをこのように定義しています。
一食分あたりにより多くの栄養価を含む
アクティブな抗酸化物質を多く含む
身体にクリーンなエネルギー源である
栄養価が高く、身体を酸化することから守る抗酸化物質を多く含み、有害なものを含まないエネルギー源というところでしょうか。
なぜ今、日本人にスーパーフードが必要とされるのか。

ではなぜ、日本人にスーパーフードが必要なのか?
それは、私たちが食に関する多くの問題を抱えているからです。
今の日本は、添加物、農薬、化学肥料、遺伝子組み換え食品、放射線などたくさんの食汚染にさらされています。
それらによる健康被害は計りしれません。
ここ数十年、日本の医療費が毎年連続で最高額を更新しているという事実からも、病気にかかる人がどんどん増えていることは明らかです。
私たちの身体は細胞から出来ています。
その細胞が食事や環境によりダメージを受けることで、老化、免疫低下、それに伴い病気などの症状が出てきます。
栄養価が高く、抗酸化物質が多く含まれる、クリーンなエネルギー源であるスーパーフードが細胞をダメージから守ってくれるため、現代人がうまく使うに越したことはありません。
それぞれの細胞が元気だと、消化・吸収・排泄の力が強化されます。
身体に必要な栄養素は循環し、不要な有害物質は排出するという理想的な状態が維持できるのです。
やみくもに使うのはもったいない!
せっかく摂るなら効果的に。

スーパーフードが美容や健康維持に必要な食べ物だと理解していただけたと思いますが、やみくもに使うのはもったいないです。
せっかく生活に取り入れるなら、簡単で効果的にできる方法を。
前述したように、スーパーフードはクリーンなエネルギー源。
クリーンな状態で体内に入れるために、調理する際はシンプルに取り入れてみてください。
間違っても、化学調味料満載の料理に混ぜたり、人工甘味料たっぷりのドリンクに混ぜたりなどは、やめたほうがいいですね。
有害な物と一緒に摂ることは、せっかくの効果が期待できなくなるのでもったいないです。
もうひとつ、自分の体質に合ったものを選ぶということ。
自分の身体に必要なものは何か、どんな効果があると身体のコンディションが整うのか。身体の状態に目を向けて、必要な栄養素を効率よく摂取し、エネルギーアップしましょう。
体質別おすすめスーパーフード
あなたの体質に合うスーパーフードはどれ?!
ここでは体質別に、試してみて欲しいスーパーフードをピックアップ!それぞれ期待できる効果を紹介します。
太りやすい方に。ダイエットの補助に!ヘンプシード・ウィードグラスなど

太りやすい方にオススメなのがこちらです。
一つ一つスーパーフードを入手して食べるのもいいですが、初心者でも手軽に使えるのが便利。
・ナチュラルなプロテインを豊富に含むヘンプシードを配合しているので鍛えている方にもグッドです。
・アルカリ性のスーパーグリーン植物、ニュージーランドウィートグラスを配合しているので栄養価も豊富。
・βカロチン、ナイアシン、食物繊維など栄養分が豊富で甘みを持つルクマを配合し、飲みやすくなっています。
・ビタミンを豊富に含みエイジングケアにも用いられるゴジベリーを配合。
・ヨウ素を豊富に含む昆布を配合しています。ヨウ素は基礎代謝をサポート。
・カテキンが豊富な抹茶を配合しています。カテキンは肝臓の代謝機能にアプローチ。
・オーガニック、グルテンフリー、砂糖不使用、ビーガン対応!
肌荒れや便秘、有害物質の蓄積が気になる・・・そんな方に。クロレラ・フェンネル・アルファアルファなど

デトックスが必要だとはよく聞くけれど・・・なかなか実践できていない方も多いのでは?
こちらはオーガニックのクロレラや、フェンネルなど解毒性の高い食材を完全オーガニックで配合しています。
・身体の有害物質排出をサポートするクロロフィル(葉緑素)を豊富に含むクロレラ(台湾産) を配合。
・欧米の植物療法に古くから使われ、循環機能や腎臓の浄化作用をサポートするイラクサを配合。
・「飲む輸血」と言われ血流をサポートし、鉄分を豊富に含むビーツを配合。
・食物繊維を豊富に含むヤーコンを配合。
・アーユルヴェーダの療法にも使われ、ビタミンやミネラルが豊富なアルファルファを配合。
・古くからダイエットに使われ、消化と浄化にアプローチするフェンネルを配合。
・オーガニック、グルテンフリー、砂糖不使用、ビーガン対応。
ストレス過多、疲れが取れない、元気になりたい方に。バオバブ・ルクマ・ガラナなど。

寝ても疲れが取れない、肌のくすみが心配・・
そして、仕事や人間関係のストレスで疲れ気味の方に一押しなのが自然のビタミンをたっぷり摂取できるこのパウダー。
・ビタミンC*が豊富なバオバブと鉄分*他ミネラルが豊富なマカを配合。
・βカロチン、ナイアシン、食物繊維など栄養分が豊富で、甘みを持つルクマを配合。
・南米のアマゾン川地域産、食物繊維や植物栄養素を豊富に含むアサイーを配合。
・鎮痛剤にも使われ、精神的に敏感になり、感覚を研ぎ澄ますガラナを配合。
・疲労回復にアプローチするシベリア人参(エゾウコギ)を配合。
・オーガニック、グルテンフリー、砂糖不使用、ビーガン対応。
青白い、疲れやすい、体力のない「ヤセ型陰性体質」にはコレ。
スピルリナ

・免疫力アップ
・貧血予防
・新陳代謝アップ
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太っている、水太り、ストレスフルな陰性体質にはコレ。
ココナッツオイル

・むくみ予防
・便秘解消
・抗ストレス作用
筋肉体質、ダイエット中の陽性体質にはコレ。
アマランサス

・脂肪燃焼
・デトックス
・アスリートサポート
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生活が不規則な陽性体質にはコレ。
キヌア

・生活習慣病の予防
・抗アレルギー作用
・栄養不足の解消
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ホルモンバランスの乱れ、肌荒れが気になる陰性体質にはコレ。
マカ

・ホルモンバランスの調整
・冷え性改善
・アンチエイジング
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胃腸の疲れ、お酒の飲み過ぎ陰性体質にはコレ。
ブロッコリースプラウト

・肝臓の解毒作用の促進
・胃炎、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の減少
・抗酸化作用
とっても簡単。スーパーフードはこう使うのが正解!
では、前項で紹介したスーパーフードの使い方を。スーパーフードは継続して摂取することで効果が期待できます。
料理が得意ではない私でも、簡単で手間がかからず楽しく続けられている取り入れ方を紹介します。
■スピルリナ
基本は「混ぜる。」
・スムージー
・豆乳ヨーグルト
・納豆
・とろろ
・ベジ・ハンバーグ(たねに混ぜる)
・カレー
■ココナッツオイル
基本は「混ぜる。」
・スムージー
・コーヒー
・ドレッシング
・スープ
・デザート
■アマランサス
基本は「一緒に炊く。」
・玄米
・スープ
・煮物
■キヌア
基本は「一緒に炊く。」
・玄米
・スープ
・豆乳リゾット
・パスタ
■マカ
基本は「混ぜる。」
・スムージー
・団子
・焼き菓子
・シチュー
■ブロッコリースプラウト
基本は「トッピングする。」
・サラダ
・味噌汁
・スープ
・そば
・丼
スーパーフードには、日本古来の食材もあるんです!

スーパーフードは“最近日本に入ってきた物”というイメージがある人も多いかと思います。
しかし、日本人が昔から食べてきた物の中にも、スーパーフードと呼ばれるものはあります。
・味噌
・玄米
・梅干し
・納豆
・緑茶
・ひじき
・自然薯
など、その他にも種類は豊富にあるので気になる方はぜひ調べてみてください。
これらは生活の一部として、普段の食卓に並ぶものばかりはないでしょうか?
海外から輸入されるスーパーフードにも、その効果はおおいに期待できます。
しかし、私たち日本人には「日本の土地」で大切に育まれてきた「日本のスーパーフード」が健康には欠かせない存在。
市販で手に入るスーパーフードを活用するだけでなく、ベースにはマクロビオティックに代表される日本古来の食材を使うことが、私たちにとってベストではないかと思います。もちろん、農薬、添加物などの食汚染されていないものを選ぶのは必須ですね。
スーパーフードを上手く活用して、より自分らしい生活を
一番大事なのは日ごろあなたがどんなものを手に取り、購入するか

現代は忙しい人が多いです。
“食材をゆっくり選ぶ時間”
“丁寧に料理をする時間”
“一口一口味わいながら食事をする時間”が取れない人が多いのが実際のところほとんどなのではないでしょうか。
そういう時には、効率的にエネルギーを補えるスーパーフードをぜひ活用してみるといいと思います。
これから暑い季節になっていきます。
海外×日本のスーパーフードを組み合わせて、バランスのとれたスムージーなどを楽しむのもいいですね。
スーパーフードという流行りに踊らされることなく、マクロビオティックでも重要な自分の陰陽体質や体調と相談しながらしっかりとした知識を得たうえで、自分自身に必要なものを厳選して取り入れる。
そんな主体性のある使い方をすることが大事。
健康的に美しく、エネルギーに溢れた状態で自分らしい毎日を送る。
そのツールとしてスーパーフードを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
一番大事なことはあなたが手に取るもの、選ぶものを何にするかということです。
いくら高価なスーパーフードを買っても、野菜がオーガニックではない不安なものだったり、調味料が低品質なものだったら本末転倒。
スーパーフードは毎日の食事を安易に考えるためのファストフードのような便利なものではなく、あくまで日常の基本の食事にプラスαして健康維持するためのものだということを忘れずに。
<今回ご紹介したスーパーフードを見てみよう>
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